カンファレンス

テーマ
IoT/M2Mをキーワードにした新規事業企画を
検討する際に知っておきたい幾つかの事
カンファレンス
プロローグ
世の中
セリフ
ネット
“IOTによるビジネスモデルの変化”
“IOTが創出する付加価値”
“協創社会へのIOT”
雑誌
ジャーナリスト
官
教授
こんなに便利な社会になる!
ビックなビジネスチャンス!
現実
“IOTって何?”
“それ儲かるの?”
“幾らで売れるの?”
“うちには関係ない”
何とかしないと、やばいかも。。。
何か面白そう
以下
こんな風に ストーリーと事例を交えて資料を作成すれば
きっと、いい感じに説得できるのでは?
INDEX
1:IOTとは?
2:事例
3:サービスモデルとビジネスモデル
モデリングと事例
4:経済規模
5:マーケティング情報利用事例 と 個人情報の価値
6:IOTプラットフォームサービス 各社動向
7:これからキーになるデータキュレーション(データ解析)動向
8:取り巻く法整備の状況
余談
MVNOについて
M2MとIOT
人と人の繋がり
機械と機械の繋がり
その両方の性質を併せ持つもの
個人
SNS
M2M
IoT
機器
センサー 気温
エネルギー
性別 年齢
仕事
趣味趣向
車の運転
どこいった?
どんな気候状況でどんな世代に
どんな物が売れた?
一般的な事例
IOTとは、
そこから創出されるデータにより、業務効率化や付加価値を創造し社会に還元する事
業務効率
マーケッティング
/販促
医療サポート
IoTで可能になるサービスとは?
単体サービスとの違い
→ データを蓄積出来る事
→ 複数のデバイス(センサー)からの情報収集出来る事
→ 他の情報との融合による新しい価値
小売り
POSレジ(購買履歴)
+ 顧客導線
+自動顧客層認識+購買履歴+気候情報など
画像センサー
顧客導線/スタッフ導線
POSレジ+顔認識センサー
購買情報+顧客属性
(世代、性別)
店舗
業務効率化
販売促進
気候センサー
(気温、湿度、雨量など)
食品メーカー
マーケティング情報
交通
(V2V)
交通渋滞緩和、道路状況把握
→ ネットワーク化されることによる自動運転
道路状況情報の活用
観光地、ショッピング、メンテナンスサポート
観光地/店舗情報
GPS
車両情報
道路状況情報
メーカー
IOT周辺の潜在経済規模はどのくらい?
霞が関などの情報から
IoT業界の成長性
世界/日本の経済規模と成長性
18兆円
$3 trillion
(360兆円)
3.50
3.00
8兆円
Trillion $
2.50
2.00
$1.3 trillion
(156兆円)
1.50
1.00
0.50
0.00
■世界のIoT市場規模
出展:IDC Japan
http://www.businesswire.com/news/home/20141107005028/en/FindingSuccess-IoT-Ecosystem-Market-Reach-3.04#.VbmlIziKDX4
■国内のIoT市場規模
出展:IDC Japan
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20150205Apr.html
IOTプラットフォームによるビジネス規模
ビックデータ利用
による効果試算
プラットフォーム利用資産規模
データ収集機能(PF利用)
2020年 9000億
データ解析機能(PF利用)
2020年 1940億
医療
3.1兆~4.6兆
行政
1,2兆~3.3兆
小売り
0.95兆
製造
5.7兆
位置情報
2.4兆
交通
2.09兆
12
ビックデータ(IOTにより創出される)による経済規模
ビックデータによる発現効果
①データ利用による業務効率化と付加価値創造
②パーソナル情報の市場創出
➂ビックデータ活用に伴う新たなIOT技術、ソリューション創出
①(総務省 2012)
1)ヘルスケア分野での医療最適化
2)行政分野での業務効率化(社会保障、税など)
3)小売り分野での利益増加
4)製造分野での開発費削減
5)交通分野(渋滞緩和など)
10兆
②(日本情報処理学会 2011)
特に金融と小売りに
1)金融分野での信用リスクのヘッジ分析、金融商品の匿名化トレーディング情報活用
2)小売り分野での効率的な販売促進の為の顧客行動パターン購買分析や
リアル店舗のPOS情報の仮想店舗への販売
➂(総務省 2012) (ハードウエアなども含む)
1)データ収集関連
2)情報管理関連
3)データ分析関連(ビジネスインテリジェンス)
5.4兆
1.2兆
プラットフォーム
構成する要素
各業界のIOTプラットフォームへのアプローチ
プラットフォームを構成する要素
センサー+通信+プラットフォーム(データ収集解析)という要素で構成される
セ
キ
ュ
リ
テ
イ
通信
データローガー
回線管理(制御)
Datacuration
(解析/加工)
顧客管理(ユーザー,DEVICE)
Webサービス
アフターサービス
(システム運用保守)
課金/請求/入金管理
配信サービス
DC/クラウド(IaaS,PaaS,SaaS)
機能要素
説明
1
通信
データを収集する為の通信(インターネット回線、Wifi、3G回線など)
2
データローガー
データを集めるアプリケーション/プロダクト
3
データキュレーション
データをマーケティング情報などに加工するアプリケーション/プロダクト
4
Webサービス
システムの状況管理やユーザー向けの画面など
5
配信サービス
ユーザー向けの情報配信(サービスやセンサーへのアップデート機能など)
6
回線制御
通信機能を制御(回線の動作状況など)を管理
7
顧客管理
CRM。ユーザーの顧客属性やサービスに利用される機器(device)などを管理
8
課金/請求/入金
継続ビジネスなどで顧客への請求/入金管理
9
アフターサービス
システムの保守/運用
10
DC/クラウド
プラットフォームの設置場所(自社DCor各種クラウドサービス利用)
グローバル視点でのIOT周辺への各企業マップ
Cloud Services IoT Platforms
Big data mining
Sensor fusion
IoT Platform
NW
Internet connectivity
Devices
Perceptive sensors
Data privacy/
security
グローバル視点でのビックデータへの各企業マップ
(出典:FirstMark、http://www.slideshare.net/mjft01/big-data-landscape-matt-turck-may-2014)
アプローチする各社動向(日本で馴染み深い企業)
サービス
通信
データ収集
データ解析
Web
配信
センサー
クラウド/DC
各社
自社の強みを活かしてIOTにアプローチ。
運用保守
バックオフィス
IOT/M2Mプラットフォームでの各社サービス領域の現状
サービス
データ収集
センサー
コネ
クト
通信
メーター
GPS
データ解析
配信
購買履歴
SNSログ
サービス
センサー
IIJ
ドコモ
TOAMI
NTTPCコミュニケーションズ
CORE
日立ハイテクノノジー
KDDI
サン電子
NTTデータ
大日本印刷
ソフトバンク
日立製作所
ゼネテック
オラクル
シナノ電子技研
NEC
富士通
NTTコム
安川情報システムズ
丸紅無線通信
IBM
CISCO
MICROSOFT
INTEL
amazon
東芝
△(スマホ)
通信
コネクト
〇
〇
〇
データ収集 データ解析 配信
クラウド
開発サポート メモ
?
〇
?
△
〇
?
〇
?
〇
〇
〇
〇
〇
?
△
△
?
〇
△
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
△
〇
〇
〇
〇
〇
開発環境のみ
〇
〇
△
〇
〇
協業でヘルスケア、スマホ経由
ログ解析
?
△
〇
〇
通信管理/制御周りのみ
見える化
基本はソリューション(コンサル+開発)
コネクシオ(通信機器)アットマークテクノ(データ収集)と競合
〇
〇
主に交通、エネルギー、物流
開発サポート
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
つ
各種サービスは今後
データ解析は子会社
通信周辺が主体
主に機器の提供
〇
〇
〇
〇
〇
〇
〇
?
△
〇
△
〇
〇
〇
〇
△
?
△
?
〇
△
〇 HPに明示
△ ありそう
? それっぽく書いてるけど不明
スペース なし
〇
Azure
AWS
〇
主に開発
主に通信コネクト
分析はマシンラーニングツールベースの開発
セキュリテイメイン
ビジュアル分析内容不明
特許庁資料より見たデータキュレーション(データ解析技術,スキル)について
対象データ(入力)
適用領域
国別特許数
主に、SNSのログ分析、小売などの履歴分析などをマーケッティングに展開
国別では 日本は 2.8%
ビックデータ周辺の特許は
「大量データ処理」 「暗号化」
「ログ解析」
IOTビジネスを行う上で知っておくべき法整備の状況
日本の状況
サイバーセキュリテイ法案
個人情報改正
海外の状況
PEST分析
IoT周辺をPEST分析すると以下になるが
Society
• インターネット、SNSユーザの拡大
• オープンイノベーション
• 消費者ニーズの多様化
• 安全・品質への高い関心
Technology
• MEMS、センサーフュージョン
• MVNO, クラウド
• ビッグデータ解析
• 3Dプリンティング
Economy
• データドリブンイノベーション(経産省)
• フリーミアム、マネーフローの変化
Politics
• Cyber Security 法案の成立 (日本)
• 個人情報関連法規が国内外で整備
‐ 個人情報保護法(日本)
‐ 消費者プライバシー権利章典(US)
‐ データ保護指令(EU)
(指定国以外への個人情報移転制限)
関連
法整備の状況
1:ビックデータと個人情報保護
欧州 :2015年5月に法案成立予定であったが 2017年にずれ込む予定
日本 :2015年の通常国会に大綱提出予定
2:個人情報保護法改正
“匿名”加工で 売買自由に
欧州と足並みを揃えるため、各論レベルは2017年頃?
3:サイバーセキュリテイ法案
IoTのシステムは、ガイドラインに
従ったセキュリテイを有する事
社会インフラ、金融、交通、エネルギー、
通信など
サイバーセキュリテイ法案
サイバーセキュリティ戦略は9月4日に閣議決定
サイバーセキュリティ基本法は1月9日に全面施行
法案の中でIOTに対するセキュリテイに関するもの
成長戦略の重要なKEYとしてIoT
(内閣サイバーセキュリテイセンター)
重要インフラにはガイドライン
(サイバーセキュリテイ戦略)
クレジット 経産省
金融 金融庁
*車も近いうち???
IoTシステムでの検討
(内閣サイバーセキュリテイセンター)
ナレッジ
データ
PF
セキュリテイや標準化
→ 国際的連携
NW
DEVICE
総論
プラットフォーム
サービス
通信
コ
ネ
ク
ト
認証
データ収集
データ解析
Web
配信
運用保守
バックオフィス
クラウド/DC
*各社 自社の既存のサービスを武器にIOTにアプローチ
*IOTのキーとなるデータ解析については、ログ解析以外はまだまだ未開
ターゲット
〇SNS ログ
〇ネットコンテンツ アクセスログ
〇EC 履歴情報
〇エネルギー センサー
〇金融 履歴
〇気候 センサー
〇交通 位置情報
〇工場
センサー
〇複合型
(感情などの行動特性+
マーケッティング)など
〇医療 センサー
〇小売り(実店舗) 履歴情報
*IoT=SNSなどの行動特性+M2MでのマシンNW化によるサービス
それぞれが市場開拓中
融合
自社単独
新価値
効率化/サービス向上
マーケティング情報
単独でのサービス向上/効率化を目的としたサービス
加工/編集された情報のマーケッティング展開
融合された情報を新しいサービス/ビジネス展開へ
ビジネスモデルの形成、法整備の状況などをみるに
2017年頃にモデルが成熟するのでは?
そこまでに準備を
(時間があれば)
MVNOは今後どこに向かうべきなのか?
〇業界を取り巻く状況
〇コンシューマー向け
〇IOT/M2M向け
MVNOの行く先
〇コンシューマー戦略
〇IOT/M2M戦略
差別化
低料金化で競争
端末との組み合わせ
コンテンツ
囲い込み
(アフターサービス)
総務省の
思惑
国内コンシューマの10%(海外のMVNO利用の平均)
MNOはグループのMVNOだけ優遇
はダメ。調査機関作りますよ
海外観光客(オリンピックを見据えて)の持込端末
技適の問題 →検討中
〇HLR(HSS)
→ MVNO事業者のSIM発行
事業間の問題 その後に調整?
その他
〇APN(デザリング)の問題
〇緊急速報の問題
携帯料金に対する動向
携帯電話料金軽減
昨年の利用料金は、1世帯あたり(単身も含む)月額平
均で約7200円となり、2002年の1・7倍に増えた
(スマホ 平均6342円 ガラケー 2739円
MVNO 3379円 データのみ1199円)
(ARPUは8年で35%減)
政府の“携帯電話料金
高い”発言
→
何かしらの方針(年内)
現在 約170社あるMVNO事業者 が 今後 勝ち残るには?
L2(帯域接続)事業者が約10社 それ以外はL3(卸)
(L2は 自由な料金設定ができる L3はできない)
その状況でどうする?
MVNOとしてのアプローチ
ターゲット
武器
人向け
料金プラン
端末
コンテンツ
一般
(囲い込み)
業務用端末
海外渡航者向け
IOT/M2M向け
低価格路線(格安SIM)でのコンシューマー向けのMVNO
端末セットでの販売
既にある程度の会員を持っている企業の囲い込み
法人向け業務用販売
☆より過激な料金プラン戦争
☆インバウンド向け(オリンピック)
☆IOT/M2M向けサービス
*技適の問題
料金プランについて
NTT接続料
L3:2007年 1500万→ 2014年 100万 1/15
L2:2008年 1267万→ 2014年 94万
1/15
月間平均通信量は3.53GB
約61%のユーザーが3GB以下
キャリアから借りる容量を増やさずに、ユーザ使用量を抑えるには?
例えば
広告ブロックアプリを
プリセット/込で販売
効果
速度 73%アップ 容量53%削減
ついでにバッテリー23%長持ち
→ データ通信料金も半額以下に
IOT/M2M向け料金プランについて
大手12事業者中 M2Mプラン提供事業者
12社中 3社
25%
(170社
8社(L2事業者)
5%?)
プラン(約120)中のM2Mプラン
120プラン 6プラン
5%
これから期待されるIOT/M2M向け料金プランはまだまだ少ない
(あるのは低速、夜間バッチ)
サービスリリース後 容量が想定より少ない
→SIMのみ追加したい
サービスの変化1つの機器からの容量が変化
→容量のみ追加したい
SIM
例えば
SIM と 容量が
別課金されるプラン
(個別に追加)
SIMのみ
3枚
5枚追加
非同期
容量
3G
容量のみ 2G追加
IoTというキーワードで何かしたいとお考えの方
社内単発のセミナーなどお考えの方
とりあえず、外の刺激の欲しい方
連絡先
FFD
代表 児玉
hiroshi.kodama@ffd.jpn.com
洋
Face
to Face
with
Drink
付録
各種IOT事例