日本アマチュア無線連盟 JARL関東地方本部 東京都港区麻布台1-1-3-202 Fax:03-6277-6541 平成27年度第2回関東地方本部会議 議事録 開催日:平成27年10月3日(土曜)10:00~12:30 場 所:JARL会議室 参加者:本部長 前田吉実 監査長 長江和夫 会計幹事 田辺 会計監査 植田邦彦 東京都支部長 島田守康 神奈川県支部長 森野富士彦 千葉県支部長 菊池 埼玉県支部長 木村輝美 茨城県支部長 深瀬義徳 群馬県支部長 山田克美 山梨県支部長 藤森千冬 豊 宏 (栃木県支部長は地元イベントのため欠席) オブザーバー 非常通信担当幹事 伊藤眞義 ARDF担当幹事 清水 10:00分 茂 本部長が開催を宣言し始まる。 ① 9月19日行なわれた関東地方本部主催非常通信訓練について担当の 伊藤幹事から報告があった。(詳細は添付書類にて) 意見1:7Mhzでのスタート時の混乱について、次回は7050の 非常通信周波数を使わず、別の周波数で行なう 意見2:頭に「クンレン」と入れるかどうかが徹底されていなかったので 今後この件検討して知らせたい。 意見3:全体の時間割について押していたため、周波数がかぶる場面があ った。改善したい。 意見4:山梨県支部の担当者は、わざわざ富士山まで出かけて、D-Star を 運用した。D-Star の山掛けについては更に検討が必要。妨害の問 題も指摘された。 意見5:JA1RLにDVの機材の配備が必要との意見もあり、検討課題 とした。またJA1RLの設備(アンテナを含め)も再考の必要 があるとの意見も出て、特にアンテナが回らないなど問題が浮き 彫りになったのでこれらを、事務局を入れて協議することになっ た。 意見6:JA1RL側のオペレータについて、本部関係者の事前準備不足 により、スムースな通信が出来なかった面もあった。今後の反省 点としたい。 * 以上のような意見を取りまとめて、来年度以降各支部で主催する防 災訓練、非常通信訓練にJA1RLが参加できるよう、本部として 努力していく事を申し合わせた。 ② ARDFリージョンⅢ競技会が9月6日~12日まで群馬県伊香保温泉周 辺で開催されました。この件について担当の清水幹事から報告があった。 (1)ボランティアスタッフ40名以上が手弁当で5日から現地で準備に 当たっていただいた。 (2)後援には群馬TVが追加で付いてくれた。 (3)山之内会長、JARD有坂会長が1週間滞在していただいた。 (4)競技は全て順調だったが8日にW-15部門で迷子が発生。17時頃 発見保護され事なきを得たが、翌日からゼッケンにホテルの電話番号 を記入するようにした。 (5)参加人数は111名 JARL、JARDから協賛金を頂いた。 (6)2016年は世界大会がブルガリアで開催、2017年のリージョン Ⅲ大会は韓国で開催が決まった。 以上、オブザーバーからの説明、質疑を終了5分休憩に入る。 11:05本部長から再開の宣言 6 ③ 24回理事会報告がなされた。 (ア) 理事会第1号議題⇒IARUにコソボ共和国アマチュア無線連盟が加 盟を申請したので賛否をとった所全員賛成でJARLとして賛成票を 投ずることになった。 (イ) 理事会第2号議案⇒個人の賛助会員募集について審議した。 現在法人の賛助会員制度があって16社160口(160万円)が加入 している。個人でも今まで寄付したいとの申し出があったので、今回か ら個人賛助会員制度を設けることになった。 (1)対象は会員、非会員、免許の有無にかかわらず入会可能 (2)入会は1口(1万円)以上 (3)特典として会員局名録無料配布、ハムフェアーへの無料 招待がある。 (4)賛助会員は名簿、JARLニュース等に金額順に記載す る。 (5)申し込み受付は次回JARL WEBとJARLニュー スで発表(会員課が担当) (ウ) 理事会第3号議案⇒第16回IARU 第3地域総会へ役員派遣につ いて審議した。時期は平成27年10月12日~16日 ネシアのバリ 派遣者は団長」玉眞専務理事 ん 派遣費用総額およそ75万円。審議の結果全員賛成で決 以上3名 団員 場所はインド 米村さん 出田さ 定した。 ④協議事項について説明があった 協議事項1:JAMSAT と日本大学の共同開発中の小型衛星「NEXUS」に ついて *144MHz アップリンク 430MHz ダウンリンクとする中継器に ついての免許がJARLにしか下りないため、JARLで開設申請を して欲しいとの要請があった。審議の結果受けることとした。打ち上 げ時期は未定、衛星の寿命はおよそ6ヶ月との事。 協議事項2:会員減少について 6 山之内会長から年齢別会員数のグラフに基づき、このままだと 15年~20年先にはJARLに大きな転機が来る。それを黙っ て見過ごせないのでなんとかしたい。理事の協力を御願いする。 との提議があった。 * この問題は何年も前から分かっていることで今に始まったことでは ない。 * この問題を解決するために「会員増強組織強化委員会」をつくった がその成果が出ていないのはどうしてか? * まず会員数が減少する理由を明らかにして対策を練る必要がある * その他審議したが決め手がないまま各本部が誠意努力するとのこと で終了した。 ++このような報告後支部長からは++ (1)会費振込みの手数料はJARLが負担したらどうか? (2)JARDの講習会での合格点が低いが(平均70点前後)、教材を事 前に渡して予習してくる方法を検討すべきだ (3)オリエンテーションに参加するのはJARDでの講習を受けた人の 10%程度である。これを改善する方法を考えるべきだ。 (4)JARLを啓蒙するDVD(10分程度)が必用 (5)登録クラブと社団局の位置づけを明確にし、会費を払うクラブ組織 を全て登録クラブとしたら良いのではないか? (6)今後スプリアス測定が必要な場合、JARL会員は無料で行なうよ うにしたらどうか? このような意見が出たので、本部長はこれをまとめた上で理事会で協議事項と することになった。 協議事項3:D-Star をJARLコンテストに導入することについて 審議の結果、次回からまず6m&Downコンテストに導入す る事とした。(シンプレックスのみ) 6 協議事項4:ガイダンス局の機材について (1)各エリアで保有しているガイダンス局の機材(FT736 FT897DM) について FT736 は平成6年製造のもので新スプリアス基準に合致し ないため、新しく購入の必要があるのではないか。加えて関東は違 法局が多く各県にガイダンス局を配備したい・・・との提案があっ た * 協議の結果、新スプリアス対応については予算面で厳しいので、監 督官庁と協議し、国の予算で出来ないか交渉することになった。参 考意見として、事務局長から新規に機材を増設する場合、技術認定 が必要となりこれに100万円からの経費が必要である。これも障 害の一つだ・・・との参考意見が出た。 (本部長調査によると10~ 20万円程度で出来るところがある事が判明している) 又現在本部によっては1台で十分と言うところがある事が判明した。 そこで余っている機材を関東へ廻してもらう事になり、順次その方 向になると思われます。(ロムの修正は必要です) (2)ガイダンス局のアナウンス内容について修整の意見が出た * 協議の結果どのように修整して欲しいかを、監査長、本部長に提案 して改善する事になった・ (3)JARL局名録がネットなどで販売されている事が判明した。これ は個人情報の観点から問題ではないか?との意見が出た。 * 協議の結果、販売を止める事は出来ない。又内容は各個人が自由に 内容を選別できるので個人情報の問題はない。との意見が大勢を占 め現状のままとする事になった。 (4)会員増強、の観点から「AR Queen コンテスト」開催の提案が なされた。 * 協議したが失敗した場合の問題、などリスクヘッジについて疑問点 が多く出されJARLとしての協力は見送る事になった。但しこの コンテストをJARLから切り離してやる事は問題ないとの結論が 出た。 (5)全国町村番号をJARLで認定することについて提案があった。 *協議の結果混乱を招くとのコンテスト委員会、アワード委員会の意見を 参考に、JARLとして現行通りJCC,JCG番号のみとした。 6 JARLから創立90周年記念祝会開催の結果報告があった (1)第一部参加者539名(招待の小学生87名 他招待者186名) 有料入場者251名 (2)第2部参加者452名 収支 収入180万円 支出440万円 JARLからの支出252万円とな った。 * 問題点としては第2部に同時通訳を入れなかったため海外からの招 待者が、不便を感じた。 * 8月21日(前日夜)ARISSを中心とした海外からの関係者7 0名ほどで前夜祭を行なったが、これについて理事には一切事前報 告がなく行なわれた。 (経費は全てJARLが持った)JAからも数 名のDX関係者が出席した。今後このようなこともなるべく理事者 MLで連絡するように申し入れた。 12:25分 本部長から閉会の宣言があり終了しました。 平成27年10月6日 文責 6 関東地方本部長 前田吉実
© Copyright 2024 ExpyDoc