日本プライマリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック議員総会 開 催 日 時 2015 年 6 月 14 日(日) 12:15~13:15 開 催 場 所 つくばサイエンス・インフォメーションセンター 3 階 大会議室 出 席 者 別紙 欠 席 者 別紙 議 長 石橋 幸滋 先生 書 記 アイ・エス・エス マ 平成 27 年度第 1 回議員総会 テ ー 内 1. 議事録 容 開会 西村ブロック支部長より、西村ブロック支部長が司会を、石橋幸滋先生が 仮議長を担当し、議事を進行することが説明された。 2. 支部長挨拶 西村ブロック支部長より開会の挨拶がなされた。関東甲信越ブロックの各支部間 の連絡調整をおこなうため、都県連絡委員会が発足したこと、関東甲信越ブロッ ク事務局運営を株式会社アイ・エス・エスに委託したこと、各ブロック間、若手 等の顔が見えるブロックにしていきたいとの抱負が話された。 3. 議長選出 古川善行先生、石橋幸滋先生が立候補し、多数決にて石橋幸滋先生が議長 に選出された。 4. 報告事項 ①都県連絡委員会設立 <資料1> 西村ブロック支部長より都県連絡委員会委員の名前が読み上げられた。 資料1: 都県連絡委員会メンバー(敬称略) 茨城県代表 今高 國夫 栃木県代表 矢吹 清人:副委員長 群馬県代表 高柳 亮:副委員長 埼玉県代表 中根 晴幸 千葉県代表 林 直樹 1 東京都代表 鈴木 央 神奈川県代表 松田 隆秀 新潟県代表 井口 清太郎 山梨県代表 古屋 聡 長野県代表 古川 善行 学会理事 石橋 幸滋(東京):委員長 学会理事 大橋 博樹(神奈川) 学会支部支援委員会 細田 稔(神奈川) 学会支部支援委員会 松村 真司(東京) 学会支部支援委員会 小玉 剛(東京) 事務局 遠井 敬大(神奈川) 監事 矢澤 一博(東京) 監事 今道 英秋(栃木) 支部長 西村 真紀(神奈川) ②平成 26 年度事業報告 ・地方会(神奈川) 報告者:松田 隆秀先生が欠席のため、西村先生より報告。 平成 26 年年 11 月 30 日、神奈川県総合医療会館において、第 3 回日本プライ マリ・ケア連合学会関東甲信越ブロック地方会が開催された。テーマは「みんな で近未来の地域医療を考える」であり、教育講演、ワークショップ、ハンズオン セミナー、シンポジウム、新しい試みとしてラウンドテーブル・ディスカッショ ンが実施された。当日は晴天にも恵まれ、医師、歯科医師、薬剤師が 303 名、 看護師、ソーシャルワーカーが 32 名、学生 10 名の合計 343 名が参加された。 ・ブロック直接補助活動 【第 8 回新潟プライマリ・ケア研究会】 報告者:井口 清太郎 先生 平成 26 年 8 月 17 日(日) 、新潟県医師会館にて第 8 回新潟プライマリ・ケア研 究会が開催された。会長は上村 紀彦 先生(医療法人社団 上村医院) 、49 名の医 療関係者が参加された。 【第 27 回いばらき医療福祉研究集会、第 8 回茨城歯科医療フォーラム】 報告者:今高 國夫 先生 平成 26 年 10 月 26 日(日) 、つくば国際大学で、第 27 回いばらき医療福祉研究 2 集会と第 8 回茨城歯科医療フォーラムが共同で開催された。テーマは、「みんな で考えようより良い最期の支え方~エンド オブ ライフ・ケアとは」。医療・保 健・福祉関係職の 441 名が参加され、多職種間での学びは有意義なものとなった。 実践的な研究発表が多いので、例年、 発表終了後に、初めて顔を合わせた方々 が疑問を解決しようと熱心に話し合う様子が見られた。学生の学外授業や診療所 スタッフの教育研修にも活用され好評であった。とりわけ研修会は定期的におこ なうべきと考える。予算は 10 万円であった。 【関東家庭医療ネットワーク】 報告者:遠井 敬大 先生 参加者は、関東にゆかりのある先生方を中心に、職種を問わず募集している。 「顔 のみえる関係を構築する」ことを目的に設立し、活動をおこなっている。 平成 26 年度は、4 月、8 月、12 月に独立行政法人 国立病院機構 東京医療セン ターにて勉強会を実施した。参加者は学生から 20 年以上の経験を有するベテラ ンの先生方まで幅広い。毎回、勉強会には 30~40 名程度が参加される。埼玉、 千葉、神奈川など関東近郊の他、三重、富山など遠方からも参加があった。 活動はボランティアを基礎とし、活動の資金はほぼ講師謝礼に使用している。 ③第 1 回関東甲信越ブロック支部功労賞 第 6 回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会総会において、老年病研究所附 属病院院長 高玉 真光 先生が第 1 回関東甲信越ブロック支部功労賞を受賞され たことが西村ブロック支部長より報告された。 関東甲信越プライマリ・ケア功労賞は、学術大会開催地である関東甲信越ブロッ ク在住者で、長年に渡リプライマリ・ケアに従事し、多大な功績をおさめた本会 会員を表彰するもの。本学会及び本学会関東甲信越ブロックの基本理念が、それ ぞれの地践での真撃なプライマリ・ケア活動にあることを広く知らしめることを 目的とする。関東甲信越ブロック支部が組織した選考委員会によって検討し、関 東甲信越ブロック支部長が決定する。 高玉先生は日本プライマリ・ケア学会の副会長、実地医家のための会副代表など も務められ、学会群馬県支部の創設から 80 歳を超えた現在に至るまで様々な学 習企画に精力的に関わられておられる。 ④平成 26 年度決算 平成 26 年度決算が西村ブロック支部長より報告された。また、決算書の仕様の 変更について、西村ブロック支部長より説明された。(26 年度からは、繰越金が 表中の最後に掲載される仕様に変更となった)。 3 監事 今道 英秋 先生より会計監査について報告された。6 月 5 日(金)に、監事 矢澤 一博 先生と学会本部にて証拠書類(通帳等)を確認し、適正に処理されて いることを確認した旨報告された。 5. 協議事項 ①規約改定 <資料2> 【議員総会の議長について】 支部長が議長を行うことは議事進行が滞る事態が生じる。したがって議員 総会で議長を選出することが望ましいと西村ブロック支部長より説明。多 数決により議案通りの改定が決定した。 【ブロック支部長の決め方について】 西村ブロック支部長から、ブロック支部長は、学会理事でありかつ、関東 甲信越ブロックの事情に精通した人がよいと考えられ、理事選挙で最多得 票の理事ではなく互選で選ぶことが望ましく、規約を改定すべきとの見解 が説明された。多数決によって、議案通り理事の互選とすることが決定さ れた。また、2016 年度第一回議員総会より運用することも承認された。 資料2:規約改定の件 ①議員総会の議長について 第 5 章 議員総会 (議長) 第 23 条 議員総会の議長は、支部長がこれにあたる。→ 議員総会の 議長は、議員総会で選出する。 ②ブロック支部長の決め方について 第 4 章 役員 (支部長の選任) 第 15 条 支部長は、構成地域内の日本プライマリ・ケア連合学会理事 のうち地域ブロック理事選挙で最多得票であった理事とする→ 支部長 は、構成地域内の日本プライマリ・ケア連合学会の理事の中から理事の互 選により選任する。ただし改定された規約は 2016 年度第一回議員総会開 催日より運用する。 ②都県連絡委員会細則 <資料3> 「若干名を追加することができる」の文言を残し、 「学会理事1名、学会支 部支援委員会 1 名」とすべきとの動議が議員より出され、採決をおこなっ 4 た結果、反対多数により、都県連絡委員会細則は当初の提案内容にて可決 された。 資料3:都県連絡委員会細則 規約第 27 条 本会の事業を推進するために必要のあるときは、委員会を 設置することができる。 にもとづき 2015 年 4 月都県連絡委員会を設置した。 規約第 27 条 2委員会の任務、構成及び運営に関し必要な事項は、別に 定める にもとづき、都県連絡委員会細則を定めることとする。 都県連絡委員会細則 (任務) 第1条 都県連絡委員会は都道府県支部活動の方針と運営についての意見 交換、関東甲信越ブロック支部活動の方針、予算、決算等への助言、およ び関東甲信越ブロック地方会のブロック支部としての支援、その他を任務 とする。 (構成) 第2条 都県連絡委員会委員は関東甲信越ブロック支部内の会員である必 要がある。委員は都県からの代表それぞれ一名、学会理事数名、学会支部 支援委員会数名、ブロック支部長、監事 2 名で構成される。関東甲信越ブ ロック支部長の推薦により若干名を追加することができる。 (任期) 第3条 都県連絡委員会の委員の任期は、日本プライマリ・ケア連合学会 の代議員・理事および監事の任期に準じる。 (委員長、副委員長) 第4条 都県連絡委員会に委員長1名、副委員長 2 名を置く。委員長と副 委員長は都県連絡委員会委員の互選で決定する。 ③地方会の補助金 西村ブロック支部長より地方会補助金の今後について説明がなされた。こ れまでは、50 万円の補助をおこなってきたが、今年度はプログラム作成発 送費をブロック支部で持ち、その予算額は 30 万円とする方向で考えてい る。 【採決】 地方会開催補助金の増額について採決をおこない、賛成多数により、今年 度は 30 万円の予算で増額することが決定された。 5 ④ブロック直接補助事業の採択 「第 28 回いばらき医療福祉研究集会」と「関東家庭医療ネットワーク」 の2つの組織から申請を受け付け、それぞれに 10 万円の補助を与える考 えであることが西村ブロック支部長より説明された。 【採決】 多数決により、上記 2 つの組織に 10 万円の補助を与えることが決定され た。 ⑤都県支部活動費の繰り越し 石橋先生より、何年連続で認められるかのルールづくりが必要であるとの 考えが示され、西村ブロック支部長より、都県支部は発足したばかりのと ころもあるため、繰越を認める方向で検討したいとの意見がなされた。 【採決】 活動費の繰り越しについて採決をおこない、賛成多数により議決され、昨 年度活動費の今年度への繰り越しが認められた。 ⑥27 年度予算案 関東甲信越地方会の補助額は次回総会で決めることとなり、予算案は賛成 多数で可決された。 ⑦28 年度地方会 【27 年度地方会について】 報告者:井口 清太郎 先生 平成 27 年 11 月 29 日(日)新潟医療人育成センターにて 28 年度地方会が 開催されることが報告された。会長は鈴木 榮一 先生(新潟大学歯学部総 合病院長) 。 【28 年度地方会について】 西村ブロック支部長より、28 年度地方会開催場所を群馬県でおこなっては どうかとの意見がなされた。高柳 亮 先生からは、都県委員の先生方から もご推奨いただいている、高玉先生と相談の上、来年秋に開催させていた だきたいと考えているとのお話がなされた。全員拍手で承認された。 ⑧その他 高玉先生より、第 1 回関東甲信越ブロック支部功労賞について「功労賞を 6 いただきありがとうございました。高柳先生という跡継ぎもできた。若い 先生と一緒に役に立つ地方会を開きたい」とのコメントをいただいた。 以上 7
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