セグメント別概要―電子材料・化成品事業

電子材料・化成品事業
業績:
(百万円)
売上高
外部顧客への売上高
セグメント間取引
2011.3
2012.3
2013.3
2014.3
2015.3
\225,060
\221,840
\181,226
\184,297
\189,276
207,109
215,376
175,538
179,446
184,767
7,951
6,464
5,688
4,851
4,509
セグメント利益
23,446
3,733
-1,921
-7,218
3,402
セグメント資産
185,208
169,701
167,485
157,913
151,978
11,492
10,946
9,018
9,985
8,154
減価償却費
-39
132
190
190
95
持分法適用会社への投資額
のれんの償却額
9,313
10,619
11,811
16,658
21,694
有形固定資産及び無形固定資産の増加額
4,277
4,427
4,019
2,638
1,676
会社名
(2015 年 3 月末時点)
所在地
事業分野
持株比率
1.
広島プラスチック㈱
日本
広島県
プラスチック成形品の製造・販売
100
2.
テイヨー㈱
日本
広島県
プラスチック押出品の製造・販売
100
3.
錦海化学㈱
日本
岡山県
臭素系難燃剤、ファインケミカル中間製品の
製造・販売
99
4
ウィンテックポリマー㈱
日本
東京都
PBT 樹脂、ガラス繊維強化 PET 樹脂の製造・販売
40
5.
Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd.
シンガポール シンガポール ポリカーボネート樹脂の製造
100
6.
Teijin Polycarbonate China Ltd.
中国
浙江省
ポリカーボネート樹脂の製造
100
7.
帝人化成複合塑料(上海)有限公司
中国
上海市
ポリカーボネート樹脂のコンパウンド品の製造
100
8.
Teijin Corporation (Thailand) Limited
タイ
バンコク
ポリカーボネート樹脂の販売
100
9.
Initz Co., Ltd.
韓国
ソンナム市
ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂の製
造・販売
※持ち株比率は、帝人㈱の直接所有及び間接所有を合計して表示している。
41
34
電子材料・
◆主要構成会社
化成品事業
電子材料・化成品事業-樹脂事業本部
電子材料・化成品事業-樹脂
◆年表
1959.10 ポリカーボネート樹脂「パンライト」商業生産技術確立
1960.11 帝人化成㈱松山工場にてポリカーボネート樹脂「パンライト」操業開始
1968. 7 ガラス繊維強化 PET 樹脂「FR-PET」を本格販売
1973. 9 PBT 樹脂を事業化
1973.10 複合樹脂「マルチロン」の製造開始
1976.10 ポリカーボネート樹脂シート「パンライトシート」の製造開始
1982.10 コンパクトディスク(CD)用「パンライト」光学グレードの販売開始
1993. 6 プラスチックステクニカルセンターを千葉市に開設
1997. 6 ポリカーボネート樹脂の製造販売会社 Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd. をシンガポールに設立
1999.10 Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd. にてポリカーボネート樹脂の生産開始(60,000トン/年)
2000.12 Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd. のポリカーボネート樹脂生産能力を増強(60,000トン/年→ 80,000トン/年)
2001. 1 ポリプラスチックス㈱との PBT 樹脂、
ガラス繊維強化 PET 樹脂「FR-PET」事業統合会社ウィンテックポリマー㈱営業開始
2001. 4 PET 樹脂、PEN 樹脂事業を帝人㈱から帝人化成㈱に譲渡
2001. 7 Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd. のポリカーボネート樹脂生産能力を増強(80,000トン/年→ 130,000トン/年)
2002. 7 帝人化成複合塑料(上海)有限公司設立
2002.12 Teijin Polycarbonate Singapore Pte Ltd. のポリカーボネート樹脂生産能力を増強
(130,000トン/年→ 180,000トン/年)
2003. 3 Teijin Polycarbonate China Ltd. を設立
2003. 8 帝人化成複合塑料(上海)有限公司のコンパウンド工場が操業開始
2003. 8 「メトン」事業を日本ゼオン㈱との合弁会社であるRIMTEC㈱に移管
2003.10 世界最大級の超大型射出プレス成形機(型締力:3,400 トン)をプラスチックステクニカルセンター(千葉)に導入
2004. 4 世界初の完全循環型リサイクルシステムである「ボトル to ボトル」による PET ボトル用樹脂の販売を開始
2004. 8 Teijin Polycarbonate Singapore Pte.Ltd. のポリカーボネート樹脂生産能力を増強(+20,000トン/年)
2005. 4 Teijin Polycarbonate China Ltd. のポリマー工場運転開始(50,000トン/年)
2005. 7 ポリカーボネートシート押出機増設
2005.10 帝人化成複合塑料
(上海)
有限公司のコンパウンド工場第 2 期増設工事が完了し商業運転開始
(総生産能力 43,000トン/年)
2006. 3 ポリカーボネートフィルム用「次世代精密光学フィルム押出設備」稼動開始
2006. 4 Teijin Kasei Malaysia Sdn. Bhd. 設立
2006. 6 Shenzhen Teijin Kasei Trading Co., Ltd. 設立
2006.10 世界最大級の超大型2色回転射出プレス成型機完成
2006.12 Teijin Polycarbonate China Ltd. のポリカーボネート樹脂生産能力を増強(50,000トン/年→ 100,000トン/年)
2007.11 帝人化成複合塗料
(上海)有限公司のポリカーボネート樹脂コンパウンド生産能力を増強
(43,000トン/年→ 63,000トン/年)
2008.10 透明導電性フィルムの生産能力を増強(120 万 m2/年超へ)
2008.12 Teijin Polycarbonate China Ltd.で能力増強工事を実施し、ポリカーボネート樹脂生産能力を増強(100,000トン/年→
130,000トン/年)
2009. 8 帝人化成複合塗料
(上海)
有限公司のポリカーボネート樹脂コンパウンド生産能力を増強
(63,000トン/年→102,000トン/年)
2010. 4 中国域内でのより効率的な運営を目的とした新部署「中国事業統括室」を設置
2011. 4 ボトル用 PET 樹脂事業を三井化学㈱との合弁会社である MCT ペットレジン㈱に移管
2011. 9 Teijin Polycarbonate China Ltd.で能力増強工事を実施し、ポリカーボネート樹脂生産能力を増強(130,000 トン/年→
150,000 トン/年)
2013. 4 帝人化成㈱を帝人㈱へ統合
2013. 9 PPS 樹脂事業における SK ケミカル社との合弁会社 Initz Co., Ltd を設立
2014. 3 Teijin Corporation (Thailand) Limited にてポリカーボネート樹脂の販売活動開始
◆生産拠点、生産能力
主要製品
PC樹脂
PC樹脂
(ポリカーボネート樹脂) パンライト®
マルチロン®
所在地
会社
形態
日本
愛媛県松山市 帝人
ポリマー
シンガポール ジュロン島
Teijin Polycarbonate Singapore ポリマー
中国
浙江省嘉興市 Teijin Polycarbonate China
ポリマー
日本
中国
PCフィルム
ピュアエース® 日本
エレクリア®
PCシート
パンライト®
日本
PEN 樹脂
テオネックス® 日本
(ポリエチレンナフタレート樹脂)
生産能力
(トン/年)
125,000
225,000
150,000
計
500,000
広島県三原市 帝人
上海市
帝人化成複合塑料(上海)
コンパウンド
コンパウンド
-
102,000
愛媛県松山市 帝人
広島県三原市 帝人
フィルム
加工
愛媛県松山市 帝人
シート
愛媛県松山市 帝人
ポリマー
42
-
120 万㎡ / 年超
16,100
-
電子材料・化成品事業-樹脂
◆研究開発拠点
会社
所在地
帝人
日本
愛媛県松山市
広島県三原市
千葉県千葉市
帝人化成複合塑料(上海)
中国
上海市
◆プロダクトライン・化学構造式
● PC 樹脂
【プロダクトライン】
塩素
一酸化炭素
反応
塩化カルボニル
精製・蒸留・
乾燥・押出
パンライト®
O C O
O
Teijin Polycarbonate Singapore
(ジュロン島/シンガポール)
C
CH3
n
Teijin Polycarbonate China
(嘉興市/中国)
◆素材の特性
PC樹脂:5大エンプラのなかで最も市場規模が大きく、透明性、耐衝撃性、寸法安定性、高強度の特性を有し、OA機器、自
動車部品等の大型製品にも採用されている。
PET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂):透明性、ガスバリア性、機械強度に優れ、ボトル用として広く採用されている。
PEN樹脂(ポリエチレンナフタレート樹脂)
:PET樹脂に比べ耐熱性、強度に優れ、食品用途、医療機器用途に使用されている。
PC 樹脂
衝撃特性
プラスチックの中で最高の強度を持つ(ガラスの 200 倍以上)
耐熱性
低温領域から高温領域(-100℃~ 129℃)まで、幅広い範囲で使用可能
透明性
優れた光学特性を持ち、ガラスのように透明
燃焼性
燃えにくい特性を持つ
寸法安定性
吸湿・温度・時間による寸法変化が少ない(クリープ特性に優れる)
電気的特性
広い温度範囲で優れた絶縁性を持つ
PET 樹脂
ガスバリア性
透明で衛生性にも優れる
PEN 樹脂
透明性
透明で紫外線遮断性能があり、内容物を保護する
耐熱性
熱変形温度が高く、耐熱性に優れる
ガス、水分透過
ガス・水分透過率が極めて低い
耐薬品性、耐加水分解性
有機溶媒や化学薬品に対して優れた耐性を持つ
フレーバーや汚れが吸着しにくい
43
電子材料・
帝人(松山/日本)
ビスフェノールA
CH3
化成品事業
【化学構造式】
ポリカーボネート
反応
電子材料・化成品事業-樹脂
◆主要素材の用途展開
用途
分野
光学用途
PC 樹脂
パンライト®
マルチロン®
一般産業用途
PC 樹脂シート
パンライト® シート
PC 位相差フィルム
ピュアエース®
用途例
光学レンズ
スマートフォンのカメラレンズ、車載カメラのレンズ、眼鏡レンズ等
その他
Blu-Ray ディスク、DVD等
電気・電子機器 LED ランプ、パソコン、AV 機器、デジタルカメラ等の外装材
OA 機器
各種 OA 機器の外装材・機構部品、プリンタ等の光学シャーシ
自動車
自動車・鉄道車両窓、ヘッドランプレンズ、ドアハンドル等の外装部材
その他
信号機レンズ、各種家電品外装材等
液晶部材
拡散板、前面板等
自動車
自動車用計器文字盤、建機ルーフ等
銘板
各種銘板
雑貨
自販機ダミー缶、ヘルメットシールド等
ディスプレイ
モバイル液晶ディスプレイ、車載液晶ディスプレイ、有機 EL ディスプ
レイ
光学
3D メガネ
PC、
PET 透明導電性フィルム
エレクリア®
タッチパネル用フィルム基板、ディスプレイ用フィルム基板
PEN 樹脂
テオネックス®
医療機器
消火器
給食用食器
化粧品容器
PET 樹脂
化粧品、食品用容器・シート材料
電子ペーパー部材
◆販売形態
(樹脂事業本部)
(顧客)
パンライト ®
PC樹脂
成形加工メーカー
コンパウンド
パンライト ® 、マルチロン ®
帝人(三原)
帝人化成
複合塑料(上海)
シート・フィルム
成形加工メーカー
パンライト ® シート、フィルム
帝人(松山)
透明導電性フィルム
後加工メーカー
エレクリア ®
電気・電子部品メーカー
自動車部品メーカー
PCシートメーカー
自動車部品メーカー
電気・電子部品メーカー
OA機器メーカー
その他一般産業部品メーカー
液晶部材メーカー
自動車部品メーカー
建材メーカー
雑貨メーカー
タッチパネルメーカー
帝人(三原)
車両部品メーカー
樹脂成形品
44
電子材料・化成品事業-フィルム
電子材料・化成品事業-フィルム事業本部
◆主要構成会社
会社名
(2015 年 3 月末時点)
所在地
事業分野
帝人デュポンフィルム㈱
日本
2.
P.T. Indonesia Teijin DuPont Films
インドネシア タンゲラン
3.
DuPont Teijin Films U.S. Limited
Partnership
米国
デラウェア州 ポリエステルフィルムの製造・加工・販売等
50
4.
DuPont Teijin Films U.K. Limited
イギリス
ダンフリーズ
ポリエステルフィルムの製造・販売等
50
5.
DuPont Teijin Films Luxembourg S.A. ルクセンブルグ
ルクセンブルグ
ポリエステルフィルムの製造・販売等
50
6.
DuPont Teijin Films China Ltd.
香港
ポリエステルフィルムの販売、中国合弁事業
の持株会社
49
中国
東京都
持株比率
1.
ポリエステルフィルムの製造・加工・販売等
60%
ポリエステルフィルムの製造・販売等
50
※持ち株比率は、帝人㈱の直接所有及び間接所有を合計して表示している。
帝人㈱、東レ㈱、英国ICI社のポリエステル繊維及びフィルム等、製造技術導入許可を取得
1968. 3
小西六写真工業㈱との合弁による帝人小西六フィルム㈱が、相模原工場にてPETフィルムの操業開始
1971. 8
岐阜工場(現帝人デュポンフィルム㈱岐阜事業所)開業、PET フィルム「テトロン」操業開始
1985. 8
宇都宮工場(現帝人デュポンフィルム㈱宇都宮事業所)開業、
「テトロン」フィルム操業開始
1990. 5
PEN フィルム「テオネックス」事業化
1990.11
高機能加工フィルム「ピューレックス」事業化
1991.10
米デュポン社とポリエステルフィルムの製造販売に関する合弁会社を欧州と米国に設立
1995. 3
帝人相模原フィルム㈱の工場を閉鎖
1996. 3 「テトロン」フィルムの製造販売会社 P.T. Indonesia Teijin Films(現 P.T. Indonesia Teijin DuPont Films)をインドネシアに設立
1996. 4 「テオネックス」フィルムが新写真システム(APS)に採用
2000. 1
デュポン社とのポリエステルフィルム事業統合による新合弁会社、世界 7 カ国で営業開始
2000. 8 「テオネックス」フィルムの生産能力を増強し、3,000 トン/年体制に
2003. 3 「フィルム to フィルム」リサイクルを目指した定期券の循環サイクルを確立
2003. 4
帝人デュポンフィルム㈱のフィルム研究所(神奈川県相模原市)の研究開発機能・施設を 岐阜事業所に移転
2004. 4
宇都宮事業所の生産設備を改造、
「テオネックス」フィルムの生産能力を増強
2004. 7
宇都宮事業所の新規コーティング加工フィルム加工設備が完成、商業運転を開始
2006. 9
帝人デュポンフィルム㈱が台湾販社台湾帝人杜邦薄膜股份有限公司(TDFJ Taiwan Limited)を設立、営業開始
2007. 1
岐阜事業所の透明厚物フィルム製造新設備が完成、商業運転を開始
2008. 4
中国・上海市に駐在員を配置
2008. 7
韓国・ソウル市に帝人デュポンフィルム㈱支店を開設
2009. 2
米国・オハイオ州のサークルビル工場閉鎖
2010. 1
中国・深圳市に駐在員を配置
2010. 4
宇都宮の製膜 1 ラインを PET・PEN 併産の厚物フィルム製膜設備に転換、増強
2011. 2
米国・サウスカロライナ州のフローレンス工場を完全閉鎖
2012. 7
韓国・ソウル市の支店を現地法人化(Teijin Dupont Films Korea Limited)し、営業開始
2012.10
帝人フィルム㈱を帝人㈱へ統合
2013.12
茨城事業所休止
45
電子材料・
1957. 1
化成品事業
◆年表
電子材料・化成品事業-フィルム
◆生産拠点、生産能力
主要製品
PET フィルム
PEN フィルム
会社
生産能力
(トン/年)
岐阜県安八郡
帝人デュポンフィルム
栃木県宇都宮市
60,000(*)
所在地
テトロン® フィルム
メリネックス® フィルム
マイラー™フィルム
テフレックス® フィルム
加工フィルム
ピューレックス® フィルム
サンドマットフィルム
低熱収縮フィルム
コーティッドフィルム
テオネックス® フィルム
日本
インドネシア タンゲラン
P.T. Indonesia Teijin DuPont Films
10,000
米国
DuPont Teijin Films U.S.
58,000
ホープウェル
ルクセンブルグ ルクセンブルグ
DuPont Teijin Films Luxembourg
英国
ダンフリーズ
DuPont Teijin Films U.K.
中国
広東省佛山市
浙江省寧波市
中国資本との合弁会社
60,000
総計
264,000
日本
栃木県宇都宮市 帝人デュポンフィルム
-
日本
岐阜県安八郡
フィルム加工
-
米国
リッチモンド
DuPont Teijin Films U.S.
-
日本
岐阜県安八郡
帝人デュポンフィルム
栃木県宇都宮市
* PET フィルムの生産能力 60,000 トン/年には、PEN4,000 トン/年を含む
◆研究開発拠点
会社
76,000
所在地
帝人デュポンフィルム
日本
岐阜県安八郡
DuPont Teijin Films U.S.
米国
ホープウェル
DuPont Teijin Films U.K.
英国
ウィルトン
46
(*)
電子材料・化成品事業-フィルム
◆プロダクトライン・化学構造式
● PET フィルム
エチレン
グリコール
【プロダクトライン】
パラキシレン
テレフタル酸
ジメチル
溶解
ポリエチレン
テレフタレート
重合
キャスティング
巻き取り
二軸延伸
スリット
PETフィルム
テレフタル酸
帝人デュポンフィルム(岐阜/日本)
帝人デュポンフィルム(宇都宮/日本)
DuPont Teijin Films U.K.
(ダンフリーズ/英国)
DuPont Teijin Films Luxembourg
(ルクセンブルグ/ルクセンブルグ)
【化学構造式】
中国資本との合弁 (佛山/中国)
中国資本との合弁 (寧波/中国)
●加工フィルム
PETフィルム
後加工
加工フィルム
フィルム加工(岐阜/日本)
帝人デュポンフィルム (宇都宮/日本)
DuPont Teijin Films U.S.
(リッチモンド/米国)
47
電子材料・
DuPont Teijin Films U.S. (ホープウェル/米国)
化成品事業
Indonesia Teijin DuPont Films
(タンゲラン/インドネシア)
電子材料・化成品事業-フィルム
● PEN フィルム
【プロダクトライン】
エチレン
グリコール
NDC *
重合
ポリエチレン
ナフタレート
二軸延伸
溶解
テオネックス®
(PEN)
フィルム
帝人デュポンフィルム(岐阜/日本)
帝人 (松山/日本)
帝人デュポンフィルム(宇都宮/日本)
【化学構造式】
*
2.6-ナフタレンジカルボン酸ジメチルエステル
【フィルムの製造工程】
PET フィルムはポリエチレンテレフタレート(PET)を、PEN フィルムはポリエチレンナフタレート(PEN)を、二軸延伸法で製
膜したプラスチックフィルムである。この二軸延伸、すなわち縦方向と横方向に均一に延伸、熱処理することが、分子を配向、
結晶化させ、特有のバランスの取れた機能を生じる。
チップ乾燥
溶 解
原料チップ受入
貯 蔵
キャスティング
縦延伸
横延伸
熱固定
巻 取
スリット
梱 包
出 荷
48
倉 庫
電子材料・化成品事業-フィルム
◆素材の特性
PET フィルム
機械的強度特性、寸法安定性、透明性、光学特性、耐熱性、耐薬品性等の特性に優れたコストパフォーマ
ンスのある基幹素材
PEN フィルム
高強度、耐熱性、耐加水分解性、寸法安定性、低オリゴマー等の特性を有しながら、同時に PET フィルム
の使い易さを兼ね備えたバランスの取れた高機能フィルム
◆主要素材の用途展開
● PET フィルム
用途
テトロン® フィルム
メリネックス® フィルム
マイラー™フィルム
テフレックス® フィルム
分野
工業用途 電気・電子
離型
用途例
ディスプレイ材料(液晶部材、プラズマディスプレイ、有機 EL 等)
フレキシブルプリント基板 <FPC>、プリント配線板用フィルム<DFR>、各
種電機絶縁材料、コンデンサ、メンブレンスイッチ、各種タッチパネル
各種コーティング基材
各種工程材料、粘着離型
内外装材、電気絶縁、カーエレクトロニクス関連、ガラス中間膜
印刷・画像
受像紙、印画紙、転写、サーマルリボン、各種印刷基材
農業・建材
農業ハウス、合板、ラミネート鋼鈑、壁紙
生活関連
金銀糸、ウィンドウフィルム、熱線反射フィルム、防爆フィルム
包装用途 食品包装
一般包装
飲料用・食品用フィルムラミネート缶、シュリンク包装、
レトルト・パウチ、環境対応型プラスチックトレイ用材料
日用品等の一般包装
●加工フィルム
特徴
用途例
離型フィルム
ピューレックス®
PETフィルムにシリコン
離型処理を施したフィルム
各種工程用離型フィルム(セラミックコンデンサ、
LCD 偏光板等)
半導体製造
医療用(経皮医療薬用)
、コスメティック用
特殊粘着
サンドマットフィルム
PETフィルムの片面又は両面にサンド ラベル、各種離型材
ブラスト加工したフィルム
極低熱収フィルム
PETフィルムの高温安定性を一段と フレキシブルプリント基板 <FPC>、RF-ID、IC カー
改良したタイプのフィルム
ド等、各種コーティング基材
● PEN フィルム
用途
テオネックス® フィルム
磁気用途
分野
磁気記録
工業用途 電気・電子
用途例
高密度データストレージ用テープ、デジタルビデオテープ <DVC>
電気絶縁、各種 FPC 関連、RF-ID
離型
各種離型材、各種工程材料、各種粘着材
自動車
電気絶縁、カーエレクトロニクス関連
◆販売形態
(フィルム事業本部)
フィルム原反
(顧客)
自社加工
加工業者
49
磁気メディアメーカー
電子部材メーカー
電機部材メーカー
自動車部品メーカー
製缶メーカー
印刷会社
包装材料メーカー
電子材料・
自動車
化成品事業
カード・ラベル 各種カード(IC カード、
ID カード、
IC タグ、
磁気カード等)
、
各種ラベル