平成27年度 第2回石岡市総合教育会議 議事録 1 開催日時 平成27年8月19日(水) 2 開催場所 八郷総合支所2階 205会議室 3 開会・閉会 午後2時30分開会・午後4時45分閉会 4 出 席 者 石岡市長 今泉 文彦 石岡市教育委員会 委員長 岡﨑 尚俊 委員長職務代理者 谷島 洋司 委 員 橘田 雅美 委 員 山口 美保子 教育長 5 午後2時30分 櫻井 信 出席した職員 石岡市教育委員会 教育部長 宮本 秀男 教育次長 横田 克明 学校教育担当参事 冨田 英次 教育総務課長 野口 健市 教育総務課指導室長 倉田 博文 生涯学習課長 遠藤 正志 文化振興課長 武石 中央公民館長 櫻井 浩司 スポーツ振興課長 鈴木 和彦 教育総務課補佐 誠 山田 幸枝 6 会議次第 1 開 会 2 市長あいさつ 3 議 題 4 その他 5 閉 会 (1)石岡市教育大綱(案)について 1 7議事録(議事の趣旨) 1 開会(教育部長) 2 あいさつ(今泉市長) 3 議題 (1)石岡市教育大綱(案)について (教育総務課長) [資料 石岡市教育大綱(案)の概要として,1から5まで説明] (教育部長) 概要として,1 番から5番まで説明をさせていただいた。2番の策定手続きの中で,この会議だけで 決定するのではなくて,庁議の中での全庁横断的な様々な部署の意見を反映させるということについて, 違和感があるか。 (谷島委員) 違和感はないと思う。例えば,石岡には,ニュースポーツというのがあって,「スポーツ吹き矢」と か「ハングライダー」など,扱われている部署が違うものもあるので,反ってこの大綱の中に入れて, 各部長で擦り合わせをしていただいたほうがよいと思う。 (教育部長) それでは,このような形で,進めるということでよろしいか。 また,この「教育大綱」については, 「振興計画」も併せ持つという意味合いから,6番以降につい て,取り組むべき施策として具体的なものの説明があるが,内容について,市の実施計画については, 毎年ローリングしながら見直しをしていくという形になっているので,この教育大綱についても,3番 の期間の中で,なお書きの部分で,その期間内であっても,必要が生じた場合においては,以下7つの 施策について,見直しを行うということで,記載をさせていただいた。これについてもよろしいか。 (橘田委員)(山口委員) (今泉市長) 了解 (教育長) 「基本目標」についてあるが, 「基本目標」が一番大事な言葉になると思うが,これで良いものなの かどうか,いろいろ出てきたものの中から,付け加えて考えたものだが,なかなか難しいものである。 2 (教育部長) いろいろな自治体のものを参考に並べてみて,擦り合わせたものであるが,石岡市として,これから こうしようと思うものを羅列したということで,教育長さんのご提案の部分が多かった。 (教育長) そのあと,考えてみたが,例えば「ふるさとに学び 夢にはばたく 輝くひとづくりのまち いしお か」というものもいかがかなと思う。 (谷島委員) 確かに,今のもののほうが,キャッチフレーズとしては,よいと思う。 内容は同じでも, 「石岡の教育」というよりも,やはり「石岡」として作るのであるから, 「○○のまち 石岡」のほうがよいのではないか。 私の意見を言わせていただくと, 「ふるさとに学び」というのは,我々のふるさとである「石岡」で, 様々な体験ができるわけで,自然豊かな土地であったり,歴史の遺跡がたくさんあったり,いろいろな 方がいて,そのような地域の人たちとのふれあい,そのような体験を通して,学習意欲とか自分の成長 に培っていくということになると思うので,特に,「ふるさとに学び」というのは,すばらしい言葉だ と思う。それで,自分の夢を持って,自分で決めていくのであるから,「夢にはばたく」となって,そ れで最後は,やはり生涯にわたって地域の教育力というか,生涯学習を充実させるためにも,一人ひと りの「人」につなげていくということであるので,あとは,この「基本目標」を,キャッチフレーズと して,わかりやすい言葉にしていただければ良いと思う。 (教育長) 「ふるさとに学び 夢にはばたく 輝くひとづくりのまち いしおか」 最初は,助詞の2つが並んで,最後に主語がきて, 「いしおか」という名詞。最後に, 「石岡市の教育」 ではなく, 「いしおか」がくるのであれば, 「輝くひとづくりのまち いしおか」というほうがよいので はないかと思ったので,ご提案をした。 (教育部長) 前回の教育委員会の中でも,谷島委員さんから,良い子を育てても,皆,石岡から外へ出て行ってし まうというお話があって,その辺りのことも含めると,いかがでしょうか。 (今泉市長) 今のほうが,躍動感があってよいと思う。ただ,フレーズを短くしたほうがよいので,最後の「いし おか」がなくてもよいのかなと思う。 (教育部長) 「ふるさとに学び 夢にはばたく 輝くひとづくりのまち」ということで,今,そのような意見が出 3 たが,説明の部分は, 「一人ひとりが輝く」の説明のままでよろしいか。 (教育長) 「生涯教育」 「生涯学習」ということではあると思うが。 (教育部長) 今,教育長から提案された「ふるさとに学び 夢にはばたく 輝くひとづくりのまち」ということ で, 「石岡の教育」を取り,最後の「ひとづくりのまち」の説明文は,少し考えさせていただくという ことで,庁議のには,1つに絞って提案させていただきたい。 (今泉市長) そのようにしたほうがよい。 そのほか,1箇所,わからないところがある。 「基本目標」1から5のうちの,3「協力による心の 通い合う家庭とまちづくりの推進」とあるが,「協力による」というのはどのような意味なのか。 (教育部長) 「石岡の教育」の大綱の部分を引用した。2ページの下段の「基本目標」の3番のところである。 (教育長) この部分は, 「石岡の教育」の引用ということで,新たに作ったものではない。 (教育部長) この部分については,以前市長と打ち合わせをした際に,既にあるものであっても,明らかにおかし いものについては,直したほうがよいということで,最初のリード文は,直させていただいたが,今ご 指摘いただいたところは,どのようにすればよいか。 (学校教育担当参事) これは,かなり前からのものなので,作った経緯等はわかりかねるが,この意味合いは,家庭教育の ことではないかと思う。 (教育長) 「協力による」は,取ってしまってよいと思う。 (岡﨑委員長) そうすると「まちづくり」が軽くなってしまうように感じるが。 (教育部長) 「協働の」と入れて, 「心の通い合う家庭と協働のまちづくりの推進」ではいかがか。 (今泉市長) それで,よいと思う。 4 (教育部長) そのほか,何かなければ,6番の具体的な施策・振興計画の部分に入っていきたいと思う。それぞれ の担当課長のから,基本目標の実現に向け,今後取り組むべき施策について,1項目ずつ説明をさせて いただく。 (指導室長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅰ「創意ある学校教育の推進」について説明] (教育部長) この施策に記載されているものとして,冒頭説明があったように,「いしおかふるさと再生プラン」 の4年間と時期を合わせているということで,今年度やっている事業だけではなく,今後3年間進めて いきたいというものの内容が加えられている。 ◎については,重点的に取り組む事業ということで,位置づけをさせていただいた。また,教育用語 で非常に難しい言葉があるので,※の番号がふってあるものについては,用語解説ということで,一番 うしろにつけたので,それも参考にしながら見ていただきたいと思う。 Ⅰの「創意ある学校教育の推進」ということで,かなり内容的に,石岡市としての特徴的なものを加 えたので,そんなにできるのかと言われるかもしれないが,そこまで組み入れて,載せさせていただい ている。ご意見をいただきたいと思う。 (谷島委員) 前回,私のほうから意見を言わせていただいた学校教育の部分を,大分網羅していただいている気が する。食育から,生産活動への理解,要するに地元産食材を使って,地域のものを理解して学んでいく 姿勢というものが,たくさん入っていて,大変すばらしいと思う。 また,以前の資料では,「学校図書館の司書」の部分が,図書館関係のほうに入っていたのが,こち らの学校教育のほうに入れていただいたということで,そのほうがよいと思う。現在,学校図書館司書 というのは,小中学校にいると思うが,これは,まだまだ足りないということなのか。 (教育総務課長) 学校図書館司書については,現在13名の方を雇用しており,1人の方が,月曜から金曜日まで,東 小のみになる。他の学校につきましては,12名の方が,2校を兼務しており,各学校,週に2日から 3日ということになっている。 (教育部長) 先般,市長のほうで,タウンミーティングがあり,学校図書館司書が,全校配置されていないという お話が出ていて,本を読みたいときに読むことができないという場面もあるということであったが,そ の辺はどうなのか。 5 (今泉市長) 予算も関係することなので,すぐに決められることではない。 (谷島委員) 図書館に行ったときに,司書がいるのといないのでは,子どもたちへの影響というのが,全然違うと 思う。司書がいる学校といない学校の差がなくなるよう,人件費をかけていただけるとありがたいと思 う。 (生涯学習課長) その部分に関して,この後,私の担当施策部分でもご説明させていただくが,結局,学校図書館司書 がいないということで,学校によっては,図書室が,週に2日か3日しか開かないという状況がある。 図書資料のデータベース化とコンピュータを導入することで,例えば,小学校でいえば高学年,また 中学校でいえば生徒若しくは図書委員が,機械を使うことで,常時,お昼休みとか放課後など,授業が ある日は,図書室を開けられるということも可能になってくると思う。図書室の司書については,図書 室に置く本の選定や購入をしていただくというような業務を進めていただくということで,図書室の開 放については,ある程度解決をしていけるのではないかと思う。 (橘田委員) 大体,よい内容となっていると思うが,1つだけ「相談支援ファイルの活用」ということであるが, 相談支援ファイルの作成自体については,具体的にはどのように作成していくのか。 (指導室長) 「相談支援ファイル」については,他市町村,それから他県,また文科省からの内容を参考として, 現在作成中である。それをどのように活用していくかということで課題である。 (橘田委員) 作成の仕方として,いかに多い情報量・多面的な情報になると思うが,それを一人一人作成して教育 するということ自体は,かなり難しいかなと思う。 (指導室長) 軸となるのは,学校になる。幼児から成人までということで活用していくが,学校の中で,個人のフ ァイルをその個人の児童生徒の支援をするためのファイルとして,使わせていただくものである。 (橘田委員) 具体的には,データのファイルなのか。 (指導室長) 1冊の冊子になる。いわゆる母子手帳のような形で,保護者がずっと保管するようなかたちになり, そこに書き加えていくということになる。 6 (教育部長) ほかに何かないようであれば,このような内容で,1項目目はよろしいか。 それでは,2項目目「学校施設の整備・充実」に移る。 (教育総務課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅱ「学校施設の整備・充実」について説明] (教育部長) 「学校施設の整備・充実」について説明があったが,現在,小中学校の統合を進めているが,当然学 校が統合したあとの跡地の活用,学校に行くまでの道路の整備,それから統合先ということで,3点セ ットで考えているが,それらをすべて網羅した内容となっているという気がする。何かご意見をいただ ければと思う。 (谷島委員) 2点ほどお聞きしたいが,1点目は, 「バリアフリー」について,バリアフリー・洋式トイレの整備 ということであるが,全校進めていただきたいところである。ただ「バリアフリー」となると,かなり お金がかかると思われる。エレベーターまで考えなくてはいけなくなると思うが,それをどこまで全校 やれるのかということが,非常に疑問である。 また,もう1点は, 「通学路交通安全プログラム」を「石岡市交通安全推進会議」というところで策 定しているということであるが,この「石岡市交通安全推進会議」というのは,どのようなメンバーで, どのような内容でやっているのか。 (教育総務課長) まず1点目の「バリアフリー」についてであるが,確かにすべて実施するとなると,かなりの多額の 費用がかかるということで,エレベーター等についても,大規模な施設の改修となると思う。 こちらに記載したのは,ある程度できるところからという対応にはなると思っているが,目標として は,挙げさせていただいているところである。 2点目の「石岡市交通安全推進会議」ということであるが,こちらは,市の教育委員会,道路関係, 生活環境課,その他に県の土木,国のほうの機関等,警察署,学校関係の代表の方,そのような関係機 関の方々で会議を開催して策定した「交通安全プログラム」に基づき,通学路の安全点検を実施して, 優先順位等を確認しながら,要望等をしていくという内容である。 (谷島委員) 「バリアフリー」については,徐々に拡充していくということで,重点的にどことどこの学校という のではなく,各学校で,少しずつ進めていくということと理解した。 また, 「交通安全プログラム」というのは,各関係機関が入って,かなり危険箇所から優先的に,重 7 点的に力を入れていくという内容のものということで,了解した。 (今泉市長) 2番の「児童・生徒の安全の確保」の説明文であるが,教育施設等の整備ということで,「耐震化」 が入っているが,1番と項目が重複していると思う。 (教育部長) それについては,庁議にかけるまでに,見直すということで,お願いしたい。 (教育部長) そのほか,何かなければ,Ⅲ「生涯学習の推進」についての説明に移る。 (生涯学習課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅲ「生涯学習の推進」について説明] (教育部長) 「生涯学習の推進」についての説明があった。4点目の図書館機能の充実ということで,文化の伝導 「知の拠点」となるような図書館を進めていきたいというようなことで,かなりいろいろなアイディア 出しが出ているように思う。 先程の学校図書館のデータベース化についても,同様かなと思っているが,ご意見をいただきたいと 思う。 (谷島委員) 八郷地区の公民館の運営であるが, 「効率化」というと,今は無駄で,どんどん縮小化するイメージ なので, 「効率化」でなくて,もっと役割を持って運営していくというような前向きな言葉があっても よいと思う。その他は,図書館とか,すばらしいアイディアで,わくわくするような内容になっている と思う。 (中央公民館長) 公民館については,石岡地区と八郷地区の公民館の運営方法がそれぞれあって,石岡地区は月曜日が 休館で,12 月 28 日から年始 1 月 4 日まで休館となっていて,常時開館されている。八郷地区に関して は,地区の区長はじめ,有識者の方が館長となって,公民館を運営しており,使用申請書を提出すれば 1 月 1 日でも,鍵を借りて開けて利用できるというような形で,運営方法が全く違う方法である。その 公民館の在り方自体の統一を図れればよいと思っているが,公民館自体が単独で,方法が違うものなの で, 「効率化」という言葉が適切でないということであると,どのような表現にするか難しいところで ある。 (教育部長) そのような点については,社会教育委員会というものがあって,議論をいただいて,今年度中にでき 8 れば意見書として提案をしていきたいということである。 (岡﨑委員長) この点については,いろいろと調査をしているというお話があったと思うが,具体的には,どのよう な調査をしているのか。 (中央公民館長) 石岡地区と八郷地区で,公民館の事業,例えば,八郷地区は七五三ということで,中央公民館に集ま って七五三を迎える児童を招待し,お祝いをするという行事があるが,石岡地区はない。それは,合併 する際の合併協議会から,統一をするという協議事項があったが,それが決まらなくて,先送りになっ ていて,いずれは統一しなければならない。それを,館長さんたちの意見を取り入れると,今までやっ ていた行事であるから,絶対やめたくない,自分たちの代でやめることはできないという意見もあると 思うので,そのような八郷と石岡のやっている事業や運営方法なども統一できればということで,今, 打ち合わせなどをやらせていただいている。 (岡﨑委員長) 例えば, 「敬老会」とかそのような具体的なもので話をするのならば,それぞれの公民館で地区ごと に任されている感じであろう。 (中央公民館長) 「敬老会」については,福祉部から各地区の公民館に委託してやっている事務が多いので, 「敬老会」 については,所管は福祉部ということになる。 (教育長) それならば, 「効率化」というよりも, 「公民館運営の改善」というのはどうか。 (谷島委員) 「充実」とか,どうしても「効率化」というと,どんどんやめていってしまう,縮小させようという 感じが単純に出てしまって, 「整備・充実」とか,何か良い言葉があるとよいのであるが。 (今泉市長) これは,石岡地区と八郷地区の2つの公民館の形態があって,合併協定書においては,「新市におい て調整する。 」ということになっていた。合併して 10 年経っているが,10 年間手を入れていない。今こ そ手を入れなくてはならない。合併協定書にある「新市において調整する。 」ということを,石岡地区・ 八郷地区長公民館において,統一化を図るということで,表現がちょっと難しいかもしれないが,文言 として入れなければならないと思う。 (今泉市長) 「石岡地区・八郷地区公民館運営の統一化」とか,言葉は,少し選んでいただきたいと思うが,既に 9 やっていなくてはならないことあるから,合併協定書もよく見て考えてほしい。 (教育部長) 「合併協定書」に見合った表現にしたいと思うが,言葉というのは,それぞれ見方が違うと思うので, 今,市長から話があった「石岡地区・八郷地区公民館の運営の統一化」という表現にすることでよいか。 (橘田委員) 石岡地区とか八郷地区とかという言葉を使う必要はあるか。 (生涯学習課長) 担当としては, 「地区公民館の運営の統一化」ということで,石岡・八郷という文言は,省かせてい ただきたいと思う。 (教育部長) それでは, 「地区公民館の運営の統一化」というような表現としたいと思う。 (教育長) 2番の「社会教育の拡充」の上から2番目のところで, 「まちづくり・・・発掘」とあるが,これは, 最終目的というのが, 「市民の学習ニーズの発掘」で,それがが,結論なのか。 (生涯学習課長) 考え方としては,市民の方が,このようなことについては,どこへ聞いたらよいのか,どこで教えて もらえるのかというような問い合わせを数多くいただいているので,そのようなものを「まちづくり出 前講座」で補って,そのあとに,自分で,何らかの地区の勉強会を立ち上げたり,若しくは公民館など で講座を開いてもらいたいというような,住民の方からのニーズで,こちら側がそのニーズを作り上げ て講座などを開くという形で,あくまで,まちづくりの出前講座については,きっかけづくりの一端と して,生涯学習課としては,捉えている。 (教育長) 私が捉えたのは, 「市民の学習ニーズに対応する,まちづくり出前講座の推進」,そのためにまちづく り出前講座を推進していくというような捉え方をしたが,その辺はどうなのか。推進によって,発掘し ていくというと,発掘だけになってしまうのかなと思う。 (教育部長) 今,お話があったように, 「市民の学習ニーズに対応する,まちづくり出前講座の推進」ということ で,意味合い的にも合致するということなので,そのように訂正させていただく。 (今泉市長) 1と2,あわせてだが, 「市民講師制度」これは,市民講師が「まちづくり出前講座」に出向いてい くということではないのか。 10 (生涯学習課長) 市民講師というのは,市民の方が,専門の技術とか知識を持った方に登録をいただいて,その要望に 応えた形でそれぞれ出ていただくというもので, 「まちづくり出前講座」というのは,市の所管課の職員 が,それぞれの要望に応えて,例えば町内会とか,諸々の団体などに出かけていくということで,別の 制度になる。 (今泉市長) 「市民講師制度の普及」ということだが,実際使われている状況というのはどのようになっているのか。 (生涯学習課長) 月に2~3件程度。年間では,20件~30件くらいの間である。 (今泉市長) それは,どのくらいの割合で増えているのか。 (生涯学習課長) ほぼ横ばいである。登録いただいている方も,ほぼ横ばいであるから,利用も横ばいという状況にな っている。 (今泉市長) 「まちづくり出前講座」については,どうか。 (生涯学習課長) これは,福祉所管を中心に,毎年増えている。 (今泉市長) その分野は,毎年幅が広がっているか。 (生涯学習課長) 介護の部分とか,高齢者サービス,ゴミの問題などを中心としたものが,多い。 (今泉市長) 上のタイトルが, 「市民の多様化するニーズに対応した市民主体の生涯学習を推進します。」となって いて,下が, 「多様化する学習ニーズへの対応」となっているが,今,同じフレーズになっているので, 変えたほうがよいと思う。 また, 「生涯学習の集い」と「家庭教育学級の開催」のことであるが,中央公民館で開催されるのが, 「生涯学習の集い」であるか。 (生涯学習課長) 「生涯学習の集い」は,講演会と,この家庭教育学級と,青少年の「オアシス運動」の成果の発表と 表彰を兼ねている。 11 (今泉市長) 「生涯学習の集い」と「家庭教育学級」は,一緒にやっているのか。 (生涯学習課長) 「家庭教育学級」は「家庭教育学級」 , 「オアシス運動」は「オアシス運動」で実施をしていて,それ に,生涯学習の講演会を組み合わせて, 「生涯学習の集い」を開催しているということでございます。 (今泉市長) ここが,2つに分かれているような気がする。 (生涯学習課長) 担当課としては,別々のものとして, 「家庭教育学級」の総括, 「オアシス運動」の総括・表彰,それ と, 「生涯学習の啓発の講演会」という組み合わせが「生涯学習の集い」というようにしているので, 社会教育と,生涯学習で分かれるのかと思い,そこを別々にさせていただいている。 (今泉市長) また,2番目の「社会教育の拡充」の中で,「世代間の交流機会の提供を図ります」というのが,ど の部分なのかなと思うのだが。 (生涯学習課長) まず, 「家庭教育学級」 ,3番目の「各種公民館講座」,それから,「成人式」を迎えるということで, 大人の社会へ足を踏み入れていくということで,石岡市の場合は,実行委員会方式なので,自らが成人 式に対して責任を持っていただくということもあるので,それを世代間ということで,入れている。 (今泉市長) 最後に,この「社会教育の拡充」ということで,その「拡充」というのはどこなのかなということが 疑問なのだが,多分,例年同じことをやっていて,同じ規模でやっている感じがする。 (生涯学習課長) 「家庭教育学級」に関しては,市内の公立の小中学校は全校やっていただいているが,幼稚園・保育 園に関しては,私立の幼稚園・保育園は,まだ参加をしていただいていないほうが多いぐらいなので, そのような幼稚園・保育園にも参加・実施をお願いしていきたいと考えており,公民館の講座について も,様々な要望というか,このような講座をやってほしいというようなものが挙がってきているので, 充実ということと,幅を広げていくという意味合いを含めさせていただいている。 また, 「まちづくりの出前講座」も若干ですけれども,右肩上がりになってきているので,ここにつ いても,行政が,もう少し広報・周知を図ることで,福祉とか環境に偏っているものを少し均していく という観点から,拡充という意味合いを出している。 12 (今泉市長) そうすると,そのことが読んでわかるような表現をするとよいのではないかと思う。実態を見ている と,例年同じようにやっている状況だと思う。 (教育部長) 今,市長から,質問・意見があったが, 「社会教育の拡充」についての下に列記されているものの表 現のしかたを変える,また,2番の「多様化する学習ニーズ」についての言葉を考えるということで, それについて見直しをしていただくということでよろしいか。 そのほか,何かなければ,次に移りたいと思う。Ⅳの「生涯スポーツの推進」に移る。 (スポーツ振興課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅳ「生涯スポーツの推進」についての説明] (教育部長) 「生涯スポーツの推進」の中では, 「スポーツ推進計画」の策定,国体への対応,運動施設の統合及び 有料化の検討ということで,大きな事業がたくさん組み込まれている。これについても,合併当初,見 直しをするということが,先送りになっているものも入っていると思うが,非常にボリュームのある内 容であると思う。 (橘田委員) 「石岡運動施設の統合及び有料化の検討」ということだが,有料化をすることが,目的の 1 つとして, 有料化をすることによって,その運動施設の充実を図りたいとか,そのような表現がないと,ただ一方 的な有料化ということでは,ちょっと問題があるのではないかと思う。 (スポーツ振興課長) 有料化するとなれば,当然,施設の整備も必要になってくると思います。ただ,その中で,八郷の運 動公園であるが,ウォーキングコースの整備というようなものも,ある程度同じような状況の中で,そ のほかの施設もすべて整備するとなると,かなり高額な使用料が発生してしまうので,それについては, 徐々に考えていきたいと思う。 (教育部長) 主要な考え方は,今,無料のところを有料化するにあたっては,施設を充実させたうえで,有料化に 進めていくという考え方なので,多分そのような意味合いを入れていきたいなと思うが,いかがか。 (橘田委員) 施設を充実させるために,有料化していきたい,統一化を図っていきたいということで,そのような 表現を入れていただければと思う。 13 (今泉市長) 「有料化」というのは,今まで,お金をもらっていなかったということか。 (教育部長) 課長が申し上げたとおり,石岡の運動公園はすべて有料化,八郷の運動公園はすべて無料化というこ とで,マイナスの効果と言いますか,変な現象が出ている。 (今泉市長) 私が言っているのは,条例上,料金を取っていないのかということです。位置づけていないのですか。 (スポーツ振興課長) 八郷の運動公園については,料金表はあるが,市内は無料となっている。 (今泉市長) 料金表はあるのであるから,運用上お金を取っていないだけではないか。もともと,料金をとる決ま りはあるが,運用上,市内の方のみ無料となっているだけである。 (教育部長) 要するに,その辺の公平性を担保するということなので,市長が言われた意味は,条例上の問題かも しれないが,石岡と八郷と同じ条件にしたいということである。 (今泉市長) 表現が「有料化」と言うと,そのようなとらえ方になってしまうので,それを公平性を担保する運営 をしていけばよいわけで,そのような表現をすればよいかなと思う。 (教育部長) 「有料化」の表現については,見直しをする。 (教育長) 先ほどの説明によると, 「スポーツの振興」のところに「各種スポーツ教室の開催」が入っていて, それを2番のところに持ってきたということであれば,1 行目のリード文「スポーツ教室を開催するな ど」というのは,外したほうがよいと思う。であれば,リード文が「各種スポーツ団体と連携し,スポ ーツ人口の底辺拡大を推進します。 」そして,具体的には,下の事業に担っていくということになる。 (教育部長) それでは,1 番目のリード文のところの「スポーツ教室を開催するなど」は,削除する。 (谷島委員) 私から,2つほどあるが,1つは,八郷運動公園である。これは,施設がかなり古いと思うが,総合 利活用検討の中で,リニューアルなり,そのようなことまでやっていくのかということである。 もう 1 つは, 「デモンストレーション競技の普及促進」ということで,ニュースポーツが入って,非 14 常にその地域性があり,石岡のスポーツ振興としては,非常にすばらしいことだと思うが,石岡には, 「恋瀬川サイクリングコース」があって,その「サイクリングコース」については,こちらに入ってい ないのかなと思うのだが。 (スポーツ振興課長) 1つ目については,谷島委員がおっしゃったとおり,総合利活用の中に含まれている。「老朽化」な どという文言も使えないので,あくまでも「再利用」「再活用」とかの形にして,その中でやっていこ うということで,この中で検討するという言葉を使わせていただいている。 それから,2番目の「サイクリングコース」の部分であるが,この部分について,今,石岡市の教育 長と,かすみがうら市の教育長で,前回お話ししたような協議会もあり,今後,県のほうで,既にかす みがうら市の計画もあるため,そのような部分については,改めて「サイクリングコース」というよう な形では載せてはいないが,様々なイベントなどが対応できれば,「サイクリング」は,年2回イベン トも実施しているので,その中に含まれていると考えている。 (今泉市長) 今の「サイクリングコース」だが,私は,市長公室のほうに,県の地域計画課と「日本一のサイクリ ングコース108キロ」というのがあるが,そこに組み入れてもらうように働きかけるように,と指示 を出している。 恋瀬川のサイクリングコースが入ると240キロぐらいになるが,そうすると,完全に日本一になる。 それが,霞ヶ浦,筑波山の大きな輪のサイクリングコースになって完成するとよいのかなと思っている のだが,それを, 「スポーツ環境の充実」のところに,なんとなく匂わせるような文を入れられればと 思う。 (教育部長) 先ほどのかすみがうら市との協議の中で,そのような話は,出なかったのか。 (スポーツ振興課長) 協議の中で,出ていた。以前何回か,サイクリングの件で,市長には市民の方から「提言」のかたちで 出していただいている。 また,市長公室で進めているということを含めて,こちらでもお願いしたいというお話はしており, , そのことについては,検討していこうということにはなっている。 (教育部長) 今,市長から話があったように, 「スポーツ環境の充実」の中で,非常に壮大な,すばらしいことだ と思うので, 「サイクリングコース」の県の地域計画の中の全体計画に組み入れられるような表現を, ここに入れてほしい。 15 また,先ほど谷島委員から話があった「八郷総合運動公園内プールの総合利活用」ということだが, 八郷の運動公園のプールが老朽化しているため,毎年,いろいろな修理・修繕というのが入って,その 半面,逆に学校プールをできるだけ無くして,一定の時期しか使えないということを含めて,それを活 用できないかという話が出ていた。その八郷運動公園を,もしリニューアル等できるのであれば,そう いうものにして,学校のプールをそこで使えるようにするとよいと思う。理想でいえば,石岡小学校の プールなどは,オープン化されていて,オールシーズン使えるので,それが一番望ましいけれども,な かなか八郷運動公園のプールを温水プールにするというのは難しい,かなりお金もかかるであろうから, そのような計画作りをしていかなければならないということで,スポーツ振興課のほうで,「総合利活 用の検討」と入れたのだと思う。市長には,予算の担保がないのにと,叱られてしまうかもしれないが, そのような意味合いが含まれている。 (谷島委員) 各小学校のプールとあわせた総合的な活用の仕方を検討するということで,了解した。 (教育部長) そのようなことを検討・計画しないといけないのではないかというお話である。 (今泉市長) 「生涯スポーツの推進」のリード文であるが,ちょっと文章がくどい感じがする。最後は,「活力あ る豊かなスポーツ環境を整えることを目指します」となっているが,スポーツ環境を整えることが目標 なのか。ちょっと違うのではないか。 (岡﨑委員長) 私も,同じことを考えていた。結局,豊かな生活をサポートするために,そのような環境を整えてあ げるということであろうから,これは目的ではなくて,手段ではないか。 実際にやっていることは,環境を整えるということかもしれないが,豊かな生活のために,生活を通 して,いろいろスポーツなどで,先ほど説明の中で,「体力的・技術的」にという言葉を入れたという 説明をしていたが,その時に,心身を鍛えて,生活を豊かにしていくというようなことで,最終の目標 は書かれるべきかと思った。 (今泉市長) 手段が目的になってしまっているから,最後は, 「スポーツ環境を整えて,活力ある豊かなスポーツ ライフを目指します」というようにすべきである。 (教育部長) 今指摘いただいたように,リード文を直してほしい。次に,Ⅴ「文化・芸術の推進」に移る。 16 (文化振興課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅴ「文化・芸術の推進」についての説明] (教育部長) 「文化・芸術の推進」についての説明があったが,前回の教育委員会の中でも,山口委員からお話が あった市民参加型の「市民ミュージカル」の実施による芸術活動や鑑賞のすそ野の拡大といったものも 組み込まれている状況である。 石岡市には,文化・芸術というものは,たくさんあると思うが,なかなか表に現れてこないという部 分が多いような気がするので,そのところを,表に出るような流れにできたら,理想型かなと思うので, このような書き方になっていると思う。 (橘田委員) 1 番の◎市民参加型イベントの開催による市民の芸術活動への参加機会の充実というところだが, それの具体的なものが,3番の最後の「市民参加型ミュージカル」ということになるのではないか。 参加機会の提供の中の内訳として,具現化されたものが,この市民参加型のミュージカルの実施という ことになるのではないかと思うのだが,いかがか。 (文化振興課長) 今回,初めて市民ミュージカルに取り組むわけだが,ミュージカルに応募し,練習に参加し,公演を していただくというサイクルを,毎年続けていくことによって,参加者が引き続き参加し,この市民ミ ュージカルが,結果としてだけでなく,経過として,当然 1 年 1 年の結果はあるわけですけれども,将 来に向けての経過として続けていければと思っている。 (教育部長) 前回,教育委員会定例会の中で話し合いをしたことだが,たまたま今年,市制施行 10 周年に伴って の市民ミュージカルを市民参加で行うということがあったので,せっかくこういう機会があっも,石岡 市には場所がなく,場所も重要だということで,ただ小美玉市には「みのーれ」というものがあって, そこにきちんと根ざしたこういう市民ニュージカルの団体が育成されている,それを石岡市も,これき りで終わるのではなくて,ある程度年輪を重ねて,ある程度定着できるような芸術活動にしていきたい ということで,具体的なこの名前を入れたという経過があるが,この表現は,こちらで考えさせていた だいてよろしいか。 (橘田委員) 「市民ミュージカル」という表現を入れること自体はよいと思うので,そのあたりを考えてほしい。 (今泉市長) まず,1 番の「文化・芸術の推進」であるが, 「文化・芸術活動の発表や観賞の場」ということで,読 17 んでいくと, 「参加型」の芸術・文化と, 「観賞型」の芸術・文化と2つあるわけだが,それが「参加型」 のみを 4 つの項目で表しているような感じがする。 (文化振興課長) 「観賞型」と言うと,この芸術祭の中に,「企画展」とか「おしゃべりコンサート」等が含まれてお り, 「おしゃべりコンサート」については,例年,N響団友会の皆さんに来ていただき,クラシック音 楽に親しんでいただく。また, 「企画展」については,世間的に評価のある作家に作品を出品していた だいて,それを基本的にはご覧いただくというような形で行っているので,それらを「観賞の場」とい うように考えている。また,観賞することで,自分も書いてみよう,参加してみようと思っていただく という意味では,文化祭とか芸術祭についても, 「観賞の場」ととらえてもよいのかと思っている。 (今泉市長) あまり有名な観賞型の機会というのは,ないのか。 (文化振興課長) 今年度,市制 10 周年事業ということで,小林恒岳先生の企画展をさせていただくが, 「市民ギャラリ ー」ができる中で,今まで実際のところ,文化振興課が主体的に芸術関係の企画展というのは,行って こなかった。先ほどの「企画展」というのは,八郷地区の実行委員さんが企画してくださって実施する というような形であったが,市にも学芸員がいるので,主体的に,年に 1 回でも,市民の方に,有名な 作家の方にお願いして,鑑賞の機会をつくっていきたいとは考えている。 (今泉市長) そのような機会の提供というのは,この文章で,読み込めるのか。 (文化振興課長) 「石岡市芸術祭」の中には, 「おしゃべりコンサート」ですとか「企画展」ですとか「八郷美術展」 などが入っている。 この芸術祭という位置づけが,実際のところ,合併の名残のようなもので,主に八郷地区で実施して いたものが, 「芸術祭」というものの中に詰め込まれているような形である。その中に含まれている各 事業が,今現在は,実行委員会に補助金を差し上げる形で運営しているけれども,その形をいつまでも 続けていってよいのかという話し合いを,現在,委員としているが,近い将来,何か位置づけを変えて いくのであれば,今実行委員会でやっていただいている「企画展」を石岡市直営のような形で引き継い で実行していきたい。ただ,ここで読み込めるかというと,難しい。 (今泉市長) 例えば,銀行がスポンサーになって,有名な作家の絵を展示して,「企画展」をやるというような, 観賞の機会の提供があるといったときに対応できるように・・・。 18 (文化振興課長) それらを整理して,観賞型のものに特化したものを,一文入れるというような形の方が,伝わりやす いということで考えてみたい。 (今泉市長) 応援して提供するということは,ここに書かれているが,もう 1 つのパターンが表現されていない。 また,2番目の「文化・芸術関係団体への支援」のところで,◎の「各文化・芸術団体の構成員増の 取り組みへの支援」ということであるが, 「構成員増」ということで,それが目的でよいのか。 (文化振興課長) 「構成員増」が,最終的な目標なのかというと,それは,1 つの経過なのであるが,直近の問題とし て,文化協会,美術協会,ともに,会員数の減や高齢化などの話になる。 総会に参加させていただいて,公民館講座を文化協会や美術協会にもってもらい,その講座を受けた 方にできるだけ参加していただくように育てていければという話もしたが,まず,関心をもって観賞す る立場から,創作のほうに一歩足を踏み出していただけるきっかけを作らないといけないということで, 「構成員増」という表現をさせていただいたが,確かにそれは最終的な目的ではない。 (今泉市長) それらの団体の活動を充実していくことへの支援ということであろう。 (教育部長) 今,いくつか指摘があり,なかなか表現が難しいところがあるが,見直すところがお願いしたい。 そのほか何かなければ,次のⅥ「青少年の健全育成」に移りたいと思う。 (生涯学習課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅵ「青少年の健全育成」の説明] (教育部長) ただ今, 「青少年の健全育成」の説明があったが,図書館ボランティアというのは,生涯学習のほう に入るわけではないのか。 (生涯学習課長) こちらについては,ボランティアの確保の一環として, 「青少年の健全育成」に入れた。 (教育部長) 「青少年の健全育成」で,多賀城市との交流ということで,具体的に,スポーツ・文化の交流という 表現がされている。今,いろいろと事務打ち合わせをしながら進められていると思う。 (谷島委員) 1 点だけよろしいか。 「オアシス運動」の推進,これは,石岡の特徴的な活動であると思うので,わり 19 と, 「生涯学習の集い」では,発表会をやっているが,もっと広がるように,何か良いアイディアがあ ったら,是非押し進めていただきたいと思っている。 (生涯学習課長) こちらについては,学校の理解を得ながら,連携を図って,作文や標語などを集めさせていただいて いる。高浜小学校とか林小学校については,具体的に, 「日本一あいさつができる学校を目指す」とい うことで,学校が一体となって取り組んでいただいている地区もある。よって,市民の方はもとより, 学校に協力を得ながら,そちらから地域に働きかけをしていただくとようなことも考えている。 (今泉市長) 私から,2点ほど,まずは,字句であるが,1 番の「安全で安心な地域社会環境の構築を推進します」 というところで, 「環境」は,いらない。それから,2番目の「青少年の非行を未然に防止する」とい うところの1項目「石岡市青少年問題協議会の開催による市民への意識喚起の促進」の「の促進」はい らない。 また,内容に関して,タイトルのリード文で,「家庭,学校及び地域が連携を取り合いながら」とい うところで,下の項目3つを見ると,団体についてだけである。 「青少年を育てる石岡市民の会」 「石岡 市地域女性団体連絡協議会」「石岡のおまつり青少年健全育成会」など,地域というものがでてきてい ない。 「家庭・学校及び団体が連携をとって」ということでないが,この団体が,地域を代表している ということか。 (生涯学習課長) 「オアシス運動」などは,地域での取り組みとしてやっていただいており, 「おまつりの健全育成会」 についても,石岡市内のおまつりを実施していく町内の方にご協力をいただいているので,そのような 意味も含めて,団体も含めた広い意味での地域という形でと考えている。 「青少年を育てる石岡市民の 会」についても,それぞれの小学校の地区ごとに活動をしていただいているので,団体でありながら, やはり活動の拠点が地域になっているため, 「地域」という言葉を使わせていただいている。 (今泉市長) 何かそれが見えるように表現されていると良い。見た感じで,団体名が目立ってしまうような気が したので,地域との関係が結びつかなくなくなっている。 (生涯学習課長) それぞれの団体の活動の目的が,地域での活動というものになっているので・・・。 (今泉市長) 解説が入ってしまう。表現はシンプルにわかるようにしないといけない。 20 (教育長) 「地域における『オアシス運動』の推進」などはどうか。 (教育部長) そのほか何かなければ,最後の Ⅶ「歴史・文化財の保護・活用」について,お願いする。 (文化振興課長) [石岡市教育大綱(案)6今後取り組むべき施策 Ⅶ「歴英・文化財の保護・活用」についての説明] (教育部長) 「歴史・文化財の保護・活用」ということで,石岡市にとって,最も重要な部分であると思っている が,最後は, 「常陸国衙跡のCG化など,可視化を含めた歴史遺産の活用」とするということで,何か ご意見はあるか。 (今泉市長) 1つだけ,1番,2番,3番と項目があって,文化財,文化遺産という扱いをしているが,石岡の歴 史全体で,例えば「舟塚山古墳」とか,石岡の歴史全体を体感できるような文言が,ここにあってもよ いのではないか。 要するに,小さい部分に目がいっていて,大きな「石岡の歴史」という大きなものを捉えて,次世代 に伝えていうようなことが入っていない。そのような意味で,リード文のところが, 「市民がこれらの 歴史遺産を身近に感じられる」というところが,石岡の文化財などは,市民だけでなくて,県民でも, 国民でも,共有できるわけである。そのような石岡の市民だけのものではないという部分で,もっと大 きな表現をするとよいと思う。 (教育部長) リード文の中で,そのような表現を入れていったほうがよい。 今,指摘があったようなこと,全体を体感できるようなものを,そのリード文の中に組み入れて,そ の「歴史の里いしおか」としての重みづけをしていただくとよい。 長時間にわたったが,今回いただいたご意見に基づいて,修正させていただき,31日の庁議の中で 意見をいただき,それを受けて次回の総合教育会議の中で,最終的にとりまとめをしていきたいと思う。 次回は,9月19日の2時30分からということで,予定させていただくので,引き続き,よろしく お願いをしたい。 以上をもって,第2回の総合教育会議を終了する。大変お疲れ様でした。 21
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