※２日は通常営業の予定です。 ハローウィンから３日間はフィリピン（キリスト教暦）のお盆期間です。31日夜から、 一族が墓前に集まり、ご先祖様の霊をお迎えした後、２日間を一緒に過ごし、また見送り ます。 家族を大切にし、ご先祖様を大切にしているフィリピンでは、毎年大勢の家族が墓地に 集まり、写真の様にご先祖様を囲んで楽しい時間を過ごします。また、墓地の周りには出 店が出て、物売りの人が墓地の中を回り、年に一度の書入れ時と、商売に精が出ます。 なんでもかんでもお祭り騒ぎにしてしまうところがフィリピン人っぽいですが・・ 日本人であれば恐くてあまり寄り付きたくない場所を賑やかで親しみやすい場所に変えて しまうところがなんともステキだなと思います。 私も次回帰国した際にはご先祖参りをしようと思います！！ ※夜まで賑やか・・↓ ※お祭り騒ぎ。たぶんこの下に棺が埋められている・・↓ Manila Golden Mosque 1 経済指標 2015年9月の為替の動き（9/1～9/29） 円安 円高 2015年9月の円対米ドル相場は、注目された米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の9月の米 連邦公開市場委員会（FOMC）で利上げを見送ったことにより、さほど大きな動きはなく、 120円を挟んだ取引となった。米国の雇用も消費も強い中、ＦＲＢが利上げを見送ったのは、 原油安でインフレ率が低く抑えられていることに加えて、新興国経済、とりわけ中国経済の 減速に対する懸念があったからだといわれる。 ペソ安 ペソ高 2015年9月のペソ対米ドルレートは、8日、46.988ペソで、前営業日の46.913ペソか ら0.075ペソ続落。終値は46.930ペソで前営業日の46.920ペソから0.010ペソ続落（始 値47.000ペソ、高値46.925ペソ、安値47.040ペソ）。出来高は前営業日比10%増の6 億2,360万米ドルであった。中国景気鈍化やそれにともなう悪影響懸念などを背景に、一 時は2010年5月以来、5年4カ月ぶりの47ペソ台へと下落した。 ペソ安 ペソ高 2015年9月のペソ対日本円レートは１万円が3900ペソをいききする値動きとなった。物 件の御支払いを円で決済を予定されているお客様は、10月と11月がペソ安円高で為替が有 利かと思います。12月は、クリスマスシーズンで、海外からの外貨送金が増え、毎年、ペ ソが買われて、ペソ高になる傾向がある。 By YOSHI 2 経済指標 インフレ率 フィリピン国家統計局（NSO）発表によると、2015年8月の総合消費者物価（2006年=100）は 前年同月に比べて 0.6%上昇（速報値）した。前月から0.2ポイント鈍化したが、フィリピン中央 銀行（BSP）の事前予想圏内 （0.2～1.0%）に納まった。また、1995年以降過去20年間で最も 低いインフレ率を記録した（1995年以降のデータを2006年基準で算出）。 8月のインフレ率低下の主要因は、米、トウモロコシ（コーン）、パン・シリアル等の価格が前 年レベルより低下。同様に、電力卸売りスポット市場や独立系発電業者（IPP）の発電料金低下及 びガソリン・軽油・LPGなど石油製品価格の引き下げによる電気料金の下方修正によるもの。 今後、エルニーニョの影響による農作物などの値上がりや、原油価格の反発などにより物価上 昇がおこる可能性もある。インフレ率が今後、どのように推移していくかは、まったく読めない 状況だ。しかし、インフレ率は統計上では下がっているが、実生活の実感としては、まったく感 じないのはどういう理由なのだろうか。 証券取引所指数 2015年9月の株価は、初旬に中国経済鈍化懸念やその影響による金融市場混乱、米国利上げ懸 念などを背景に下がり始め、7000台を割り込み、6900をも割り込んだ。14日の株式市場は続伸 し、PSE株価指数は前営業日から157.80ポイント高の7,069.18ポイントで引けた。率にして 2.28%の大幅続伸。18日も続伸し、PSE株価指数は前営業日から7.92ポイント高の7,131.91ポ イントで引け、9月の天井をつけた。 その後は、再び、中国の景気鈍化懸念などを背景に株価の続落が続き、6800台での動きとなっ ている。 By Yoshi 3 上半期の経常収支黒字、20%増の47億ドル OFW送金が貿易赤字を埋め経常黒字を継続 フィリピン中央銀行（BSP）は9月18日、2015年第2四半期（4～6月））及び上半期（1～ 6月）の国際総合収支（BOP）を発表した。 フィリピンの貿易収支は慢性的赤字にもかかわらず、赤字額を大幅に上回る海外フィリピ ン人就労者（OFW）からの送金により、経常収支は黒字というパ ターンが定着している。 OFW送金の威力による経常収支の黒字継続がフィリピン経済の特色であり、景気の押し上げ 要因となっている。また、フィリピン格付の投資適格以上への引き上げラッシュの大きな要 素ともなってきた。 2015年第2四半期の経常収支の黒字額は前年同期比10.4%減の28億0,500万米ドルに縮小 した、経常収支黒字額対GNI比、対GDP比は3.1%、3.8% で、 ともに前年同期の3.6%、 4.4%を下回った。モノ貿易収支の赤字拡大が響いたが、海外フィリピン人就労者（OFW） 送金額が貿易赤字額を完全に埋めるだけでなく、経常収支を黒字に維持するというかたちと なった。OFWの送金額は5.4%増の69億6,000万米ドルであった。 一方、国際総合収支（BOP）は8億0,700万米ドルの黒字。前年同期から倍増した。対GNI 比、対GDP比はそれぞれ0.9%、1.1%。経常収支の黒字に加え、 新統計表示ではマイナス勘 定となる金融収支が94.6%減の5,100万米ドルと激減し、BOPの黒字化に寄与した。 2015年6月末現在の外貨準備高（GIR)は806億米ドルで、2015年3月末の805億米ドルを 上回った。806億米ドルは 輸入の10.6カ月分に相当する水準。また、原本ベース短期対外負 債の6.1倍、残存ベース短期対外負債の4.4倍に相当する水準である。 2015年上半期の経常収支の黒字額は前年同期比20.1%増の46億9,300万米ドルと二桁増加 した。経常収支黒字額対GNI比、対GDP比は2.7%、3.3% で、 ともに前年同期の2.4%、 2.9%を上回った。海外フィリピン人就労者（OFW）送金額が5.3%増の133億6,7,400万米 ドルに達したことで、経常収支黒字継続の主要因となった、 一方、国際総合収支（BOP）は16億8,400万米ドルの黒字転換。対GNI比、対GDP比はそ れぞれ1.0%、1.2%。経常収支の黒字に加え、 新統計表示ではマイナス勘定となる金融収支 が76.6%減の11億5,100万米ドルと大幅減となり、BOPの黒字化に寄与した。 2015年上半期の国際収支(単位:百万米ドル） 項目 経常収支 資本移転等収支 金融収支 （マイナス勘定） 誤差脱漏 国際総合収支 2015年 2014年 伸び率（%） 4693 3909 黒字20.1 48 51 -6.4 1151 4915 -76.6 -1906 -3189 40.2 1684 -4144 140.6 貿易収支は、赤字だが、海外フィリピン人就労者の送金のおかげで国際収支は黒字が継 続されている。この堅調な、ＯＦＷからの送金が今後も続き、貿易収支も黒字化を達成す ることができれば、フィリピンの国が経済的にさらに発展し、評価も大きく上がることが 期待できるであろう。今後の持続的な経済発展を続けるには、ＯＦＷからの送金に頼りき らないことが求められる。 By Yoshi 4 セブ航空、7カ月間の乗客数8.6%増の1,070万人 総客席数13%増の1,313万席、稼働率81.5% 格安航空（LCC）最大手であるセブ・パシフィック航空（CEB）の2015年7月の乗客数の前年 同月比11.2％増の147万5,452人である。この乗客数は、完全子会社Cebgo（セブゴー、旧名： タイガーエア・フィリピン）分も含まれている。 客席数（収容能力）は前年同月比13.4％増の186万 2.271席、稼働率は前年同月を1.6％ポイント下回る 79.2％。便数は、11.8％増の1万1,164便であった。 年初7カ月間の累計乗客数は前年同期比8.6%増の 1,069万7,020人、客席数（収容能力）は13.3%増の 1,313万 0,455席、 稼働率は 81.5%で、前年同期の 85.0%を3.5%ポイント下回った。便数は10.8%増の 7万8,843便、運航機体数は55機であった。 なお、CEBは今年1月8日に、創業以来の累計乗客数が1億人に到達した。CEBは1996年3月8日 にセブ⇔ダバオ毎日便を就航し、航空市場に参入した。その後、積極的な路線拡大、新鋭機導入、 斬新なアイデア（飛行前の客室乗務員のダンスによる安全講習など）といったことにより急成長 を続け、現在乗客数ではフィリピン航空（PAL）を抜き、フィリピン最大規模の航空会社（単独 ベース）となっている。2010年10月26日にはフィリピン証券取引所（PSE）に上場した。（15 年9月11日のセブ・パシフィック航空発表より） CEBは8月現在、フィリピンから海外28都市に就航し ている。就航地は、バリ、バンコク、北京、ブルネイ、 釜山、ドーハ、ドバイ、広州、ハノイ、ホーチミ ン、香 港、仁川（ソウル）、ジャカルタ、コタキナバル、クア ラルンプール、クウェート、マカオ、東京（成田）、名 古屋、大阪、プーケット、リヤド、上海、 シェムリアッ プ、シンガポール、シドニー、台北、厦門となっている。 そして、12月17日には、当局の認可を前提に、マニラ⇔福岡線、セブ⇔台北線、ダバオ⇔シン ガポール線という3路線の新規就航を行う予定である。 福岡 ＞マニラ マニラ ＞福岡 便名 運行曜日 出発 到着 便名 運行曜日 出発 到着 5J923 火木日 20:00 22:40 5J922 火木日 14:15 18:55 IVY フィリピン航空の黒字拡大、7カ月間の純利益1.4億ドル フィリピン航空羽田線、週14便に増便へ 航空燃料価格急低下などにより、フィリピンを代表する航空会社フィリピン航空（PAL）の業 績回復ピッチが高まっている。PALは2014年に2,040万米ドルの純利益を計上、4年ぶりの黒字転 換となった。2015年年初7ヶ月間の純利益は1億3,800万米ドルに達している。 フィリピン航空（PAL）の羽田＞マニラ線は現在週11便で運航されている。その運航スケ ジュールは以下の通りである。 羽田＞マニラ（深夜早朝時間帯） 便名 羽田＞マニラ（昼間時間帯） 運行曜日 出発 到着 便名 運行曜日 出発 到着 PR423 月火金土 1:30 4:50 PR421 毎日 15:20 18:40 マニラ＞羽田（昼間時間帯） 便名 運行曜日 出発 到着 PR422 毎日 8:55 13:55 マニラ＞羽田（深夜早朝時間帯） 便名 運行曜日 PR424 月木金日 出発 到着 18:50 23:50 アジアへの路線の中でも日本、特にセブ便の好調が挙げられている。関空＞セブ、名古屋＞セ ブの直行便が就航され、日本とセブ間が便利になっている。フィリピン航空と言えば、従業員が5 千人を超えフィリピンではトップクラスの航空会社。そして、日本だけではなく海外からもビジ ネス、観光の両面で注目を浴びているフィリピン。これからも、ＰＡＬはニュージーランド北島 の都市オークランドへの就航を検討している。ハイメ・バウティスタ社長は、路線開設に向けた 調査を行っており、年内にも就航する可能性があると明らかにした。同社は来月、中国の福建省 泉州市晋江とパプアニューギニアのポートモレスビーへ就航する予定だ。 サンミゲル、12億ドルでセブとパナイに発電所建設へ フィリピンのコングロマリット（複合企業）サンミゲル・コーポレーション（SMC）の電力事 業を担当する電力持株会社SMCグローバル・パワー・ホールディングス（SMCGPHC)は、ビサヤ 地方2カ所（セブ島とパナイ島）において石炭火力発電所を建設する計画である。各々発電能力は 300メガワット（MW）、合計600MWとなる。現在の石炭火力発電所建設コストは1MWあたり 約200万米ドルであり、上記の発電所建設コストは各々6億米ドル、合計で12億米ドルと見込んで いる。 SMCGPHCは現在、バタアン州リマイで600MW、ダバオ州マリタで300MWの石炭発電所を建設 中であり、双方ともに2016年に完工予定である。 さらに、水力発電事業をラグナ州のCBK（カリラヤ、ボトカン、カラヤン）やヌエバエシハ州の カセクナンの取引管理業務民営化入札に応札する意向である。そして、パンガシナン州で４００ MW、アクラン州で200MW、アウロラ州で500MWの水力発電所を建設することも視野に入れて いる。 フィリピンでは突然停電になったり、水道が止まったりすることがある。特に都会から離れた 地域でよく停電していることが多い。新たに発電所を加えることによって、停電の回数が少しず つ減り電力供給不足の改善に繋がっていくことを期待したいところだ。 IVY 6 東ソー、比マブハイ・ビニールを子会社化 公開買い付け実施、保有比率88％に 09年起源の買収案件が6年後に実現見込み フィリピンの有力ソーダ製品製造・販売会社企業であるマブハイ・ビニー ル・コーポレーション(本社：マニラ首都圏マカティ市)は、7月23日に｢マブハ イ社の主要株主である東ソーが、マブハイ社株式約3億1,778万株(48.05%相 当)を追加取得した｣と発表した。 東ソーは約3億1,778万株のうち、約2億3,457万株(35,47％相当)をBDOユニバンクから、残 りの約8,321万株(12.58%)は、少数株主向け公開買い付け(TOB)によって取得した。この追加取 得により、東ソーのマブハイ社保有比率は87.97%に高まった。 BDOユニバンクからの追加取得は7月23日に合意され、すでに報道済みであったが、9月15日 のマブハイ社株価は一時前日比26％高の2.40ペソまで急騰、終値も2,17ペソ(14％上昇)となっ た。 マブハイ社は1934年にマブハイラバー社として設立され、1960年に化学品、PVC製品事業開 始を決定した。1965年から苛性ソーダ年産4千トンの生産能力で生産・販売を開始した。その後、 フィリピンにおける苛性ソーダの需要拡大に伴い、生産増強を行っており、フィリピン唯一の電 解メーカーとして、その地位をより確固たるものとしてきた。 マブハイ社の2014年の年間売上高は、前年比3.3%増の14億5,184ペソ、純利益は同8.4％増 の7,903万ペソであった。2015年第1四半期(1月～3月)の売上高は前年同期比10.5%増の3億 6,502万ペソ、純利益は同95.5％増の1,499万ペソと、続伸基調となっている。 東ソーは、80％出資のフィリピン・レジンズ・インダストリーズ(1994年設立、塩化ビニール 樹脂等の製造・販売)、74.5%出資のトーソー・ポリビン(1998年設立、塩ビコンパウンド等の製 造・販売)などの拠点を有しているが、フィリピンでの拠点拡充の一環として、2000年にマブハ イ社に資本参加した。現在、マブハイ社の取締役11名のうち2名を占めている。 三菱商事もマブハイ社に資本参加(2015年3月末で約6％を保有)するとともに、原料の塩類を供 給している。2015年3月末の東ソーと三菱商事合計のマブハイ保有比率は約45.92%である。 なお、東ソーは2009年10月に、マブハイ社(当時出資比率:東ソー33.77%、BDO34.08％、三 菱商事5.76%など)について、筆頭株主であるBDOから全株式及びその他の株主から株式公開買 い付け方式による株式の買収を決定した。東ソーはこの買い付けにおいて、最大32.15%のマブ ハイ社株式を取得する意向で、当時のBDO保有分34.08%と買い付け応募分を合わせると、東 ソーのマブハイ社への出資比率は最大94.24%となり、マブハイ社は東ソー子会社となるはずで あった。さらに東ソーが三菱商事とともにマブハイ社の経営を行う旨も発表された。 しかし、地元企業のメトロ・アライアンス・ホールディングス(MAHEC)が、BDO保有のマブハ イ社株式の議決権などはMAHECに帰属すると主張し、マカティ地裁に提訴するに至った。これを 受けて、東ソーはBDOとMAHEC間のマブハイ社株式所有権争議が解決されクレームがなくなるま で、BDO保有のマブハイ社株式取得を一時停止することを決定した。そしてマブハイ社子会社が 現時点まで先送りされたかたちとなってきた。 7月23日の発表では、2009年以降のMAHECの動きなどに関する詳細は発表されなかったが、 BDOからのマブハイ社株式追加取得合意と改めて発表されたことは、2009年起源のマブハイ社子 会社化構想が実現しつつあるようだ。 MOEMI 7 神戸のＮＰＯ、マニラに先進医療拠点 内視鏡の普及めざす NPO法人の「消化器健康医療研究機構」（神戸市）は18日、フィリピンの首都マニラに日本の 内視鏡技術を用いた消化器患者の治療センターを開設すると発表した。 日本医療の普及を通じてフィリピンの医療技術の向上を図ると同時に、日本の医療機器に売り 込みにも繋がる。同機構が発表団体となってコンソーシアム（連合体）を組み、神戸大学医学部 やオリンパスが協力する。10月12日、医療ツーリズムに力を入れる現地の病院内にセンターを開 設する予定。日本の先進的な消化器内視鏡機器を導入し、来年1月からは日本人の内視鏡専門医が 常駐する。 フィリピンでは所得の向上に伴い生活習 慣病が増えており、大腸がんや胃がんなど 消化器のがんが増加しているが、診断や治 療の技術が不十分なため、死亡率が高い点 が問題となっている。 センターの設立は経済産業省の補助事業 政府は成長 戦略に 「 高品質な日 本式医療 サービス・技術の国際展開」を盛り込んで おり、フィリピンの医療人材の育成に加え、 市場拡大が見込まれる消化器内視鏡機器の 売り込みにつなげる狙いがある。将来は他 のアジア各 国での 事 業展開も検 討する 。 （15年9月19日の日本経済新聞より） 国際先進消化器内視鏡センターが設立される「セントルー クス メディカルセンター グローバルシティー」＝フィ リピン・マニラ （消化器健康医療研究機構提供） TMJ、フィリピンに現地法人を設立 ボニファシオにTMJP BPOサービス社、12月開業 ASEAN中核拠点として日系企業等にBPO展開 ベネッセグループでコールセンター業務などを展開する（株） TMJは28日、フィリピンに100％出資子会社となる「TMJP BPO Services,Inc」(TMJP）を設立し、12月1日から営業を開始する と発表した。 フィリピンではビジネスのアウトソーシング化が進んでおり、同社は2013年から低コストと高 品質の日本企業向けオフショアサービスを展開。受託案件も順調に拡大していることから、更な る事業拡大のため、フィリピン経済の中心として発展するマニラ首都圏のボニファシオ・グロー バルシティに子会社を設立した。 TMJは、日本で採用した日本人オペレーターを中心に、日本語を話せるスタッフがオペレー ションを実施。海外拠点とのコミュニケーションで生じる不安を解消し、日本語と英語の両言語 で顧客対応、バックオフィス業務をサポートする。マニラ及びセブにオフショアBPOセンターを 展開しているガリバー・オフショア・アウトソーシング株式会社と業務提携。そして、TMJス タッフをセブセンターに派遣し、日本人による日本語対応のオフショアサービスを提供している。 （15年9月28日の株式会社TMJのニュースリリースなどより） IVY 8 比ユニクロ24号店、カレーのココイチと提携 ユニクロのフィリピン24号店が、9月18日にオープンし た。24号店は、マニラ首都圏パシグ市メラルコアベ ニューキャピタルコモンズのエスタンシアモール2階に立 地する。営業時間は毎日午前11時から午後9時までである。 エスタンシアモールには、株式会社壱番屋(愛知県一宮市)が運営する「カレーハウスCoCo壱番 屋」フィリピン1号店が出店している(フィリピンレポート5月号掲載)。また、筆者が4月に訪れた ときから、モール内には“UNIQLO COMING SOON!!”と大きなポスターが貼られていた。そのユ ニクロ24号店の開店にあたり、ココイチ1号店と提携し、ユニクロ24号店で2,000ペソ(１回での 支払い)の買い物をするごとに、ココイチでの無料食事サービスを提供する。なお、エスタンシア モールに出店しているバッファローワイルドウイングとも同様のサービスを提供するという。 ファーストリテイリングはフィリピンにおけるユニクロ店舗の出店、運営を目的として、2012 年1月にSMリテール社と共同出資して合弁会社｢ファーストリテイリング・フィリピン社｣を設立 した。ファーストリテイリングの出資比率は75％である。 フィリピンでのユニクロ1号店は、2012年6月15日に、巨大ショッピングモール｢SMモール・ オブ・アジア｣に出店された。初出店から約1年後の2013年5月に4店、13年11月に10店に達した。 約2年後の14年5月には12店、14年12月に21店体制となり、2015年3月末時点で23店と順調に 拡大してきた。それ以降、約半年新規出店が途絶えていたが、9月18日に24号店が誕生した。 先月のフィリピンレポートでもお伝えしたように、これまでの出店はマニラ首都圏中心にルソ ン島に限られていたが、今後はルソン島以外にも幅広く展開する意向である。今年中に、マニラ 首都圏に次ぐ都市圏であるセブに2店オープンする予定となっており、ユニクロのフィリピンでの 出店ピッチが再び高まりそうである。 フィリピンのユニクロ店舗数推移 年 時期 13年 5月末 店舗数 4 8月末 11月末 2月末 6 10 5月末 11 14年 15年 8月末 11月末 12月末 2月末 5月末 8月末 23 23 12 16 19 21 22 アセアン主要国におけるユニクロ店舗数推移 時期 13年8月末 11月末 14年2月末 5月末 8月末 11月末 15年8月末 フィリピン 6 10 11 12 16 19 23 シンガポール 12 13 16 16 18 21 23 マレーシア 10 12 14 18 21 23 25 タイ 10 13 14 18 20 21 23 インドネシア 1 2 3 4 4 6 8 台湾、韓国、中国での売り上げも好調で、海外出店数も右肩上がりである。 5月末時点で国内店舗数は814店舗、海外店舗数は767店舗であった。 今秋には海外店舗数が国内店舗数を上回ると見られる。 MOEMI 9 物件アップデート マクタンニュータウンの最新情報をお伝えいたします！ 10月、ついにロビー潜入！ 徐々に内装も整ってまいりました。広々としたロビー、落ち着いた色合いの家具、高級ホテ ルのような装いで皆様を出迎えます。 セキュリティもしっかりしておりますので、オーナー様ご自身でご利用の際にも、サービスア パートメント等で運用される際にも、ご安心してご利用いただける造りとなっております。 9月13日時点の 8ニュータウン外観 →→→→→→→ 歩道にマンゴー の実が落ちてい たので空を見上 げるとマンゴー ツリーが。 ぶらさがるマン ゴーを見て思わ ず笑顔がこぼれ ます。 →→→→→→→ ※ ８NEWTOWN BLVDのお問い合わせは、担当 石橋 [email protected] までご連絡ください。 10 8NEWTOWN BLVD. フィリピン進出企業様募集！！ ※興味がおありの方はお問い合わせ下さい。 代表： [email protected] 11 10/3/2015 FLOW HOUSE MANILAで初めての大会が開催され ました！！！ 今回はアジア大会で、ここで優勝した方が世界大会への切符を手 にするのです！！！！ フィリピンからは右の写真のお三方。 FLOW HOUSE MANILAでいつも優しくコーチをしてくれている スタッフさんです。 日本人選手も２人参加されていました！ ４年前までは日本にも施設があったのだそうです。 今世界中で注目を浴びているFLOW HOUSE、 今後も目を離せそうにないですね！ 12 2017年に旧紙幣を廃貨へ 使用期限は2015年末まで 中央銀行（BSP）は、1985年に発行が開始された旧紙幣が来年から市中では使用でき なくなると発表した。ニグンドBSP副総裁は6月5日、BSPダバオ出張所でマルチセクター 向け説明会を開催し、2016年1月1日から旧紙幣が取引・支払い等に使用できなくなるの で、来年中に各銀行で現紙幣に交換するよう求めた。現紙幣への交換期限は2016年末迄 となっている。（15年6月5日のフィリピン中央銀行発表より） 旧紙幣 新紙幣 既にマニラ首都圏ではめったに見かけなくなった旧紙幣だが、郊外に行けば日常的に使 われていることもある。もしおつり等で受け取ってしまった場合は早めに利用し、帰国前 に余ってしまったお金も使い切って帰るように。 個人的には旧紙幣の方が、デザインも手 触りも好きなので廃盤になってしまうのは すごく残念・・。 左のコインは記念コインで現在少数出回 っているコイン。もし受け取っても偽者コ インではないのでご安心を！ 出逢ったらラッキーコインだ。 By Mai 12 日本⇔フィリピン フライトスケジュール 出発地 成田 マニラ 羽田 マニラ 関空 マニラ 到着地 ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ ⇒ 中部国際 ⇒ マニラ マニラ 成田 マニラ 羽田 マニラ 関空 マニラ ⇒ 中部国際 福岡 ⇒ マニラ マニラ ⇒ 福岡 成田 セブ ⇒ ⇒ セブ 成田 出発時刻 到着時刻 運航日 9:30 13:10 毎日 PR431 フィリピン航空 便名 航空会社 9:30 13:10 毎日 JL741 日本航空 11:45 15:45 毎日 13:10 17:10 毎日 PR427 フィリピン航空 17:20 20:55 毎日 NH819 全日空 18:00 21:40 毎日 DL275 デルタ航空 19:20 23:00 毎日 JL745 日本航空 5:25 10:35 毎日 5J5054 セブパシフィック 6:45 12:10 毎日 PR428 フィリピン航空 9:30 14:40 毎日 DL276 デルタ航空 9:30 15:00 毎日 NH820 全日空 10:05 15:35 毎日 JL746 日本航空 14:25 19:55 毎日 JL742 日本航空 14:45 20:10 毎日 PR432 フィリピン航空 1:30 4:50 月火--金土日 PR423 フィリピン航空 9:35 13:30 毎日 NH869 全日空 15:20 18:40 毎日 PR421 フィリピン航空 8:55 13:55 毎日 PR422 フィリピン航空 14:35 19:55 毎日 NH870 全日空 18:50 23:50 月--木金土日 PR424 フィリピン航空 9:55 13:00 毎日 PR407 フィリピン航空 12:55 16:00 月---金土日 3K764 ジェットスター 15:00 18:05 -火-木-土- PR405 フィリピン航空 20:40 23:50 -火水木-土日 5J827 セブパシフィック 6:55 11:50 月---金土日 3K763 ジェットスター 9:00 14:00 -火-木-土- PR406 フィリピン航空 14:05 19:05 毎日 PR408 フィリピン航空 15:20 19:55 -火水木-土日 9:35 12:45 毎日 21:10 0:10 -火-木-土日 13:50 18:55 毎日 15:20 20:25 -火-木-土日 15:25 18:00 毎日 5J5055 セブパシフィック 5J828 セブパシフィック PR437 フィリピン航空 5J5039 セブパシフィック PR438 フィリピン航空 5J5038 セブパシフィック PR425 フィリピン航空 9:45 14:25 毎日 12:05 16:25 -火-木-土日 PR426 フィリピン航空 14:25 18:20 毎日 PR433 フィリピン航空 19:30 23:30 毎日 PR435 フィリピン航空 5:55 11:20 -火-木-土日 8:00 13:30 毎日 PR434 フィリピン航空 13:00 18:30 毎日 PR436 フィリピン航空 5J5063 セブパシフィック 5J5062 セブパシフィック 関空 ⇒ セブ 15:40 19:30 月--木金-日 PR409 フィリピン航空 7/18~毎日運航 セブ ⇒ 関空 9:15 14:40 月--木金-日 PR410 フィリピン航空 7/18~毎日運航 中部国際 ⇒ セブ 15:40 19:30 -火水--土- PR479 フィリピン航空 9:10 14:40 -火水--土- PR480 フィリピン航空 セブ ⇒ 中部国際 ※上記は2015年6月～の夏季フライトスケジュールです。情報は予告なく度々変更されま すので実際のフライト時間は各航空会社HPなのでご確認ください。（時間は現地時間） 14 フィリピン・デイリーニュース フィリピンの経済の今が分かる！ 平日毎日配信しています。 お電話（日本から） 03-4570-0235 担当： 石橋 15 おことわり 本資料は、フィリピンへの投資を判断するための参考情報 とお客様の購入された物件の進捗状況の提供が目的であり、 投資勧誘を目的としておりません。 投資判断の最終決定はお客様ご自身でお願いします。 本資料は、信頼できると考えられる情報に基づき作成して おりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではな く、過去の実績は必ずしも将来の成果を示唆するものでは ありません。 本資料における意見や予測などは、作成時におけるもので あり、予告なく変更する場合があります。なお、本資料は お客様限りでご使用いただくものとし、如何なる目的であ れ、無断で複製または転送などを行わないようにお願いし ます。 CAPITARISE CORPORATION 15th Floor. RCBC Plaza Tower II 6819 Ayala Ave., Makati City 1200, Philippines （国内）Tel: 03-4570-0235 ※IP電話の為、通話が突然切れることがあります。 Tel: +63-2-553-8270 Fax: +63-2-553-9564 Web: http://capitarisecorp.com/ Blog: http://ameblo.jp/c-cblog/ 16
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