1 ボニファシオデー(アンドレス・ボニファシオ生誕の日)

ボニファシオデー(アンドレス・ボニファシオ生誕の日)
フィリピンの英雄の一人で、スペインからの独立を目指していた革命軍のリーダーの一人。
この革命は、当時、ヨーロッパ諸国に占領されていたアジア諸国で起こった初の革命であり、
フィリピンレポート6月号でご紹介した、フィリピン初代大統領、エミリオ・アギナルドに裏切られる
ことがなければ、彼、アンドレス・ボニファシオが初代大統領になったに違いないと、今でも信じてい
るフィリピン人も少なくない。
1892年、独立革命秘密結社「カプティナン」を創設。スペインからの独立を目指す傍ら、貧しく、
低い家柄出身のボニファシオは、独立後の貧困層の社会的地位向上の実現も目指していた。けれど、身
分の高い層出身のアギナルドはこの方針に猛反対。自分達の経済基盤を脅かす存在として内部抗争が勃
発、アギナルドと対立し、捕らえられ、処刑されてしまう。
志半ばで凶弾に倒れたボニファシオだが、彼の奮起無くして今日のフィリピンの発展は無かったので
は?と言っても過言ではないだろう。
1
経済指標 2015年10月の為替の動き(10/1~10/31)
円安
円高
2015年10月の円対米ドル相場は、15日大きく円高に向かい、118円前半へと急進した。
その後は弱含み、120円台後半で取引されている。
ペソ安
ペソ高
2015年10月のペソ対米ドルレートは、9日、45.926ペソへと前営業日の46.125ペソ
から0.199ペソ続伸した。終値は45.870ペソで前営業日の46.110ペソから0.240ペソ続
伸(始値46.000ペソ、高値45.855ペソ、安値46.000ペソ)。 出来高は前営業日比12%
増の10億4,930万米ドルであった。29日は46.890ペソへと前営業日の46.771ペソから
0.119ペソ続落。米国の年内利上げ懸念再燃で47ペソ台に接近した。
ペソ安
ペソ高
2015年10月のペソ対日本円レートは1万円が3,800ペソ台での値動きとなった。物件の
御支払いを円で決済を予定されているお客様は、10月と11月がペソ安円高で為替的に有利
かと思います。12月は、クリスマスシーズンで、海外からの外貨送金が増え、毎年、ペソ
が買われて、ペソ高になる傾向があります。
By YOSHI
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経済指標
インフレ率
フィリピン統計庁(PSA)発表によると、2015年9月の総合消費者物価指数(CPI、2006年
=100)の前年同月比上昇率(総合インフレ率)は 0.4%(速報値)と7カ月連続で鈍化した。
8月の同0.6%からは更に0.2%ポイント鈍化、過去最低を記録した。フィリピン中央銀行
(BSP)の事前予想 (0.2~1.0%)の下限に近い水準でもあった。 特定食品・エネルギー関連
品目等変動の激しい品目を除いたコアインフレ率は1.4%で、8月の1.6%から0.2%ポイント鈍化
した。
総合インフレ率低下の主な要因は、住宅・水道光熱費の下落である。食品価格上昇率の鈍化も
影響している。特に、米、コーン(とうもろこし)、パン・シリアル、果物、油脂等の価格は前
年同月比下落となった。また、住宅・水道光熱費以外の非食品類の価格も総じて鈍化した。
2015年年初9カ月間の平均インフレ率は1.6%で、2015年政府インフレ目標(2.0~4.0%)の
下限以下での推移となっている。しかし、生活感としては、あまり感じないのはなぜだろうか。
証券取引所指数
2015年10月の株価は、2日、底値6850.61をつけ、その後は、右肩上がりに回復した。26日
の株式市場は続伸し、PSE株価指数は前営業日から88.02ポイント高の7,324.40ポイントで引け
た。率にして1.21%続伸した。27日は前営業日から1.36ポイント高の7,325.76ポイントで引け
た。その後は、米国の年内利上げ懸念再燃で大幅続落、29日の株式市場は前営業日から100.01
ポイント安の7,189.25ポイントで引けた。率にして1.37%の下落。10月の月間では3.48%上昇
となった。米国の年内利上げ懸念が払拭できれば外国人投資家の買いが安定的に入り、
株価の上昇が期待できるのだが。
By Yoshi
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10ヶ月累計では、1.33%小幅下落
2009年から2014年まで6年連続で上昇しこの間の株価が約3.8倍へと急騰したフィリピン
株式市場は、2015年も 第1四半期及び4月上旬までは非常に強い動きとなっていた。
フィリピン証券取引所指数(PSEi)は、4月6日に終値ベースで初の8,000ポイント台乗
せ、同10日には8,127.48ポイントという 終値ベースでの史上最高値を更新した。しかし、
その後はギリシャ債務問題の再燃や米国の利上げ観測、さらには中国経済鈍化や金融市場混
乱などを背景に、9月まで6カ月連続して、調整を続けてきた。
ただし、10月は米国の利上げ見送りや中国の追加緩和の動きなどを背景に、値頃感からの
買いの動きの動きが入り、月間で3.48%の反発となった。もっとも、10カ月累計では1.33%
下落、小幅ながらマイナスとなっている。
10カ月間の大分類セクター別指数の変化率トップは不動産のプラス7.58%%、次いで持ち
株会社のプラス4.55%。すなわち、この2セクターは年初から上昇となっている。その他は
工業4.55%下落、金融7.47%下落、サービス18.77%下落、鉱業・石油27.70%下落と マイ
ナス圏となっている。原油価格や金属国際市況の下落を背景に、鉱業・石油株が大幅下落し
ていることが目立つ。
10カ月間の1日当たり平均売買額は前年同期比10%増の93億6,351万ペソ。そして2014年
年間平均の約88億ペソを6%上回っている。外人の売買額シェアは48%で、前年同期の
50%、前年通年の49%を下回っている。外人は約474億ペソの売り越しとなり、前年同期の
約352億ペソの買い越し、前年通年の約557億ペソの買い越しから激変となっている。
年初10カ月間累計では4.49%のペソ安となっているが、米利上げ観測に伴う世界的なドル
高の流れ、ギリシャ債務問題や上海株式市場急落など海外不透明要因 が多い状況下で比較的
堅調に推移しているともいえる。ASEAN主要国最高水準の経済成長率、高水準のOFW送金や
それにともなう経常収支黒字持続などが 一方的なペソ売りの歯止めとなっているようだ
(PSEやPCD取引記録などより)。
2015年比の株価推移
時期
月末値
2015年1
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
月
7,689.91 7,730.57 7,940.49 7,714.82 7,580.46 7,564.50 7,550.00 7,098.81 6,893.98 7,134.26
比株価年末・月末値
8,000.00
7,000.00
6,000.00
5,000.00
4,000.00
3,000.00
2,000.00
1,000.00
0.00
2015年1-10月の比株価推移
8,000.00
7,800.00
7,600.00
7,400.00
7,200.00
7,000.00
6,800.00
6,600.00
6,400.00
6,200.00
By Yoshi
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四輪車新車販売台数、前年同期比29.4%増
2015年9ヶ月間で20万台突破
10月8日付け各紙電子版などによると、フィリピン自動車工業会(CAMPI)が、2015年9
月及び9カ月間(1月~9月)の新車販売動向を発表した。
それらによると、2015年9月のフィリピン国内四輪車新車販売台数 (CAMPIとトラック工
業会加盟企業分のみ。 CAMPIを脱退している韓国系の現代アジア・リソース(HARI)分な
どを含まない:以下工業会加盟企業分と記す)は、前年同月比29.4%増の2万7,069台に達
し、月間記録を更新した。堅調なフィリピン景気、 各社の販促強化の奏功などにより二桁増
加ペースを続けた。また、2月から8カ月連続での2万台超となった。車種別では、乗用車が
同26.3%増の1万0,703台、商用車が31.5%増の1万6,366台であった。
9月のメーカー別販売台数シェア(工業会加盟企業ベース)首位は、トヨタモーター・フィ
リピン(TMPC)の40.8%(前年同月比16%増の1万1,057台)であった。 第2位は三菱モー
タース・フィリピンの18%(同17%増の4,867台)、第3位はフォー ド・モーター・フィリ
ピンの11.3%(同52%増の3,065台)、第4位はいすゞ・フィリピンの7.8%(同74%増の
2,113台)、第5位はホンダカーズ・フィリピンの7.7%(同54%増の2,092台)であった。
上位陣では、引き続き、いすゞとホンダが高い伸びを見せた。また、フォードの急回復が目
立つ。
2015年9カ月間 (1月~9月)の新車総販売台数(工業会加盟企業分)は、前年同期比
21.5%増の20万6,284台に達した。車種別では、乗用車販売台数が同28.5%増の8万4,036
台(構成比41%)と好調であった。一方、商用車も同17.2%増の12万2,248台(構成比
59%)へと二桁増加となった。
フィリピンの四輪販売台数推移
(台)
30,000
35.00%
30.00%
25,000
(
販 20,000
25.00%
20.00%
売 15,000
15.00%
台 10,000
数
)
10.00%
5,000
5.00%
0
0.00%
1月
2月
3月
4月
2014年
5月
2015年
6月
7月
8月
9月
2015年伸び率
なお、2014年の新車販売台数(工業会加盟企業分)は、前年比30%増の23万4,747台で
あった。また、CAMPIを脱退している韓国系の現代アジア・リソース (HARI)など自動車
輸入販売企業協会(AVID)加盟企業分を含む総販売台数は同27%増の26万9,841台に達し
た。そして、双方ともに3年連続での過去最高更新となった。
2015年もさらなる増加が期待できる状況である。CAMPIは現時点では、2015年の工業会
加盟企業の販売台数は2014年比16%増の27万2,000台に達し、4年連続で最高記録を更新す
ると予想している。非加盟企業分も含めた新車総販売台数も30万台を突破、同15%増の31万
台程度に達し、やはり4年連続の最高記録更新と見込んでいる。9カ月間の実績はその予想を
上回るペースとなっている。
フィリピンの2014年の1人当たり名目GDPは前年比7.6%増の12万6496ペソで、年末のペ
ソ対米ドルレートで換算すると約2,830米ドルと なる。1人当たり名目GDPが3,000ドルを超
えると家電など耐久消費財が急速に普及し、モータリゼーション(自動車社会化)が始まる
といわれている。 この点からも、フィリピン自動車市場の拡大ピッチは高まることが期待さ
れている。
自動車販売の好調にあわせ、きたるモータリゼーションのためにも、政府はインフラ整備
を計画通り進めていくようカジ取りすることが急務である。
By Yoshi
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ボニファシオ「マッキンリー・ウエスト」、IT経済特区に
メガワールドの高級タウンシップ開発プロジェクト
大手不動産企業メガワールドが、最上級タウンシップ・プロジェクト「マッキンリー・ウエス
ト」を推進中である。
この「マッキンリー・ウエスト」はフィリピン
を代表する超高級住宅街「フォーブス」に隣接す
るフォート・ボニファシオの34.5ヘクタールを
最上級タウンシップとして開発するというもので
ある。メガワールドはこのプロジェクトに対して
10年間で450億ペソを投資する方針である。
メガワールドは現在、「マッキンリー・ウエス
ト」に6棟の大型オフィス・ビルを建設中である。
これらのビルは米国グリーンビル評議会の環境基
準に合致する環境保全型ビルである。6棟合計の
床面積は約6万平米であり、多くのIT企業やBPO
企業が入居、約2万人が就業する見込みである。
このほどアキノ大統領は、「マッキンリー・ウエスト」をフィリピン経済区庁(PEZA)認定IT
特別経済区とすると宣言した。
現在開発中の「マッキンリー・ウエスト」の近くにはグラウンドハイアットホテル、シャング
リラホテル、フィリピントップの病院セントルクス、日本人学校や各国インターナショナルス
クール、各国大使館、いくつものショッピングモールなどが集中しており、暮らしやすい住環境
になっている。
メガワールドは、メトロマニラのマカティ
やボニファシオグローバルシティ(BGC)と
いった商業地区でコンドミニアムのプロジェ
クトを多く展開しており、コンドミニアム以
外にBPOオフィスの開発や経営を強みとして
いるデベロッパーでもある。
なお、全国に保有するオフィスビルの総床
面積は70万平米に達する。そのうち、30万平
米がフォート・ボニファシオに立地する。ま
た、メガワールドはフォート・ボニファシオ
における民間最大の土地保有企業であり、そ
の保有面積は105ヘクタールに達する。
マッキンリー・ウエスト、ケソンシティといった首都マニラはもちろん、イロイロ島のビジネ
スパークやセブのマクタンニュータウン、そしてダバオといった人気リゾート地区でコンドミニ
アム、オフィスビルやホテルなど開発中であり、とても安心できる信頼性の高いデベロッパーだ。
(15年10月22日のフィリピン経済・金融・投資情報より)
IVY
BDO更なるM&Aへ、日系金融機関との提携も視野に
フィリピン最大の銀行であるBDOユニバンク(BDO)が更なる業容拡大を目指している。
BDOは、 2013年のアジア最優秀銀行として、フィリピンのBDOユニバンク(BDO、旧名:バ
ンコ・デ・オロ・ユニバンク)が表彰された。 BDOのほかに、中国のICBC、インドのHDFC、イ
ンドネシアのバンク・セントラル・アジア、韓国の新韓ファイナンシャル、シンガポールのDBS、
タ イ の サ イ ア ム 商 業 銀 行 と CTBC 、 マ レ ー シ ア の パ ブ リ ッ ク ・ バ ン ク が 挙 げ ら れ て い た 。
特に、パブリック・バンクはこれまで3年連続でアジア最優秀銀行に選出された実績を有する強敵
であった。 そして、アジア最優秀銀行として、フィリピンの銀行が選出されたのは初めてのこと
である。
BDOは近年M&Aを繰り返し、現在では総資産、融資残高、受け入れ預金残高ともに国内銀行業
界でトップとなっている。しかし、国際的スタンダードではメガバンクというには程遠く、更な
る業容拡大が必要と考えている。
業容拡大のために主要戦略としてこれまでと同様にM&Aを重視している。今年に入っても、ミ
ンダナオ島に98店、合計105店を有する地域銀行「ワン・ネットワーク・バンク(ONB)を買収
した。今後も、常にM&Aの機会を模索していく、日系金融機関との提携、連携も視野に入れて活
動を拡大している予定。
尚、今年6月にBDOと野村ホールディングス(野村HD、本社:東京都中央区)は、野村HDが
BDOの証券子会社であるPCIBセキュリティーズ(PCIB証券)に対して出資することで合意した。
PCIB証券は野村HDの出資完了後、野村HD4%、BDO51%出資の合併会社となり、野村HDの特
区法適用会社となりつつある。
フィリピンでは、安定的な経済成長を背景に個
人投資家が増加しており、両社は合併会社を通じ
て、主にフィリピン個人投資家を対象として、当
初は国内株式オンライン取り引きサービスを展開
する。また幅広い投資化層にクロスボーダー取り
引きの機会を提供する。このように、BDOはグ
ループとしても、M&Aや連帯を通じて業容を拡
大していく方針である。
総資産規模等において現地最大の金融機関で
あるBDOと協業することにより、野村HDは現地
資本市場の発展に貢献するとともに、フィリピン
における収益基盤の構築、および野村グループのプレゼンスの向上を図る。そして、高い成長が
期待できるフィリピン・オンショア市場でのビジネスを拡大することにより、アジアにおける
ホールセール及びリテールビジネスの相乗効果の更なる創出を目指す。
(15年10月15日のフィリピン経済・金融・投資情報より)
IVY
7
日系ベンチャーGMS、マカティ市と電動車普及で提携
東京に本社を置く自動車IOTベンチャーのグローバルモビリティサービスは、FinTech領域の独自
開発IOTシステムを活用した、低所得者(BOP層)を対象にした車両提供サービスを普及させるべ
く、フィリピンのマニラ首都圏の中心都市であるマカティ市との間に覚書を締結した。
☆IOT(Internet of Things)とは・・・
コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく様々な物体(モノ)に通信機器を持たせ、インターネットに接
続したり、相互に通信したりすることにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うことである。
☆FinTechとは・・・
FinanceとTechnologyを組み合わせた造語である。明確な定義は
確立されていないが、近年は金融分野に強みを持つIT(情報技術)ベ
ンチャー企業等を表す言葉として使われることが多くなっている。
フィリピンの交通機関
トライシクル
☆BOP(base of the economic pyramid)とは・・・
「経済ピラミッドの底辺層」「所得ピラミッドの最下層」の意。年間所得
3,000ドル未満で生活をしている開発途上国の低所得者層で、世界の
人口の約72%、約40億人に相当する。市場規模は5兆ドルとされ、事
業と貧困対策の両立を目指す取り組み(BOPビジネス)が進んでいる。
この取り組みにより、BOP層の雇用創出・所得水準の向上が期待されており、開発途上国にお
けるマイクロファイナンスのあり方を変える画期的な取り組みとして高い期待を集めている。
フィリピンは、総人口の8割超がBOP層に所属しており、その多くが高価なものを購入する際に
ファイナンスを利用したくても、与信審査が通らず、購入できないという問題を抱えている。こ
れはフィリピンに限らず多くの新興国において同様の問題が顕在化しており、問題を解決するこ
とが経済の活性化、市民の生活水準の向上に貢献することから、新たなマイクロファイナンスの
モデルが切実に求められている。
また、新興国では車両の排出ガスによる大気環境汚染が著しく、フィリピンにおいても同問題
の解決は切実な課題である。しかし多くの市民は、ファイナンス機会を得られないことから新た
な低炭素型車両へと買い換えることは困難であり、同国のとりわけ二輪車や三輪車(トライシク
ル)において、排出ガスの多い2ストローク車両が未だ数多く使用され続けている。
フィリピンの中心都市であるマカティ市は、低炭素型車両(4ストローク車両、及び電動車両)へ
の買い替えを促進させることで大気環境問題の改善を促進し、また従来車両を購入できなかった
人々への車両利用機会を与え、商用タクシードライバーとしての経済参画を促すことで、市民の
雇用を創出し、所得水準を向上させることを目的としている。
GMSは、車両に独自開発のデバイスを取り付けることで車両を遠隔制御する技術、そして車両
関連のあらゆる情報のセンシングを行う技術を統合したIOTプラットフォームシステムである、
Mobility-Cloud Connecting System(MCCS)を開発した。
GMSはMCCSを活用し、これまで不可能であったBOP層への与信審査を省略した車両提供サー
ビスを行う。利用者からの料金支払いが滞った際には、日本から約1秒で遠隔操作により車両を停
止させ、支払いを利用者のアプリ等を通じて促すとともに、位置情報を基に車両の回収を円滑に
行える仕組みを構築し、与信審査を省略しながらも資産保全を確実に行うことができる画期的な
サービスを構築した。同サービスを現地の金融機関やリース会社等のファイナンス企業と共同
で、BOP層へ提供するサービスを今後複数社と開始する。(15年10月5日のグローバルモビリティ
サー
MOEMI
8
ビスのニュースリリースより)
ジョリビー日英豪等へ進出、世界トップ5を目指す
ファースフード・チェーン最大手のジョリビー・フーズ(JFC)は、国内だけでなく、海外でも
積極展開を図りつつある。
2015年8月末のJFCのフィリピン国内店舗数は2,384店。内訳はハンバーガーのジョリビー884
店、中華のチャウキン422店、ピザのグリーンウィッチ221店、ケーキ・ベーカリーのレッドリボ
ン354店、鶏肉・バーベキューのマン・イナサル457店、バーガー・キング46店となっている。
一方、海外店舗数は629店舗であり、ジョリビーフーズ・グループ国内外総店舗数は、3,013店舗
に達している。
現在海外では米国、中東、東南アジア中心事業を展開している。海外ネットワークの更なる拡
充戦略の一環として、今年10月には米国の新興ハンバーガー・チェーン「スマッシュバーガー」
の株式40%を9,947万米ドルで取得した。10月26日にこの取得手続きが完了したが60%の追加
オプションも付せられている。JFCがついに本場米国の急成長バーガーチェーンに40%出資、将
来的には完全子会社化を視野に入れていることは興味深い動きである。
さらに、JFCは先週開催されたアジア・パ
シフィック小売会議・展示会において、
2016年には英国とイタリア、2017年までに
日本と豪州に進出する意向を表明した。先進
国市場などにも積極進出し5年間で売上高と
純利益を倍増させ、ファーストフード・
チェーンでの世界トップ5を目指すとのこと
である。
尚、フィリピンでは、ジョリビーが国民食と
まで称されるほどの圧倒的な支持を得ている。
ジョリビーのシェアは約50%と見られる。ジョリビーの6月末の国内店舗数は880店で、前年末の
839店から41店の純増となっている。
一方、マクドナルド・フィリピン(比マクドナルド)は、当地の有力持株会社アライアンス・
グローバル・グループ(AGI)関連会社のゴールデンアーチス・デベロップメント(GADC)に
よって展開されている。第1号店は、1981年にオープンした。6月末の比マクドナルド店舗数は
464店で、前年同月末の422店から42店、率にして10%の純増となった。
このようにジョリビーの店舗数880店は、比マクドナルドの約1.9倍であり、その差はなかなか
縮小しない。ジョリビーのグループ企業であるバーガー・キング45店を加えればその差はさらに
拡大、ジョリビー・グループ925店対比マクドナルド464店となる。
米国や中東などフィリピン人出稼ぎ労働者が多
くいる国には既に出店している。日本ではモス
バーガー、マクドナルドやKFCが有名ですが、
ジョリビーが日本に進出したら、いったいどうな
るのだろうか?フィリピン人の出稼ぎ労働者に人
気を誇るが、日本人の舌にあの甘いジョリビース
パデッティが合うのか心配だ。
IVY
9
イオンファンタジー、フィリピン10店体制に
大型ショッピングセンター内において児童向け遊戯施設
を運営するイオングループの企業である株式会社イオン
ファンタジー。
イオンファンタジーは、2014年5月に子会社「イオン
ファンタジー・フィリピン」を設立した。そして、同年
11月に、イオンファンタジーキッズーナフィリピン1号
店がマニラ首都圏ケソン市のショッピングモール「ロビン
ソンズ・ガリレア」内にグランドオープンした。フィリピ
ンにおいてロビンソンズ・ガリレアはSMモールなどより
もさらに庶民的な、メジャーなモールのひとつである。
この出店により、イオンファンタジーのアセアン地域での店舗展開は、マレーシア、タイ、ベト
ナム、カンボジアに次いで5カ国目となった。
その後、フィリピンにおけるイオンファンタジーキッズーナは順調に増加している。今年8月に
は、フィリピン最大手デベロッパーのアヤラグループのラグナ州サンタロサ市のヌバリショッピ
ングモールに8号店を開設した。ここでの新たな取り組みとして、キッズーナのパーティルームに
フィリピンで大人気のカラオケを導入した。
9月には、マニラ首都圏ケソン市のアヤラフェアビューテラスに9号店、パンパンガ州サンフェ
ルナンド市のロビンソンズ・スターミルズに10号店がオープンした。すなわち、9月末で10店体
制となった。
フィリピンのキッズーナ(イオンファンタジー)店舗数推移(月末値)
2014年
2015年
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1
2
2
2
3
5
5
5
7
8
10
これまではルソン島のマニラ首都圏やその周辺への出店に限られていたが、セブ島にも進出し
つつある。セブ1号店はセブ市のロビンソンズ・ガリレア3階にオープン。また、マニラ首都圏ビ
ノンド中華街のラッキーチャイナタウンにもオープンする。
なお、中国では9月28日に100店体制を達成、9月末の海外店舗数は231店となった。日本の
507店と合わせた総店舗数は738店に達している。フィリピンの10店は、海外では中国の102
店、マレーシアの62店、タイの40店に次ぐ4位となっている。(株式会社イオンファンタジーの
ニュースリリースや資料などより)
フィリピンのショッピングモールを訪れたことのある方であればお気づきだろうが、フィリピ
ンのモールはとにかく人が集まる場所である。平日休日を問わず、家族や友人らと足を運び、ウ
インドウショッピングや食事を楽しむ。
また、フィリピンの平均年齢は23歳と言われ、どこに行っても子どもが大勢いる。フィリピンに
住む子どもを持つ日本人の母親も一様に、フィリピンでは子どもをどこに連れて行っても嫌な顔
をされることがなく、気にかけてくれるため、外に出ることに躊躇しなくて良いと話す。
子どものいる外国人家族も含め、フィリピンに住む多くの家族を対象に展開している、この自
動向け遊戯施設はこれからさらに発展し、ショッピングモールの増加とともに定番化していくの
ではないかと考える。
MOEMI
10
物件アップデート
クラスター1
☆マクタンニュータウンの最新情報☆
お引渡し通知書の発行が始まりました!!
大変長らくお待たせいたしました。
10月、ようやくクラスター1のお引渡し通知書が発行され始めました。
まだすべての階層ではなく、一部のオーナー様のみ通知書をお受け取りになられている
状況ですが、11月、12月中にクラスター1のすべての階層に通知書が出される予定です。
クラスター3は11月より発行が開始され、同じく3ヶ月程度ですべてのオーナー様のもとへ
通知書がデベロッパーより届けられる予定です。
クラスター2および4のオーナー様につきましては、まだ予定が確定しておりませんが、
発表があり次第各担当者よりご連絡差し上げます。
10月23日時点の
8ニュータウン外観・内装
お引渡し通知書が発行されますと、1ヶ月以内に残金および諸経費のご清算が必要となります。
ご清算方法がお決まりでない方はお早めにご相談ください。
また2ヶ月以内に物件検査を行いますので、フィリピンにお越し頂くことが難しい場合は
別途お手続きを行います。各担当者、あるいは下記連絡先までご連絡をお願い致します。
※ 8NEWTOWN BLVDのお問い合わせは、担当 石橋
[email protected]
までご連絡ください。
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プレビルドからRFO(レディーフォーオキュパンシー)へ・・・
私どもが8ニュータウン、ビーコンの不動産投資をご紹介させて頂いてから5年の歳月が経ち、フィリピンは今、建築
ラッシュの時を迎えております。時代の変化と共に、投資の方法も変化させなければなりません。
今回のツアーでは、発展をし続けるフィリピンの街を視察しながら、新たな時代の不動産投資をご紹介の予定です。
1日目(金)
• 13:30頃 空港お迎え
• マカティ、グーバルシティ 視察
• リーゾツワールドにて夕食
• フライト (マニラ⇒セブ)
• ホテル チェックイン
(ウォーターフロント泊)
2日目(土)
• 10:00頃 ホテル出発
• セブ・マクタンニュータウン視察
• 8ニュータウンブルバード内覧
• フライト (セブ⇒マニラ)
• マニラ泊
3日目(日)
• 午前 弊社オフィス
• 午後 日本へ帰国
59,800 円
※お申し込み締切日: 第一回-11月 8日、 第二回-12月15日
[含まれるもの]
国内線の航空券代、2泊分のホテル代、空港お迎え、現地ツアー代金、移動費(車両費)
[お客様手配となるもの]
国際線の飛行機代、空港使用料、夕食、ホテルでの別途サービス料金、前後泊される場合の宿泊代金
※キャンセルの場合、14日前まではお支払額から送金手数料を差し引いた分をご返金いたします。
※ご入金は、ツアー開始14日前までにお願い致します。
※ご入金後ツアーをキャンセルしたい場合、代金は返金されませんのでご了承下さい。
※ツアー行程は、実際の行程と異なる場合がございます。
視察に関して質問等ございましたら [email protected] 石橋迄お問い合わせ下さい。
▼お申し込みはこちら▼
https://docs.google.com/forms/d/1CbTIdrAheletzLJyO7y_ZiG7o0hr3inWkKtLaS89cg0/viewform
皆様のご参加をお待ちしております。
12
8NEWTOWN BLVD.
フィリピン進出企業様募集!!
※興味がおありの方はお問い合わせ下さい。
代表: [email protected]
12
物件アップデート
待ちに待ったツーセントラ
ルの引渡しがいよいよ今月
から開始いたしました!!
2010年に販売が開始され、
5年の歳月を経て、ようやく
オーナー様への引渡しを致
します。
写真を入手いたしましたの
で、チラッとご紹介いたし
ます。
アメニティーフロアーは、7階にあり室内
プールとすべり台広場があります。
ツーセントラル1階のValero通り沿いには、
商業施設として3つの店舗が入る予定です。
※ TWO CENTRALのお問い合わせは、グローバルアジアインベストメント
担当 江副(えぞえ)様 [email protected] までご連絡ください。
IVY
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2017年に旧紙幣を廃貨へ
使用期限は2015年末まで
中央銀行(BSP)は、1985年に発行が開始された旧紙幣が来年から市中では使用でき
なくなると発表した。ニグンドBSP副総裁は6月5日、BSPダバオ出張所でマルチセクター
向け説明会を開催し、2016年1月1日から旧紙幣が取引・支払い等に使用できなくなるの
で、来年中に各銀行で現紙幣に交換するよう求めた。現紙幣への交換期限は2016年末迄
となっている。(15年6月5日のフィリピン中央銀行発表より)
旧紙幣
新紙幣
既にマニラ首都圏ではめったに見かけなくなった旧紙幣だが、郊外に行けば日常的に使
われていることもある。もしおつり等で受け取ってしまった場合は早めに利用し、帰国前
に余ってしまったお金も使い切って帰るように。
個人的には旧紙幣の方が、デザインも手
触りも好きなので廃盤になってしまうのは
すごく残念・・。
左のコインは記念コインで現在少数出回
っているコイン。もし受け取っても偽者コ
インではないのでご安心を!
出逢ったらラッキーコインだ。
By Mai 14
日本⇔フィリピン フライトスケジュール
出発地
成田
マニラ
羽田
マニラ
関空
マニラ
到着地
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
⇒
中部国際 ⇒
マニラ
マニラ
成田
マニラ
羽田
マニラ
関空
マニラ
⇒ 中部国際
福岡
⇒
マニラ
マニラ
⇒
福岡
成田
セブ
⇒
⇒
セブ
成田
出発時刻
到着時刻
運航日
9:30
13:10
毎日
PR431 フィリピン航空
便名
航空会社
9:30
13:10
毎日
JL741 日本航空
11:45
15:45
毎日
13:10
17:10
毎日
PR427 フィリピン航空
17:20
20:55
毎日
NH819 全日空
18:00
21:40
毎日
DL275 デルタ航空
19:20
23:00
毎日
JL745 日本航空
5:25
10:35
毎日
5J5054 セブパシフィック
6:45
12:10
毎日
PR428 フィリピン航空
9:30
14:40
毎日
DL276 デルタ航空
9:30
15:00
毎日
NH820 全日空
10:05
15:35
毎日
JL746 日本航空
14:25
19:55
毎日
JL742 日本航空
14:45
20:10
毎日
PR432 フィリピン航空
1:30
4:50
月火--金土日
PR423 フィリピン航空
9:35
13:30
毎日
NH869 全日空
15:20
18:40
毎日
PR421 フィリピン航空
8:55
13:55
毎日
PR422 フィリピン航空
14:35
19:55
毎日
NH870 全日空
18:50
23:50
月--木金土日
PR424 フィリピン航空
9:55
13:00
毎日
PR407 フィリピン航空
12:55
16:00
月---金土日
3K764 ジェットスター
15:00
18:05
-火-木-土-
PR405 フィリピン航空
20:40
23:50
-火水木-土日
5J827 セブパシフィック
6:55
11:50
月---金土日
3K763 ジェットスター
9:00
14:00
-火-木-土-
PR406 フィリピン航空
14:05
19:05
毎日
PR408 フィリピン航空
15:20
19:55
-火水木-土日
9:35
12:45
毎日
21:10
0:10
-火-木-土日
13:50
18:55
毎日
15:20
20:25
-火-木-土日
15:25
18:00
毎日
5J5055 セブパシフィック
5J828 セブパシフィック
PR437 フィリピン航空
5J5039 セブパシフィック
PR438 フィリピン航空
5J5038 セブパシフィック
PR425 フィリピン航空
9:45
14:25
毎日
12:05
16:25
-火-木-土日
PR426 フィリピン航空
14:25
18:20
毎日
PR433 フィリピン航空
19:30
23:30
毎日
PR435 フィリピン航空
5:55
11:20
-火-木-土日
8:00
13:30
毎日
PR434 フィリピン航空
13:00
18:30
毎日
PR436 フィリピン航空
5J5063 セブパシフィック
5J5062 セブパシフィック
関空
⇒
セブ
15:40
19:30
月--木金-日
PR409 フィリピン航空
7/18~毎日運航
セブ
⇒
関空
9:15
14:40
月--木金-日
PR410 フィリピン航空
7/18~毎日運航
中部国際 ⇒
セブ
15:40
19:30
-火水--土-
PR479 フィリピン航空
9:10
14:40
-火水--土-
PR480 フィリピン航空
セブ
⇒ 中部国際
※上記は2015年6月~の夏季フライトスケジュールです。情報は予告なく度々変更されま
すので実際のフライト時間は各航空会社HPなのでご確認ください。(時間は現地時間)
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フィリピン・デイリーニュース
フィリピンの経済の今が分かる!
平日毎日配信しています。
お電話(日本から)
03-4570-0235
担当: 石橋
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おことわり
本資料は、フィリピンへの投資を判断するための参考情報
とお客様の購入された物件の進捗状況の提供が目的であり、
投資勧誘を目的としておりません。
投資判断の最終決定はお客様ご自身でお願いします。
本資料は、信頼できると考えられる情報に基づき作成して
おりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではな
く、過去の実績は必ずしも将来の成果を示唆するものでは
ありません。
本資料における意見や予測などは、作成時におけるもので
あり、予告なく変更する場合があります。なお、本資料は
お客様限りでご使用いただくものとし、如何なる目的であ
れ、無断で複製または転送などを行わないようにお願いし
ます。
CAPITARISE CORPORATION
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