植栽カード : 植栽プランナーのための樹木・草花基礎データ F 草本 トウダイグサ 科 047 ユーフォルビア 仲間 ユーフォルビア・カラキアス‘ウルフェニー’、’ブラックバード’,‘ブラックパール’ 分布 地中海周辺・バルカン半島 植栽ガイド ユーフォルビアは、トウダイグサ属(Euphorbia)の植物。学名で呼ばれることが多い。トウダイグサ属は世 界各地に2000種の草本、木本があり、花の形や独特の色合いに魅力がある。切り口から出る乳液はか ぶれるので注意。 特 性 常緑多年草で、60~100cmほど直立する。枝を付けないため群生させると林のようになる。枝先に多く の苞(ほう=蕾を包む葉)が集まった黄緑色の頭状花をつける。花の中心部が濃紫色で目が並ぶように 見える‘カラキアス’や中心部が黄色く見え銀色の葉が美しい‘ウルフェニー’が流通する。 配植ポイント 花壇や植込みの一角に群植させると納まりがいい。黄緑色~緑系の花なので、カラフルな花ではない。 しかし、よく見るとこんもりとした花の造形が風変わりで面白い。乾燥に強く過湿は苦手な植物。乾燥気 味の南面で霜の害のない場所が適地。花後根元まで切り戻すと新芽が出る。 形 態 高木 (H>5m程度) 中木 (1.5~3m程度) 低木 (H<2m程度) 灌木 (主幹がない) 地被 蔓性 草本 (多は多年草) 常緑 落葉 半落葉 多 ○ (※は寒冷地で落葉) 針葉樹 広葉樹 雌雄別 在来種 外来種 園芸種 ○ ○ 流 通 流通 ○ 流通時期 (左・中上)ユーフォルビア・ウルフェニー。花後は切り戻すと再生する/(右上)U.カラキアス/(中下)青 色の葉が輪生状に密生する/(右下)葉の色、苞の色など多様な園芸品種が流通している 開花時期 (主に草本類の入手可能月) 3~6月 ○ ● Topics 流通規格 樹高(m) 葉張(m) ポット寸法 トウダイグサ科の植物は、特徴あるものが多い。路傍に生えるトウダイグサやナツトウダイの花も特異な形をしている。トウダ イは燈台で、茎の頂部に輪生する杯状花序を燭台の皿に見立てた。 植 付 目 安 6~10株/㎡ ポット苗はパレット換算にて 2~2.5パレット/㎡程度 用語解説 ■ユーフォルビア:トウダイグサ科トウダイグサ属の属名。 植栽計画時、提案時に全体をコピーしてご利用ください。 写真単独のコピーおよび部分的なデータのコピー転用は禁止します。 ○ 株式会社ユニマットリック 20140806 ・刈は要刈込 弱 強強 要 軽 ・剪は要剪定 難 易 管 理 ・軽は軽負担 移 植 ・要は要管理 × 病虫害 病 虫 害 害 ・根巻き樹は別 ○ は品種差有 ※ ・煙は大気汚染 ○○ 耐 性 耐 耐耐耐耐 寒 暑乾潮煙 ・乾は寒風 ○ 日 照 乾 湿 陽 中 陰 乾普 湿 燥通 潤 ・寒は積雪 ○ 配植可能地域 九 関 関 東北 海 州 西 東 北道 ○ ○ ○ 南× ・適合土壌 ○ 観賞ポイント 樹花香 果 葉 形 り実芽 は品種差有 ※ ・南は南部域 ○ グラウン ドカバー シンボル ツリー 主 な 配 植 主 副添 独 生寄刈 木 木景 立 垣植込 ・平野部基準 ・灌木、草本寄植株数の目安 ・パレットは販売時のケース ご利用方法 ご利用上の注意 花色
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