阪神国際港湾株式会社 ホームページ掲載資料 「平成27年度 阪神港の貨物集貨事業」(概要) 平成27年6月 阪神国際港湾株式会社 お問い合わせ先 事業の応募や契約に関して、条件等があります。 詳細は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。 阪神国際港湾株式会社 神戸営業部・大阪営業部 〒651-0087 神戸市中央区御幸通8丁目1番6号 神戸国際会館20階 078-855-3206・3920 (神戸案件)(大阪案件) [email protected] ご不明な場合等ございましたら、どちらにご連絡を頂いても結構です。 項 目 Ⅰ 概要 Ⅱ 個別メニュー Ⅲ 事業実施の基本的な流れ 1 Ⅰ 概要 1 目的 阪神港が西日本のゲートポートとして、東アジアの主要港並みのサービス水準を提供するこ とにより、西日本等諸港の海外トランシップ貨物を国際フィーダー貨物等に転換・集約し、 取扱貨物量を増加することで、国際基幹航路の維持・拡大を図ることを目的に実施するもの です。 2 事業内容 対象事業 ① 国際フィーダー利用促進事業 ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -1 海外フィーダー貨物等誘致事業 -2 陸上輸送等貨物誘致事業 -3 国内フェリー貨物誘致事業 ③ 国際トランシップ貨物誘致事業 ④ 新規基幹航路誘致事業 -1 新規航路誘致事業 -2 航路サービス拡充促進事業 2 Ⅰ 概要 事業のポイント 1 対象貨物について ・平成27年度に国内他港から阪神港へ転換及び新規に輸出入を開始したものは、 全量が対象 ・平成26年度に国内他港から阪神港へ転換及び新規に輸出入を開始したもの、 並びに平成26年度に事業決定を受けた事業で平成27年度も継続される事業は、 平成26年度からの増加貨物が対象 ・平成26年度からの継続事業者への支援 3 Ⅰ 概要 事業のポイント 2 業務委託について ・提案のあった事業について協議の上、業務委託料を決定 ・『目標輸送貨物量』の設定が必要となる事業(※)においては、業務委託料の お支払いは、『目標輸送貨物量』の達成が前提 ※『目標輸送貨物量』の設定が必要となる事業は、以下 ①国際フィーダー利用促進事業 ②海外フィーダー等貨物誘致事業 ③国際トランシップ貨物誘致事業 ・委託事業終了後に1年以上の事業継続が見込まれること 3 その他 ・設定されているメニュー以外にも、「阪神港」の貨物集貨事業についてご提案 頂ける内容があれば、別途協議 4 Ⅱ 個別メニュー ① 国際フィーダー利用促進事業 1.対象事業 国際フィーダー航路の新規開設や増便等の事業 2.委託対象者 内航海運業法に基づく免許を有する事業者 中国 諸港 3.委託内容 協議の上、決定 阪神港 四国 諸港 九州 諸港 [対象事業の考え方] 1便/週 四国 A港 既 存 航 路 1便+1便/週 新規開設 増便 阪神港 九州 B港 ※事業開始から一定期間支援 5 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -1 海外フィーダー貨物等誘致事業 1.対象事業 阪神港利用に転換する西日本等諸港の貨物であって、以下のいずれかの要件を満たすこと ①提案事業者自身が取り扱っていた貨物を阪神港利用に転換する事業 ②他社の海外フィーダー貨物を提案事業者が阪神港へ転換する事業 ③平成25年度及び平成26年度中に阪神港利用に転換した貨物であって、平成27年度に昨年度と 比較し増加が見込まれる事業 ④平成26年度に新たに国際フィーダー(内航フィーダー)等を利用して阪神港から輸出入を開始 した貨物であって、平成27年度に昨年度と比較し増加が見込まれる事業 ⑤今年度に新たに国際フィーダー(内航フィーダー)等を利用して阪神港から輸出入を行う事業 ※日韓ローカル貨物は対象外 KOIPC [対象事業の考え方] 釜山港 等 転換 西日本等 諸港 国際フィーダー 阪神港 仕向出地 ※海外フィーダー貨物とは、西日本等諸港から釜山港等に海外フィーダー船で輸送されている日本の輸出入貨物を指す 6 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -1 海外フィーダー貨物等誘致事業 2.委託対象者 ・外航コンテナ船社またはその日本代理店(西日本等諸港受渡スルーB/L発行の場合) ・荷主もしくはその代理人(西日本等諸港から阪神港に輸送、阪神港受渡B/L発行の場合) 但しこの場合は、輸送事業者の確認が必要 ※代理人:フォワーダー、利用運送事業者 3.委託内容 九州地方以遠の港の貨物 15,000円以上 ・1TEUあたりの目安は右表のとおり ・業務委託料の上限は、1事業につき基本5,000万円 上記以外の港の貨物 10,000円以上 [対象事業者の考え方] スルーB/L 外航船社が西日本等諸港まで輸送を手配する場合 ①外航船社等対象 (海外フィーダー事業) 荷主 等 西日本等 諸港 内航船社対象 (国際フィーダー事業) ②荷主等対象 (海外フィーダー事業) 荷主等が阪神港まで輸送を手配する場合 海外 阪神港 外航船 阪神港B/L 7 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -2 陸上輸送等貨物誘致事業 1.対象事業 下記のいずれかの事業で、平成27年度もしくは平成26年度に国内他港から阪神港へ転換及び新規に 阪神港を利用するもの ①トラックによる陸上輸送事業 ②鉄道による陸上輸送事業 ③フェリーによる輸送事業(経路上でフェリー航路を利用) ④コンテナラウンドユース事業 2.委託対象者 輸送依頼者と輸送事業者による共同提案 ※輸送依頼者:輸送事業者にコンテナ輸送を依頼した者 (荷主・フォワーダー・外航コンテナ船社等) ※輸送事業者:輸送依頼者からコンテナ輸送を受託した者 (フェリー船社・鉄道会社・フォワーダー・陸運事業者) KOIPC KOIPC 3.委託内容 ・1TEUあたり片道5,000円以上を基準(実入コンテナに関連する空コンテナも対象) ・平成27年中に開設した物流拠点等からの新規貨物は2,000円の上乗せ (阪神港の最寄コンテナターミナルから片道100km以内とする) ・業務委託料の上限は、1事業につき基本2,500万円 (上乗せがあった場合は、1事業につき基本3,500万円) 8 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -2 陸上輸送等貨物誘致事業 適用事例 1 利用港転換 内陸部の物流拠点: 他港利用から阪神港利用へ転換 利用港 転換 阪神港 1TEUあたり片道5,000円以上を基準 ※ 実入コンテナに関連する空コンテナも対象 従来ルート 転換ルート 北米・欧州、アジア諸国等 :他港 9 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -2 陸上輸送等貨物誘致事業 適用事例 2 利用港転換(国際フィーダー利用) 西日本の物流拠点: 他港利用から、国際フィーダー(内航フィーダー)が寄港する地元最寄港を利用し、阪神港経由に転換 国際フィーダー航路利用 阪神港 転換 転換 北米・欧州、アジア諸国等 1TEUあたり片道5,000円以上を基準 ※ 実入コンテナに関連する空コンテナも対象 従来ルート 転換ルート :地元港 10 Ⅱ 個別メニュー ② 海外フィーダー等貨物誘致事業 -3 国内フェリー貨物誘致事業 1.対象事業 国内フェリー航路を利用してコンテナ輸送する事業で下記の要件を満たすこと ・荷姿はコンテナ ・阪神港で直接、船舶へ揚げまたは積みを行う輸出入コンテナ貨物 ・前年度と比べて増加した貨物 ※陸上輸送等貨物誘致事業及び海外フィーダー貨物等誘致事業の対象となった貨物は対象外 2.委託対象者 ・阪神港に寄港する国内フェリー航路を運航する船社 3.委託内容 ・1TEUあたり2,000円を基準 ・業務委託料の上限は、1事業につき基本2,000万円 KOIPC 11 Ⅱ 個別メニュー ③ 国際トランシップ貨物誘致事業 1.対象事業 外貿コンテナを阪神港でトランシップする事業(日本の輸出入貨物を除く) 2.委託対象者 外航コンテナ船社またはその日本代理店 3.委託内容 ・下記金額を基準として決定 (阪神港内で横持ちが発生する場合は、その費用相当額を加えて協議) 委託期間中のコンテナ取扱数 金額/TEU 1~1,999TEU以下 5,000円以上 2,000TEU以上 7,500円以上 ・業務委託料の上限は、1事業につき基本5,000万円 12 Ⅱ 個別メニュー ④ 新規基幹航路誘致事業 -1 新規航路誘致事業 1.対象事業 Ⅰ 阪神港に新規に寄港する外航コンテナ定期航路において、下記のすべての条件を満たすこと ① 下記のいずれかの条件を満たすこと ㋐ 国際基幹航路(北米・欧州と我が国を含むアジアとの間の定期コンテナ航路) ㋑ 阪神港での取り扱いが1寄港あたり500TEU以上または年間15,000TEU以上ある航路 ㋒ 上記のいずれにも該当しない航路 ② 対象となる航路の運行開始前1年以内に、同一航路において阪神港への寄港停止・航路廃止を 行っていないこと Ⅱ 平成26年度に事業決定を受けており、平成27年度も継続される事業 2.委託対象者 外航コンテナ船社またはその日本代理店 3.委託内容 下記金額を基準として決定 ㋐の場合 1寄港200万円を基準に寄港数に応じた額 ㋑の場合 1寄港100万円を基準に寄港数に応じた額 ㋒の場合 1寄港12万円を基準に寄港数に応じた額 ※平成26年度に事業決定を受けた事業は、事業対象の最初の船舶入港日から1年を経過した日より、 上記基準額の80%へ減額 13 Ⅱ 個別メニュー ④ 新規基幹航路誘致事業 -2 航路サービス拡充促進事業 1.対象事業 Ⅰ 阪神港に寄港する外航コンテナ定期航路における投入船舶が大型化され、下記のすべての条件を 満たすこと ①国際基幹航路もしくは阪神港での取り扱いが1寄港あたり500TEU以上、 または年間15,000TEU以上ある航路 ②対象となる航路における投入船舶大型化の運行開始前1年以内に、当該航路において 阪神港への寄港停止・投入船舶小型化並びに航路廃止を行っていないこと ※投入船舶の大型化とは、投入後の船舶が、投入前より概ね1,000TEU以上大型化 (既存投入船舶の船体改造により大型化されるものも含む)するものを指す Ⅱ 平成26年度に事業決定を受けており、平成27年度も継続される事業 2.委託対象者 外航コンテナ船社またはその日本代理店 3.委託内容 協議の上、決定 ※平成26年度に事業決定を受けた事業は、事業対象の最初の 船舶入港日から1年を経過した日より、基準額の80%へ減額 14 Ⅲ 事業実施の基本的な流れ 事業実施の基本的な流れ 事業計画提案書の提出 【応募期間】 平成27年4月1日~7月31日 ※予算が無くなり次第、予告 なく受付を終了することが あります 委託対象事業の決定 提案事業者(代表事業者)への決定通知 事業計画提案書 業務委託契約の締結 事業決定後随時 月報の提出 委託事業が完了した日から10日を経過した日 又は平成28年3月31日(木) 上記いずれかの早い日まで 審査後随時 翌月10日までを目安 事業実績報告書の提出 業務委託料の確定 事業者への確定額の通知 〔凡例〕 事業者 平成28年4月中旬 請求書の提出 阪神国際港湾㈱ 両者 請求から概ね1ヵ月後 業務委託料のお支払い 15
© Copyright 2025 ExpyDoc