【取組紹介】 滋賀県「学校・家庭・地域連携協力推進事業」第3回合同研修会 開催報告 概要 県内各地で実施されている「学校・家庭・地域連携協力推進事業」に関わるコーディネータ ーや放課後子ども教室関係者などが一堂に会し、子どもや保護者との関わり方、子どもの本質 を理解する有効な手立てなど具体的事例をとおして学び、コミュニケーション能力の資質向上 を図るため、研修会を開催しました。 ■日時:平成27年8月21日(金) 9:30~12:00 ■会場:滋賀県庁東館 7階 大会議室 ■内容 地域で直接子どもや保護者と関わっておられる放課後子ども教室関係者、放課後児童クラ ブ関係者、家庭教育支援員、教育活動サポーター、行政担当者など、41名の方に御参加い ただき、活動の中で接する「気になる子ども」について理解を深め、支援の方法を学んでい ただきました。 ≪講演≫ 講師:桂田総司 氏 (元小学校長、元滋賀大学教育学部附属特別支援学校副校長、県内複数市町巡回相談員) 演題:「気になる子ども」の理解と支援 ~子どもや保護者への関わり方と大切にしたいこと~ 御専門である特別支援教育から、発達障害のある子どもの理解に至るまで、一人ひとりの 子どもの特性に応じた言葉がけの仕方や関わり方を中心に、DVD 視聴も交え、わかりやすく、 実践につながるお話をしていただきました。 ◆参加者の声(抜粋) ○日常の学校支援地域本部やコミュニティ・スクールの一役員として、本日の講演はたい へん意義深く関心を持って聞けた。自分自身の頭の切り替えと、相手の立場、気持ちを受 け止めて、対応する重要性をしっかり学べた。今後もこのような機会を期待している。 ○最近地域コーディネーターとの会議の中で、気になる子と担任の関係や気になる子に対 してボランティアとどう関わってもらうかなどの話題がよく出るようになった。子ども 達にとって、地域の方との学習は、コミュニケーション能力を育成する上で、重要な要 素になり得ると考える。引き続き児童理解のための研修を進めてもらいたい。 ○配布物や DVD 等、資料が充実しており、とても分かりやすく、理解しやすかった。また、 先生のお話も、時折冗談を交えながら話していただき、楽しく講演を聞くことができた。 ○DVD での研修会も分かりやすく、障害に対して、より効果的な関わり方が理解できた。 今日の研修を参考に、今後、子どもへの関わりを工夫していこうと思う。
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