フォーラムをこえて ― OB・OG活動

グローバル・ネクストリーダーズフォーラム
2011 東京国際大会
二次報告書
平成 24 年 9 月
グローバル・ネクストリーダーズフォーラム日本
グローバル・ネクストリーダーズフォーラム 2011 東京国際大会
一次報告書
目次
1.
フォーラムをこえて ― OB・OG 活動
2.
2011 本会議・参加者の声(総括版)
フォーラムをこえて ― OB・OG 活動
GNLF のミッションにおいて、アニュアルフォーラムは最初のステップに過ぎません。OB・OG を主体とし
た諸活動こそが、「Knowledge, Experience, and Human Network」をテーマとする我々のミッションの
実現に、大きな役割を果たします。GNLF の OB・OG 活動「GNLF ALUMNI」は、主に以下の公式国際
活動を通じて、GNLF ミッションを実現してゆきます。
1.総会(International General Assembly)
原則として2年に1度、GNLF 国際組織の重要事項に関する意思決定を行う総会を中心に、全ての
卒業生を参加資格者とした数日間のフォーラムを行い、各卒業生の近況報告や地域間・世代間交
流、業界別交流、セミナーなどを行います。
2.オンライン・フォーラム(Online Forum)
ウェブ上で各国の卒業生が情報・意見交換をしたり、国際問題やより身近な問題に関する議論・解
決を行うためのコミュニケーションサービスを今夏より提供いたします。オンライン・フォーラムは「オフ
ィシャル」「プライベート」の2本の柱で構成されており、「オフィシャル」においては主に国際問題・社会
問題等をテーマに、卒業生として学生時代とはまた異なった角度からコミュニケーションが取れるよう
な場を設けるとともに、「プライベート」においては卒業生の個人的な交流を促し、またそれが広がりを
見せていくような場を提供します。
3.オンライン・セミナー(Online Seminar)
アニュアルフォーラムでは、各界の専門家が設定されたテーマについてセミナーを行いますが、その
模様を過去にさかのぼって全てウェブ上で検索・閲覧できるサービスを今秋より提供いたします。オン
ライン・セミナーにはまた、各国組織および卒業生の企画に応じてウェブ独自のセミナーコンテンツを
随時追加し、生きた知の体系を構成してゆきます。また、オンライン・フォーラムとの連動により、それ
ぞれのセミナーコンテンツに関する議論を促します。
その他、国際本部は公式国内活動、非公式活動などの促進を行います。
・公式な国内活動としては、各国大使を講師に迎えた国際問題に関するフォー
ラムを既に毎年行っているほか、世代間の交流を促す年2回の国内総会、業
界別に情報交換や共同プロジェクトを行う分科会、テーマ別のセミナーな
どを随時開催するほか、非公式なリユニオンの開催も促します。
・非公式活動として、旅行やホームステイを通じた卒業生同士の交流が第一に
挙げられます。既に各国の卒業生同士がこのような交流を行っているほか、
非公式活動を通じて卒業生がさらに新たな海外の友人を得て、ネットワーク
が広がっています。
このような活動を行うため、今秋には国際本部を社団法人化し、国際上部組織として体系的・長期
的なフォーラム運営、運営制度の確立と研修、上部組織・卒業生を軸とした国際プロジェクトを中心
に GNLF のミッションを実現するための活動を本格的に開始いたします。
2011 本会議・参加者の声(総括版)
GNLF 国際本部は、2011 本会議期間中と本会議後 1 年経った今年 8 月の 2 回にわたり、第一期
卒業生を対象にアンケートを行いました。その他にもフェイスブックページを中心とした意見交換の中
で、日頃よりフォーラム運営について様々な意見が交わされており、それらを今後のフォーラム企画・
運営に最大限活かしてまいります。
1.よかった点
2011 本会議において「よかった点」について意見を聴取したところ、「第一級の講師がこれだけ揃っ
たこと」「各国の学生が混合で班を組み共同生活をしたこと」「セミナーとディスカッションの双方を経
験できたこと」「企業研修や鎌倉観光などを通じて多角的に日本を体感できたこと」など様々な意見
があった。傾向としては、理念や全体的なプログラムおよびスケジュールに対し総じて高い評価を受
けたと分析でき、方向性そのものに誤りが無かったことを示してくれた。高く評価された点については
GNLF の強みとして、今後も継続してゆきたい。
“素晴らしい点は沢山あった。(1)よいテーマ(2)よい運営組織に加え、(3)プログラムの中のコミュニケ
ーションデイ&ナイトでは参加者たちが様々な意見、経験、文化、知識などを持ち寄って交換できた”
(中東/北アフリカ・女)
“最も素晴らしいことは、議論されているような問題に色々な分析を与えてくれた講師たちであり、良
い開催地であり、完璧な運営であり、そしてチャーミングな学生たちでした”(サブサハラアフリカ・男)
“様々な問題に関する議論に全ての学生が参加したこと、そしてフォーラムの中で日本文化について
学べたこと”(サブサハラアフリカ・男)
“部屋を海外の人たちと一緒にしたのが良かった。その交流のおかげで、更に一層親睦を持てた”(日
本・女)
2.改善すべきと考える点
2011 本会議について「今後改善すべき」「不満が残る」点について意見を聴取したところ、「セッショ
ンの数が多い」「自由時間が少ない」という意見が多数あった。「セッションの数が多い」という問題に
ついては、7日間弱という短いスケジュールの中で「資源」という大きなテーマを取り扱う上で避けられ
ないものであったが、朝から夕方にわたって休みなく1日6セッションを詰め込んだ日がある一方で、1
日中観光・研修を行った日もあったため、改善の余地はあると思われる(予算上、貸切バスの関係で
観光・研修の日程は集約する必要があった)。傾向としては、運営上の様々な細かい点に対する改
善要求が多かったように思うが、これは今後の組織およびフォーラム運営において比較的対処可能
な課題が多いことを意味している。2012 本会議では全体的にセッションの数を減らすほか、セッショ
ンとその他のプログラムを混合に配置するなど、プログラムデザインに工夫を凝らす。「自由時間が少
ない」という問題については、自由時間そのものの長さも然ることながら、夜間の外出を禁じたほか、
それ以外の自由時間も外国人参加者の外出に日本人参加者の同行を義務付けたことが大きいと考
えられる。当局より「万が一外国人参加者が行方不明になった時の問題」について再三言われてい
たことからこのような措置をとったのだが、運営側に隠れて外出していた参加者も多数いたことから、
自由時間については根本的に見直す必要があると思われる(2012 本会議の開催地であるチュニジ
アは日本より治安が悪く、夜間外出等に制限がそもそもかかっていることから、さらなる工夫が求めら
れる)。その他、意見にはなかったが「入浴の問題」「礼拝の問題」など宗教上・文化慣習上の問題は
大きかったと運営側は実感している。中には、「変えるべきところはない」というように高い評価をした
参加者も複数いた。一方で、開催地そのものについての意見は「持ち回りでやった方が良い」「日本で
続けた方が良い」という2つの意見が拮抗しており、2012 本会議の開催を踏まえて最終的に今後の
開催地を決定する必要があると思われる。
“改善すべき点は、参加者とのコミュニケーションで、開催間際までよくわからない点があったことや、
アプリケーションプロセスなどに関するウェブサイトの英語表記がわかりにくいこと、そして自分がまだ学
生であるにもかかわらずチュニジア大会へ参加することが難しいことなどである”(サブサハラアフリカ・
男)
“第一回会議ということで大変だったと思うが、素晴らしかったと思う。あえて言えばレビューがあった
ほうが良い。日本のような素晴らしい国では、観光をもう少ししたかった。提案としては、丸 2 日もしくは
午後 3 日間を観光日にしてみたらどうか”(中東/北アフリカ・女)
“時間の問題はとても大きく、セミナーが時間通りに始まらなかったり、各国要人との面会などが時間
通りにできなかったことがあった。しかし全体の会議プロセス、宿泊地、食事はよく計画され調整され
ていた”(中東/北アフリカ・男)
“私はなにかを変えたいと思わない。しかし他の国で GNLF サミットをやらないほうがいい。日本人の学
生は素晴らしい仕事をするからだ”(サブサハラアフリカ・女)
“会場がわかりづらかった時が時たまあった”(日本・男)
3.フォーラムから1年経ったが、生活や人生観にどう影響したか
2011 本会議から約 1 年後の本年夏に行ったアンケートで、フォーラムでの経験がその後の生活や人
生にどのように影響したかを聞いたところ、「異なる文化的背景を持つ者について理解を深めることが
できた」「コミュニケーションに対する姿勢が変わった」「世界中に素晴らしい友達ができた」などの意
見が多数を占め、実際にフォーラムを受けて各国で様々なイベントや事業を企画・主催する者、国を
超えて参加者同士でホームステイを行う者などが出てきている。また、日本人参加者の中には、フォ
ーラム参加をきっかけとして異文化理解を深め最終的に改宗した者、参加者との交流を踏まえて留
学を決めた者もいる。
“フォーラムはアイデアを交換する素晴らしい機会だった。異なる地域や文化を持つ新たな国々やそ
の人々の発見を通じて、私は大きな影響を受けた。私の行動に関しても、コミュニケーションがより上
手になり、例えば同意できない意見に対しても聞く耳を持つというようにそのスキルについても向上し
たという点で影響を受けている。さらに、英語で自分自身を伝える、世界のより多くの人々を知りたい
という意思、あのように異なる背景や文化を持った人々が一同に会する素晴らしいフォーラムを自分
でも運営してみたいという思いを持つようになった”(中東/北アフリカ・女)
“フォーラムは私の人生を大きく変えてくれた。とりわけ、ネットワーキングと重要な関係構築の面で。
GNLF を通じて受けた様々な講義のおかげで、私は国際的な問題に対してオープンマインドを持つよ
うになった”(中東/北アフリカ・男)
“フォーラムは、物事を異なる次元で見るようにさせてくれ、私の考え方を変えてくれた。フォーラムは
私が新たな文化を学ぶようにしてくれ、私のチームワークスキルやリーダーシップスキルを向上させて
くれ、そしてより良い未来のために何かしようと思わせてくれた”(サブサハラアフリカ・男)
“人生に大きく影響しました。特に宗教面で価値観が大きく変わりました”(日本・女)
4.卒業生活動を含め、今後の GNLF をどのような組織にしてゆきたいか
今後の GNLF の組織およびその活動について、そして卒業生の活動について、全体像を示したうえで
どのような活動が望ましいか尋ねたところ、様々な意見が寄せられた。「実際に何年かごとに会って
色々な議論や近況報告を重ねることが重要」など総会の重要性を訴える意見が多かったほか、各国
において様々な組織と連携する必要性に言及する者、遺産を蓄積することの必要性を説く者などが
いた。総じて前向きな意見が集まった。また、「GNLF の一員でいることに誇りを抱く」「これからもずっと
活動に参加し、また活動を支援してゆきたい」と述べる者が多数いたことは非常に光栄である。
“先述の通り、GNLFALUMNI はああいったものを自国で、自前でやる意思を与えてくれた。私のアイデ
アは、特定のテーマを選ぶものか、特定のものの中の競合を統合するものである”(中東/北アフリカ・
女)
“私は、GNLF がサブサハラアフリカでより知られるようにしてゆきたい。自国でもフォーラムを開催し、
若者のモチベーションやインスピレーションに刺激を与え、ほかの若い人たちとリーダーシップスキル
についてともに学び、将来の国際会議へ参加するようにしたい”(サブサハラアフリカ・男)
“GNLF がそのビジョンの実現のために、同じような目標を持った組織と連携することが望ましい。私は
今後のフォーラムにも、それらのために参加を惜しまない”(サブサハラアフリカ・男)
“未来についてはどのような可能性についてもオープンです。私たちにできることは、未来のために実
際に会って、GNLF の遺産について、そして GNLF の第一回会議以来私たちが学んだこと、実現してき
たことについて話し合うことができる場所をつくることです”(中東・北アフリカ/男)
“私は生涯、このフォーラムの一員でいたい。そしてできることがあれば、組織の助けになりたい”(サブ
サハラアフリカ・女)
以上