Data Center Management Partner データセンター・サーバルーム 環境アセスメントサービス ダブル・アイ・テー・ジャパン株式会社 1.はじめに Data Center Green IT Solution 温室効果ガス排出量の削減を目指す上で、日々大量に電力を消費しているIT機器の集積 施設であるデータセンターの最適運用・高効率化は、昨今、非常に重要視され、その対策が 急務となってきております。 データセンターの消費電力の内訳 照明 1% 電源設備 24% IT設備 30% 空調 設備 45% The Green Grid 「エネルギー効率のよいデータセンタのガイドライン」より ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 2009年 2 2.データセンター 環境アセスメントサービス データセンタやコンピュータルームの最適環境の維持 現状の把握 と 問題点の洗い出し が重要 Data Center Green IT Solution ※アセスメント=査定、評価 データセンター 環境アセスメントサービス 環境アセスメントサービス データセンター 現状調査・分析・把握 問題点の抽出 対策案の選定・検証 最適環境 へ ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 3 3.アセスメントサービスの流れ Phase 1 Data Center Green IT Solution Phase 2 Phase 3 z 現状把握 ・空調稼動ポリシーの確認 ・その他ヒアリングシート(事項)に基づく確認 z 簡易現場調査 ・空調稼働状況、室内面積、オブジェクト数等(目視)確認 ・現状の室内i環境測定(温度・湿度・風速) ・問題点の確認 z 御見積ご提示 ・実施概要ご説明 ・成果物のご説明 ・御見積価格のご提示 z 現場調査(本調査) *Phase3の見積承認・契約後(以降、有償) ・室内環境測定(温度・湿度・風速) ・空調機の能力調査 ・IT負荷電源測定 ・レイアウト、オブジェクト詳細調査 Phase 4 z 報告書の提出 Phase 5 ・現状の室内環境(設定数値)の確認 ・現場調査報告(温度・湿度・風速測定結果等) ・電流値のクランプ測定記録等 ・現状環境の解析結果(3次元シミュレーション)報告 ・問題点の抽出と対策案 ・対策案の環境シミュレーション (OPTION) ・省エネのご提案及び効果予測 ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 4 4.アセスメントサービスのご提案例(ご要望別メニュー) メニュー1.温度・湿度詳細調査 -温度・湿度分布の詳細把握- Data Center Green IT Solution 室内の温湿度を多点計測し、その計測データをビジュアル的に表示するツールにて、 詳細を把握頂き、熱斑や過冷却等問題点を抽出します。 メニュー2.簡易アセスメント調査 -温度・湿度分布の詳細把握 及び 空調機能力とIT負荷(全体)の能力比較- 上記1の実施と、空調機能力vsIT負荷(全体)の能力比較により、冷却能力の過不足を把握し、 最適運転(効率化)のポイントを見つけ出します。 メニュー3.アセスメント調査 -温度・湿度分布の詳細把握 及び 空調機能力とIT負荷(エリアごと)の能力比較- 上記2の空調機能力vsIT負荷の能力比較において、全体比較ではなく、より詳細な把握を 目的にエリアごとでの能力比較を実施し、より細かな最適運転(効率化)のポイントを見つけ出します。 •オプション : 熱気流解析ソフトによる3次元シミュレーションの実施 熱気流解析ソフトを使用して、空調機停止や配置換え、レイアウト変更シミュレーション等を実施し、 最適運転(効率化)のポイントを見つけ出します。 ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 5 5.アセスメントサービス項目 例 No. 評価項目 Data Center Green IT Solution 1 空調機能力と室内 負荷対比及び室内 環境調査 (部屋・エリア単位) 現状負荷での 評価 想定機器導入後 負荷での評価 2 UPS電源の 余裕率調査 現状負荷での 評価 評価・成果物 内容 ・空調冷却能力とIT負荷の対比 と評価 ・熱分布評価 ・3次元シミュレーションによる評価 (オプション) ・レイアウト・スペース評価 ・IT負荷実測値からの考察により空調機 適正稼動率算出 ・ホットスポット等熱斑確認 ・単位面積毎の設計熱量比較による評価 UPS電源余裕率評価 UPS電源盤面数値及び実測データとIT機 器消費電力の考察から適正稼動率を算出 非常用発電機余裕率評価 IT機器実負荷及び空調機適正稼動での 実負荷、各係数(発電機係数、余裕率) から発電機適正容量の算出・評価 想定機器導入後 負荷での評価 3 非常用発電機の 余裕率調査 現状負荷での 評価 想定機器導入後 負荷での評価 ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 6 6.アセスメントサービス報告書 構成例 4.課題の把握と改善提案 Data Center Green IT Solution 1.総 評 1. 課題・問題点 2.調査結果 1-1. 温度測定記録(平面図) 2. 改善提案と 効果予測(オプション) 1-2. 湿度測定記録(平面図) 1-3. 風量測定記録(平面図) 1-4. データロガー記録(10箇所) 1-5. IT機器負荷記録(平面図) 1-6. 空調機能力一覧 3.現状の評価 3-1. 空調 (能力対比・熱分布分析評価) 3-2. UPS・電算非常用自家発電機(容量) ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 7 7.アセスメントサービス報告書 総評 例 (総合評価表 例) 仕 様 値 (カタログスペック) 現 状 (現状運転時) 判定結果 Data Center Green IT Solution 項目 場所・ 区分 運転条件等 能力(容量) 現状負荷 余裕 余裕率 ○○室 運転12台、停止4台 802kW 333kW 469kW 58% ○ ××室 運転7台、停止4台 468kW 125kW 343kW 73% ○ 450kVA 200kVA 250kVA 55% ○ 450kVA 259kVA 191kVA 42% ○ 900kVA 459kVA 441kVA 49% ○ 2,547 kVA 453kVA 15% ○ 2,539 kVA 461kVA 15% ○ 空調機 A号機 UPS B号機 1系統:300kVAx2台 (1台バックアップ) 分電盤での容量比較 現状負荷はN+1送電 合計 発電機 1,500 kVA x 2台 消防指導による計算 設備定格積上げ計算 3,000 kVA ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 8 8.アセスメントサービス報告書 調査結果例1 Data Center Green IT Solution (温湿度環境測定記録一覧) (ラック毎消費電力及び空調機能力表示) (温湿度環境測定値グラフ:24時間) ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 9 Data Center Green IT Solution 9.アセスメントサービス報告書 調査結果例2 (風量測定値内訳) 総風量内訳 (温度環境測定記録 分布イメージ図) 損失(漏れ等) 55.8% 空調機総風量 100% ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 床スリットパネル 風量 44.2% 10 10.アセスメントサービス報告書 IT負荷調査結果例 (IT負荷測定記録図) Data Center Green IT Solution 分電盤○○-A 分電盤○○-B 分電盤の全回路をクランプにて 電流値を計測し、個々のラック毎 の負荷状況を把握し図に落込む AHU ○○ エリア毎の負荷状況(分布)を 把握し、能力比較が可能 AHU ×× ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 11 Data Center Green IT Solution 11.アセスメントサービス 3次元シミュレーション(オプション)例 (気流シミュレーションイメージ) (温度環境シミュレーションイメージ) ©2009 W.I.T. JAPAN CO.,LTD ALL RIGHTS RESERVED 12
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