［優秀賞］代表取締役北村透氏光触媒機能を有するフッ素樹脂コーティング剤株式会社ピアレックス・テクノロジーズ〒556-0011 大阪市浪速区難波中2-10-70 パークスタワー11F TEL. 06（6633）16711 http://www.pialex.co.jp/ 【産学官連携特別賞】大阪大学大学院工学研究科応用化学専攻教授桑畑進氏〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 TEL. 06（6879）7372 燃料電池の固体電解質である「パーフルオロスルホン酸グラフト４フッ化エチレン」を分散媒とし、それに光触媒微粒子を分散させたフッ素樹脂コーティング剤。その分散媒が光触媒反応とよく似ている電極反応に耐えうることに着目した有機系光触媒コーティング剤。従来からの無機シリケート系分散媒を全く含まないことからそれに起因するプラスチック接着性欠如、柔軟性欠如、乾燥速度の緩慢さ、膜厚調整の困難さ、出荷時の性能検査が不可能なことなど、普及を阻む諸欠陥をすべて解決。これにより施工が不可能であったフッ素樹脂鋼板、シーリング部、弾性防水膜などにも施工できる。フッ素系樹脂を採用しているが、水溶液として供給するため中性、水系コーティング液としての供給が可能。塗布造膜後は完全不溶性膜を形成するため、紫外線に対しても優れた耐久性を有する。［優良賞］ランダムパルス発生器（APG）有限会社 RPGテクニクス〒260-0027 千葉市中央区新田町36-15 千葉テックビルFLPC内 TEL. 043（204）1515 http://www.ne.jp/asahi/rpgt/homepage/ 取締役社長露崎典平氏原子核の自然崩壊は完全なランダム事象である。APG （Atomic Pulse Generator）は、自然崩壊で放出されるα粒子（He原子）を直接捕捉してパルスを生成する。自然崩壊はいかなる温度、圧力、電磁波など外部環境に一切影響を受けないし、人的な制御もできない。α粒子のエネルギーを捕捉して出力されるパルスは、熱電子やノイズより遥かに大きくこれらと完全に区別ができるので、自然崩壊を利用するAPGの信号は、完全な独立事象を保ち、ランダム性が確保されている。 APGの試作品は15×15mmの大きさで、平均パルス数は約40 個/秒。このAPGを組み込んで真正乱数を生成し、この乱数を認証信号として使用できるようにした製品がAPG付USB認証キー。 APGの平均パルス数は容易に変更可能で、客先要求に応じて約1300個/秒の製品も完成している。 9