理念 私たちは、利用者様を身体面・精神面・社会面の三つの軸でトータルに理解し、リハビリと支援を行います。 私たちは、利用者様の権利を尊重し、利用者様への接遇やサービスの向上と医療の安全に尽くします。 私たちは、利用者様の個人情報保護と企業情報保護に全力で取り組みます。 私たちは、良質で効率的な医療・看護・介護・リハビリ・福祉サービスを目指します。 私たちは、健全な施設経営を行います。 私たちは、知仁会の施設サービス・在宅サービスを通じて、一生をあたたかくお世話します。 (ターミナルケア実施) 私たちは、地域社会と連携し、地域社会への貢献に努力します。 私たちは、障がい者の人権を擁護し、差別と偏見の解消に努めます。 私たちは、仕事の意義と組織の一員であることを理解し、知仁会に誇りを持ち、より向上するために、支え合って働きます。 施設長挨拶 医療法人 社団 知仁会 ゆうゆ施設長 大畠 俊之 8月終わりの台風が過ぎ去ったあとは、暑さも和らいできました。まだまだ脱水や熱中症に注意 が必要と思いますが、気温が低い日には風邪にも注意しましょう。 さて、先日テレビのクイズ番組で、音楽用語から生まれた言葉を答える問題で、その答えは『ろ れつが回らない』というものでした。『ろれつ』は漢字で『呂律』と書きますが、これは雅楽の音 階名からきているという事です。雅楽には、『呂(りょ)』と『律(りつ)』という二通りの音階が あるそうで、雅楽を合奏する際に呂の音階と律の音階がうまく合わないことを『呂律(りょりつ) が回らない』といい、それが一般にも広まって『言葉がはっきりしないこと』を意味するようにな り、読み方が「りょりつ」から「ろれつ」に変化したようです。この、『呂律(ろれつ)が回らな い』という状態は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害でもみられることがあります。ヒトの脳には 言語を司る言語中枢が主に2か所あります。ひとつはブローカ野と呼ばれる運動性言語中枢で、言 葉を話す働きに関係しています。もうひとつはウェルニッケ野と呼ばれる感覚性言語中枢で、こち らは聞いた言葉を理解する働きに関係しています。ふたつの言語中枢は神経線維で繋がれていて、 お互いに連携して言葉を話したり聞いたりしているのですが、ちょっと離れた場所にあるので、脳 梗塞や脳出血の病変部位や病変の広さによってブローカ野だけが障害されたりウェルニッケ野だ けが障害されたり、その両方が障害されたりします。もちろん、言語中枢以外の場所が障害されて、 体のどこかに麻痺が現れても言語には問題ない事も多くあります。ブローカ野(運動性言語中枢) だけが障害されると聞いた言葉は理解できますがいざ言葉を発しようとするとうまくいかなくな り(呂律が回らない状態ですね)、ウェルニッケ野(感覚性言語中枢)だけが障害されると自ら言 葉を発することはできますが聞いた言葉が分からなくなります。時には、どちらかのみが障害され ているのに聞いた言葉を理解することも自らしゃべることも困難になる方もいらっしゃいます。ふ たつの言語中枢が連携しているからでしょうか?脳の複雑さ、不思議さを感じます。 今月 24 日には知仁会敬老会が開催されます。ゆうゆに入所中の方、ゆうゆデイケアに通所され ている方だけでなく、ご家族の皆様もぜひお越しください。 開催日 時間 慰問者名 場所 9月2日(水) 14:00~14:45 竹波会 ゆうゆ3F 知仁会敬老会 日時:9月24日(木) 13:30~14:30 場所:メープルヒル病院別館3階メープルホール ☆ 入所者様・通所者様に日頃の感謝の意と長寿の願いをこめてお祝いの会を 開催します。 ご家族の皆様もぜひご参加下さい。 コミュニケーションは、言葉だけで行われるものではありません。例えば、声の大きさや 発し方にも気を配りましょう。相手の状態を見て、声の大きさを調節するようにします。一 般的に少し低めの声で、ゆっくり、はっきりと話すと聞き取りやすいと言われています。ま た、言葉で説明するだけでは伝わりにくいと思う場合、身振りや手振りを交える、文字で書 いて示す、現物を見せるなどの工夫も有効です。さらに、肩に手を置く、手を握るなど、ス キンシップも有効な場合があります。このように相手の状態を良く観察しながら、上手にコ ミュニケーションが取れるように工夫しましょう。できるだけリラックスして話せるように 静かな環境を整えることも大切です。 介護保険についてのご相談は、ゆうゆ居宅介護支援事業所までお気軽にどうぞ。 介護支援専門員がご相談に応じます。 電話 0827-57-8810 担当:宮崎 皆さんは「ルテイン」という栄養素をご存じでしょうか?ルテインには抗酸化作用があると 言われており、紫外線やパソコンなど、刺激の強い青い光を吸収し、ぼやけやゆがみをハッキ リさせる役割を果たしてくれます。ですが、ルテインは体内で作り出せない為、老化により減 少する傾向があります。そうすると様々な視界の悩みに繋がると言われており、ルテインを補 う必要があるのです。 ルテインを多く含む食べ物として、ほうれん草やブロッコリー、かぼちゃ、人参等といった 緑黄色野菜が有名です。ルテインは油に溶けやすい成分の為、ほうれん草等を調理する際には、 植物油やバター等で炒めると体内への吸収促進が期待できます。 「目が疲れたな」と思ったら…①暗い状態にする、目を閉じ、まぶたを手で覆い隠しましょ う。出来るだけ視界が暗くなる状態をつくる事が大切です。②遠くを見る、じっと近くを見続 けている時は、適度に2~3m先を見て、視線が一点に集中しすぎないようにしましょう。 目の健康は、日々の食生活から!食生活を改善する事で老化の進行を遅らせましょう! 訪問看護ステ-ション 担当:武内 少しずつ日の暮れが早まり清々しい秋風の吹くころとなりましたが、日中の残暑はまだま だ続くようです。夏の疲れも出て来る時期ですので、皆様引き続き、室温・衣服の調整や水 分補給、バランスの良い食事を摂る等体調管理に努め、元気に過ごしましょう。 9月の歳時記 9月21日 敬老の日 「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として定められた国民 の祝日です。 ゆうゆでも知仁会敬老会を9月24日(木)13:30~14:30に開催いたします。 現在デイケア利用中の方で、今年卒寿を迎えられた方は3名、米寿を迎えられた方は4名 おられます。お慶び申し上げます。これを機にますます若返られ、長寿を重ねられますよ うお祈り申し上げます。 9月20日~26日 秋彼岸 秋分の日前後3日間を合わせた7日間を秋彼岸といいます。墓参りをし、おはぎなどを供え ます。 彼岸に咲く花 有毒であることや墓の周辺に咲いていることから“丌吉な花”というイメー ジがある「彼岸花」。別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれ、仏教の経典では「おめでた いことが起こる兆しとして天から降ってくる花」と考えられています。 9月23日 秋分(秋分の日) 春分と同様に昼と夜の時間がほぼ等しくなり、この日を境に、次第に昼が短く夜が長くなり ます。また、この日は「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ」ことを趣旨とする国民の祝 日でもあります。 9月27日 十五夜 9月から10月の間に訪れる満月の日を「十五夜」または「中秋の名月」と呼びます。美し い月を鑑賞する行事として定着していますが、元々は収穫を祝う行事でした。秋の草花を飾 り、月見団子や御酒、里芋など秋の収穫物を供えます。 知っていますか?秋の七草 山上憶良(やまのうえのおくら)が詠んだ万葉集の歌「秋の野 に 咲きたる花を 指折りかき数ふれば 七草の花」 に由来し、十五夜に供えると良いとされています。 ゆうゆ2F 延期になった盆踊り大会が8月27日(木)に開催され、ゆうゆ2Fも10人参加されました。 昔を思い出しながら手足を音頭にあわせ踊る人と一緒に笑顔になられていました。 おいしい屋台のかき氷やジュースなどいただき楽しい一時を過ごされました。 ゆうゆ3F お誕生日会を行いました。102才の方を始め99才、96才の方々です。皆様お元気で毎日 ハツラツとしてレクリエーションなどにはげんでおられます。長寿の秘訣を聞いた所「くよく よしない!!」 「よく食べて寝る事!!」と笑顔でおっしゃいました。風船バレーをして、その後美味 しいケーキとコーヒーをいただきました。 個人情報保護に関する医療法人社団知仁会の基本方針 知仁会は常日頃より患者様・利用者様の視点に立ち、質の高い医療の実現とよりよいサービスの 提供を目標として、診療業務を営んでおります。患者様・利用者様の健康状態に応じて迅速に的確 な医療を提供させて頂くためには、患者様・利用者様に関する様々な医療情報が必要です。患者様・ 利用者様と確かな信頼関係を築き上げ、安心して医療サービスを受けて頂くために、患者様・利用 者様の個人情報の安全な管理は必須です。知仁会では、下記の基本方針に基づき、医療情報の管理 を行い、患者様・利用者様の個人情報保護に厳重な注意を払って参ります。 1. 個人情報保護に関する法律を遵守し、患者様・利用者様の情報を個人情報保護委員会で管理 しています。 2. 診療及び病院の運営管理に必要な範囲においてのみ、患者様・利用者様の個人情報を収集し ています。 3. 患者様・利用者様の個人情報への不正アクセス、紛失、改鼠及び漏洩を防止し、安全対策を 実施いたします。 4. 一部、検査等を外部の医療施設等に委託する場合があります。その際に、患者様・利用者様 の情報をこれらの施設に知らせる必要のある場合があります。この場合、知仁会では、信頼の おける施設等を選択すると同時に、患者様・利用者様の個人情報が不適切に取り扱われないよ うに契約を取り交わします。 5. 患者様・利用者様が継続的に良い医療を受けられるように、診療に関する情報を、病院、診 療所などに提供する場合があります。また、ご本人様、ご家族様に事前に承諾をいただいたう えで、学会や研究等で医療の発展の目的として情報を利用する場合があります。 6. 患者様・利用者様の必要に応じて、診療情報を開示しています。しかし、最良の治療の継続 に支障をきたすことが考えられる場合は、開示しないことがあります。 7. 知仁会では、患者様・利用者様の取り違えなどの事故を防ぐため、入院患者様・入所者様氏 名を病室・療養室前に掲示しております。ご理解、ご協力をお願いいたします。名札の掲示に ついて希望がありましたらお申し出ください。 8. 知仁会では、原則として面会制限は行っておりませんが、面会に関してご本人様、ご家族様 の希望がありましたら病棟職員にお申し出ください。 医療法人 社団 知仁会 介護老人保健施設ゆうゆ ゆうゆ居宅介護支援事業所・ ゆうゆ訪問看護ステーション ゆうゆデイケア <お問い合わせ先> 〒739-0651 広島県大竹市玖波5丁目2番2号 TEL: (0827)57-8377(代) FAX: (0827)57-8605 ホームページアドレス http://tijinkai.or.jp/ ★当施設ではよりよいサービスを提供できるようスタッフ一同、日々努力しています。 ★入所、退所、在宅サービスについて、苦情・お困り事・その他ご質問等ございましたら、 地域連携室までお気軽にご相談下さい。スタッフ一同プライバシー保護を遵守しております ので、利用者様、ご家族様から知り得た情報は、了承無しに第三者に開示されることは決し てありません。ご安心してご相談下さい。 ★本紙に掲載されております写真等につきましては、ご本人あるいはご家族の了承を得て掲載 させていただいております。 ★ゆうゆだよりについてのお問い合わせ・ご意見は、担当:武田までお寄せ下さい。
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