顎変形症患者の外科的矯正治療後の側貌形態の予測

外科的矯正治療を
過去に受けられた患者さんと
現在受けられている患者さんへ
この度、当科では、「顎変形症患者の外科的矯正治療後の側貌形態の予測」と
いう臨床研究を開始しましたのでご報告させていただきます。
上あごや下あごの成長が過剰あるいは遅れているために噛み合わせに著しい
骨格性のズレが生じている患者さん(顎変形症といいます)では、成長期以降に
あごのズレと噛み合わせの改善のため、矯正治療と手術とを併用する外科的矯
正治療が行われています。この治療の前に、手術後の横顔の輪郭線の推定が行
われていますが、横顔の特徴は一人一人の患者さんで異なり、手術によるあごの
移動量や移動方向にも左右されるので、現在、治療前にこれをできるだけ正確に
予測する方法の確立が目指されています。そこで、この研究では、治療開始前の
患者さんのあごや顔、歯列の形をもとに、外科的矯正治療後の横顔を予測する
方法を確立することを目的としています。この研究により、患者さん一人一人に対
する外科的矯正治療の横顔の予測の正確さが現在より飛躍的に向上すると考え
られ、患者さんに治療後の横顔の変化をよりわかりやすく説明することが可能と
なると考えられます。
1995年1月以降に当矯正歯科を来院された患者さんの外科的矯正治療に通常
必要となる資料(顔の写真、口の中の写真、歯やあご・顔のエックス線写真および
歯型の模型)を用いて計測を行い、これらの値を統計的に解析します。
したがって、本研究のために、患者さんから新たに検査の資料を採らせていた
だくことはありません。また、研究に関し患者さんの名前やプライバシーが外部に
漏れることは一切ありません。
この臨床研究についての疑問や心配事(個人情報の開示や利用停止、苦情な
ど)がありましたらいつでも遠慮なく申し出てください。
問い合わせ先:
福岡歯科大学医科歯科総合病院 矯正歯科 玉置幸雄
電話 092-801-0411(内線:344)
平成25年4月
福岡歯科大学医科歯科総合病院 矯正歯科
診療科長 石川 博之