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~障がいを持つ方、サポートする方をご招待~
2003年より毎年実施している「いずみホール夢コンサート」。この公演は、ボランティア団体
の協力を得て、普段はコンサートホールにあまりお越しいただけない、障がいを持つ方々と、サ
ポートする方々を共に招待し、生のクラシック音楽をお楽しみいただくものです。初回より、藤岡
幸夫指揮/関西フィルハーモニー管弦楽団の活気あふれるオーケストラ演奏をご鑑賞いただ
いています。
毎年好評の指揮者体験コーナーなど、クラシック音楽を身近に感じ、管弦楽の魅力をたっぷ
りとお楽しみいただけるよう、工夫を凝らした内容でお贈りいたします。
今回は、公益財団法人日本音楽財団の特別協力を得て、ヴァイオリニスト・渡辺玲子をゲス
トに迎え、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をお贈りします。
毎回約650名(*) のお客様を迎えるに当たり、いずみホールでは全職員を対象に視覚障が
い者の誘導、車いすから客席への移乗などを中心としたカリキュラムで研修を実施し、公演当
日は職員・レセプショニストが一丸となって対応に当たります。
(*これまでの平均:車いす使用者約20組、盲導犬・補助犬利用者約15組、視覚障がい者多
数。)
今回も一部招待席を公募といたします(応募方法はp.3、いずみホール・ホームページに掲
載)。私どもは、今後も文化による社会貢献に引き続き力を入れてまいります。
「第13回 いずみホール 夢 コンサート」
<日時>
2015年10月7日(水) 14:00
<出演>
藤岡幸夫(指揮)/関西フィルハーモニー管弦楽団
渡辺玲子(ヴァイオリン)/都築由美(司会)
<曲目>
チャイコフスキー:《エフゲニー・オネーギン》よりポロネーズ
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
◆指揮者体験コーナー/ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番
グリーグ:《ペール・ギュント》抜粋(朝・山の魔王の宮殿にて・ソルヴェーグの歌)
シベリウス:《フィンランディア》
<料金>
入場無料(700名 招待)
<主催>
いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕
<特別協力> 公益財団法人 日本音楽財団
<協力> 公益財団法人 日本財団
平成27 年度 文化庁 劇場・音楽堂等活性化事業
◆ 公演内容に関するお問い合わせは「いずみホール・企画部(森岡・北嶋)」までお願い致します。
TEL(06)6944‐1130
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<出演者プロフィール>
藤岡幸夫(指揮)FUJIOKA Sachio
東京生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。日本フィル指揮研究員を経て、1990年に英国王立ノーザン音
楽大学指揮科に入学。奨学金特待生に選ばれ、1992年には最も才能ある若手指揮者に贈られる「サー・チ
ャールズ・グローヴス記念奨学賞」を特例で受賞。
1993年 BBC フィルの定期演奏会が「タイムズ」紙などで高く評価されると、1994年にはロンドン夏の風物
詩「プロムス」に BBC フィルを指揮してデビュー。大成功を収め、以降、ロイヤル・フィル、ロイヤル・リヴァプー
ル・フィルなど数多くの海外オーケストラに客演。
オペラでも2006年のスペイン国立オヴィエド劇場公演「ねじの回転」(ブリテン)が、その年のスペイン新演
出オペラの「ベスト・パフォーマンス・オブ・ザ・イヤー」を獲得。2009年には「ナクソス島のアリアドネ」で再客演
して再び大成功を収めた。
マンチェスター室内管弦楽団首席指揮者、日本フィル指揮者を歴任し、2007年より関西フィル首席指揮
者。2014年で15年目のシーズンを迎えた関西フィルとは毎年40公演以上を共演。その一体感溢れる演奏
は聴衆を魅了、高い評価を得ている。
英シャンドスから BBC フィルと8枚の CD をリリース。関西フィルとは ALM RECORDS とシベリウス交響曲
全集が進行中。
2012年大晦日のテレビ東京系全国ネット「東急ジルベスター・コンサート」でのカウントダウン大成功の模
様は、大きな反響を呼んだ。NHK 大河ドラマ「平清盛」の劇中音楽の指揮など、活躍の場は枚挙に暇がない。
クラシック音楽界に新たな潮流をつくるべく、2014年10月より BS ジャパンの新番組「エンター・ザ・ミュージッ
ク」(毎週火曜夜 11 時~)に参画。司会者として、関西フィルと共に出演。2002年渡邉暁雄音楽基金音楽賞
受賞。
公式ファンサイト:http://www.fujioka-sachio.com/
Twitter アカウント @sacchiy0608
関西フィルハーモニー管弦楽団 Kansai Philharmonic Orchestra
1970年発足。2003年より特定非営利活動法人、2014年より認定NPO法人として生まれ変わり、関西を
代表する楽団の一つとして文化・社会への貢献を目指して積極的に活動を続けている。
世界的ヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイは08年より首席客演指揮者を務め、11年より楽団
史上初の音楽監督に就任。藤岡幸夫は00年より正指揮者を務め、07年より首席指揮者に就任。飯守泰次
郎は 01 年より常任指揮者を務め、11 年桂冠名誉指揮者に就任。
人間の営みから生まれた音楽・・・『ヒューマニズム』をテーマに、聴衆の心に感動と勇気を伝えるべく活動
を展開するとともに、地域密着を重視。活動に明確なビジョンを持ち、挑戦し続ける個性派楽団としてますま
す好評を博している。14 年 10 月よりスタートした BS ジャパンの音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」に藤岡
幸夫と共に出演中。15 年 5 月から 6 月にかけては、スイス・ドイツ・イタリアの 3 カ国 5 都市を巡る楽団初のヨ
ーロッパツアー(合計 5 公演)を開催し、各地で大きな注目を集めた。
オフィシャル・ホームページ http://www.kansaiphil.jp/
オフィシャル・ブログ http://blog.livedoor.jp/kansaiphil/
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渡辺玲子(ヴァイオリン)WATANABE Reiko
超絶的なテクニック、玲瓏で知的な音楽性、切れ味鋭い官能性と幅広いレパートリーで、世界のヴァイオリ
ン界をリードする逸材。1984年ヴィオッティ、86年パガニーニ両国際コンクールで最高位を受賞。これまで
にワシントン・ナショナル響、ロサンゼルス・フィル、フィルハーモニア管、BBC響、ウィーン・トーンキュンストラ
ー管、ロシア・ナショナル管、バンベルク響などと共演。中でもシノーポリ指揮ドレスデン・シュターツカペレ、
サンクトペテルブルク響との共演はCDもリリースされ、大好評を博した。活動は幅広く、欧米で高い評価を得
ているダンス・カンパニー「Noism」とワシントン・ケネディ・センター等で度々共演、13年4月にはミラノとラヴ
ェンナでジョヴァンニ・アレヴィ作曲のヴァイオリン協奏曲を演奏、現地の聴衆に圧倒的な熱狂をもって迎えら
れた。秋田の国際教養大学特任教授。
05年第35回エクソン・モービル音楽賞奨励賞受賞。ニューヨーク在住。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1736年製グァルネリ・デル・ジェス「ムンツ」。
http://www.reikowatanabe.com/
<公募/応募方法>
郵便往復はがき(私製を除く)に、以下の通りご記入の上、お申し込みください。
〔往信裏面〕
①おところ
②お名前 ③お電話番号
④車いす、ストレッチャー、アシスタント・ドッグなどの有無
〔返信表面〕
①おところ
②お名前
〔返信裏面〕
何も書かないでください。
(抽選結果を記載してご返送いたします)
〔送付先〕 〒540-0001 大阪市中央区城見 1-4-70 いずみホール 「夢コンサート」係
〔応募締切〕
9月14日(月)必着
〔お問合せ〕
電話06-6944-1069
* 25 組 50 名様をご招待いたします。応募多数の場合は抽選となります。
* 1 組につき 1 枚の往復はがきでご応募ください。
* 当選ハガキを受け取った方は、当日いずみホール受付に当選ハガキとご本人の障がい者
手帳をお持ちください。座席券をお渡しいたします。
* 頂戴した個人情報は結果通知と当日の運営のみに使用し、いずみホールが責任を持って
管理いたします。
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<これまでの いずみホール 夢コンサート 開催状況>
第1回
2003年9月3日(水)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第2回
2004年8月5日(木)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第3回
2005年9月20日(火)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
片桐聖子(パイプオルガン)
第4回
2006年10月13日(金) 藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
片桐聖子(パイプオルガン)
第5回
2007年8月23日(木)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
髙嶋優羽(ソプラノ)
第6回
2008年9月22日(月)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
辻井伸行(ピアノ)
第7回
2009年9月24日(木)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
髙嶋優羽(ソプラノ)、白水大介(トランペット)
第8回
2010年8月25日(水)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第9回
2011年9月14日(水)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
第10回
2012年9月25日(火)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
四方典子(ソプラノ)、二塚直紀(テノール)
第11回
2013年10月2日(水)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
有希・マヌエラ・ヤンケ(ヴァイオリン)
第12回
2014年9月26日(金)
藤岡幸夫(指揮)、関西フィルハーモニー管弦楽団
有希・マヌエラ・ヤンケ(ヴァイオリン)
一般財団法人 住友生命福祉文化財団
昭和35(1960)年10月に住友生命保険相互会社の寄付により設立された財団法人で、社会の福祉お
よび文化の振興に貢献すべく3つの分野で事業を展開しています。
(予防医学振興事業)
生活習慣病の早期発見と予防を目指す住友生命総合健診システム(人間ドック)の運営を中心に、聴力
障がい者無料健康診断、介護する人への受診優遇の実施、先端医学研究のための助成、へき地で活躍
する医師の顕彰(「地域医療貢献奨励賞」)等、広く予防医学の発展に尽力しています。
(福祉事業)
「スミセイさわやか介護セミナー」を全国で開催するとともに、「ケアする人のケアセミナー」「遠距離介護セミ
ナー」を開催しています。また、児童館を拠点に子どもの社会教育の推進を目指す「子どものためのNPO
との協働事業」、自然環境学習につなぐ「子どもエコ俳句大賞」等を実施しています。
(音楽文化振興事業)
平成2(1990)年にクラシック音楽専用ホールとしてオープンした「いずみホール」において、年間30公演
を超える主催公演を通じてクラシック音楽文化の振興に寄与しています。また、障がいのある人を招く「いず
みホール夢コンサート」を毎年開催しています。
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