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GROUP PROFILE 2015
神 戸 製 鋼 グル ープ 総 合 案 内
T h e K o b e Steel Group’s Corporate P h i l o s o p h y
1.
信頼される技術、製品、サービスを提供します。
神戸製鋼グループは、
ものをつくる力や文化も含めた、わたしたち
グループの存在そのものが信頼されて初めて、製品やサービスに
対する信頼が獲得できると考えています。
2.
社員一人ひとりを活かし、グループの和を尊びます。
神戸製鋼グループがひとつの組織体としての力を発揮していくため
グループ企業理念
には、様々なタイプの人が集まっていることが重要です。
この様々なタイプの人が、一人ひとりの意識として刺激し合い、
力を
高め合い、互いに尊重して同じゴールに向かって一丸となった動き
方ができる企業集団となることを目指しています。
3.
たゆまぬ変革により、新たな価値を創造します。
企業をとりまく環境の変化に対し、迅速かつ的確に対応する事が
必要です。神戸製鋼グループは、
これまでに幾度も
「変革」
に挑み、
いくつもの試練を乗り越えてきた、
という自信があります。
その自信を更に深め、
グループの基盤を強固にする為に環境の変化を
常に意識したチャレンジ精神が必要であると考えています。
グループブランド
「KOBELCO」
は神戸製鋼グループの統一ブランドです。
当社グループは素材系、
機械系、
電力供給など幅広い事業分野で、
信頼される
「オンリーワン製品・技術・サービス」
を提供しています。
2020年を見据えた中長期経営ビジョン
「KOBELCO VISION
G」
の下、事業のグローバル展開を加速しています。
「KOBELCO」
が
「信頼される企業グループ」
のブランドとして、
世界中の方々から認めて頂けるよう、
グループ全体で取り組んでいきます。
01
CONTENTS
0 3 社 長 メッセージ
0 5 グループ 概 要
(神戸製鋼プロフィール/神戸製鋼組織図/2014年度売上構成/グループ事業展開)
0 7 神 戸 製 鋼 グループ の 強 み
0 9 グループビジョン K O B E L C O V I S I O N “ G ”
(神戸製鋼グループ 中長期経営ビジョン/2013年度∼2015年度グループ中期経営計画)
1 1 グロー バル 展 開
13 技術開発
(技術・研究開発体制/技術ハイライト/研究開発実績)
グループ 事 業 概 要 ]
[
(主要製品/オンリーワン製品
・技術/事業ビジョン/トピックス/グローバル展開/海外拠点/国内生産拠点/国内グループ会社)
15 鉄鋼事業部門
21 溶接事業部門
2 5 アルミ・銅 事 業 部 門
29 機械事業部門
3 3 エンジニアリング 事 業 部 門
3 7 神 鋼 環 境ソリューション
4 1 コベルコ建 機
4 5 コベルコクレーン
4 7 その 他 事 業
48 電力供給事業
49 CSR
(CSR推進体制/コーポレートガバナンスの強化と充実/コンプライアンスの強化・徹底)
50 環境経営
(環境経営方針/KOBELCO GREEN PROJECT)
51 社会貢献活動
(スポーツを通じた社会への貢献/次世代の育成支援)
52 職場環境
(社員が働きやすい職場環境)
53 沿革
56 資料編
02
President’s
Message
社長メッセージ
神戸製鋼グループは独創的な
ものづくり力を基盤とした事業を展開し
社会とともに新たな成長を目指します。
株式会社神戸製鋼所
代表取締役社長
03
幅広い事業分野にわたる複合経営を進め、
新たなビジネスステージを切り拓きます。
次の「安定」
と
「成長」を見据えて
「KOBELCO VISION“G”」を展開しています。
神戸製鋼グループは、1905年の創立以来、幅広い分野でものづ
くりを進め、優れた製品や技術を提供することにより、産業の高度
化や豊かな社会の創造に貢献して参りました。現在の事業分野
は、鉄鋼、溶接、
アルミ・銅などの素材系事業、産業・建設機械、
エンジニアリング、環境ソリューションなどの機械系事業、
さらに電
力供給、不動産、電子材料など、極めて多岐にわたっています。
この
ように、
さまざまな事業が一つに集まり、
グループ全体の総合力を
活かした複合経営を展開していることが、神戸製鋼グループの大き
な特長です。
また、
当社グループには、独創的な発想から生まれた
「オンリー
ワン」
の技術や製品が数多くあります。
この中には、世界シェアNo.1
の製品も少なくありません。私たちは、長年培ってきた技術の多様
性という土壌から
「ものづくり力」
を高め、企業活動の原動力として
きました。今後も独創的なものづくりを通じて、常に新しい価値を
創造し、
社会や産業の進歩に貢献して参ります。
神戸製鋼グループは、新たな成長へと向かう指針として、2010年
に中長期経営ビジョン
「KOBELCO VISION G 」
を策定しました。
G には「Global(グローバル)」
「 Group(グループ)」
「 Growth
(成長)」
などの意味を込めています。2020年頃には、
「素材系事業
と機械系事業の2本柱に加え、電力供給事業を安定収益基盤とし
た独自の複合経営の実現」
という当社グループの将来像を描いて
います。既に2012年度に第一期を終え、現在は第二期(2013∼
2015年度)の最終年度を迎えています。第二期は、
「経営基盤の再
構築」
の期間と位置づけ、具体的な活動の柱として、鉄鋼事業を中
心とした収益力強化、成長分野・地域での販売量の確保、体質強
化活動、財務体質の改善などに取り組んでおり、既に目標を超過
達成するなど順調に進んでいます。
また、
この3年間には2016年度以降の中長期を見据えて、収益の
「安定」
と事業の「成長」
に向けた布石を打っています。具体的に
は、
「鋼材事業の構造改革」
「機械系事業の戦略的な拡大」
「電力
供給事業の拡大」
などに着手しています。
グループ一丸となって中期経営計画を遂行し、
今後の成長への足固めを進めています。
2013∼2014年度の主なものとしては、鉄鋼事業では、2017年
を目処とした加 古 川 製 鉄 所 への 上 工 程 集 約 の 推 進 、北 米
P RO-TE C C oa ti n g 社における自動車用冷延ハイテン製造設
備の稼動開始、鉄鋼およびアルミ・銅事業での中国における自
動車向け生産拠点設立の決定、機械事業では、当社初となる
ブラジル拠点の設立、建設機械事業では、北米における新工
場建設の決定などが挙げられます。
2015年度は、決定した計画を確実に進めると共に、引き続き
新たな成長への投資を実施して次期中期経営計画へ繋げます。
主なトピックスとしては、決定済みの投資案件である加古川製
鉄所への上工程集約の更なる推進、新たな投資案件としては、
鉄鋼事業でのタイMillcon社との合弁会社設立に向けた検討
開始などが挙げられます。
また、新たな収益の柱として拡大を進
めている電力事業でも栃木県真岡市と神戸製鉄所内での発電
所 建 設 計 画において、其々、東 京ガス㈱・関 西 電力㈱と受給
契約を締結するなど順調に進んでいます。今後も更なる飛躍に
向けた戦略的な投資を検討していきます。
安全とコンプライアンスへの取り組みを強化し、
つねに信頼される企業を目指します。
神戸製鋼グループでは、信頼される技術、製品、
サービスを提供
することを、企業理念に掲げています。今後も安定的に収益を上
げ、成長を継続するために忘れてはならないのが、
「 安全・防災」
「環境への配慮」
「コンプライアンス」
への取り組みです。私たちは、
日々の事業活動の中で、つねに株主、取引先、従業員など多くの
ステークホルダーの方々とともに歩んでいることを忘れてはなり
ません。
とくに安全、
環境、
防災面では、
グループ全体の従業員一人
一人が迅速かつ的確に対応できるよう、徹底した取り組みを進め
ていきたいと思います。
私たち神戸製鋼グループは、今後も独創的なものづくり力と
ダイナミックな事業展開をいっそう推し進め、人や社会の豊かな未
来に貢献するため、
成長を続けていきます。
2015年7月
04
Group Profile
グル ープ 概 要
会
社
神 戸 製 鋼 プロフィール
名
英 文 社 名
株式会社神戸製鋼所
社
K obe Steel , L td.
従 業 員 数
長
グループブランド
立
1905年9月1日
子
設
立
1911年6月28日
関 連 会 社
金
2,
509億3,
003万3,
9 0 0円*
本
連結 36,
4 2 0 名*
単独 10,
6 0 9 名*
( 単 独は出向 者を除く)
創
資
川崎 博 也
会
社
2 1 0 社*
5 8 社*
*2015年3月31日現在
神戸製鋼組織図
鉄鋼事業部門
社
長
取締役会
本 社 梅原 尚人 代表取締役副社長
森地 高文 専務執行役員
河原 一明 執行役員
山本 浩司 執行役員
大久保 安 執行役員
勝川四志彦 執行役員
経営審議会
経営委員会
電力事業企画推進本部
溶接事業部門
北川 二朗 執行役員
事業部門長 輿石 房樹 常務取締役
山本 明 執行役員
技術開発本部
取締役
佐藤 广
黄 士 代表取締役会長
川崎 博也 代表取締役社長
楢木 一秀 代表取締役副社長
尾上 善則 代表取締役副社長
金子 明 代表取締役副社長
梅原 尚人 代表取締役副社長
杉﨑 康昭 専務取締役
眞部 晶平 専務取締役
輿石 房樹 常務取締役
越智 洋 社外取締役
監査役
藤原 寛明 山本 敬藏 佐々木 茂夫 沖本 隆史 坂井 信也 事業部門長 尾上 善則 代表取締役副社長
宮下 幸正 専務執行役員
後藤 隆 常務執行役員
水口 誠 常務執行役員
柴田耕一朗 常務執行役員
松原 弘明 執行役員
岡 欣彦 執行役員
宮崎 庄司 執行役員 監査役
監査役
社外監査役
社外監査役
社外監査役
アルミ
・銅事業部門
杉﨑 康昭 専務取締役
三宅 俊也 常務執行役員
事業部門長 金子 明 代表取締役副社長
加藤 宏 常務執行役員
藤井 拓己 常務執行役員
磯野 誠昭 執行役員
支 社
支 店
機械事業部門
事業部門長 楢木 一秀 代表取締役副社長
大濱 敬織 専務執行役員
山口 貢 専務執行役員
高砂製作所
海外事務所
エンジニアリング事業部門
事業部門長 眞部 晶平 専務取締役
森崎 計人 常務執行役員
石川 裕士 執行役員
2 0 1 5 年 6月2 4日現 在
2014年度売上構成
神鋼環境ソリューション
連結売上高 18,868億円
681(3.5%)
*セグメント売上高はグループ内売上を含む(単位:億円)
鉄 鋼 7,978(40.8%)
海外売上高 7,154億円(37.9%)
アルミ
・銅
機 械
3,308(16.9%)
1,591
(8.1%)
溶接 944(4.8%)
コベルコ建機
3,110(15.9%)
コベルコクレーン
711(3.6%)
単独売上高 10,281億円(連単倍率 1.8 倍)
05
エンジニアリング
490(2.5%)
その他 760(3.9%)
グループ 事 業 展 開
グループ内 バリアフリー
鉄 鋼
事業部門
主要生産拠点
加古川製鉄所
溶 接
事業部門
アルミ・銅
事業部門
機 械
事業部門
エンジニアリング
事 業 部 門
神鋼環境
ソリューション
コベ ルコ
建
機
コベ ルコ
クレ ー ン
播磨製作所
広島事業所
大久保事業所
藤沢
沢工場
真岡製造所
高砂製作所
高砂製作所
神戸製鉄所
木工場
長府製造所
・産業機械工場
・機器工場
高砂製作所
西条
条工場
大安工場
・回転機工場
・鋳鍛鋼工場
福知
知山工場
・チタン工場
そ の 他
事 業
大垣事業所
秦野工場
・機器工場
(コ
コベルコ マテリアル銅管)
播磨工場
・鉄粉工場
主 要 製 品・サービス
•線材・棒鋼
•溶
溶接材料
•アルミ板
•タイヤ・ゴム機械 •還元鉄プロセス
•重機ショベル
•クローラ
•不動産業
•薄鋼板
•溶
溶接システム
•アルミ・マグネ
•樹脂機械
•改質褐炭プロセス •冷却塔
•ミニショベル
クレーン
•ハイテク素材
•金属加工機械
•原子力関連設備
•環境リサイクル
•ホイール
•超電導製品
•高機能商品
•CWD設備・処理
クレーン
•高圧ガス容器
•非汎用圧縮機
•鉄構・砂防設備
•化学・食品機械
•都市交通システム
•環境分析
鋳鍛造品
•厚鋼板
•アルミ押出・
•鋳鍛鋼
加工品
•チタン
•鉄粉
•銅板条
•汎用圧縮機
•電力卸供給
•銅管
•化学機器
•水処理設備
•廃棄物処理
設備
機械
•有料老人ホーム
他
•エネルギー機器
主 要オンリーワン製 品・技 術
•弁ばね・懸架
•被覆アーク溶接棒 •自動車用アルミ
•ゴム混練機・
•MIDREX®
•水処理設備
ばね用線材
タイヤ試験機
プロセス
•冷却塔
•樹脂混練造粒
•ITmk3®
•バイオ天然ガス化
•自動車用
•フラックス入りワイヤ パネル材
•アルミボトル缶材
•銅めっきなしワイヤ
•HDD用アルミ
•海洋構造物向け
ディスク材
溶接材料
•自動車
•非汎用
•使用済み核燃料 •流動床式
ハイテン
•各種エネルギー
サスペンション用
スクリュ圧縮機
分野向け溶接
アルミ鍛造部品
•石油精製用
輸送・貯蔵容器
(キャスク)
•自動車用
CHQ線材
•特殊化成処理
鋼板
材料
•大型船舶用
•鉄骨等溶接ロボット
クランクシャフト
システム
•航空機用
チタン合金
•鉄道車両用
アルミ形材
•自動車用バン
パー材
•造船板継用溶接 •端子・コネクタ用
装置
リアクター
•LNG気化器
プロセス
•鋼製砂防えん堤
設備
ガス化溶融炉
•ハイブリッド
•クローラ
油圧ショベル
クレーン
•ビル解体機
•液晶配線膜用
ターゲット材
(コベルコ科研)
•NMR用超電導
線材・マグネット
(ジャパンスーパー
コンダクタテクノロジー)
•PCB無害化
処理設備
•フレア護岸
•バイナリー発電機
銅板条
装置
•REGARCTMプロセス •リードフレーム用
銅板条
06
神戸製鋼
グループの
強み
神 戸 製 鋼 グループ は 、世 界に類をみない
独 自の 事 業 領 域を有した「 複 合 経 営 」企 業 です 。
「神戸製鋼」
と聞くと、
「鉄鋼メーカー」
というイメージが一番に浮かぶかもしれませんが、
当社グループは、
鉄鋼・
アルミ
・銅・溶接などの「素材系事業」、
産業機械・建設機械・エンジニアリングなどの「機械系事業」、
更には、
「電力供給事業」
を事業の三本柱とした複合経営を営んでいます。
1905年の創立から110年の歴史の中で、
独自の事業領域を形成した当社グループならではの様々な分野を
横断したシナジー効果を活かし、
暮らしや産業、
社会を支えています。
グローバルに勝ち残りを目指す私たちの「強み」である独創的な製品や技術を紹介します。
<オンリー ワン 製 品・技 術 >
高張力鋼板
(ハイテン)
自動車用弁ばね用線材
クランクシャフト
チタン
自動車用アルミパネル材
自動車サスペンション用アルミ鍛造部品
C
溶接材料
(FCW)
素材系
事業
Rolls-Royce
リードフレーム材
アルミボトル缶材
鉄道車両用アルミ形材
乗り物を軽くするKOBELCO[素材系事業]
暮らしや社 会に
貢 献する
KOBELCO
07
1
自動車や鉄道、
飛行機などの輸送機は、
環境負荷低減のため益々
軽量化ニーズが高まっています。
当社グループでは、
世界最高レベル
の強度を持ちながら軽い鋼材である
「ハイテン」
や国内約50%の
シェアを誇る自動車用アルミパネル材、
航空機用チタン材などを通
じて軽量化に貢献しています。
更に、
当社グループだからこそ可能な
鉄鋼・アルミ・溶接の技術を組み合わせたマルチマテリアル化技術
に関する提案活動も進めています。
<オンリー ワン 製 品・技 術 >
スクリュ式非汎用圧縮機
ゴム混練機
石油精製用リアクター
LNG気化器
(ORV)
MIDREX プロセス
キャスク
フレア護岸
油圧ショベル
クローラクレーン
R
機械系
事業
電力供 給
事業
<国 内 最 大 級 の 発 電 規 模( 卸 供 給 )>
神鋼神戸発電所
新たに2ヶ所の
発電所建設計画を
推進中
2
水素社会に貢献するKOBELCO[機械系事業]
エネルギーを創るKOBELCO[電力供給事業]
水素を燃料として走行中には水しか排出しない
事から、
「究極のエコカー」
と呼ばれる燃料電池
車(FCV)が誕生するなど、
水素社会に向けた動き
が活発になっています。
当社は、
インフラ設備であ
る水素ステーション向けの機器やトータルエンジ
ニアリング、
また、
燃料電池車に使用される材料ま
で特長のある製品・技術を有しています。
製鉄所のインフラと自家発電設備で培ったノウハウを基
に、
2002年から電力の卸売り事業を行っています。
発電規
模は、
140万kWと神戸市の夏場のピーク需要の7割をま
かなえる量を誇り、
地域の電力の安定供給に貢献してい
ます。
また、
都市型発電所として最高レベルの環境対策設
備を有しています。
更には、
栃木県真岡市と神戸製鉄所
の高炉跡地でも新たに発電所建設計画を進めています。
3
08
KOBELCO VISION “G”
グループビジョン
神戸製鋼グループ 中長期経営ビジョン
神戸製 鋼グループは、2 0 1 0 年 4月より中長 期 経 営ビジョン「 K O B E L C O
VISION G 」
をスタートしました。従来の数値計画を中心とした中期経営計画と
は異なり、
おおむね5年から10年後の将来を見据えた神戸製鋼グループの方向性、
すなわち中長期ビジョンを中心に策定したものです。策定にあたっては、
中長期的
な世界経済ならびに事業環境などを見通した上で、神戸製鋼グループが目指すべ
きグループ像を掲げました。
このグループ像の実現に向けて、5つの基本方針のもと、経常利益2,000億円超、
D/Eレシオ1.0倍の達成を目指します。
また、積極的なグローバル展開の推進により、海外売上高比率を50%程度まで
引き上げる事を想定しています。
神戸製鋼グループは、
持続的成長を実現する中長期
経営ビジョン
「KOBELCO VISION G 」
の達成に向けて、
日々、
着実に進化しています。
経常利益
D /Eレシオ
海外
売上高比率
2010年度
890億円
1.4倍
35.8%
2020年度
近傍
2,000億円
1.0倍
50%
※ 景 気 悪 化 時でも経 常 利 益 1 ,0 0 0 億円超を目指す。
● 少子高齢化、製造業の国外移転などを背景に国内需要は総じて減少
● 新興国を中心に海外の需要が伸長
● 低炭素社会に向けて需要構造が急速に変化
(国内での操業制約、
自動車のHV/EV化など)
中 長 期 的な環 境 認 識
1
オンリーワンの 徹 底 的 な 追 求
2
ものづくり力 のさらなる強 化
3
成 長 市 場 への 進 出 深 化
4
グループ 総 合 力 の 発 揮
5
社 会 への 貢 献
目 指 すグループ 像
● 業 績 のイメージ
○多様な知識や技術を融合して、
神戸製鋼グループならではの新たなオンリーワンを創出
○変化する顧客ニーズを常に発掘・捕捉し、
より良い製品・技術として反映する事で顧客満足度を向上
○既存ビジネスの川下や川上の領域にも事業展開する事で、
付加価値を飛躍的に向上
○
「ものづくり力」
とは、
「 永続的に 信頼される技術、
製品、
サービスを提供する力」
であり、
成長のための
「エンジン」
○神戸製鋼グループの競争力の源泉であるものづくり力の強化に、
グループ全体で取り組む
○新興国を中心とする成長地域での事業展開を強化
○環境・資源・エネルギーなど国内外の成長分野への取り組みを加速
○技術・人材・情報・アイデア・知恵などを、価値観や組織の枠を超えて有機的に結合し、新たな価値を創
造する
○事業基盤の強化・変革を担う事のできるグループ人材、
グローバルな事業展開にも対応可能な人材を
計画的に育成
○コンプライアンスに対する
「感度」
の高い企業風土を醸成すると共に、地域社会や環境問題への貢献を
中心として、
積極的に社会的責任を果たす
● グローバル市場において存在感のある企業グループ
● 安定収益体質と強固な財務基盤を備え持つ企業グループ
● 株主・取引先・従業員・社会と共栄する企業グループ
2013年度∼2015年度グループ中期経営計画
―『安定』と『成長』に向けた経営基盤の再構築 ―
「2013年度∼2015年度グループ中期経営計画」
では、本期間を2020年度
を実現するための
以降の神戸製鋼グループの将来像=
「KOBELCO VISION G 」
「経営基盤の再構築」
の期間と位置づけ、鉄鋼事業を中心とした収益力強化、
ならびに財務体質の改善に取り組みます。
また、
同時に本期間は、
2016年度以降の中長期を見据えた収益の
『安定』
と事
業の
『成長』
に向けた布石を着実に打って行く期間でもあり、
「鋼材事業の構造改
革」
「機械系事業の戦略的な拡大」
、
「電力供給事業の拡大」
、
などに着手します。
これらを通じて
「素材系事業と機械系事業の2本柱に加え、
電力供給事業を安定
収益基盤とした神戸製鋼グループ独自の複合経営」
を強化していきます。
09
● 計 画・実 績
※「 」以 下は2 0 1 5 年 3月末 時 点の進 捗 状 況
経常利益
D / Eレシオ
2015年度計画
800∼1,000億円
1.3倍程度
2020年度近傍
のイメージ
2,000億円程度
2016年度以降早期に
1.0倍以下を目指す
2014年度実績は経常利益1,016億円、
D/Eレシオ0.88倍
と計画を超過達成。
経 営 基 盤の再 構 築
1
●
※「 」以 下は2 0 1 5 年 6月末 時 点の進 捗 状 況
3
鉄鋼事業の収 益力強化 変動費、固定費両面であらゆるコストダウン策を実現し2013年度に黒字化を
達成する。
さらに現在実行中のコストダウン投資(新溶銑処理設備、
高効率自
家発電設備など)
の効果を確実に取り込むと共に、
品種構成改善や拡販により
安定的な収益体質を構築する。
2012年度に立ち上げた体質強化委員会の活動により固
定費、調達コスト、品質失敗コストなどの削減を図る。
●
ものづくり力の強化や調達コストの削減効果等によ
り、
2014年度は2012年度比100億円超の改善を達成。
設備投資効果や生産現場レベルでのコストダウン等により、2014年度
は2012年度比約300億円超の収益力向上を達成。
2
成 長 分 野・地 域 で の 販 売 量 の 確 保 前中期で拡充した海外拠点である、①自動車ハイテン鋼板の設備新設
(北米)、②自動車高級弁ばね用鋼線製造の拠点設立(中国)、③アルミ鍛
造部品製造の拠点設立・増強(中国、北米)、④非汎用圧縮機メーカーへ
の資本参加(中国)などを最大限に活用し、自動車、エネルギー、資源・環
境などの成長分野および新興国を中心とした成長地域において、オンリー
ワン製品・技術・サービスを中心として最大販売量を確保する。
●
鉄鋼事業部門
中国 鞍山鋼鉄集団と自動車用冷延ハイテンの製造・販売に関する合
弁会社の建設工事を推進。
タイMillcon社と線材の圧延及び販売を目
的とした合弁会社設立の検討開始。
アルミ・銅事業部門
中国における自動車用パネル材の新たな製造・販売会社の建設工
事を推進。米国における自動車サスペンション用アルミ鍛造部品の
製造・販売拠点の能力増強工事を完了。
4
棚卸資産の削減、債権・資産売却などにより、3年間で
1,200億円のキャッシュフローを創出する。
● 今中期期間末のD/Eレシオを1.3倍程度とする。
棚卸資産の削減、債権流動化の推進、資産売却な
どにより、2013∼2014年度累計で、計画を上回る
1,700億円のキャッシュフロー創出とD/Eレシオ0.88
倍を達成。
5
ものづくり力、技術開発、人材育成の強化を推進する。
コンプライアンスの徹底と社会への貢献に努める。
●
2 0 1 7 年 度を目処に神 戸 製 鉄 所の高 炉などの上 工 程 設 備を休 止し、加
古川製 鉄 所に集 約する事で稼 働 率の向 上と固 定 費の削 減により大 幅
なコスト低減を図る。
● 加古川製鉄所において、
最新鋭のブルーム連続鋳造設備と溶鋼処理設
備を新設、分塊圧延機を能力増強し、主力品種の特殊鋼線材・棒鋼の
競争力を強化する。
設備発注、現地工事など予定通り進
需要家の再承認取得を推進。
2
※「 」以 下は2 0 1 5 年 6月末 時 点の進 捗 状 況
3
●
電力供給事業の拡大 神戸製鉄所における石炭火力発電所の建設・操業で培った
ノウハウを生かし、
「素材」
と
「機械」
の2本柱に加え、電力供
給事業を安定収益基盤として拡大する。
栃木県真岡市で120万kW級のガス火力発電の建設を目指
し、
環境アセスメントを完遂すると共に、
2019年から2021年頃
の稼動を目標に確実な受注を目指す。
●
2014年9月に東京ガス㈱と電力の供給に関する契
約を締結。現在、
環境アセスメントを実施中
(2019年
後半1号機稼動目標。
発電規模120万kW)
。
。上工程変更に伴い必要となる
●
機械系事業の戦略的な拡大
神戸製鉄所で休止する高炉跡地の活用策として電力供給
事業の可能性を検討する。
2015年3月に関西電力㈱と電力受給契約締結。
現在、環境アセスメントを実施中
(2021年度1号機稼
動目標。発電規模130万kW)
。
圧縮機事業のグローバル展開の強化や建機事業での欧米への再参入などに
よる
「機械系事業の戦略的な拡大」
を目指す。
● 成長分野、
成長市場において拡大する需要を確実に捕捉するために他社連
携やM&Aなども視野に入れ事業展開を強化する。
●グループ連携や技術融合による新製品や新事業の拡大を図る。
(水素ステーション向け商品の開発、
バイナリー発電など)
●
4
●
機械事業部門
ブラジルのサンパウロ市に非汎用圧縮機のマーケティング・営業・アフ
ターサービスを目的とした拠点を新設。
エンジニアリング事業部門
トルコ トスヤリ社からMIDREX 還元鉄プラントを受注。
コベルコ建機
北米における新たな生産拠点設立を決定。
グローバル展開を加速すべ
く、
コベルコ建機とコベルコクレーンの経営統合の検討を開始。
継 続 的 な 取り組 み
●
鋼材事業の構造改革 中長期的な鋼材需要を踏まえ、
鋼材生産のなお一層のコスト競争力強化を図る。
財務体質の改善
●
収益の『安定』
と事業の『成長』
に向けた布石
1
体質強化活動
経 営 プラットフォームについて
事業ポートフォリオや各事業への出資形態の変化に合わ
せ、神戸製鋼グループの最適な経営プラットフォームについ
ても検討する。
10
Global Expansion
グローバル展開
UK
Germany
Netherlands
South Korea
China
UAE
India
Thailand
神 戸 製 鋼 グループ の
主 要な海 外 拠 点
Vietnam
世 界に広 がるマーケットでグループ 一 体となって 、
新しい 価 値 の 創 造とグロー バルな 成 長を目 指します 。
Singapore
Malaysia
Indonesia
拠点数
72 カ所
アジア・オセアニア
● 鉄鋼事業部門
● 機械事業部門
Kobe CH Wire (Thailand) Co., Ltd. -タイ
Mahajak Kyodo Co., Ltd. -タイ
神鋼線材加工
(佛山)
有限公司 -中国 広東省
江陰法爾勝杉田弾簧製線有限公司 -中国 江蘇省
神鋼特殊鋼線
(平湖)
有限公司 -中国 浙江省
神鋼新䒣弾簧鋼線
(佛山)
有限公司 -中国 広東省
鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板有限公司 -中国 遼寧省
神鋼圧縮機(上海)有限公司 -中国 上海市
神鋼圧縮機製造(上海)有限公司 -中国 上海市
神鋼圧縮機(深州)有限公司 -中国 河北省
北京神獅圧縮機有限公司 -中国 北京市
無錫圧縮機股份有限公司 -中国 江蘇省
益陽益神橡膠機械有限公司 -中国 湖南省
Kobelco Machinery Asia Pte. Ltd. -シンガポール
Kobelco Machinery India Pte. Ltd. -インド
L&T Kobelco Machinery Pte. Ltd. -インド
Kobelco Advanced Lube-system Asia Co., Ltd. -韓国
● 溶接事業部門
Kobelco Welding Asia Pacific Pte. Ltd. -シンガポール
Kobe Welding (Malaysia) Sdn. Bhd. -マレーシア
Kobe MIG Wire (Thailand) Co., Ltd. -タイ
Thai-Kobe Welding Co., Ltd. -タイ
Kobe Welding of Korea Co., Ltd. -韓国
Kobelco Welding Marketing of Korea Co., Ltd. -韓国
Kobelco Welding India Pvt. Ltd. -インド
唐山神鋼溶接材料有限公司 -中国 河北省
青島神鋼溶接材料有限公司 -中国 山東省
上海神鋼溶接器材有限公司 -中国 上海市
● エンジニアリング事業部門
米徳雷克思冶燎技術服務
(上海)
有限公司
Midrex Technologies India Pte. Ltd. -インド
-中国 上海市
● 神鋼環境ソリューション
Kobelco Eco-Solutions Vietnam Co., Ltd. -ベトナム
Kobelco Eco-Solutions Malaysia Sdn. Bhd. -マレーシア
● コベルコ建機
● アルミ
・銅事業部門
Singapore Kobe Pte. Ltd. -シンガポール
Kobelco & Materials Copper Tube (Malaysia) Sdn. Bhd. -マレーシア
Kobelco & Materials Copper Tube (Thailand) Co., Ltd. -タイ
Kobe Precision Technology Sdn. Bhd. -マレーシア
Kobe Electronics Material (Thailand) Co., Ltd. -タイ
神鋼汽車ኅ部件
(蘇州)有限公司 -中国 江蘇省
神鋼汽車ኅ材
(天津)
有限公司 -中国 天津市
蘇州神鋼電子材料有限公司 -中国 江蘇省
11
成都神鋼工程機械(集団)有限公司 -中国 四川省
成都神鋼建設機械有限公司 -中国 四川省
成都神鋼建機融資租賃有限公司 -中国 四川省
杭州神鋼建設機械有限公司 -中国 浙江省
神鋼建機精密機械(杭州)有限公司 -中国 浙江省
Kobelco International (S) Co., Pte. Ltd. -シンガポール
Ricon Private Limited -シンガポール
Thai Kobelco Construction Machinery Ltd. -タイ
Kobelco Construction Equipment India Pvt. Ltd. -インド
Australia
神 戸 製 鋼グループの
主 要な海 外 拠 点
16 カ国
97 拠点
拠点数
8 カ所
USA
ヨーロッパ・中 東
拠点数
17カ所
● 溶接事業部門
Kobelco Welding of Europe B.V. -オランダ
北 米・南 米
● 機械事業部門
Kobelco Machinery Europe GmbH. -ドイツ
Kobelco Machinery Middle East FZE. -UAE
● 鉄鋼事業部門
● エンジニアリング事業部門
PRO-TEC Coating Company -アメリカ オハイオ州
Grand Blanc Processing, LLC -アメリカ ミシガン州
Kobelco CH Wire Mexicana, S.A. de C.V. -メキシコ グアナファト州
Midrex UK, Ltd. -イギリス
● 溶接事業部門
● コベルコ建機
Kobelco Construction Machinery Europe B.V.
-オランダ
-アメリカ テキサス州
● アルミ
・銅事業部門
● コベルコクレーン
Kobe Aluminum Automotive Products, LLC
Kobelco Cranes Europe Ltd. -イギリス、オランダ
Kobelco Cranes Middle East FZE. -UAE
-アメリカ ケンタッキー州
● 機械事業部門
KOBELCO Advanced Coating (America), Inc. -アメリカ イリノイ州
Kobelco Compressors Manufacturing Indiana, Inc. -アメリカ インディアナ州
Kobelco Stewart Bolling, Inc. -アメリカ オハイオ州
Brazil
Kobelco Compressors America, Inc. -アメリカ カルフォルニア州
Kobelco Machinery do Brazil Ltda. -ブラジル
● その他
Düsseldorf Office -ドイツ
Kobelco Construction Machinery Australia Pty. Ltd. -オーストラリア
P.T. Daya Kobelco Construction Machinery Indonesia -インドネシア
Kobelco Construction Machinery Malaysia Sdn. Bhd. -マレーシア
Kobelco Construction Machinery Vietnam Co., Ltd. -ベトナム
● エンジニアリング事業部門
Midrex Technologies, Inc.
-アメリカ ノースカロライナ州
● コベルコ建機
Kobelco Construction Machinery U.S.A. Inc.
● コベルコクレーン
Kobelco Cranes South East Asia Pte. Ltd.
Kobelco Cranes India Pvt. Ltd. -インド
神鋼起重机
(上海)
有限公司 -中国 上海市
成都神鋼起重机有限公司 -中国 四川省
Kobelco Welding of America Inc.
-シンガポール
● その他
北京事務所 - 中国 北京市
神鋼投資有限公司
(中国統括会社)- 中国 上海市
Kobe Steel Asia Pte. Ltd. -シンガポール
Kobe Steel Asia Pte. Ltd. - 香港
Bangkok Office -タイ
神鋼商貿(上海)有限公司 -中国 上海市
上海神商貿易有限公司 -中国 上海市
蘇州神商金属有限公司 -中国 浙江省
神商精密器材
(蘇州)
有限公司 -中国 浙江省
神商大阪精工
(南通)
有限公司 -中国 江蘇省
北京東方神通専業人材培訓有限公司 -中国 北京市
神鋼国際貨運代理(上海)有限公司 -中国 上海市
神鋼鋼線
(広州)
販売有限公司 -中国 広東省
蒂賽克神鋼鋼索商務諮詢(上海)有限公司 -中国 上海市
麦卡發商貿(上海)有限公司 -中国 上海市
神和包装
(無錫)
有限公司 -中国 江蘇省
-アメリカ テキサス州
● コベルコクレーン
Kobelco Cranes North America Inc.
-アメリカ テキサス州
● その他
Kobe
Kobe
Kobe
Kobe
Steel
Steel
Steel
Steel
USA Holdings Inc. -アメリカ デラウェア州
International (USA) Inc. -アメリカ ニューヨーク州
USA Inc. -アメリカ ニューヨーク州
USA Inc. -アメリカ デトロイト州
( 2015年 6月現在)
12
Technical Development
技術開発
「オンリーワン製 品 」の創 出と
「ものづくり力 」の強 化を目指してグループ 連 携による技 術 融 合を加 速
技 術・研 究 開 発 体 制
神戸製鋼グループでは、
技術開発本部の基礎的・先端的技術を、
顧客や生産現場に
密着した各事業部門の豊富な技術と融合させ、
材料、
機械、
環境、
エネルギー、
電子技術
などの各事業分野における
「オンリーワン製品」
の創出と
「ものづくり力」
の強化を効率的
に推進しています。
技術開発本部はグループの研究開発拠点として、
各研究所の専門技
術を効果的に組み合わせながら、
事業収益力強化に向けた研究開発に取り組むと共に、
将来に向けた新製品・新技術の先導的な研究も行っています。
材料研究所
精錬凝固・材質制御・加工技術・表面制御の4つの技術分
野を基盤とし、
素材系事業分野では材質・表面の設計・制
御による高性能な新製品の開発、
製造プロセスの最適化な
ど、
また機械系事業分野では材料技術による差別化商品の
創出に注力しています。
さらに、
高付加価値製品による新規ビ
ジネスの開拓も目指しています。
機械研究所
構造・強度、
振動・音響、
流動・伝熱、
燃焼、
化学分野の高度・
先端的なシミュレーション技術や実験・計測・分析技術を核
に、
機械、
素材、
環境、
エネルギー、
鋼構造分野などの製品開
発力を強化するための高性能化・プロセス改善、
設計合理
化および新製品・新技術の開発に注力しています。
また、
鉄・アルミなどを組み合わせて自動車軽量化に貢献す
るマルチマテリアル化に取り組むべく、
「マルチマテリアル構
造・接合研究室」
を2014年4月に新設しました。
生 産システム
研究所
電子技術
研究所
石炭エネルギー
技術開発部
研究開発
関連会社
13
神戸総合技術研究所
先進的で高度な計測/検査技術、
制御技術、
生産計画技
術、
情報システム技術、
信号処理技術をベースに、
神戸製鋼
グループの
「ものづくり力」
強化に向けて生産技術の革新を
進めています。
さらに、
そこで培った強みある技術をコアとして
新たな付加価値の創出に取り組んでいます。
薄膜材料や微細加工技術、
超電導技術、
パワーエレクトロ
ニクス技術をコアとして、
主にナノテク、
環境、
エネルギーなど
の成長分野でグループの事業競争力強化に貢献しています。
電磁気設計や電子制御技術をベースとして、
新製品開発と
新規事業の開拓を進めています。
低品位石炭の改質(脱水、脱灰など)
や液化、重質原油の軽質化など、
エネルギー転換技術の開発を通して、
世界の未利用資源の活用推進と日本におけるエネルギー源の多様化・安定化を目指しています。
● コベルコ科研
● 神鋼リサーチ
材料分析・試験、
構造物評価、
ターゲット材の製造・販売、半
導体・FPD・太陽光発電分野
の検査装置の製造・販売
特許・技術情報などの検索、
産業・市場・技術などの調査、
技術情報売買斡旋、登録、技
術広報
● ジャパンスーパーコンダクタ
テクノロジー
超電導線材の製造・販売、
超電
導マグネットシステムの製造・販
売 、超 電 導 応用システムの製
造・販売
技 術 ハイライト
材料・機械・生産システム・電子技術の4部門の主要基盤研究は、
ユーザーニーズを的確に捉えた各事業分野の研究
部門との共同研究により具現化、
実用化され、
さまざまな技術的な研究成果を生み出しています。
それらの中には、
既に商
品化され好評を得ているもの、
そしてその将来性が期待されているものなどがあります。神戸製鋼グループの先進技術が
生み出した技術・製品は、
電子・電気分野、
機械分野、
環境エネルギー分野などさまざまな産業に貢献しています。
高耐食鋼
「KPAC -1」
を
開発・初採用
材料研究所では、原油タンカーの
タンク底部のように強酸性下のため
腐食が起り易い環境においても、従
来の鋼材と比較し4倍程度の耐食性
能を有する鋼板
「KPAC-1」
を開発し、
造船業界では初めて原油タンカーに
採用されました。
「KPAC -1」
は、
当社が50年以上に
渡る耐食鋼の分野における研究の知
見を活かし、最 適な成 分 調 整の結
果、開発された鋼材です。近年、大規
模な油流出による海洋汚染が発生し
ている中、高い耐食性能を有した鋼
材として注目を集めています。
大容量・小型反応器
マイクロチャネルリアクター
「SMCR 」
を開発
核融合実験プロジェクト
ITER向け超電導線材を
開発・受注
機械研究所と機器本部では、化学
製品の製造工程などで主に反応容
器として使用される大容量マイクロ
チャネルリアクター
「SMCR 」
を開発し
ました。従来は、構造上、大容量化が
困難な事から医薬品向けなど少量・
高付加価値製品への適用に留まって
いましたが、当社製品は金属等のプ
レートに微細流路を加工し、積層化
させる独自技術を用いる事で従来品
と比較し、大幅に小型化させることに
成功すると共に、数万トン/年レベル
の処理容量を有していることから、大
量生産品などへも対応が可能となっ
ています。
流路を加工した
プレート
流体A
超電導線材・マグネットを製造・
販 売しているジャパンスーパーコン
ダクタテクノロジー㈱は、核融合実験
のI T E Rプロジェクトで使 用される
Nb3Sn(ニオブ3スズ)超電導線材を
受注しました。電子技術研究所との
連携により、超高磁場でも耐久性の
高い線 材を開 発し、大 型 国 際プロ
ジェクトへの貢献を果たしています。
積層・接合
混合部(拡大)
流体A
流体B
流体B
核融合実験炉
出展:ITER機構ホームページ
マイクロチャネルリアクター
「SMCR 」の多流路積層構造
研究開発実績
● 研究開発費・特 許出願件数
1. 4 %
1. 3 %
241億円
248 億円
898件
962件
1. 4 %
1. 4 %
1. 4 %
301億円
310 億円
924件
971件
1. 7 %
1. 6 %
1. 6 %
1. 8 %
1. 5 %
1 . 6%
282 億円
298 億円
314 億円
307 億円
284 億円
299 億円
957件
921件
838件
874件
790件
800件
研究開発費
(連結)
197 億円
813件
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度
対売上高比率
特許出願件数
(単独)
14
Iron & Steel Business
鉄 鋼 事業部門
製品の高度化・高付加価値化に向けた
「ものづくり力」の基盤強化を追求。
鉄鋼事業部門は、
鋼材、
鋳鍛鋼、
チタン、
鉄粉、
電力供給の事業ユニットからなり、
生産性の
向上・コスト競争力向上を見据えた
「もの
づくり力」
の強化を徹底すると共に、
オンリー
ワン製品・技術のグローバル展開や成長需
要分野へのシフトを進めています。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品・技術
世界
最高強度 !
世界の車の
2台に1台!
自動車用弁ばね用線材
高張力鋼板(ハイテン)
高張
エンジン内のシリンダの動きを支え、
1分間に数千回もの伸縮に耐えうる
非常に高い品質が求められる製品
です。神戸製鋼はこの分野で世界
50%のシェアを有しており、
「線材の
神戸」の代表的な製品として世界
で活躍しています。
一般
一般的な鋼板より強度を上げた鋼
板で
板で、主に自動車の車体骨格部材
に使用され、軽量化に大きく貢献
しています。中でも神戸製鋼は、
よ
り強 度の高い「 超ハイテン」の開
発・製品化においてトップメーカー
としての地位を築いています。
その他の
オンリーワン製品・技術
1 53
線
棒
材・
鋼
懸架ばね用線材
自動車向け冷間圧造(CHQ)用線材 ● スチールコード用線材 ● 自動車用棒鋼 ● 軸受線材
・鋼線
●
●
厚
板
タンク用鋼板
(LNG、
LPGタンク用)
海洋構造物用鋼板
(API規格500MPa鋼)
● 造船用鋼板
(残留応力制御型鋼板「ヒズミレス」
)
● 橋梁用鋼板
(塗装用耐候性鋼板「エコビュー」
)
● 建築用鋼板
(高HAZ靭性鋼板「コーベスーパータフネス」)
●
●
線 材・棒 鋼
鋳鍛鋼
主に自動車用の特殊鋼を製造
しています。特に自動車のエン
ジンや足 りに使用されるばね
用線材、
ボルト・ナットなどに使
用される冷間圧造用
(CHQ)線
材において、高い技術力により
「線材の神戸」
として世界で高
い評価を得ています。
鋳造(溶けた鉄を型に流し込み
冷やして成形)や鍛造(プレス
機で加圧し強度を上げながら
成形)
により、主に船舶用クラン
クシャフトなどの複雑な形状の
大型構造物を製造しています。
線材コイル
棒鋼
13,000トンプレス
厚板
チ タン
主に造船用、建材用、建産機用
の鋼板を製造しています。
また、
近年の世界的なエネルギー開
発需要の高まりを受けて、
ライ
ンパイプ・圧力容器・タンク用
鋼板などにも注力しています。
厚板圧延機
溶解から最終製品(展伸材)
までを手掛ける、チタン総合一貫
メーカーとして、航空機やロケット
部品向けの合金チタンからゴル
フクラブや屋根瓦といった民生
用途向けの純チタンまで、幅広い
分野を手掛けています。
©Rolls-Royce
チタン製ファンケースとジェットエンジン
薄板
鉄粉
主に自動車用、家電用、建材用
の鋼板を製造しています。特に
高張力鋼板(ハイテン)に注力
しており、
自動車の軽量化、
さら
には燃費向上による環境負荷
低減に貢献しています。
薄板コイル
主に複雑な形状の自動車用部
品に使用される鉄粉を製造して
います。
国内トップメーカーとして、
環境向け
(汚染土壌・水の浄化
用)
など、
鉄粉の新たな可能性
を見出し、
製品化しています。
アトマイズ鉄粉(アトメル)
主要製品
鋼材
鋳鍛鋼
〈線材・棒鋼〉
普通線材
特殊線材
特殊鋼線材
普通鋼棒鋼
特殊鋼棒鋼
〈厚板〉
〈薄板〉
熱延鋼板
冷延鋼板
電気亜鉛めっき鋼板
溶融亜鉛めっき鋼板
塗装鋼板
〈銑鉄〉
〈舶用部品〉
クランクシャフト
機関部品
軸系
船体部品 他
クランクシャフト
エンジンの動力をプロペラへ伝える
船舶の基幹部品です。神戸製鋼は
船舶用の組立型・一体型クランク
シャフトで世界40%のシェアを有して
おり、
マイクロレベルの寸法制御技
術が高い評価を得ています。
薄
板
〈産業機械部品〉
型用鋼
ロール
橋梁部品
圧力容器 他
世界のシェア
40%!
チタン
鉄粉
航空機部品用素材
熱交換器用素材
建材
ゴルフドライバー用素材
バイクマフラー用素材
腕時計用素材
IT関連用素材
粉末冶金用鉄粉
カイロ用鉄粉
脱酸素材用鉄粉
汚染土壌・
地下水浄化用鉄粉
磁性材用鉄粉
金属射出成形用微粉末
発電規模
日本一!
電力供
電力供給事業
(IPP)
(IPP
神鋼神
神鋼神戸発電所は、
発電規模140
万kW、IPPとしては国内最大規模
の電力卸供給事業で、国内最高水
準の環境保全を実現している都市
型発電所です。
クロメートフリー電気亜鉛めっき鋼板
「コーベグリーンコートGXシリーズ」
●
鋳 鍛 鋼
●
圧延用ロール
チ タ ン
●
純チタン
(熱交換器用・ゴルフクラブ用・IT関連用 ・バイクマフラー用・腕時計用など)
合金チタン
(航空機部品用)
●
電力供給
鉄
粉
磁性用鉄粉 環境用鉄粉 ● プレアロイ ● セグレス プレミックス
●
●
16
Iron & Steel Business
Business Vision
事 業ビジョン
当社の独自性と強みを最大限に活かした競争力のある技術・製品を提供
鉄鋼事業部門は、線材条鋼・鋳鍛鋼・鉄粉の分野ではトップメーカーとして、
また、厚板・薄板・チタンの分野では
高級鋼メーカー・特長あるメーカーとして需要家から確固たる信頼を得ています。
当社の独自性と強みを最大限に活
かした競争力のある技術・製品であるオンリーワン製品について、市場での地位向上と採算向上に継続して注力する
一方、
この分野へ経営資源を集中・特化し、
オンリーワン製品の創出機能強化と供給体制整備を進め、新たなオンリー
ワン製品の拡販を追求していきます。
また、
「ハイテン」
と
「特殊鋼」
の分野でグローバル展開を加速し、新興国を中心とした成長市場で伸長する需要を着
実に取り込んでいきます。
これにより、
海外売上高を拡大するとともに、
オンリーワン製品の売上高を引き上げていきます。
Topics
トピックス
■ 鋼材事業の競争力強化に向けた積極的な設備投資
●加古川製鉄所では、2014年12月に自家発電所ボイラの全面更新工事が完了しまし
た。2009年より850億円を投資して6基のガス・石炭焚きボイラを順次廃棄し、新たに
発電効率が約30%向上するガスタービン・コンバインド・サイクルシステム
(GTCC)
を2基、ガス焚きボイラを2基新設しました。GTCCは、既に1基目が稼動中ですが、
2015年2月には2基目が稼動を開始しました。
この投資により、大幅なコストダウン効
果を見込むと共に、年間約41万トンのCO2排出量の削減が可能となります。
●加古川製鉄所では、2014年4月に300億円を投資した新溶銑処理工場(脱硫設備
2基、脱りん炉1基)が稼動を開始しました。
この投資によりオンリーワン製品の更なる
拡販に向けた生産体制の整備が進むと共に、年間60億円程度のコストダウン効果が
見込まれます。
また、厚板分野では、2013年1月に稼動を開始している新熱処理炉と
合わせて、
エネルギー分野向けオンリーワン製品の生産体制が拡充しました。
●2017年を目処に神戸製鉄所の上工程(高炉、製鋼工程)
の休止、加古川製鉄所への
集約を決定しました。
これに伴い、約655億円を投資し加古川製鉄所にブルーム連続
新溶銑処理工場
鋳造設備および溶鋼処理設備
(LF、
RH)
の新設、
2分塊工場の能力増強、
半製品在庫
および輸送設備の増強を実施します。
これら一連の設備投資により年間150億円程度のコストダウン効果が見込まれます。
●加古川製鉄所第3高炉の改修を2016年9月末から90日間の工期で実施することを決定しました。投資額は約200億円、再
稼動は同年12月末を予定しています。高炉の外部を覆う鉄皮を全て流用する方法で90日間の短工期での実施は、国内の
大型高炉では初の試みであり、短工期による投資額の抑制が可能です。
■ ハイテン・特殊鋼におけるグローバル供給体制の拡充
●2014年8月に中国 鞍山鋼鉄集団公司の子会社である鞍鋼股份有限公司
(以下、
鞍鋼)
と中国での自動車用冷延ハイテン
の製造・販売を目的とした合弁会社である鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板有限公司を設立しました。鞍鋼の鞍山製鉄
所内に、
約289億円を投資して年産能力60万トンの連続焼鈍設備
(CAL)
を建設し、
2016年初頭の稼動を目指しています。
●2014年9月に当社、神鋼商事㈱、㈱メタルワン、大阪精工㈱、
メキシコ Grupo Simec,
S.A.B. de C.V.、
米国 O&k American
Corporationの6社は、
メキシコにおける冷間圧造用鋼線(CHワイヤ)の製造・販売を行う合弁会社であるKobelco CH
Wire Mexicana,S.A.de C.V.(略称:KCHM)を設立しました。新会社は、
自動車用のボルトやナットの素材として用いられる
CHワイヤーを製造し、主に現地の自動車部品メーカーへ供給します。年産能力は約4万トン、2015年末頃の稼動を予定
しています。
●2015年6月にタイ Millcon Steel Public Company Limitedと線材の圧延及び販売を目的としたタイでの合弁会社設立を共
同で検討開始することについて合意に至り、基本合意書(MOU)を締結しました。
当社の海外での線材事業は、
中国、
タイ、
米国、
メキシコでの線材二次加工拠点で対応してきましたが、今回、合弁会社が設立されると線材としては唯一の海外製
造拠点となり、東南アジア地域における現地供給体制が更に整うこととなります。
■ チタン材がトヨタ自動車「MIRAI」に採用
当社の特殊チタン材が燃料電池スタックのセパレーターとして、2014年12月に発売
されたトヨタ自動車㈱製の燃料電池自動車
「MIRAI」
に採用されました。
セパレーターは
燃料電池の基幹部品であり、耐食性・表面導電性・成形性といった性能が求められま
すが、
当社が有する材質・表面制御技術及び圧延材製造技術により最適な材料の商
品化に成功しています。
燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)は、走行時に排出するのは水だけのため
「究極のエコカー」
と呼ばれており、
省エネルギー・環境対策の面から高い注目を集めています。
17
特殊チタン圧延材
Global Expansion
グロー バル 展 開
鞍山鋼鉄集団
自動車用冷延ハイテンの製造・販売を目的とした
鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板有限公司(合弁)を設立
10
1
6
神戸製鋼
7
5
2
voestalpine
Stahl
9
8
4
国内提携
3
11
新日鐵 住 金
自動車用鋼板に関する
技術提携
U.S. Steel
PRO-TEC Coating
(合弁)
で
溶融亜鉛メッキ鋼板、
冷延ハイテン製品を製造
Republic Steel
技術供与により
特殊鋼線材・棒鋼を供給
Ascometal
自動車用特殊鋼線材・
棒鋼に関する包括的技術提携
2 Kobe CH Wire
( Thailand)
4
神鋼線材加工(佛山)
7 神鋼特殊鋼線
(平湖)
9 PRO-TEC Coating
Global Locations
海外拠点
分類
会社名
設立年月
出資比率
事業内容
所在地
1 Grand Blanc Processing, LLC
資03 - 4
20.0%
CHQワイヤの製造・販売
アメリカ ミシガン州
2 Kobe CH Wire(Thailand)Co., Ltd.
1997 - 8
30.0%
CHQワイヤの製造・販売
タイ バンコク
3 Mahajak Kyodo Co., Ltd.
資02 - 5
27.5%
磨棒鋼の製造・販売
タイ バンコク
4 神鋼線材加工
(佛山)
有限公司
2004 - 11
60.0%
磨棒鋼・CHQワイヤの製造・販売
中国 広東省 佛山市
5 神鋼新䒣弾簧鋼線
(佛山)有限公司
2012 - 1
5 0 . 0%
高級ばね用鋼線の製造・販売
中国 広東省 佛山市
6 江陰法爾勝杉田弾簧製線有限公司
2005 - 8
60.0%
自動車懸架ばね用オイルテンパー線の製造・販売
中国 江蘇省 江陰市
7 神鋼特殊鋼線
(平湖)
有限公司
2007 - 11
47.0%
CHQワイヤ・軸受鋼ワイヤの製造・販売
中国 浙江省 平湖市
8 Kobelco CH Wire Mexicana, S.A.de C.V.
2014 - 9
10.0%
CHQワイヤの製造・販売
メキシコ合衆国グアナファト州
9 PRO-TEC Coating Company
1990 - 3
50.0%
溶融亜鉛めっき鋼板・冷延ハイテンの製造・販売
アメリカ オハイオ州 リープシック
10
鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板有限公司
2014 - 8
49.0%
自動車用冷延ハイテンの製造・販売
中国 遼寧省 鞍山市
11
Kobe Steel Asia Pte. Ltd.
1990 - 1
100.0%
鉄鋼関連の市場調査・技術サービス
シンガポール
線 材・棒 鋼
薄
そ の
板
他
( 資=出資 )
18
Iron & Steel Business
Domestic Production Locations
国内生産拠点
●加古川製鉄所
能 力
主要設備
製
銑
2号高炉
炉容積5,400㎥
3号高炉
炉容積4,500㎥
250トン転炉
(3基)
575,000トン/月
No.2連鋳設備
(ブルーム)
140,000トン/月
No.3連鋳設備
(スラブ)
250,000トン/月
No.4-1連鋳設備
(スラブ)
115,000トン/月
No.4-2連鋳設備
(スラブ)
125,000トン/月
粗圧延機(1基)
140,000トン/月
線材工場
熱延工場
製鋼工場
厚板工場
能 力
主要設備
1号高炉(休止中)
冷延工場
表面処理
工
場
仕上圧延機(1基)
第8線材工場
115,000トン/月
粗圧延機(4基)
360,000トン/月
仕上圧延機(7基)
冷間圧延機
160,000トン/月
連続焼鈍設備(1基)
45,000トン/月
電気亜鉛めっき設備 No.1
25,000トン/月
電気亜鉛めっき設備 No.2
35,000トン/月
溶融亜鉛めっき設備 No.1
23,000トン/月
溶融亜鉛めっき設備 No.2
33,000トン/月
加古川製鉄所
*所在地 : 兵庫県加古川市 土地面積 : 5,036,522㎡ 従業員数 : 2,791人 粗鋼生産能力 : 680万トン/年
●神戸製鉄所
● 高砂製作所
能 力
主要設備 製
銑
3号高炉
炉容積2,112㎥
90トン転炉(2基)
115,000トン/月
No.3連鋳設備
(ブルーム)
63,000トン/月
No.5連鋳設備
(ブルーム)
55,000トン/月
線材工場
第7線材工場
55,000トン/月
棒鋼工場
棒鋼工場
68,000トン/月
製鋼工場
主要設備 鋳 鍛 鋼
工
場
電気炉
13,000トン鍛造プレス
能 力
16,000トン/月
10,000トン鍛造プレス
4,000トン鍛造プレス
鉄粉工場
電気炉
8,000トン/月
鉄粉還元炉(3基)
*所在地 : 兵庫県高砂市
*所在地 : 兵庫県神戸市
土地面積 : 1,433,757㎡
土地面積 : 1,202,185㎡
従業員数 : 937人
従業員数 : 943人
粗鋼生産能力 : 140万トン/年
(鉄鋼事業部門のみ)
高砂製作所
神戸製鉄所
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
分類
会社名
線 材・棒 鋼
薄 板・厚 板
チ
タ
ン
電 力 供 給
そ
19
の
事業内容
神鋼鋼線工業
線材二次製品の製造・販売および各種構造物の建設工事の請負
神鋼ボルト
建築・建設機械用などの各種ボルトの製造・販売
テザックワイヤロープ
鋼索・鋼線・鋼撚線の製造・販売
日本高周波鋼業
特殊鋼鋼材の製造・販売
KSサミットスチール
薄鋼板の切断加工
堺鋼板工業
薄鋼板の剪断加工・販売
三和鐵鋼
レベラー加工、
スリット加工、鋼板の溶断加工・販売、線材保管業
神鋼建材工業
土木・建築用製品の製造・販売
神鋼鋼板加工
厚鋼板の溶断加工およびその製品販売
大阪チタニウムテクノロジーズ
スポンジチタン・多結晶シリコンなどの製造・販売
日本エアロフォ−ジ
大型鍛造品の製造・販売
神鋼神戸発電
電力卸供給
関西熱化学
コークス類その他各種化学工業品の製造・販売
神鋼エンジニアリング&メンテナンス
各種プラント・機械の設計・製作・据付、配管および保全工事
神鋼スラグ製品
鉄鋼スラグ製品販売、鉄鋼副生品販売、産廃処理処分事務代行、
土木建設資材販売他
神鋼特殊鋼管
ステンレス鋼管、精密鋼管の製造・販売
神鋼物流
港湾運送、内航海運、通関、貨物自動車運送、倉庫、工場構内諸作業請負
セラテクノ
耐火
他
瓦・各種不定型耐火物・焼石灰の製造・販売
エコキューオンクリア
(神鋼建材)
ステンレス鋼管(神鋼特殊鋼管)
神鋼丸
(神鋼物流)
Crude Steel Production
粗鋼生産量
●日本の粗鋼生産量(年度)
●世界の主要鉄鋼メーカーと国別粗鋼生産量2014年(暦年)
(万トン)
順位
全 国
11,151
全 国
11,077
全 国
10,646
全 国
10,730
全 国
10,985
新日鐵
2,992
新日鐵
3,020
新日鐵住金
4,567
新日鐵住金
4,355
新日鐵住金
4,496
住友金属
1,290
住友金属
1,272
JFE
スチール
2,880
神戸製鋼
760
(6.9%)
日新製鋼
382
東京製鉄
237
その他
2,536
2010
JFE
スチール
2,690
神戸製鋼
716
(6.7%)
日新製鋼
373
東京製鉄
273
その他
2,302
2011
JFE
スチール
2,797
神戸製鋼
701
(6.5%)
日新製鋼
402
東京製鉄
241
その他
2,234
2012
JFE
スチール
2,867
神戸製鋼
762
(6.8%)
JFE
スチール
2,844
神戸製鋼
748
(6.8%)
日新製鋼
393
日新製鋼
398
東京製鉄
222
東京製鉄
239
その他
2,340
その他
2,260
2013
注1)粗鋼生産量の最高記録は2007年度の12,151万トン。
2014
社
名
国
名
生産量
1
ArcelorMittal
ルクセンブルク
98.0
2
新日鐵住金
日本
49.3
3
河北鋼鉄集団
中国
47.0
4
宝鋼集団
中国
43.3
5
POSCO
韓国
41.4
6
江蘇沙鋼集団
中国
35.3
7
鞍山鋼鉄集団
中国
34.3
8
武漢鋼鉄集団
中国
33.0
9
JFEスチール
日本
31.4
10
首鋼集団
中国
30.7
11
Tata Steel
インド
26.2
12
山東鋼鉄集団
中国
23.3
13
Nucor
アメリカ
21.4
14
現代製鉄
韓国
20.5
15
U.S.スチール
アメリカ
19.7
16
Gerdau
ブラジル
19.0
17
馬鞍山鋼鉄
中国
18.9
18
天津渤海鋼鉄
中国
18.4
19
ThyssenKrupp
ドイツ
16.2
20
本渓鋼鉄
中国
16.2
21
NLMK
ロシア
16.1
22
Evraz Group
ロシア
15.5
23
中国鋼鐵
台湾
15.4
24
湖南華菱鋼鉄集団
中国
15.3
15.2
25
建龍集団
中国
26
IMIDRO
イラン
14.4
27
Severstal
ロシア
14.2
28
方大鋼鉄
中国
13.6
29
SAIL
インド
13.5
30
MMK
ロシア
13.0
31
JSW Steel
インド
12.7
32
日照鋼鉄
中国
11.4
33
Metinvest
ウクライナ
11.1
34
安陽鋼鉄
中国
10.8
35
太原鋼鉄
中国
10.7
36
包頭鋼鉄
中国
10.7
37
河北敬業集団
中国
10.5
38
酒泉鋼鉄
中国
10.3
39
河北縦横鋼鉄集団
中国
10.3
40
Techint Group
アルゼンチン
9.3
41
三明鋼鉄集団
中国
9.2
42
河北津西鋼鉄集団
中国
9.1
43
中天鋼鉄集団
中国
9.0
44
新余鋼鉄集団
中国
8.8
45
Erdemir
トルコ
8.4
46
唐山国豊鋼鉄
中国
8.4
47
SSAB
スウェーデン
8.0
48
南京鋼鉄集団
中国
8.0
49
voestalpine
オーストリア
8.0
50
Citic Pacific
中国
7.9
51
陜西鋼鉄集団
中国
7.9
52
Riva Forni Elettrici
イタリア
7.7
53
神戸製鋼
日本
7.5
54
CELSA Group
スペイン
7.0
55
Steel Dynamics
米国
6.3
(百万トン)
世 界
1,665.0
中 国
822.7
日 本
110.7
アメリカ
88.2
インド
86.5
韓 国
71.5
ロシア
71.5
ドイツ
42.9
トルコ
34.0
ブラジル
33.9
ウクライナ
27.2
その他
275.9
(1973年度の12,002万トンを34年ぶりに更新)
。 注2)住友金属は関連企業
(小倉・直江津)
分を含む。
注3)新日鐵と住友金属は2012年10月に合併。
提携会社
出典:世界鉄鋼協会
(World Steel Association)
20
Welding Business
溶 接 事業部門
「溶接ソリューション」で
世界で最も信頼される溶接総合企業に。
溶接事業部門は、溶接材料、溶接システ
ム、電源、装置、施工法などを組み合わせ、
溶接トータルのソリューションを実現する
事により、溶接技術を通じた世界の産業
への貢献を果たしていきます。
日本、
アセア
ン地域でのNo.1の地位を堅持しつつ、海
外展開を加速させ、
グローバルトップメー
カーを目指します。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品・技術
フラックス入りワイヤ
施工能率の高い溶
接を実現する材料
で す。造 船 、橋 梁 、
産業機械など広い
産業分野で適用さ
れています。溶接工
数を大幅に削減し、
溶接能率を大幅に
アップさせ、美しい
溶 接ビード外 観が
実現できます。
21
コストダウン
に大きく寄与!
銅め きなしソリッドワイヤ
銅めっ
(SEワイヤシリーズ)
(SE
新開発
新開発のワイ
ヤ表
面処
面処理化技術で、
「画期的なワイヤ
送給性」と「抜群
のアーク安定性」
を実現した銅めっ
きなしソリッドワイ
ヤ。製造工程で銅
めっき処理を廃止
して、地球環境に
対 する負 荷 を低
減しています。
環境に対する
負荷を低減!
低合金用溶材
低合
近年の石油精製リ
近年の
アクタ
アクターや火力発電
ボイラの使用 条 件
の高温・高圧化によ
る使用鋼材の材料
特性高度化に応え
て神戸製鋼が開発
した、各種高強度低
合金耐熱用の溶接
材料です。
溶接材料
溶 接 シ ステム
神 戸 製 鋼 で は「 F A M I L I A R C ™ 」
「TRUSTARC™」
「 PREMIARC™」の
ブランドで、約800種類の溶接材料を
製造・販売しており、造船・鉄骨・自動
車をはじめ、あらゆる産業のものづく
り力向上に貢献しています。
溶接ロボットシステムでは、特に鉄骨や建設
機械分野などの中板・厚板分野において
国内トップの実績を誇ります。
溶接作業の自動化、高能率化のみならず、
お客様でのコストダウンと高品質化の実
現を図るなど、最適な溶接ソリューション
を提供しています。
被覆アーク溶接棒
電弧棒(手棒)
とも呼ばれる世界的に最も汎用的な溶接
材料です。
比較的簡易な機器で溶接が可能なため、建築・
鉄骨をはじめ、
あらゆる産業分野で広く使用されています。
建設機械ロボットシステム
ソリッドワイヤ
主に自動車や建設機械分野で使用されている、
フラックス
(酸化物粉)
を使用しない金属(線材)のみのワイヤです。
ロボットとの組み合わせによる連続溶接で、ユーザーの
生産性向上に貢献しています。
フラックス入りワイヤ(FCW)
主に造船や橋梁分野で使用されている、金属にフラックス
(酸化物粉)
を内包したワイヤです。
フラックス成分などの
最適化により、溶接時間の短縮や溶接部の品質向上に
貢献しています。
柱大組立溶接ロボットシステム
主要製品
溶接材料
被覆アーク溶接棒
半自動溶接用フラックス入りワイヤ
およびソリッドワイヤ
サブマージアーク溶接用ソリッドワイヤ
およびフラックス
世界
トップシェア!
ティグ溶接棒
溶接用裏当材
溶 接システム
試 験・検 査 他
鉄骨溶接ロボットシステム
橋梁溶接ロボットシステム
建設機械ロボットシステム
その他溶接ロボットシステム
オフラインティーチングシステム
溶接ロボット、溶接電源
試験・分析・検査・受託研究
教育指導
コンサルティング業務
産業ロボット・電源・機器の
保守点検
ARCMAN -GS
AR
TM
鉄骨、建設機械など
鉄骨
中厚
中厚板溶接分野で
数多く使用されてい
る 溶 接 ロ ボ ット
ARCMANTMシリーズ
に、
トーチやケーブル
の内蔵化を図り、狭
あい部へのロボット
適 用 率の向 上を目
指し、
また、
タンデム
溶 接での適 用も可
能としました。
ロボット
適用率の
アップに貢献!
高機能材
脱臭・除湿
・オゾン分解・有毒ガス除去
油煙除去等用高機能フィルター
脱臭装置
REG
REGARC
搭載
載
鉄骨溶接シス
テム
鉄骨
ム
TM
コストダウンと
高品質化に
貢献!
新溶接
新溶接プロセス
「REGARC
RCTM
法 」を
を搭 載した鉄 骨 溶 接
システ
御溶
システムは、
デジタル制御溶
接機と施工プロセス技術に
より、溶接ワイヤの最適供給
を実現しました。
22
Welding Business
Business Vision
事 業ビジョン
世界で最も信頼される溶接ソリューション企業へ
溶接事業部門は、
アジアNo.1の溶接材料メーカとして、
溶接材料、
溶接ロボットシステム、
施工技術などでの溶接
トータルのソリューション展開を進めており、
「 世界で最も信頼される溶接ソリューション企業」
であり続けることを目
指しています。
その実現に向けて、
顧客の状況を知り課題の解決につながる提案をし、
豊富な技術を結集して革新
的な商品を開発し、
高いものづくり力で安定した品質を実現し、
社会との共生の下、
顧客のベストパートナーとして
優れた製品及びサービスを提供し続けています。
そして、
将来の安定と持続的な成長に向けて2013∼2015年度中期経営計画では、
国内事業の競争力の強化、
アセアン地域やエネルギー、海洋構造物分野での最大拡販による海外事業での安定収益の確保、
溶接ソリュー
ション開発の推進を中心に積極展開しています。
Topics
トピックス
■ 溶接ソリューション開発
汎用性、
自動化、省人化の点からロボット溶接の進展が著しく、中でも高層ビル
などの鉄骨、建設機械などの中・厚板分野では高能率化が強く求められています。
溶接材料メーカーで中・厚板分野の溶接ロボットシステムをメニューとして持っ
ているのは当社のみであり、双方を合わせたトータルな提案力・製品力が強みです。
中でも、
「 REGARC TM 」シリーズは、建築鉄骨向け等の厚中板に対する主要な溶
接法である炭酸ガスアーク溶接で、大電流でもスパッタとヒュームを大幅に低減
柱大組立溶接ロボットシステム
できる画期的な新溶接プロセス
「REGARC TM法」
とそれを搭載した鉄骨溶接シス
テムを開発し、優れた溶接品質や高能率な溶接の実現に加え、人手不足や溶接の自動化にも貢献しています。今後も
溶接材料、溶接ロボットシステム、施工技術を組み合わせた新たな溶接ソリューションを生み続け、顧客満足度の高い
製品を提供していきます。
■ 海外事業の強化 ∼各市場ニーズにあった商品、技術の提供∼
タイの電弧棒製造販売会社であるThai-Kobe Weldingは神戸製鋼グループで初め
て海外に進出した拠点で、以降長年にわたり東南アジアでのシェアNo.1を堅持して
おり、
東南アジアでの更なるプレゼンスの向上を目指し、
マーケティング、
技術・サービス、
ものづくり力の強化、開発機能の拡充などの取り組みを進めています。
また、Kobe
Welding
(Malaysia)
では被覆アーク溶接棒の生産能力の増強や、
インドネシアでは駐
在員事務所の開設などを行いました。
Thai-Kobe Welding
中国においても、営業・マーケティング活動を精力的に進めており、世界最大規模
で競争の激しい中国市場での更なる販売・受注の拡大を目指し、新たな代理店制度
を発足させ活動をスタートさせています。着実な拡販活動により、青島神鋼溶接材料
有限公司ではフラックス入りワイヤの生産能力増強を図っており、唐山神鋼溶接材
料有限公司では従来の汎用タイプのソリッドワイヤに加え、高付加価値タイプの
ソリッドワイヤも生産できるライン導入を進めています。
また、今中期の柱となる取り組みの一つである海洋構造物、
エネルギー分野向け
青島神鋼溶接材料有限公司
の拡販については、韓国での大型海洋構造物案件、中国でのLNG船、
タンク、
ロシアでのパイプライン向けなどで着実に
成果を上げています。今後も、技術・営業が一体となった活動を推進し、受注対応力を強化し更なる拡販を目指していきます。
■ 溶接業界最大の流通網「神溶会」
国内およびアジアでNo.1の地位を築いている溶接事業部門を支えているのが、
非常に強固なネットワークと技術営業力を
誇る流通網「神溶会」
です。神溶会は、家電など他業界も手本にした流通網の元祖的存在で、溶接材料の販売だけでなく、
当社と共にユーザーへの溶接技術指導や啓蒙普及に大きな役割を果たしてきました。2015年で設立64周年となりますが、
最近ではキャンペーン活動を通じて、東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城職業訓練支援センター(ポリテクセンター
宮城)に見舞金を贈るなど、全国津々浦々の各地
に根ざした活動を継続しています。
また、
海外でもタ
イを中心に
「アセアン神溶会」
があり、現在発足24
周年です。
また、中国でも新たな代理店制度を導
入するなど、各国・各地域に根ざした流通網の構
築を目指しています。
ポリテクセンター宮城
23
第1回中国神鋼溶接代理店会
Global Expansion
グロー バル 展 開
6
9
10
7
11
12
3
8
神戸製鋼
5
2
4
1
Intan Pertiwi Industri
技術供与により各種電弧棒の製造・販売
6 Kobelco Welding of Europe
9 唐山神鋼溶接材料有限公司
Global Locations
海外拠点
会社名
設立年月
出資比率
事業内容
所在地
1 Kobelco Welding Asia Pacific Pte. Ltd.
1979 - 1
100.0%
電弧溶接棒の製造・販売
シンガポール
2 Thai-Kobe Welding Co., Ltd.
1968 - 4
40.7%
電弧溶接棒の製造・販売 タイ サムットプラカーン
3 Kobe MIG Wire (Thailand) Co., Ltd.
1988 - 9
66.0%
ガスシールドアーク溶接用ソリッドワイヤの製造・販売
タイ サムットプラカーン
4 Kobe Welding (Malaysia) Sdn. Bhd.
1995 - 4
85.0%
電弧溶接棒の製造・販売
マレーシア ペナン
5 Kobelco Welding of America Inc.
1990 - 3
100.0%
溶接材料の輸入販売
アメリカ テキサス州 ヒューストン
6 Kobelco Welding of Europe B.V.
1994 - 6
94.6%
ステンレス鋼用・軟鋼用フラックス入りワイヤの製造・販売
オランダ ヘールレン
7 Kobe Welding of Korea Co., Ltd.
1995 - 3
91.0%
軟鋼用フラックス入りワイヤの製造・販売
韓国 慶尚南道 昌原市
8 Kobelco Welding Marketing of Korea Co., Ltd.
2011 - 4
51.0%
溶接材料の販売
韓国 佂山 広域市
9 唐山神鋼溶接材料有限公司
2002 - 11
48.0%
ソリッドワイヤの製造・販売
中国 河北省 唐山市
10
青島神鋼溶接材料有限公司
2008 - 2
90.0%
軟鋼用フラックス入りワイヤの製造・販売
中国 山東省 青島市
11
上海神鋼溶接器材有限公司
2010 - 2
100.0%
溶接材料、溶接システムとパーツの販売
中国 上海市
12
Kobelco Welding India Pvt. Ltd.
2011 - 6
80.0%
溶接材料、溶接システムとパーツの販売
インド ハリヤーナ州 グルガオン
Domestic Production Locations
国内生産拠点
生産・技術開発拠点
所在地
主 要 製 品・事 業 内 容
その 他
大阪府 木市
フラックス入りワイヤ、
被覆アーク溶接棒、配合溶剤
敷地 92,128㎡
従業員数 263名
西条工場
広島県東広島市
被覆アーク溶接棒、
高機能材
敷地 68,104㎡
従業員数 95名
福知山工場
京都府福知山市
マグ・ミグ溶接用ソリッドワイヤ、サブマージアーク溶接用ソリッドワイヤ、ティグ溶接棒
敷地 142,686㎡
従業員数 223名
木工場
フラックス入りワイヤ、
ステンレス用フラックス入りワイヤ・ソリッドワイヤ
藤沢工場
神奈川県藤沢市
技術センター
溶接材料の研究・開発、溶接システム
敷地 87,416㎡
従業員数 267名
茨木工場
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
会社名
事業内容
阪神溶接機材
自動溶接用フラックスの製造
エヌアイウエル
溶接材料および溶接関連機器の販売
コベルコ溶接ソリューション
溶接材料・溶接機器の売買、仲介および輸出入業
JKW
溶接材料、
溶接機械器具の販売
タセト
溶接材料およびケミカル品の販売
神鋼溶接サービス
溶接に関する試験・分析・検査・受託研究、
溶接技術に関する教育指導・コンサルティング業務
神鋼アクテック
高機能脱臭フィルター・厨房排気用脱臭フィルターの製造・開発・販売および脱臭機の販売他
コベルコロボットサービス
産業ロボット・溶接電源・機器の保守保全、機器の定期点検、補修・改造工事、部品販売および据付・調整
阪神溶接機材
24
Aluminum & Copper Business
アルミ・銅 事 業 部 門
自動車・IT関連分野などの
高付加価値製品に注力し国内トップクラスを堅持。
アルミ・銅事業部門は、
自動車およびIT関連
産業向けを主な重点分野と位置付け、オン
リーワン製品の強化と拡充を図っています。
国内トップクラスのアルミ・銅メーカーとして、
長年にわたり培ってきた技術と信頼をもとに、
海外展開を強化しています。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品
製品・技術
国内シェア
50%!
自動車アルミパネル材
ネル材
自動車のエンジンフードなどに使用
ドなどに使用
されるアルミパネル材は、軽量化ニー
ズの高まりにより採用が拡大してい
ます。神戸製鋼は長年培ったノウハ
ウと高い技術力により国内で約50%
のトップシェアを獲得しています。
その他の
オンリーワン製品・技術
25
アルミ板
国内
トップシェア!
自動
自動車サ
スペンション用
アルミ鍛造部品
自動車
自動車の足
りで使
用されるサスペンショ
ンは、軽量化ニーズに
よりアルミ化が進んで
います。神戸製鋼では、
従来の鉄製品と比較
して40%以上の軽量
化を実現しており、国
内でトップシェアを獲
得しています。
●
●
自動車用熱交換器材
高精度アルミ厚板「アルハイス®・アルジェイド®」
国内
シェア70%!
アルミボトル缶材
材
飲料用アルミ缶の材料と
飲料
材料として使用
され
神戸製鋼は
されるアルミ板で、
アルミ缶材全体で国内約30%以
上のシェアを有しています。
さらに、
複雑な加工を要求されるボトル
缶材では約
70%のトップ
シェアを獲
得しています。
ア ル ミ
鋳鍛造品
●
●
航空機用アルミ鋳造品
半導体・液晶製造装置(チャンバー)
銅板条
アル ミ板
長年にわたり培ってきた高
度な圧延技術により、飲料
用缶材や自動車用パネル
材、
ハードディスク用ディス
ク材、エアコン用フィン材、
半導体・液晶製造装置用
厚板など、高付加価値のオ
ンリーワン製品を、
さまざま
な分野に提供しています。
半導体用リードフレーム材や自
動車用端子・コネクタ材などの
銅合金板条を製造・販売して
います。独自の元素配合により
強度・導電率・耐熱性を両立し
た高付加価値製品を開発して
おり、半導体用リードフレーム材
ではアジアで約20%のシェアを
有しています。
アルミコイル
電子材料用銅板条
アルミ・マグネシウム鋳鍛造品
優れた鋳鍛造技術や解析
技 術 、合 金 開 発力により、
メカニカルプレスによる自動
車サスペンション用アルミ
鍛造部品や、砂型鋳造によ
る航空機部品、半導体・液
晶製造装置
(チャンバー)
な
どのオンリーワン製品を提
供しています。
銅管(コベルコ マテリアル銅管)
2004年に三菱マテリアル
(株)
と
の事業統合により設立した
(株)
コベルコ マテリアル銅管は、
国内
トップメーカーとして、
エアコン用
をはじめとした銅管を製造・販
売しています。溝 付 管 やエコ
キュート用銅管など高付加価値
品の開発を進めると共に、東南
アジア
(タイ・マレーシア)
での供
給体制を強化しています。
航空機用ギアボックス
熱交換器用異形伝熱管
アルミ押出・加工品
世界トップクラスの技術力
を誇り、自動 車 部 品用を
はじめ、鉄道車両用などの
オンリーワン製品を提供し
ています。また、電磁成形
技術によるステイ一体型自
動車バンパーを開発する
など、独自の取り組みを進
めています。
アルミ押出形材
主要製品
アルミ・マグネシウム
鋳鍛造品
アルミ板
缶材
自動車パネル材
ディスク材
一般材
鋳造品
鍛造品
加工品
アルミ押出品・加工品
銅板条
銅管
押出品(形材、
管、
棒)
加工品
リードフレーム材
端子・コネクタ材
エアコン用銅管
建築・給湯用銅管
国内
トップシェア!
世界シェア
60%!
鉄道車両用アルミ形材 アルミディスク材
材
鉄道車両の車体を形
成する部 材として使
用されます。軽量化と
共に走行中の騒音・
振動を低減する事が
求められますが、神戸
製鋼は独自の断面形
状により静音性の高
い
「ダンシェープ® 」
を
開発し、
アルミ車両に
採用されています。
主にデスクトップパソコンやデー
主にデ
ソコンやデー
タセン
のハードディ
タセンター向けなどのハードディ
スクの基板として使用されるア
ルミディスク材は、
非常に高い品
質が要求される材料です。神戸
製鋼は、世
界で約60%
のシェアを
有するトッ
プメーカー
です。
アルミ押 出
●
自動車用バンパー材
銅
板
条
●
●
アジア
トップクラス!
リードフレーム材 リー
®
「SuperKFC
「Su
」
半導体パッケージの配線材料と
半導
線材料として使
用されるリードフレーム材において、
神戸
製鋼はアジアトップメーカーとして約20%
のシェアを有しています。
高い合金開発
力により、従来品
より耐久性と導電
率を大 幅に高め
た
「SuperKFC ® 」
を開発しました。
自動車端子・コネクタ用銅板条
自動車・民生端子用低挿入力めっき
26
Aluminum & Copper Business
Business Vision
事 業ビジョン
業界トップクラスの収益力を有する事業体へ
アルミ・銅事業部門では、
自動車およびIT関連産業向けを主な重点分野と位置づけており、
自動車用アルミ板、
自動
車サスペンション用アルミ鍛造部品、
ディスク材、
自動車用端子・半導体向け銅板条など、
オンリーワン製品の拡販を
図っています。
自動車分野では、
各国における燃費規制の強化を背景に、
車体の軽量化ニーズがこれまで以上に高まるものと見込
まれます。
地域別では、
自動車需要の拡大が最も見込まれ、
また、
先進国並みに燃費規制が強化される中国をはじめ北
米にも注目し、
グローバル供給体制の構築を進めています。
2013∼2015年度中期経営計画では、
自動車パネル材のグローバル供給体制構築の検討継続、
自動車サスペンション
用アルミ鍛造部品の北米での能力増強による日米中三極体制の強化、
銅板事業における自動車端子用合金の拡販
などを進め、
収益力の強化を目指します。
Topics
トピックス
■ 自動車パネル用アルミ板材でのグローバル展開
2014年1月に自動車パネル用アルミ板材の製造・販売を目的
とした神鋼汽車ኅ材(天津)有限公司を中国天津市の西青
(シーチン)
経済技術開発区内に設立しました。
約190億円を投資
して年産能力10万トンの工場を建設し、2016年初頭の稼動を目
指しています。2014年7月には現地にて起工式を執り行いました。
当社は、国内の自動車パネル用アルミ板材の市場において、
50%以上のトップシェアを有するリーディングカンパニーです。
現在、世界的に自動車の燃費規制は強化されており、車体の軽
量化に貢献する自動車パネル用アルミ板材の需要も増加してい
ます。
また、現地供給ニーズも高まっている事から、
グローバル供
神鋼汽車ኅ材(天津)有限公司起工式
給体制の拡充を通し対応していきます。
■ 自動車サスペンション用鍛造部品のグローバル生産体制の拡充
2014年8月に米国における自動車サスペンション用鍛造部品の製造・販売拠点であるKobe Aluminum Automotive
Products, LCC
(ケンタッキー州、
略称:KAAP)
において、
約68億円を投資した能力増強工事が完了しました。
これにより、
生
産能力は月産28万本から42万本へ従来比1.5倍に増加しました。
当社の自動車サスペンション用アルミ鍛造部品事業は、
日本の大安工場(三重県)、
中国の神鋼汽車ኅ部件(蘇州)有限
公司(江蘇省、略称:KAAP-C)、米国のKAAPと日・米・中3極での生産体制を構築しており、今回のKAAPにおける能力増強
により3極合計で月産100万本体制が整ったこととなります。
今後も世界3極でのグローバル生産体制を強化していきます。
■ 日立製作所英国車両向けアルミ押出材受注
㈱日立製作所のグループ会社である日立レールヨーロッパ
が受注した英国における都市間高速鉄道計画向け鉄道車両
構体用アルミ押出形材のほぼ全量を受注しました。車両数は
合計で866両に上ります。
アルミ押出形材を製造する長府製造所は、国内最大級の大
型押出プレスと長尺に対応可能な熱処理炉を有しており、車両
一両分にあたる最大25mまでの押出材を製造する事が可能で
す。
これまでもJR新幹線300系を皮切りに現行の新幹線の殆
どの車両に採用されるなど多くの実績を有しています。
写真提供:
(株)
日立製作所
27
Global Expansion
グロー バル 展 開
Sapa
Aurubis Buffalo
高級アルミ押出材分野の技術供与
北米における電子材料用
銅板条分野の技術供与
Wieland-Werke
2
欧州における
電子材料用銅板条分野の技術供与 4
7
6
Hydro
3
神戸製鋼
9
自動車パネル材の技術提携
国内提携
8
国内提携
国内提携
1
5
UAC J
三菱マテリアル
JX日鉱日石金属
国内におけるアルミ
押出材分野の提携
三菱伸銅
電子材料用銅板条
分野の技術供与
銅板条分野の提携
Global Locations
3 Kobe Aluminum Automotive
Products
海外拠点
分類
アルミ板
ア ル ミ
鍛 造 品
銅 板 条
会社名
設立年月
出資比率
1 Kobe Precision Technology Sdn. Bhd.
1992 - 2
100.0%
ハードディスクドライブ用基板の製造・販売
マレーシア ペナン
2 神鋼汽車ኅ材
(天津)
有限公司
2014 - 1
100.0%
自動車パネル用アルミ板材の製造・販売
中国 天津市
3 Kobe Aluminum Automotive Products, LLC
2003 - 5
60.0%
自動車サスペンション用アルミ鍛造品、
コンプレッサ用鋳造棒の製造・販売
アメリカ ケンタッキー州
ボーリンググリーン
4 神鋼汽車ኅ部件
(蘇州)有限公司
2010 - 9
60.0%
自動車サスペンション用アルミ鍛造品の製造・販売
中国 江蘇省 蘇州市
5 Singapore Kobe Pte. Ltd.
1976 - 8
100.0%
リードフレームの製造・販売
シンガポール
6 Kobe Electronics Material
(Thailand)Co., Ltd.
2001 - 9
100.0%
電子材料用銅板条のスリット加工・販売
タイ アユタヤ バーンパイン
所在地
2005 - 5
100.0%
電子材料用銅板条のスリット加工・販売
中国 江蘇省 蘇州市
8 Kobelco & Materials Copper Tube
(Malaysia)Sdn. Bhd.
1987 - 10
100.0%
銅管および二次加工品の製造・販売
マレーシア セランゴール州
9 Kobelco & Materials Copper Tube
(Thailand)Co., Ltd.
1996 - 11
100.0%
空調用ほか溝付銅管・平滑銅管の製造・販売
タイ ラヨーン
7
銅
事業内容
蘇州神鋼電子材料有限公司
管
Domestic Production Locations
国内生産拠点
生産拠点
所在地
主 要 製 品・事 業 内 容
その 他
真岡製造所
栃木県真岡市
アルミ板条 敷地 444,924㎡
従業員数 838名
長府製造所
山口県下関市
アルミ押出材、
アルミ加工品、
銅板条
敷地 429,407㎡
従業員数 393名
大安工場
三重県いなべ市
アルミ・マグネシウム鋳鍛造品
敷地 260,614㎡
従業員数 401名
真岡製造所
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
分類
ア ル ミ 板
ア
ル
ミ
押 出・加 工 品
銅 板 条
銅 管
そ の 他
会社名
豊通非鉄センター
事業内容
アルミ板材のスリット加工
神鋼ノース
各種アルミ加工品の製造・販売
神鋼アルミ線材
アルミ合金線・棒およびアルミ線棒加工品の製造・販売
神鋼ファブテック
アルミ押出製品、加工品などの生産
神鋼リードミック
電子部品、半導体、集積回路部品の製造・販売およびめっき加工・販売
神鋼メタルプロダクツ
銅及び銅合金管、加工品、複合材等の製造・販売
コベルコ マテリアル銅管
空調用銅管、建築・給湯用銅管などの製造販売 神鋼関門総合サービス
長府製造所および関門地区向けのサービス業務
神鋼大安総合サービス
警備、保安、清掃、緑化
神鋼真岡総合サービス
警備、保安、清掃、緑化
秦野工場(コベルコ マテリアル銅管)
28
Machinery Business
機 械 事業部門
世界を舞台に高収益事業体を目指し
成長戦略を推進。
機械事業部門は、産業機械や圧縮機、
エネル
ギー機器など幅広い製品メニューをそろえて
います。環境・エネルギー・自動車分野など成
長市場におけるグローバル需要を取り込むべ
く、
オンリーワン製品・技術の創出に取り組む
と共に、
ものづくり力の強化と最適生産体制の
構築を図っています。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品・技術
スクリュ式
非汎用圧縮機
縮機
世界シェア
50%!
複数ある圧縮方式の中でも、
方式の中でも、スクリュ式
は、圧縮比が高く高効率であり、
負荷変動
に対する追従性に優れ省エネ性が高い
方式です。神戸製鋼は1956年に国内で初
めてスクリュ式圧縮機を製造して以降、
大型のプラント向けなどに納入しており、
世界で50%のシェアを有しています。
29
汎用圧縮機 機
「コベライアン」
国内
トップクラス!
数々の業界初の機能を開発し、
の機能を開発し、最高水
準のスペックと省エネ性を誇る神戸製
鋼の汎用
(小型)圧縮機を代表する機種
となっており、国内でトップクラスのシェ
アを有しています。
バイナリー発電機 機 「マイクロバイナリー」
小型で
高効率!
発電できるバイナ
100℃前後の熱源で発電できるバイ
リー発電において、小型かつ高効率を
実現した「マイクロバイナリー」を開
発・販売しており、従来は利用できな
かった工場廃熱や温泉水などの有効
利用に貢献しています。
産業機械
タイヤ・ゴム機 械
タイヤドラム試験機
圧縮機
タイヤ・ゴム機械や樹脂
機械、高機能商品(成膜
装置)、金属加工機械な
どのさまざまな産業機械
をラインナップしていま
す。特に、ゴム混 練 機や
タイヤ試験機、樹脂混練
造 粒 機などの得 意 分 野
に特 化しており、世 界 的
に競争力の高いオンリー
ワン製品の集合体となっ
ています。
非汎用(大型)
ガス圧縮機から汎用(小型)空気圧縮機ま
で、
あらゆる種類のコンプレッサをラインナップしています。
また、
これを応用した冷凍機やヒートポンプなどの冷熱機器
も含め、
ユーザーの大幅な省エネに貢献しており、
世界トップ
クラスの総合圧縮機メーカーを目指しています。
非汎用圧縮機
石油精製などの大型プラントの心
臓部を支える非汎用圧縮機におい
て、
スクリュ式、
ターボ式、
レシプロ
式の3種類すべてをラインナップし
ている世界唯一のメーカーです。
樹脂機 械
汎用圧縮機
大小あらゆる工場の動力を支える
汎用圧縮機では、1.5kWから600k
Wまで、豊富なメニューをラインナッ
プしており、世界最高水準のエネル
ギー効率でユーザーの省エネに貢
献しています。
樹脂混練造粒システム「LCMシリーズ」
機器
主にエネルギー・化学分
野で使用される大型機器
をラインナップしており、
石 油 精 製 用リアクター
(圧力容器)やLNG気化
器、熱交換器、空気分離
装置、原子力機器など、世
界で認められている高品
質の製品を供給しています。
冷熱機器
世界最高水準のエネルギー効率を
誇る冷凍機やヒートポンプ、蒸気発
電機、蒸気圧縮機、
バイナリー発電
機などの省エネ機器をラインナップ
しています。いずれもスクリュ圧縮
機の技術を応用したもので、小型
でも高効率を実現しています。
オープンラック式LNG気化器「ORV」
主要製品
産業機械
〈タイヤ・ゴム機械〉
バッチ式ミキサー
ゴム二軸押出機
タイヤ加硫機
タイヤ試験機
〈樹脂機械〉
大型混練造粒装置
連続混練押出機
二軸混練押出機
光ファイバー関連製造装置
圧縮機
〈高機能商品〉
真空成膜・表面改質装置
(AIP™/UBMS™)
検査・分析評価装置
ロールツーロール成膜装置
〈金属加工機械〉
鉄鋼・非鉄圧延機
自動形状制御装置
連続鋳造装置
等方圧加圧装置(HIP/CIP)
〈原子力機器〉
〈化学・エネルギー機器〉
使用済燃料輸送・貯蔵容器(キャスク)
圧力容器(リアクター)
燃料チャンネル
アルミ熱交換器「ALEX」
LNG気化器
(ORV/SMV/
中間媒体式/空湿式/温水式)
空気分離装置
マイクロチャネルリアクター
(SMCR )
マイクロチャネル熱交換器(DCHE)
〈非汎用圧縮機〉
スクリュ圧縮機
遠心圧縮機
往復圧縮機
〈汎用圧縮機〉
汎用圧縮機
スクリュ冷凍機
ヒートポンプ
世界
トップクラス!
世界シェア
35%!
ゴム混練機
石油精製用リアクター
ター
その
その他の
オン
オンリーワン製品・技術
自動車をはじめ大型
大型
建設機械などに使用
されるタイヤは、
その
形状・素材も多種多
様なものとなり、
ゴムの
調合には分子レベル
での精度が要求され
ます。
その調合の役割
を担うのがゴム混練
機で、神戸製鋼は世
界で35%のシェアを有
しています。
石油を精製し不純物を取り除く過程で
取り除く過程で
使用する反応容器です。神戸製鋼は、主
材料である鍛造シェル、厚板、溶接材料
を自給できる世界唯一のメーカーで、世
界最大級の1基2200トンクラスまで製作
可能な生産体制を整えています。
産業機械
タイヤ試験機
樹脂混練造粒装置
● ハードコーティング用
PVD受託・装置
● LNG関連機器
● マイクロチャネルリアクター
(SMCR )
圧 縮 機 ● ギアードターボ圧縮機
● 蒸気発電機
●
●
30
Machinery Business
Business Vision
事 業ビジョン
国内拠点を核としたグローバル展開を推進
機械事業部門は、省エネ
(CO2削減)、環境、安全をキーワードとし、
グローバルに社会貢献と企業活動の継続を
目指しています。2013∼2015年度中期経営計画では、
「 圧縮機を中心にしたグローバル展開の推進」
「グループ全
体としてのものづくり力の強化」
を基本方針に、
「経営資源の選択と集中」
を進め、事業構造の変革により高収益体
質の実現を目指します。
具体的には、圧縮機、
タイヤ・ゴム機械、樹脂機械、
リアクター、
エネルギー機器などのオンリーワン製品に重点を
置き、
グローバル市場でトップメーカーを狙います。
また、環境・エネルギーを意識したメニュー創出と拡販を目指
します。
グローバル展開では、
中国・インドの他資源国を中心とする海外に成長機会を求め、
日本のマザー工場の生産
技術力を強化しつつ、事業拡大を着実に推進します。
Topics
トピックス
■ 機械事業開始100周年
機械事業部門は、2014年に事業開始100周年を迎えました。2014年11月8日に神
戸にて記念式典が開催され、約700名の関係者やOBが参加し盛大に催されました。
機械事業部門は、1914年に国産初の圧縮機(レシプロ式)の開発に着手し、翌年、
製造を開始しました。
この事が後に当社が空気・ガス圧縮機及び冷凍機のトップメー
カーとなる礎となっています。
以降も1930年には、
国産初の電気ショベルを開発(建設
機械事業は、現在はコベルコ建機㈱、
コベルコクレーン㈱へ移管)、
1934年には、
国産
初の空気分離装置を開発するなど、高い技術力を基に数々の国内初・業界初の技
術・製品を開発してきました。現在では、汎用・非汎用圧縮機、
タイヤ・ゴム機械、樹脂
機械、表面処理装置、金属加工機械、化学・エネルギー機器など多岐に渡る分野に
おいて、
独自技術に基づいた高いシェアを誇る製品を数多く有しています。
今後も引き
続き、革新的な製品を開発・拡販し機械事業部門の更なる発展を目指していきます。
1915年国産初のレシプロ圧縮機
■ ブラジルに新会社設立
2014年4月に当社初のブラジル拠点となるKobelco Machinery do Brazil Ltda.(サンパウロ市、
略称:KMB)が本格的な営業
活動を開始しました。
南米における非汎用圧縮機のマーケティング・営業活動の強化と、
既に南米地域には多数の納入実績
があることから、
アフターサービスの強化も目的としています。
非汎用圧縮機事業では、
既に中国、
東南アジア(シンガポール)、
中東(ドバイ)、
北米(アメリカ)、
欧州(ドイツ)に拠点があり、
今回の拠点設立により世界の主要なマーケットを全てカバーすることが可能となります。
世界トップクラスの総合圧縮機メー
カーを目指し、
今後一層のグローバル競争力の強化に取り組んでいきます。
■ 水素ステーションユニット
「HyAC mini」の開発・販売
水素ステーションの主要な機器の一部を集約させる事で、
大幅なコストダウンとコン
パクト化を可能にしたパッケージ型水素ステーションユニット(HyAC mini)を開発し、
機器冷却用クーラー
(箱屋上設置)
2014年4月から販売を開始しています。
諸条件によっては水素ステーションの建設費用
を、
従来比2割程度コストダウンさせる事が可能となります。
また、
設置スペースに関し
ては、
各機器を個別に設置した場合と比較し約50%(当社比)削減する事が可能です。
当社グループでは、
他にも水素ステーション用大容量高圧水素圧縮機(HyAC)、
超
冷凍機
圧縮機
畜圧機
コンパクトな熱交換器
(DCHE)
、
冷凍機といった水素ステーションにおける主要機器から
4,700㎜
超高圧部材に必要な特殊ステンレス鋼などの素材まで製造しています。
また、
水素を燃
料電池車(FCV)へ充填するための最適な機器仕様を選定するシミュレーション技術
をグループ会社である神鋼エンジニアリング&メンテナンス㈱が開発し、
ハード・ソフト
4,000㎜
3,200㎜
両面で水素ステーション建設において必要なアイテムを供給できる体制を構築して
おり、
今後本格的な普及が期待される水素ステーションなどの水素インフラ整備に
貢献していきます。
31
パッケージ型水素ステーションユニット
(HyAC mini)
Global Expansion
グロー バル 展 開
8
14
2
9
7
11
6
10
4
1
神戸製鋼
5
3
12
13
Global Locations
1 Kobelco Stewart Bolling
6 Kobelco Compressors America
海外拠点
分類
会社名
産業機械
所在地
事業内容
タイヤ・ゴム機械の製造・販売
Kobelco Stewart Bolling, Inc.
買89 - 6
100.0%
2
益陽益神橡膠機械有限公司
1995 - 9
25.0%
タイヤ加硫機の製造・販売・サービス
中国 湖南省 益陽市
3
L&T Kobelco Machinery Pte. Ltd.
2010 - 11
49.0%
ゴム混練機・ゴム二軸押出機の製造・販売
インド タミル・ナードゥ州 カーンチプラム
4
KOBELCO Advanced Coating(America), Inc.
2006 - 8
100.0%
PVD装置を用いた成膜受託事業
アメリカ イリノイ州 バッファローグローブ
5
Kobelco Machinery India Pte. Ltd.
製鉄機械のマーケティング・販売支援
インド ウェストベンガル州 コルカタ
プロセスガス用圧縮機システム、
冷凍機システム、
圧力容器、
熱交換器の製造・販売
アメリカ カリフォルニア州 コロナ
圧縮機の設計・製造・販売
中国 江蘇省 無錫市
ドイツ バイエルン州 ミュンヘン
2009 - 6
90.0%
アメリカ オハイオ州 ハドソン
Kobelco Compressors America, Inc.
2006 - 2
100.0%
7
無錫圧縮機股份有限公司
資11 - 4
44.3%
8
Kobelco Machinery Europe GmbH.
2012 - 7
100.0%
非汎用圧縮機の販売・部品調達
9
Kobelco Machinery Middle East FZE.
2012 - 7
100.0%
非汎用圧縮機のアフターサービス
UAE ドバイ
10
Kobelco Compressors Manufacturing Indiana, Inc.
買88 - 9
100.0%
スクリュ圧縮機の製造・販売
アメリカ インディアナ州 エルクハート
11
神鋼圧縮機製造(上海)
有限公司
2004 - 2
100.0%
汎用圧縮機の製造・販売
中国 上海市
12
Kobelco Machinery Asia Pte. Ltd.
1999 - 1
100.0%
汎用圧縮機・産業機械などの販売・サービス
シンガポール
13
Kobelco Machinery do Brazil Ltda.
2013 - 11
100.0%
非汎用圧縮機のマーケティング・営業・アフターサービス
ブラジル サンパウロ市
50.0%
産機・圧縮機各種LOユニット等の製造、
販売、
アフターサービス、
メンテナンス
韓国 佂山 広域市
6
圧 縮 機
そ の 他
設立年月 出資比率
1
14
Kobelco Advanced Lube-system Asia Co., Ltd.
2013 - 6
(資=出資、買=買収)
Domestic Production Locations
国内生産拠点
生産拠点
所在地
主 要 製 品・事 業 内 容
高砂製作所
兵庫県高砂市
タイヤ・ゴム機械、樹脂機械、高機能商品、圧延機械、
非汎用圧縮機(スクリュ式・遠心式・往復式)、圧力容器(リアクター)、
アルミ熱交換器「ALEX」、LNG気化器、使用済み燃料輸送・貯蔵容器(キャスク)
播磨工場
兵庫県加古郡播磨町
汎用圧縮機、
蒸気発電機、
ヒートポンプ
その 他
敷地 1,433,757㎡
従業員数 1,238名
(機械事業部門のみ)
敷地 267,310㎡
従業員数 171名
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
分類
会社名
事業内容
神鋼エア・ウォーター・クライオプラント
空気分離装置の設計・調達・製作・施工・販売および施工管理、試運転
調整ならびにメンテナンス・運転業務
神鋼検査サービス
非破壊検査、
一般試験検査、検査装置の開発・製造販売、
材料調査、
各種技術サービス・コンサルティング、代行検査、
計量器校正
神鋼エアーテック
オンサイト方式によるガス販売およびガス発生装置の販売・保守サービス
産業機械
圧 縮 機
そ の 他
コベルコ・コンプレッサ
汎用圧縮機、
冷凍機の販売・サービス
神鋼造機
内燃機関、
変速機、
試験機などの製造・販売
神鋼テクノ
機械・設備の設計・製造・販売、技術計算・コンサルティング・保守・サービス
コベルコ シンワ
梱包事業、
冷却塔事業、家具事業
移動電源車(神鋼造機)
32
Engineering Business
エンジニアリング事業部門
独自技術を武器に世界に展開し
さらなる競争力強化を追求。
エンジニアリング事業部門は、製鉄、
エネル
ギー分野を中心に各種のプラントエンジニ
アリングを手掛け、豊富な実績を有していま
す。
また、高炉を必要としない直接還元鉄プ
ロセスや次世代製鉄法の開発に先駆的に
取り組むなど、独自のプロセスや技術を開
発し、世界を舞台に積極的な事業展開を
図っています。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品
製品・技術
世界トップの
実績!
33
世界トップの
実績!
MIDREX®プロセス
ス
キャスク
フレア護岸
神戸製鋼の100%子会社で
で
s
あるMidrex Technologies,
Inc.が独自開発した、天然
ガスを還元剤とした製鉄プ
ロセスです。直接還元製鉄
のリーディングプロセスとし
て、中近東を中心に世界で
約 7 0 基 が 稼 動しており、
シェールガス革 命 による
新たな需要が期待されてい
ます。
原子力発電所の使用済み核燃料を輸
の使用済み核燃料を輸
送・貯蔵するための容器です。神戸製鋼
は1981年に国内メーカーで初めて大型
鍛造キャスクの製造を開始し、国内外に
2 5 0 基を超え
る世 界トップ
の出荷実績を
誇っています。
台風などで発生する高潮の際に、
沿岸部への越波を押さえ、被害
を最小限に留める神戸製鋼独
自の護岸技術です。形状を緩や
かな曲線にする事で
「波返し」
さ
せ、波の力を減衰させます。従来
ある様な高い護岸や消波ブロッ
クを使用しない為、景観を損わ
ず、
また、砂浜を維持できるなど
の特長があります。沿岸部の安
全を守る技術として全国で採用
拡大が期待されています。
原 子 力・ C W D
新鉄源
独 自 開 発 の 製 鉄 プロセスである天 然 ガ ス 還 元 法
MIDREX ®プロセスや新製鉄法ITmk3 ®プロセスの他、
製 鉄ダストリサイクルに適したFA S T M E T ® プロセス、
鉄鉱石をペレットに加工するKOBELCOペレタイジング
システム、改質褐炭(UBC)
プロセスなどを世界各地に
展開しています。
KOBELCO
ペレタイジングシステム
鉄鉱石を回転式焼成炉(ロー
タリーキルン)で丸いペレット
状に焼き固める事 前 処 理 技
術で、国内唯一のペレットプラ
ントを加古川製鉄所に保有し
ている他 、鉄 鉱 石 産 地・燃 料
産地であるベネズエラ・チリ・
バーレーン・イラン向けなどの
実績があります。
ITmk3®プロセス
従来の製鉄方法である高炉法
とは全く異なる神戸製鋼独自
の製鉄プロセスです。安価な原
料から高品質な鉄源の製造が
可能である事、従来8時間必要
としていた還元工程をわずか10
分に短縮できる事などメリット
が多く、次世代の製鉄法として
世界各国から注目されています。
放射性物質を扱う高い技術・ノウハウ
により、原子力関連の廃棄物処理・
貯蔵用途の施設・機器で多数納入
実績があります。
また、CWD(化学兵
器処理)事業では、神戸製鋼独自の
制御爆破技術DAVINCH ® は、あら
ゆる種類・形状の化学兵器の処理
が可能です。探査や分析技術、運転
ノウハウを組み合わせた総合力で、
国際社会に貢献しています。
原子力関連施設
鉄 構・砂 防
公共防災分野において、
自然環境保
護と安全性を両立した独自製品を
提供しています。大型の鋼製砂防え
ん堤(格子形の鋼製ダム)
では国内
トップの実績がある他、高波を打ち
返す構造のフレア護岸など、多様化
する防災ニーズに対応しています。
フレア護岸
都 市 シ ステム
ゴムタイヤ式新交通システムにおい
ては国内トップのエンジニアリング
メーカーで、
「神戸ポートライナー」
や
「ゆりかもめ」
など、国内外で多数の
実績を誇ります。海外の都市鉄道分
野でも新交通システムで培った技術
を活かしています。
新交通システム
主要製品
新鉄源
MIDREX®プロセス
KOBELCOペレタイジングシステム
FASTMET®プロセス
FASTMELT®プロセス
ITmk3®プロセス
改質褐炭(UBC)
プロセス
原 子 力・C W D
原子力関連プラント
原子力機器
(使用済み燃料輸送・貯蔵容器、
燃料チャネル)
化学兵器処理に関するコンサルティング・探査・
分析・安全モニタリング・処理設備の建設・運転
汚染された地域の環境回復業務
鉄 構・砂 防
鋼製砂防構造物
(えん堤/流木補足工など)
フレア護岸
防音システム
裏面吸音板
ケーブル製形架設工事
国内トップの
実績!
独自の新しい
護岸技術!
格 子形鋼製砂防えん堤
格子形をした鉄製のダムで、
洪 水 発 生 時 には 土 石 流・
流木などを塞き止める安全
性を確保しつつ、平時は水
流 や魚 類 などの 往 来を阻
害せず自然 環 境 への影 響
が少ない事が特長です。神
戸製鋼は国内トップの納入
実績があり、防災と自然環
境保護に貢献しています。
都 市システム
都市交通システム
(ゴムタイヤ式新交通システム、
都市鉄道システム
/スカイレール/ガイドウェイバス)
その他の
オンリーワン製品・技術
●
KOBELCOペレタイジングシステム
ゴムタイヤ式新交通システム
● ITmk3 ®プロセス
●
●
FASTMET ®プロセス
34
Engineering Business
Business Vision
事 業ビジョン
特長ある技術を活かして社会に貢献する高収益事業へ
エンジニアリング事業部門では、製鉄、原子力、防災などにおいて独自のプロセス技術を有しており、
こう
した特長ある技術を生かして社会に貢献する高収益事業体を目指しています。
このため、最大受注量の確保
による収益の最大化はもとより、見積もりや設計段階での事前技術レビューを徹底するシステムを構築するなど
体質強化を徹底し、エンジニアリングメーカーとしてのプロジェクト遂行能力の底上げを図る方針です。
2013∼2015年度中期経営計画では、MIDREX®プロセスの強化と最大受注量の確保、震災復興案件への貢献
を中心に、各プロセスの競争力を強化しながら、世界各地のニーズに対応した営業活動を展開していきます。
Topics
トピックス
■ ジャカルタの地 下 鉄 向け鉄道システムを受注
当社は1975年に沖縄国際海洋博覧会向けに世界初となる無人運転の交通シ
ステムを納入して以来、無人運転技術をベースとした様々な都市交通システムを
納入してきました。近年は、システムの納入に留まらず顧客ニーズを取り込み保守
業務も提供することで国内外の交通事業者に貢献してきました。
その中で、当社、三井物産(株)、東洋エンジニアリング(株)、インドネシア PT.
Inti Karya Persada Tehnikの4社コンソーシアムは、2015年4月インドネシア共和
国ジャカルタ特 別州傘 下のジャカルタ都 市高 速 鉄 道 会 社
(PT Mass Rapid
Transit Jakarta)
から、同国初の地下鉄となるジャカルタ都市高速鉄道南北線
(15.7km)
向け鉄道システム一式・軌道工事を約250億円で受注しました。
調印式
当社はこれまでの経験で培った都市交通システムのエンジニアリング技術を活かしシステム全体のインテグレーションを
行うと共に、信号・通信設備、出改札設備、ホームドア等の設計・納入をします。
本プロジェクトは同国における近年の急激な経済成長に伴う首都ジャカルタの深刻な交通渋滞の緩和、並びに投資環
境改善に繋がる基幹インフラ整備を目的にしたものであり、当社は優れた鉄道技術の導入を通じて同国の更なる経済発
展に貢献していきます。また、ジャカルタ特別州が計画している本プロジェクトの延伸工事、東西への新線建設についても、
今回の受注を足掛かりに引き続き営業展開していきます。
■ 福 島 県の汚 染 廃 棄物処理業務を受注
当社グループでは、各種廃棄物の処理・貯蔵設備における豊富な納入実績があり、放射性廃棄物の処理・処分・貯蔵
分野でのプラント事業を推進してきましたが、そうした蓄積された技術・ノウハウを活かし、福島第一原発事故からの復興
に貢献しています。 2014年9月に当社、日立造船㈱、㈱安藤・間による特定共同企業体は、環境省福島再生事務所より、平成26年度浪
江町対策地域内廃棄物処理業務
(減容化処理)
を受注しました。仮置場に保管されている家屋等の津波廃棄物や除染廃
棄物を焼却・減容化させるための焼却処理設備を建設し、2015 年7月から約2年間で約16.3万トンの処理を行う予定です。
■ アルジェリアで世界最大のMIDREX ®プラントを受注
∼グローバルなライセンス供与による事業拡大∼
2015年6月に、
米国子会社であるMidrex Technologies, Inc.と同社が保有する
MIDREX®直接還元製鉄法(MIDREX®法)に関する建設ライセンスを持つ、
ルクセ
ンブルグPaul Wurth S.A.からなるコンソーシアムは、
トルコ Tosyali Holdingが建設
を進めるアルジェリアの製鉄所向けに、
世界最大となる年産250万トンのMIDREX®
プラントを受注しました。
今後、
2017年の稼動開始を目指し、
建設を進めていきます。
新鉄源ビジネスでは、
グローバルにライセンス供与を進めており、
MIDREX®法で
は他に英国Primetals Technologies Limitedに建設ライセンスを供与しています。
ま
た、
当社独自の鉄鉱石の事前処理技術である
「KOBELCOペレタイジングシステム」
に関しても、
2014年4月にセメントや鉱業分野のエンジニアリングにおいて世界的な
リーディングカンパニーであるデンマークFLSmidth &Co. A/S社のインド現地法人、
FLSmidth Private Limited(以下、
FLS社)へライセンス供与しています。
FLS社は、
本契
約の下、
ライセンシーとしてインド国内でのペレタイジングプラントのマーケティング、
設計及び建設を実施します。
今後もグローバルにライセンス供与を拡大し、
新鉄源
ビジネスの事業拡大を進めます。
35
MIDREX ®プラント
Global Expansion
グロー バル 展 開
Primetals Technologies
MIDREX 法に関する建設ライセンス契約
1
-2
1
1
1
-3
-1
神戸製鋼
Midrex
Technologies
Paul Wurth
MIDREX 法に関する
建設ライセンス契約
FLSmidth
KOBELCOペレタイジングシステムに関するライセンス契約
MIDREX ®プラント
ITmk3 ®プラント
KOBELCOペレタイジングシステム
1
Midrex Technologies
Global Locations
海外拠点
会社名
設立年月
出資比率
事業内容
所在地
1 Midrex Technologies, Inc.
買83 - 8
100.0%
直接還元鉄プロセスのエンジニアリングサービス
アメリカ ノースカロライナ州 シャーロット
1 -1 米徳雷克思冶燎技術服務
(上海)
有限公司
2011 - 5
100.0%
直接還元鉄プロセスのマーケティングおよび販売活動
中国 上海市
1 -2 Midrex UK, Ltd.
2009 - 5
100.0%
直接還元鉄プロセスのマーケティングおよび販売活動
イギリス ロンドン
1 -3 Midrex Technologies India Pte. Ltd.
2011 - 7
100.0%
直接還元鉄プロセスのマーケティングおよび販売活動
インド ハリヤーナ州 グルガオン
(買=買収)
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
分類
新
鉄
会社名
源
原 子 力・CW D
インダストリアル サービス・
インターナショナル
製鉄プラント、一般産業プラント用機器・予備品・消耗品の調達・販売・輸出入、
プロジェクトマネジメントサービス、調達・検査サービス、製鉄プラント操業指導
トランスニュークリア
エンジニアリング、輸送、
輸送・貯蔵容器の製造・販売
ATSC
原子力関連施設および遺棄化学兵器処理施設などに関するエンジニアリング
神鋼エンジニアリング&メンテナンス
(プラント事業部)
そ
の
他
事業内容
プラント設計・機器調達・製作・建設
神戸熱供給
熱供給事業
神戸メディカルケアパートナーズ
神戸市立医療センター中央市民病院の維持管理・運営
神戸熱供給
36
Kobelco Eco-Solutions
神鋼環境ソリューション
時代の要請に応える
環境ソリューション企業。
㈱神鋼環境ソリューションは、
「 時代の
要請に応える環境ソリューション企業」
として、地球環境保全や生活環境改善
に役立つ技術の提供を通じて、社会に
貢献していきます。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品
製品・技術
充実の
フルライン
ナップ!
水処理設備
水処理の先進メーカー
として培ってきた信頼
と実績をベースに、上
下水処理設備、用水・
排水処理設備、汚泥処
理設備、純水・超純水
製造設備など、水処理
に関するフルラインナッ
プを用意しています。
ま
た、純水・超純水など
を販売する
「水供給」
ビ
ジネスも展開中です。
37
下水道バイオガス
都市ガス導管注入設備
自治体とガス会社と共同で、下水汚
泥から発生するバイオガスを家庭用
(都市)ガスと同等の品質に精製す
るための都市ガス化設備を開発し、
2010年10月より都市ガス導管への
注入事業を開始しました。バイオガ
スは、下水汚泥や食品残渣などのバ
イオマスをメタン発酵する際に発生
する可燃性ガスで、
カーボンニュート
ラルなエネルギーである事から、化石
燃料の使用量削減に向けて、
その利
用が大きく期待されています。
バイオガスの
有効活用!
水処理
廃 棄 物 処 理・リ サ イクル
純水製造設備
流動床式ガス化溶融炉
水処理の先進メーカーとして培ってきた信頼と実績をベース
に、上下水処理設備、用水・排水処理設備、汚泥処理設
備、
純水・超純水製造設備など、
水処理に関するフルライン
アップを用意しています。
また、
純水・超純水などを販売する
「水供給」
ビジネスも展開中です。
CO2排出量削減や埋立処分場の負荷低減などのニーズに
応える
「流動床式ガス化溶融炉」
については、
日本一の納
入実績を保有しています。
また、多様なPCB廃棄物に対応
する豊富な処理メニューを取りそろえ、都市ごみからPCB
廃棄物までの幅広い廃棄物処理ニーズに応えています。
冷却塔
化 学・食 品 機 械
白煙対策型冷却塔
省スペース型冷却塔、白煙対策型冷却塔、超低騒音型
冷却塔など周辺環境に配慮した冷却塔をはじめ、工業
用のみならず地域冷暖房用冷却塔まであらゆるニーズ
に応えられる製品開発を行い、最新の冷却システムを
提供しています。
水電解式高純度水素発生装置
ファインケミカル、医薬品、石油化学、食品などの幅広い
分野で、製造プロセスの心臓部となるグラスライニング
製 機 器や蒸 発 機 、乾 燥 機 、醸 造 用 機 器などの機 器・
装置を取りそろえています。また、次世代エネルギーの
分野として高純度水素発生装置も取り扱っています。
主要製品
水処理
冷却塔
工業用水および
上・下水道の処理設備
超純水・純水・工業用水および
廃水の処理設備
下水汚泥・食品等有機廃棄物の
資源化設備
工業用冷却塔
地域冷暖房用冷却塔
超低騒音型冷却塔
流動床式
ガス化溶融炉
融炉
廃棄物処理・
リサイクル
都市ごみの焼却・溶融施設
(流動床式ガス化溶融炉、
ストーカ式焼却炉、
流動床式焼却炉、
プラズマ溶融炉)
粗大ごみ・各種リサイクル施設
PCB廃棄物処理施設
環境分析
グラスライニング製機器
重合機・反応機
分離精製装置
粉体機器
高純度水素発生装置
安全に
PCBを
無害化!
環境に優しい
溶融炉!
ごみの持つエネルギーを利用して焼却
ネルギ を利用して焼却
から灰溶融(減容・スラグ化)
まで行う事
で、最終処分場の負荷を低減すると共に
CO2削減などにも寄与する人と環境に優
しい処理システムです。
化学・食品機械
PCB無害化処理設備
理設備
金属ナトリウム分散体法
法「SPプロセ
ス」、容器溶媒抽出分解法「SEDプロ
セス」、多種多様なPCB汚染物を一括
して処理できる「プラズマ溶融分解
法」
が各地のPCB廃棄物処理施設に
採用されています。
上下水道に関する水質検査
工場・研究所等の水質検査
産業廃棄物に関する検定
(PCB、金属、有機物など)
その他の
オンリーワン製品・技術
高効率二段燃焼炉
DTモジュール
● ツインスター反応機
● 水電解式高純度水素発生装置
●
●
38
Kobelco Eco-Solutions
Business Vision
事 業ビジョン
環境・エネルギー分野で、
特色あるプロセス・ハード/サービスを
提供する存在感のあるグローバル企業へ
㈱神鋼環境ソリューショングループは
「時代の要請に応えるソリューション企業」
として
「水処理関連事業」
「廃棄物
、
処理関連事業」
「化学
、
・食品機械関連事業」
を重点事業領域と位置付けています。
事業環境については、
水処理関連事業に係る国内公共投資や、
水処理関連事業及び化学・食品機械関連事業に
係る国内の民間設備投資は低水準で推移しましたが、
廃棄物処理関連事業に係る国内公共投資は老朽化施設の更
新工事や改良工事などが見込まれ、
回復してきております。
また、
震災復興関連予算の執行や放射能除染・廃棄物処理関連需要が本格化していることに加え、
再生可能エネ
ルギーの固定価格買取制度に伴い、
バイオマス発電を含む関連需要も顕在化しています。
このような状況のもと、
2015年度を最終年度とする中期経営計画の基本方針である
「1.業界でのレベル向上」
「2.海外
、
における成長機会の追求」
「3.モノだけの価値から、
、
サービスも含めた価値による事業形成への転換」
「4.新規メニュー、
、
新規事業の創出」
に沿って、
諸施策を着実に実施しています。
Topics
トピックス
■ ベトナム南部ビンズオン省での下水処理設備を受注
∼ベトナムにおける下水道システムの整備・拡張に貢献∼
㈱神鋼環境ソリューションは、
2015年1月にベトナム南部ビンズオン省のビンズオン
上下水環境公社より下水道処理設備を受注しました。
今回受注した下水処理設備
は、
「南部ビンズオン省水環境改善事業(フェーズ2)」
の一部として、
独立行政法人国
際協力機構(JICA)を通じ、
日本の政府開発援助(ODA)により実施されます。
本事業は同地域の下水道普及率の向上とサイゴン河流域の水質悪化抑制を図
り、
下流に位置するホーチミン市及びその周辺地域の生活環境の改善、
並びに上水
調印式
道水源の保全に寄与するものです。
今後もベトナムを中心に、
東南アジア各国の水・インフラ整備を通じ、
同地域の環
境改善を推進していきます。
■ ㈱福井グリーンパワーが木質バイオマス発電設備建設工事の起工式を開催
㈱神鋼環境ソリューションが出資する㈱福井グリーンパワーは、
2014年11月に福井
県大野市において木質バイオマス発電設備建設工事の起工式を執り行いました。
本発電事業は林野庁、
福井県、
大野市からのご支援、
県内の森林組合他林業関
係者のご協力の下、
福井県内で発生する間伐材や一般木材などを燃料として、
再生
可能エネルギー固定価格買取制度(FIT制度)に基づき発電を行う事業です。
今後も、
福井県内の林業再生、
地域の振興と、
未利用エネルギーの有効活用による
循環型社会の構築へ貢献していきます。
完成イメージ
■ 滋賀県琵琶湖流域下水道湖南中部浄化センター2号炉更新工事を竣工
∼地球環境にやさしい汚泥焼却炉にリニューアル∼
㈱神鋼環境ソリューションが、
2010年9月に滋賀県から高度技術提案型設計・施工
一括発注方式で受注した
「琵琶湖流域下水道湖南浄化センター2号炉更新工事」
が
2014年10月31日に竣工しました。
本設備は、
汚泥焼却炉として120t/日の能力を有し、
熱分解炉と二次燃焼室を組合
せた
「高効率2段燃焼システムを採用し、
省エネルギーと温室効果ガス削減の両立が
可能な設備です。
なお、
本システムは2012年に地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞しています。
琵琶湖流域下水道湖南浄化センター2号炉
■ 放射能汚染土壌のセシウム除去、
減容化技術を開発
㈱神鋼環境ソリューションは、
独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターと共同で、
放射能汚染土
壌にセシウム除去剤を添加し、
加熱化学処理を行うことで放射性セシウムを除去し、
汚染土壌を最大98%減容化する技術を
開発しました。
福島県内の放射性セシウムを含有している放射能汚染土壌は2,000万m 3(東京ドーム約16個分)を超えると
言われており、
放射能汚染土壌の減容化は喫緊の課題となっています。
本技術の実用化に向けた課題は、
設備のスケール
アップ及び浄化土壌の再利用先の確保であるが、
今後これらの課題を克服した後、
実用化を目指します。
㈱神鋼環境ソリューションは、
これまで福島第一原発事故に伴う放射能除染技術の開発・活用に向けた取り組みを進めてきて
おり、
こうした技術やノウハウを活かし、
東日本大震災からの一日も早い復旧・復興に向けて、
最大限の貢献を果たしていきます。
39
Global Expansion
グロー バル 展 開
神 鋼 環 境ソリューション
1
2
1 Kobelco Eco-Solutions Vietnam
Global Locations
海外拠点
会社名
設立年月
出資比率
事業内容
所在地
1
Kobelco Eco-Solutions Vietnam Co., Ltd.
2010 - 11
100.0%
水処理設備、排水処理設備、廃棄物処理施設の設計、
建設、維持管理、グラスライニング製機器の製造など
ベトナム ホーチミン
2
Kobelco Eco-Solutions Malaysia Sdn. Bhd.
2012 - 2
100.0%
水処理設備の設計、調達、建設、維持管理、予備品、
薬品、消耗品の販売など
マレーシア セランゴール
Domestic Production Locations
国内生産拠点
生産拠点・研究拠点
所在地
主 要 製 品・事 業 内 容
その 他
播磨製作所
兵庫県加古郡播磨町
プロセス機器
敷地 96,500㎡
従業員数 161名
技術研究所
兵庫県神戸市西区
水・汚泥処理、PCB処理、
リサイクルなどに関する技術開発、
上下水道・工場、研究所などに関する水質検査、産業廃棄物に関する検定
敷地 11,560㎡
従業員数 64名
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
会社名
事業内容
神 鋼 環 境メンテナンス
水処理設備・廃棄物処理施設の維持管理、保守点検、運転、修理工事など
イー・アール・シー高城
廃棄物最終処分場の運営
豊田環 境サービス
日本環境安全事業㈱の豊田PCB廃棄物処理施設の運転管理
加 古川環境サービス
加古川市新クリーンセンターの運営管理
生 駒 環 境サービス
生駒市清掃センターの運営管理
たかお環境サービス
西秋川衛生組合ごみ処理施設整備・運営事業
芳 賀 環 境サービス
芳賀地区広域行政事務組合広域ごみ処理施設整備・運営事業
福 井グリーンパワー
木質バイオマスによる発電及び売電事業
40
Kobelco Construction Machinery
コベルコ建 機
「低燃費のコベルコ」として
世界市場で高い評価。
コベルコ建 機 ㈱は、油 圧ショベルの専 業
メーカーとして、
「低燃費」
「低騒音」
を核とし
た独創的な商品開発に取り組み、多様化す
るお客様のニーズにお応えしています。
従来の東アジア・東南アジア太平洋地域に
加え、
2013年より米州・欧州地域へグローバル
展開を加速させています。需要の開拓が順
調に進み、2015年1月に北米工場建設を決
定。2016年には本格的に稼動開始する予定
です。
Only
1
Products & Technologies
オンリーワン製品・技術
世界初の
ハイブリッド
油圧ショベル!
ハイブリッド油圧ショベル 2006年に世界で初めてハイブ
リッド油圧ショベルを開発し、
従来機よりも圧倒的な低燃費
を実現しました。
現在は、
8トン
級の
「SK80H」
と20トン級の
「SK200H」
の2機種をライン
ナップしており、
「 SK80H」
では
40%、
「SK200H」
では16%従来
機と比較して、
燃費を低減して
います。
「低燃費のコベルコ」
を
代表する機種として高い評価
を受けています。
41
世界一高い
解体機!
超大型
ビル解体専用機
「SK3500D」
「世界一、
ノッポなビル解
体機」
としてギネスブック
に登録されており、その
作業高さは、最大で65
メートル(21階建てビル
相当)
まで到達します。
重機ショベル
ミニショベル
用途と現場を徹底的に調査・分析して
開発したショベル群。後方超小旋回
機に搭載されたiNDr( エンジン冷却
システム)機構は、業界No.1の低騒音
を達成し、現場環境を改善しました。
徹 底した油 圧ロス削 減で生まれた
アセラ・ジオスペックは高い作業能力
と経済性を実現しました。
後方超小旋回ショベル
通常型油圧ショベル
ミニショベル
建設リサイクル分野
金属リサイクル分野
環境リサイクル機械
世 界 初の建 物 解 体 機・自動 車 解 体
機を作ったパイオニアとして、建設・
金属・資源・林業リサイクルを4本柱
とした独 創 的な環 境 関 連 製 品を幅
広く提供しています。
スクラップローダ仕様機
建物解体機
資源リサイクル分野
林業分野
資源ハンドリング機
プロセッサ仕様機
主要製品
土 木・建 設 機 械
油圧ショベル
ミニショベル
ホイールローダ
ミニホイールローダ
環 境リサイクル 機 械
〈建設リサイクル分野〉
建物解体機
〈金属リサイクル分野〉
自動車解体機
マグネット仕様機
スクラップローダ仕様機など
〈資源リサイクル機〉
資源ハンドリング機など
〈林業分野〉
プロセッサ仕様機
ハーベスタ仕様機
グラップル仕様機
42
Kobelco Construction Machinery
Business Vision
事 業ビジョン
事業環境の変化に追随できる柔軟で強靭な事業体へ
コベルコ建機グループは、
2013∼2015年度中期経営計画を策定した。
「True Blue KOBELCO Evolution」
をスロー
ガンにコベルコブランドの価値を最大化し、
2015年度の連結売上高3,300∼3,500億円、
経常利益200∼300億円
以上、
重機グローバルシェア10%を目指します。
基本戦略として
「1.バランスの良い強靭な事業体への変貌と人材基盤の強化による収益最大化」
「2.欧米市場
への事業再参入と全世界での強固なグローバルブランド確立」
「3.ものづくりは、
増産・エリア展開から、
内製・差別
化など技術の深掘りへ転換」
「4.安定的に収益を確保できる事業基盤(フロー→ストック)
の確立」
を掲げており、
それぞれの取り組みを加速しています。
Topics
トピックス
■ 北米に工場建設決定、欧米市場での販売が順調に拡大
コベルコ建機㈱は、
CNH Global N.V.社との全世界包括提携を2012年末で解消後、
10年ぶりに米国、
欧州において単独
での事業活動の再参入を開始しています。
米州では、
テキサス州ヒューストンにKobelco Construction Machinery U.S.A.を設
立し、
2014年9月に近隣のケイティに拡大移転、
欧州では、
オランダにKobelco Construction Machinery Europeを開設し、
欧
米で順調に販売・流通網を拡大させています。
また、
2015年1月に北米工場建設を決定し、
16年1月の本格稼動開始を目指
しています。
全世界に販売・生産拠点を構築し、
「低燃費のコベルコ」
と認知されている
「コベルコブランド」
を広めていきます。
■ 環境負荷を低減した油圧ショベル新機種を続々と発売
2006年に世界で初めてハイブリッド油圧ショベルを開発したコベルコ建機㈱
では、2010年に発売した8トンクラスに続き、最も需要の多い20トンクラスのハイブ
リッド油圧ショベル
「SK200H」
を2012年10月に発売しました。
「SK200H」
は、標準仕
様機と比較して16%の燃費低減を実現しており、国土交通省のNETIS(新技術情
報提供システム)
にも登録されています。
また、
通常型油圧ショベルにおいても、
新排ガス規制に適合した中大型油圧ショ
ベルを順次投入しており、
2013年4月には25トン・35トン・45トンの3クラス、
11月には最
も需要の多い20トンクラス、
2014年4月には13トンクラス、
11月には7∼8トンクラスを順
20トンクラスハイブリッド油圧ショベル
「SK200H」
次発売しました。
PM
(粒子状物質)
排出量を削減するために、
排出ガス後処理装置
(DPF)
を装備するなどの工夫を加え、
新排ガス規制をクリアしています。
■ 低燃費・低騒音ミニショベルラインナップを強化
都市型ショベルとして、道路整備・住宅基礎工事など都市部で多く活躍するコベ
ルコのミニショベル。2.8トンから5トンの各クラスにおいて燃費を更に向上させ
た新モデル5機種を2013年末より続々と販売開始しています。
旧モデルでは、単一
の作業モードであったが、新機種ではHモード
(作業優先モード)
・Sモード
(省エ
ネ・燃費重視モード)
と2種類の切り替え作業モードを設定し、Sモード時には旧モ
デルと比べて最大36%の大幅な燃費低減を達成しています。
また、
これまで6トンクラ
ス以上の油圧ショベルに搭載していた低騒音技術「iNDr(エンジン冷却システム)」
を新たに搭載し、低騒音性能とメンテナンス性向上に貢献しています。
後方超小旋回ミニショベル
「SK30SR」
■「ものづくり力」強化、建物解体機など大型建機の設備増強
コベルコ建機㈱の国内主要工場である五日市工場は、
2012年5月に稼働を開始しました。
「Smart&Clean!」
をスローガンと
した当工場は、
製缶・塗装・組立のラインを分断することなく直結させ、
ライン間の仕掛在庫をゼロとしたことで、
旧 園工場と
比べて生産性倍増を達成しています。
また、
工場内外の搬送を完全に分断し、
塵やほこりの侵入を防ぐ取り組みや、
クリーン
メータを設置し常に工場内の清浄度を見える化するなどの取り組みにより、
クリーンな環境で高品質なショベルが製造され
ています。
更に、
旧 園工場から続けている改善活動では、
定期的な発表
の場を設けるなど地道な活動を続け、
安全で働きやすい職場づくりに取り
組んでいます。
五日市工場は、
開発・生産・調達を最適化するための司令
塔であるグローバルエンジニアリングセンター
(GEC)
も隣接しており、
全世
界の生産拠点のマザー工場として進化し続けています。
現在、
五日市工場
はフル生産を続けていますが、
東京オリンピック関連や、
都市の再開発に
よるビル解体需要の高まりに応えるため、
建物解体機などの大型建機増
産のための設備能力を増強し、
2015年5月から本格稼動を開始しました。
43
グローバルエンジニアリングセンター
および五日市工場
Global Expansion
グロー バル 展 開
15
1
12
7
4
5
2
3
コベルコ建 機
14
6
8
9
11
10
Global Locations
海外拠点
13
会社名
設立年月 出資比率
所在地
事業内容
1
成都神鋼建設機械有限公司
1994 - 9
89.0%
油圧ショベルの製造
中国 四川省 成都市
2
成都神鋼工程機械(集団)
有限公司
2003 - 7
56.0%
中国における建設機械の販売・サービス
中国 四川省 成都市
3
杭州神鋼建設機械有限公司
2003 - 12
51.0%
油圧ショベルの製造
中国 浙江省 杭州市
4
成都神鋼建機融資租賃有限公司
2008 - 2
76.0%
中国における油圧ショベルおよび関連製品のリース業務
中国 四川省 成都市
5
神鋼建機精密機械(杭州)
有限公司
2010 - 12
100.0%
建設機械用部品の製造・販売
中国 浙江省 杭州市
6
Kobelco Construction Machinery Vietnam Co., Ltd.
2004 - 6
100.0%
ベトナムにおける販売・サービス
ベトナム ドンナイ省
7
Thai Kobelco Construction Machinery Ltd.
1996 - 2
100.0%
油圧ショベルの製造
タイ ラヨーン
8
Kobelco Construction Machinery Malaysia Sdn. Bhd.
1982 - 12
100.0%
マレーシアにおける販売・サービス
マレーシア セランゴール州
9
Kobelco International(S)Co., Pte. Ltd.
1999 - 9
100.0%
東南アジアにおける販売・サービス
シンガポール
10
Ricon Private Limited
1975 - 4
75.0%
シンガポールにおける販売・サービス
シンガポール
11
P.T. Daya Kobelco Construction Machinery Indonesia
2000 - 11
100.0%
インドネシアにおける販売・サービス
インドネシア ジャカルタ
12
Kobelco Construction Equipment India Pvt. Ltd.
2006 - 11
95.0%
インドにおける油圧ショベルの製造、販売・サービス
インド アンドラ・プラデッシュ州
13
Kobelco Construction Machinery Australia Pty. Ltd.
2001 - 8
100.0%
豪州・ニュージーランドにおける販売・サービス
オーストラリア ニューサウスウェールズ州
14
Kobelco Construction Machinery U.S.A. Inc.
2001 - 7
100.0%
北中南米における販売・サービス
アメリカ テキサス州 ケイティ
15
Kobelco Construction Machinery Europe B.V.
2013 - 6
100.0%
ヨーロッパ、
ロシア、
CIS、
北アフリカ、
西アフリカ、
イスラエルにおける販売・サービス
オランダ フレヴォラント州
Domestic Production Locations
国内生産拠点
生産拠点
所在地
主 要 製 品・事 業 内 容
その 他
五日市工場
広島県広島市
7∼95トンクラスの油圧ショベル製造
敷地 100,000㎡
従業員数 874名
沼田工場
広島県広島市
油圧ショベル基幹部品製造
敷地 50,000㎡
従業員数 127名
大垣工場
岐阜県大垣市
1∼5.5トンクラスの油圧ショベル製造
敷地 29,000㎡
従業員数 126名
Domestic Group Companies
国 内 グループ 会 社
会社名
東日本コベルコ建機
事業内容
販売・サービス
(東日本地区)
西日本コベルコ建機
販売・サービス
(西日本地区)
コベルコ建機インターナショナルトレーディング
中古建機販売
コベルコ建機エンジニアリング
建設機械アタッチメント設計製造
コベルコ教習所
建設機械の運転教習・講習
東日本コベルコ建機
西日本コベルコ建機
44
Kobelco Cranes
コベルコクレーン
先駆的技術力で業界をリードする。
コベルコクレーン㈱は、
クレーン事業に特化した建
設機械メーカーとして、魅力ある商品づくりと経営
のグローバル化に向けた事業基盤の強化に努め
ています。
これまでに培った技術・ブランド力をベー
スに、世界を舞台にさらに活躍できる企業を目指
した取り組みを推進していきます。
クローラクレ ーン
ホ イール クレ ーン
長大橋や風力・火力発電所をはじめとしたプラントなどの
大型構造物の建設に活躍する大型SLシリーズから、
さらに
強 さと 先 進 制 御 で 真 に オ ー ルマイティな 中 小 型
Mastertech-Gシリーズまでの、幅広いラインナップをそろえて
います。
そして土木・基礎工事用のベースマシンBM-Gシリーズなど、
信頼のマシン群が、
あらゆる舞台で力を発揮しています。
クローラクレーン Mastertech-Gシリーズ
2 0 1 4 年 5月に港 湾 向けラチスブームホイールクレー
ン『 M K 6 5 0 』を国内向けに販 売 開 始しました。港 湾
荷役作業のための能力と機能、さらには機動性も向
上させ、お客様からご好評いただいています。
また、荒れ地(ラフテレーン)ではなく街中で活 躍す
ることを意 識して開 発したシティコンシャスクレーン
のPANTHER-Xシリーズも、さまざまな現場で活躍し
ています。
大型クローラクレーン SLシリーズ
ホイールクレーン MKシリーズ
主要製品
クローラクレーン
ホイールクレーン
汎用クローラクレーン
大型クローラクレーン
テレスコピッククローラクレーン
ラフテレーンクレーン
ミニラフテレーンクレーン
ラチスブームホイールクレーン
オールテレーンクレーン
Only
1
土 木・基 礎 機 械
Products & Technologies
オンリーワン製品・技術
世界シェア
トップクラス!
クローラクレーン Gシリーズ
世界各地の規制に対応したラインナップでグローバルに展開している
開している
中小 型クローラクレーン。従 来 機比2 5 %の燃 費 、C O 2 の削 減を可 能に
した「Gモード」を搭載。さらに、快適なキャブ、使いやすいモニターや安
全機能で、環境にも人にもやさしいクレーンを実現しています。
45
作業船
Business Vision
事 業ビジョン
クローラクレーンの世界トップメーカーへ
コベルコクレーン㈱はクローラクレーンの世界トップクラスのメーカーとしてグローバルに事業展開しています。
商品戦略
面では、
現在世界市場にて高い評価を受けている中小型クローラクレーンのさらなる商品力向上に加えて、
付加価値の高
い大型機、
基礎土木用ベースマシンなどの商品ラインナップを整備し、
グローバルステージで存在感を示す品ぞろえを目指
します。
生産戦略面では、
兵庫県明石市の大久保事業所を中心に、
インド・中国の生産拠点を加えた、
3拠点が有機的にか
つ柔軟に機能する生産体制構築を目指します。
販売サービス戦略面では、
日本国内で50%近いシェアを維持しマーケット
リーダーとして確固たる地位を築きます。
海外においては、
大需要地での販売網整備を進め、
最大販売量の確保を目指します。
また、
新車販売事業を下支えする、
部品・サービス、
中古車事業を強化します。
■ 生産・部品供給のグローバル展開の拡大
Topics
トピックス
コベルコクレーン(株)では、
グローバル展開推進の一環として、
海外における生産・部品供給拠点の拡充を図っています。2015年
1月にはシンガポールに新しく補修用部品倉庫「コベルコグロー
バルパーツセンター」
を設立、
大幅な納期短縮が可能になりました。
海外拠点における生産も好調に進んでおり、2014年8月には、
Kobelco Cranes India Pvt. Ltd.(2010年設立)
では累計生産台数
が100台を突破しました。
2
Manitowoc
相互OEM供給契約
Glo bal Exp ansion
グローバル展開
6
7
3
5
コベルコクレーン
1
4
Global Locations
2 Kobelco Cranes Europe
海外拠点
会社名
設立年月
出資比率
1 Kobelco Cranes North America Inc.
2003 - 10
100.0%
北・中・南米における販売・サービス
アメリカ テキサス州
2 Kobelco Cranes Europe Ltd.
2003 - 9
100.0%
欧州における販売・サービス
イギリス ウエストサセックス州(本社)
オランダ アルメーレ
3 Kobelco Cranes Middle East FZE.
2008 - 11
100.0%
中東における販売・サービス
UAE シャルジャ
2007 - 6
100.0%
東南アジアにおける販売・サービス
Kobelco Cranes South East Asia Pte. Ltd.
事業内容
所在地
シンガポール
4
(Kobelco Global Parts Center)
補修用部品倉庫
2015 - 1
(上海)
有限公司
5 神鋼起重机
2010 - 2
100.0%
中国における販売・サービス
中国 上海市
6 Kobelco Cranes India Pvt. Ltd.
2010 - 8
99.78%
インドにおける製造・販売
インド ニューデリー(本社)
インド アンドラ・プラデッシュ州(工場)
7 成都神鋼起重机有限公司
2010 - 10
51.0%
中国における製造・販売
中国 四川省 成都市
Domestic Production Locations
Domestic Group Companies
国内生産拠点
国 内 グループ 会 社
生産拠点
所在地
大久保事業所
兵庫県明石市
主 要 製 品・事 業 内 容
クローラクレーン、
ラフテレーンクレーン、
土木機械、作業船など
その 他
敷地 135,000㎡
従業員数 404名
会社名
事業内容
コベルコクレーン トレーディング
中古建設機械の買取、販売、
リースおよび賃貸
コベルコ教習所
土木・建設機械、
運搬機械などの
オペレーター資格取得教習業務
46
Other Businesses
その他 事 業
「ものづくり」を基盤とし
多彩なビジネスを展開。
神戸製鋼グループは、多岐にわたるビジネスを展開し
ており、絶えず
「選択と集中」
を繰り返すことで事業領
域を変化させてきました。
それぞれの技術・サービス
が融合し、新たな価値を見出していくことが、神戸製
鋼グループのアイデンティティーです。
神鋼商事
神鋼不動産
コベ ルコ科 研
神鋼商事㈱は、
「 高付加価値なもの
づくりサポート」をコンセプトに神戸
製 鋼グループの中核 商 社として、鉄
鋼、鉄鋼原料、非
鉄金属、機械・情
報、溶材の5つの
専門事業部門に
おいて独創的な
事業展開を行っ
ています。特に資
源、情報機器、
エ
ネルギー・環 境
の成長分野に積
神鋼商事大阪本社ビル
極 的に取り組ん
でおり、神戸製鋼グループのグローバ
ル展開の先駆けとして世界16ヵ国に
事業拠点を展開しています。
神鋼不動産㈱は、神戸製鋼グループ
の総合生活関連の中核企業として、
「ジークレフ」ブランドのマンション
を中心に、分譲、
賃 貸 、仲 介 、リ
フォーム、公的施
設の運 営 管 理 、
保険サービスな
どの 事 業 を 営
み 、信 頼 性と安
定 性 のある商
品・サ ービスを
提 供する事によ
ジークレフ新神戸タワー
り、
お客様の住ま
いづくり、
安心づくりに貢献しています。
㈱コベルコ科 研は、材 料・化 学・機
械・電子などの多様な高度専門技術
を有しており、
ソリューション提案型
の総合試験研究
会 社 として、材
料・構造物などの
分析、試験、物理
解 析を行ってい
ます。また、ター
ゲット材 料や半
導体・FPD・太陽
光発電分野など
の検査装置の製
酸化物半導体スパッタリング
ターゲット材
造・販 売 、特 殊
材料の製品開発など社内シナジーを
最大活用した
「ものづくり」
も展開して
います。
会社名
47
事業内容
神戸ウイングスタジアム
ノエビアスタジアムの運営管理、駐車場の運営管理、スポーツクラブの運営管理、園地管理
国際健康開発センタービル
オフィスビルの賃貸・管理、建築工事などの設計・施工・管理および請負、展示場・貸会議室など各種会場の経営・管理
コベルコシステム
ITソリューション/サービスの企画・設計・開発から運用・保守
コベルコパーソネル
人材派遣、人材紹介、
アウトソーシング
コベルコビジネスサポート
オフィス関連サービス、
PRサービス、旅行業、人事給与
コベルコフィナンシャルセンター
金銭貸借、出納、債権の売買等の金融業務
ジャパンスーパーコンダクタテクノロジー
超電導線材の製造・販売、超電導マグネットシステムの製造・販売、超電導応用システムの製造・販売
神 鋼ケアライフ
有料老人ホームの企画・運営、在宅介護サービスの企画・運営
神鋼機器工業
高圧ガス容器などのプレス加工品・製缶品の製造・販売
神 鋼ヒューマン・クリエイト
人材育成コンサルティング、教育研修の実施、教材の製作・販売
神 鋼リース
産業機器・事務機器・その他動産のリース・割賦販売
神 鋼リサーチ
特許・技術情報など検索、産業・市場・技術などの調査、技術情報売買斡旋・登録、技術広報他
ツインフーズ
冷蔵倉庫業、港湾運送業、通関業など
Power Supply Business
電力供給事業
最新鋭の環境対策設備を備えた
発電所で電力の安定供給に
貢献すると共に、安定収益基盤の
確保を目指す。
2002年度より神鋼神戸発電所にて電力供給事業を開始し、
地域の電力の安定供給に貢献しています。
更に現在、
発電所の増設・新設計画を進めています。
神 鋼 神戸発 電 所
1995年4月の電気事業法改正を受け、神戸製鉄所の既存インフラや製鉄事業での自家発電のノウハウなどを最大限に活用
した新規事業として、神鋼神戸発電所を建設し、2002年度より電力卸供給事業(IPP)
を開始しています。発電した電力は、関
西電力㈱へ全量を供給しています。電力卸供給事業としては国内最大規模であり、神戸市の夏場のピーク電力需要の約7割
を賄える規模です。
また、都市部に立地している事から、最高水準の環境設備を備えています。
神 戸での 発 電 所 増 設 計 画
2017年を目処とした神戸製鉄所の上工程休止に伴い、高炉跡地に発電規模130万kWの発電所増設計画を進めています。
2015年3月に関西電力㈱と電力受給契約を締結し、現在、2021年度の1号機稼動開始を目指し、環境アセスメントを実施して
います。
本発電所は、最新鋭の発電技術である超々臨界圧発電設備の導入に加え、都市型発電所に相応しい最高水準の環境設備
を備えたものとなります。
神鋼真岡発電所建 設計画
栃木県にある真岡製造所の隣接地に120万kW級の発電所の建設を計画しています。2014年9月に東京ガス㈱と電力の供給
に関する契約を締結し、2019年後半の1号機稼動開始を目指して、現在、環境アセスメントを実施中です。本発電所は、東京
ガス㈱から都市ガスの供給を受け、最新鋭のGTCCによる国内最高レベルの効率で発電を行います。国内初の本格的な内陸
型火力発電所であり、電源の分散立地によるエネルギーインフラの強 化や地域の発展などに貢献できると考えています。
発電所名
神鋼神戸発電所(既設)
(仮称)神戸製鉄所火力発電所(計画中)
神鋼真岡発電所(計画中)
燃料
発電規模
発電方式
供給開始時期
石炭
140 万kW(7 0 万kW×2 )
微粉炭火力 超臨界圧発電
1 号機 : 2 0 0 2 年4月
2 号機 : 2 0 0 4 年4月
石炭
13 0万kW( 65万kW×2)
微粉炭火力 超々臨界圧発電
1 号機 : 2 0 2 1 年度予定
2 号機 : 2 0 2 2 年度予定
都市ガス
12 0万kW級 ( 60万kW×2)
ガスタービン・コンバインドサイクル
(GTC C )
1 号機 : 2 0 1 9 年後半予定
2 号機 : 2 0 2 0 年前半予定
48
Corporate Social Responsibility
CSR
CSR推進体制
● 推進体制図
取締役会
代表取締役社長
環境経営委員会
(事務局:環境防災部)
環境経営推進
従業員関連
経営審議会
株主・投資家関連
顧客・取引先関連
CSR委員会
(事務局:経営企画部)
コンプライアンス委員会
(事務局:法務部)
社会貢献
事業活動
財務報告の信頼性確保
リスクマネジメント
コンプライアンス
環境・社会報告書 2015
内部統制に関する活動
神戸製鋼グループのCSRに関する基本方針の決定およびその活動を集約する機関として、
2006年より
「CSR委員会」
を設置しています。
また、取締役会の諮問機関として
「コンプライアンス委員会」
を設置しており、重要事項に関する審議・提言・進
確認を行っています。CSR委員会は、
こ
れらのCSRに関する活動を取りまとめ、
「神戸製鋼グループ 環境・社会報告書」
として発行しています。
コーポレートガ バナンスの 強 化と充 実
● コーポレートガ バナンス体 制
コンプライアンス委員会
内部通報システム
総括取締役、担当役員、社外有識者
社外弁護士
監査部
勧告
株主総会
監査
選任
取締役会
取締役11名
役員連絡会
選任
代表取締役社長
(うち社外取締役2名)
経営審議会
事業部門
経営システム
取締役、執行役員
(意思決定・情報共有)
各種委員会
監査
選任
選任
監査役会
コーポレートガバナンス
諮問
会計監査
監査役5名(うち社外監査役3名)
会計監査人
神戸製鋼は、
経営の意思決定と日常業務の執行は密接不可分と認識し
締役会により選任され、
取締役から委嘱された業務を執行する重要な役職
ています。
したがって、
業務執行の中核は株主および取引先などの関係者に
であると位置付けています。
取締役から執行役員への一定の権限委譲によ
対し法的責任を負う取締役が担うべきであると考え、
主要な事業部門は取
り、
経営の機動性の確保を行っています。
締役が業務執行を統轄しています。
現行の取締役会は、
経営トップ、
本社部
このような経営体制のもと、
神戸製鋼は、
会社法で独任機関として強い
門の重要な役割を担う者、
経営に重要な影響を与える事業部門の長、
また
監査・監督権限を保証されている監査役制度を採用し、
加えて、
社外監査
はこれに準ずる者、
および経営の透明性・公平性を確保し業務執行の監督
役3名を含む5名の監査役を置くことで経営監査機能の一層の強化と企業
機能を強化する観点から招聘した社外取締役2名を含む11名で構成して
統治の実効性を高めています。
また、
内部監査については、
独立した監査組
います。
また、
神戸製鋼は、
執行役員制度を採用しています。
執行役員は、
取
織として監査部を設け、
全社的な業務執行に関する監査を行っています。
コンプライアンスの 強 化・徹 底
神戸製鋼は、取締役会の諮問機関として
「コンプライアンス委員会」
を
設置しています。社内委員2名に対し、公正中立な立場の社外委員が5名
● コンプライアンス体 制
諮問
コンプライアンス委員会
と過半数を占める同委員会では、
コンプライアンス活動計画の立案および
進
状況の確認、
「内部通報システム」
への通報事案に関する審議などを
全社コンプライアンス総括取締役
行っています。
また、
「全社コンプライアンス総括取締役」
「全社コンプライアンス担当
法務部コンプライアンス統括室
役員」、専門部署としての
「法務部コンプライアンス統括室」
を設置し、事
業部門の企画管理担当部署や各部署に設置する
「コンプライアンス責任
者」
と連携しながら取り組みを行っています。
事業部門企画管理
コンプライアンス責任者
全従業員
49
取 締 役会
勧告
内 部 通 報システム
Environmental Management
環境経営
環境経営方針
3 つの V I S I O Nに基 づく環 境 経 営 で 、
● グループ 環 境 経 営 推 進 体 制
取締役会
「 環 境 先 進 企 業 グループ 」を目 指します 。
神戸製鋼グループは、すべての生命体を育む健全な地球環境を次世代に引き継ぐ事
代表取締役社長
が私たちの使命であると認識し、環境経営基本方針と、6つの実施事項を策定していま
す。事業活動のあらゆる面で環境に配慮する環境経営の推進に努めています。6つの実
経営審議会
施事項を検討・提言する機関として
「環境経営委員会」
を設置し、
グループの全従業員が
環 境 経 営 委員会
参画する環境経営で「環境先進企業グループ」
を目指します。
事 務局
● 環境経営基本方針
実 行 委員会
<テーマ別分科会>
神戸製鋼グループは、環境先進企業グループとして
1
環境に配慮した
生産活動
2
製品・技術・サービス
での環境への貢献
3
社会との共生・協調
あらゆる面で
環境に配慮した
ものづくりの徹底
環境
関連情報の
開示
を実践することにより、社会的責任を果たすと共に、
環境力を高め企業価値を向上させる。
『グループ環境経営の実践によるさらなる企業価値向上』
(グループの環境力向上)
製品・技術・
サービスでの
環境への貢献
6つの
実施事項
全員参加による
取り組みの展開
社会との
共生・協調
リスク管理の
徹底
KOBELCO GREEN PROJECT
神戸製鋼グループでは、環境の側面からも社会との共生・協調を目指し、森林整備活動や次世代を担う子ども達への環境教育支援を行っています。
2013年度からはそれらの活動を新たに
「KOBELCO GREEN PROJECT」
と称しグループ全体で推進しています。
● 森林整備活動
● K O B E L C O 森の童 話 大 賞
神戸製鋼グループは、2011年度から兵庫県2箇所(KOBELCO
「KOBELCO森の童話大賞」
は2013年度から始まり、小学生・中学生・高校
の森(三木市)、ECOWAYの森(神戸市
区))
で森林整備活動を開
始しました。
また、2014年度からは、大阪府
生を対象に、
森や森と関わる自然をテーマにした童話を募集するコンテストで
す。金賞の受賞作はプロの絵本作家により絵本化し環境教育ツールとして活
木市銭原地区において、労働組
用することを目的としています。
2014年度の第2回は、
合計438件の作品が寄せ
合溶接支部と合同で里山・農地の保全活動を開始しました。
られました。金賞に選ばれた2作品は、絵本となり約1,800セットが兵庫県内の
これらの森林整備は、神戸製鋼グループ従業員とその家族による
全小学校・中学校・高校・特別支援学校、
公立図書館などに寄贈しました。
ボランティア活動によるもので、
毎回多くの方が参加しています。
整備活動は、間伐・除伐や下草狩り等を中心に行っており、 木市
銭原地区では、遊休農地での野菜の栽培・収穫なども実施してい
ます。
このような定期的な整備活動を継続した結果、森林の環境は少
しずつ改善し、
太陽の光が差し込む明るさを取り戻しています。
絵本贈呈式(左:神戸市教育委員会 雪村教育長)
右:小学生の部 金賞
「森のバースデーリース」
左:中高生の部 金賞
「森とおばあさん」
木市銭原での里山・農地保全活動
50
Social Action Program
社会貢献活動
スポーツを通じた 社 会 への 貢 献
ラグビーを通じた社会への貢献は、神戸製鋼グループならではの活動です。
ラグビーの普及と強化に向けた
裾野開拓、底辺拡大を目指した高校ラグビーの支援をはじめ、
神戸製鋼ラグビー部による地域・社会との交流、
多彩なスポーツの支援活動など、次代の選手を育て、
スポーツの裾野を広げる独自の活動を続けています。神戸
製鋼グループの、
スポーツを通じた社会貢献。
その一端をご紹介します。
神 戸 製 鋼ラグビ ー 部「コベルコスティーラーズ 」の 活 動
「日本せきずい基金」への寄付活動
宮城県亘理町で、タグラグビー交流会に参加
試合会場で実施した募金活
2014年10月31日と11月1日に宮城
動に加えて、
「コベルコラグビー
県亘理町で開催されたタグラグビー
フェスティバル2014」における
交流会に選手達が参加しました。
収益金をNPO法人
「日本せきず
1日目は、亘理小学校を訪問し、3年
い基金」へ寄付しました。
ラグ
生のタグラグビーの授業に参加しま
ビー部では12年前から同基金
した。2日目は、小学校のグラウンド
への寄付を行っています。
で10チーム150名が集まって行われ
たタグラグビー交流会に参加しました。子ども達は、持てる力を存分に発揮して
いました。
高 校ラグビ ー への 特 別 協 賛 活 動
育て! 次世代ジャパン
「KOBELCO CUP 2014」に特別協賛
女子7人制ラグビーの大会も支援
神戸製鋼グループが特別協賛する
「KOBELCOカップ2014」
(
「第10回全国高等学
全国高等学校女子7人制ラグビー
校合同チームラグビーフットボール大会」
「第4回全国高等学校女子7人制ラグビー
フットボール大会は、
日本初の女子
フットボール大会」
)
が7月31日∼8月3日、
長野県上田市・菅平で開催されました。
高校生による7人制ラグビーの公式大
「KOBELCO CUP」
は、もう一つの花園 と言われ、
大会経験者からこれまでに多く
会として2011年から始まり、2014年
の日本代表、
各年代代表が生まれています。
また、
2005年に第1回大会が開催され
で4回目を迎えました。
て以来、
2014年で10回目を迎えました。
次 世 代の育 成 支 援
コベルコ地 域 社 会 貢 献 基 金
神戸製鋼グループでは、
創立100周年を機に
2006年に
「コベルコ地域社会貢献基金」
を設
立しました。未来を担う子ども達を対象に、
グ
ループの事業所や研究所が立地する自治体
の施設や団体の活動を支援しています。2014
年度は、神戸製鋼及びグループ会社の19の
事業所が合計26案件を支援しました。
茨木市内の待機児童保育室へ知育玩具を寄贈(茨木工場)
51
大垣市内の幼保園へ大型遊具を寄贈
(神鋼造機)
Working Environment
職場環境
社 員が 働きやすい 職 場 環 境
神戸製鋼は、社員の人格・個性・多様性を尊重し、活力あふれた魅力ある職場環境を実現していくために、仕事と生活の両立支援
や女性の活躍推進などを図る各種の人事制度や、人材育成制度を展開しています。
また、
「 社員一人ひとりを活かし、
グループの和を
尊ぶ」
という神戸製鋼グループの企業理念を実現するために、
グループ各社とさまざまな形で連携を強めています。
仕事と生活の両立支援
人材育成
神戸製鋼は、次世代育成支援対策推進
神戸製鋼は、社員が仕事への誇りと働き甲斐を持つことを人材育成
法(次世代法)に基づく行動計画を実施し、
の目標としています。
そのためには、社員一人ひとりが、具体的な目標を
仕事と生活の両立を図るための環境整備に
持ち、
日々成長していくことが重要です。社員自らのたゆみなき研鑚に
積極的に取り組んでいます。
その取り組みが
よる成長を神戸製鋼は全面的に支援します。
評価され、子育てをサポートする企業に与え
また、社員一人ひとりが多種多様な価値観を共有し、誇りと意欲を
られる認定マーク
「くるみん」
を2度取得して
持って日々の仕事をやり遂げることを目指して、
「神戸製鋼グループのある
います。
くるみんマーク
べき人材像」
を以下のとおり定め、
人材育成の取り組みを進めています。
具体的な取り組みとしては、
育児休業期間を子が満3歳になるまでに延
長したり、
子の看護・家族の介護休暇を有給化したりと、
育児・介護に関
して法定を上回る様々な制度を整備しています。
また、
女性社員のみなら
ず男性社員も子育てに積極的に参加し、
ワーク・ライフバランスの充実が
図れるよう社内制度の周知や定着のための活動も並行して進めています。
神 戸 製 鋼 グループ のあるべき人 材 像
「私たちは、
グローバルに展開するKOBELCOの
信頼に貢献する人材でありたいと日々努力します。」
誠 実 … 事実を真伨に受け止め、誠意を持って行動する人材
協 動 … 自分の考えを発信し、相手の意見を受信し、切磋琢
ダイバーシティ推進
磨しながら取り組む人材
神戸製鋼は、取り巻く事業環境や社会の変化に柔軟に対応し、継
変 革 … 現状に満足せず、常に挑戦し変革を目指す人材
続的な発展と成長を目指すためには、事業運営において多様性(ダイ
バーシティ)
の観点が不可欠であり、
ダイバーシティ推進は重要な経営
課題の1つであると認識しています。社員一人ひとりが持つ多様性を尊
重し、
それぞれが最大限の能力を発揮し、
いきいきと働く職場・会社づ
くりを目指します。
特に女性の活躍推進においては、採用における女性比率に対する数
値目標を設け、
より積極的な採用活動を展開します。若手総合職女性
には将来にわたる活躍を後押しするような、独自のキャリアアッププラン
を実施するなど、
女性活躍のためのさまざまな取り組みを行っています。
また、
ダイバーシティ推進や女性の活躍推進には、
男性を含めた会
社全体で働き方の見直しが必要と考えており、長時間労働の削減、年
次有給休暇の取得率向上や生産性向上などの取り組みを通じ、全従
業員にとって
「働きやすい職場環境づくり」
にも取り組んでいきます。
安全衛生管理
〈 第 1 回 健 康 経 営 銘 柄に選 定 〉
当社は、2014年3月25日に経済産業省が東京
証券取引所と共同で選定する
「健康経営銘柄」
に選定されました。
「 健康経営銘柄」
は、従業員
の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に
取り組んでいる企業が選定されます。今回、初め
て22社が選定され、
当社がその1社に選ばれました。
「疾病の早期発見・早期対応」
「生活習慣の改善(予防)」
が重要との
認識のもと、
「こころ」
と
「からだ」
の両面から健康管理に取り組んでいます。
ハラスメント防止の取り組み
主 な 取り組 み
神戸製鋼は、
セクシュアルハラスメントや
パワーハラスメントなどの職場におけるハラ
● 全額会社負担による1日人間ドック
(コベルコメディカルチェック50)
スメント行為を容認しません。問題発生時
には、迅速かつ断固たる処置をとります。
当社は、
「企業倫理綱領」
にハラスメント
● ハイリスク肥満
(メタボリックシンドローム)
への早期対応
(節目健診と保健指導)
に関する方針や行動基準を定めると共に、
● 全額健保負担によるがん検診
管理監督職に対して、ハラスメント防止を
● カウンセリング受診体制(メンタル不調の予防措置)
の充実
● 生活習慣改善に向けた予防対策・健康意識の高揚
(健康チャレンジ活動)
テーマとるするe-ラーニングや教育研修
を実施し、ハラスメントの起きにくい職場環
境づくりに取り組んでいます。
セクシュアルハラスメント
防止マニュアル
52
History of KOBELCO
沿革
1905
●
合名会社鈴木商店の神戸製鋼所として創業
(9月)
1945
高知電気冶金㈱を買収し、
高知工場とする
(5月)
神戸大空襲で山手地区工場壊滅
(6月)
● 50ト
ン平炉に再開の火入れ、
業界のトップをきる
(11月)
●
●
株式会社神戸製鋼所として発足
(6月)
1911
●
1912
● ドリルの製造開始
(3月)
1914
●
本社海岸地区に鉄道引き込み線を新設
(10月)
太平商事㈱
(現 神鋼商事㈱)
を設立
(11月)
1947
●
琺瑯鉄器工場で、
酒の醸造タンクの生産開始
(2月)
1949
●
1950
●
1946
鈴木商店
店主
鈴木 よね
1,
200トンプレス稼働
(6月)
● 大戦勃発によりクランクシャ
フトの注文殺到
(7月)
● 空気圧縮機の開発開始、
翌年製造開始
(わが国初/8月)
●
鈴木商店
支配人
金子 直吉
1916
●
脇浜海岸の埋め立て工事開始
(10月)
1917
●
門司工場を新設
(7月)
1918
● スイスのズルツァー社からディーゼルエンジンの技術導入
(3月)
1919
●
英国より炭酸ガス式冷凍機の技術導入
(わが国初/4月)
1920
●
溶解工場、
鋳鉄工場、
2,
000トンプレス完成
(3月)
1921
●
創業当時の社屋
●
本社海岸地区の
鉄道引き込み線が開通
神鋼金属工業㈱および
神鋼電機㈱を神戸製鋼から分離独立
(8月)
● 金属チタンの研究を開始
(9月)
酸素工場を新設。
わが国初の本格的酸素製鋼を開始
(2月)
新設された当時の酸素工場
米国のアリス・チャーマーズ社から
セメント機械・鉱山機械の技術導入
(9月)
● 電線用塩化ビニール被覆機の
(わが国初)
製造開始
帝国汽船の鳥羽、
播磨の2工場を買収
(2月)
● 海岸地区
(脇浜)
の機械工場完成
(3月)
1951
●
1953
●
朝鮮戦争の特需により注文増える
(2月)
● トラッククレーンを2台製作
(わが国初/7月)
● 旧陸軍造兵廠の
1923
●
セメント用粉砕機を製作・納入
(わが国初/4月)
数々の高度な製品を生み出した
1,
200トンプレス
払下げを受け高砂工場を開設
(11月)
1954
●
1955
● 日本高周波鋼業㈱に資本参加
(7月)
1956
●
1924
●
海岸地区に工場新設
(2月)
1926
●
●
わが国初の総合的セメントプラントを完成
(4月)
海岸地区に第一線材工場完成
(10月)
1927
●
鈴木商店倒産
(4月)
1929
●
播磨造船所を分離し、
㈱播磨造船所を設立
(11月)
1930
●
国産1号機の電気ショベルを完成
(9月)
線材の全国シェア30%に達する
1957
●
1931
●
陸軍の要請による鉄帽の製作に成功
(わが国初/9月)
1958
●
1933
●
1959
●
1960
●
1923年のセメント機械
●
7,
600馬力のディーゼルエンジンを製作
(世界最大)
わが国最大のロータリキルンを製作
1934
●
200K電気ショベルを製作
(10月)
1936
●
1,
000気圧、
1,
600馬力7段ガス圧縮機を製作
(わが国最高圧力)
大阪、
神戸の各取引所に上場
(1月)
1937 ●株式を東京、
名古屋工場、
操業開始
(2月)
社章を従来の菱S
( )
から、
剣菱S
( )
に変更
(8月)
● 4,
500トンプレスを製作
(わが国最大)
●
神戸製鋼所支配人
第5代社長
田宮 嘉右衛門
●
●
●
●
●
1938
尼崎工場を分離し、
神鋼鋼線鋼索㈱
(現 神鋼鋼線工業㈱)
を設立
(4月)
● 琺瑯部門を分離し、
神鋼フアウドラー㈱を設立
(6月)
1961
SRMスクリュ圧縮機の製作開始
(9月)
P&H255A・ディーゼルショベルの1号機完成
(12月)
浜工場第1期工事に着手
(5月)
大型酸素プラントを製作
(わが国最大/7月)
名古屋工場にアルミニウム合金用
超大型ダイカスト機を設置
(わが国最大/5月)
● バグ
・オ・マチック・タイヤプレス1号機完成
(7月)
大久保工場にショベル専門工場、
製缶工場が完成
(2月)
● 中央研究所完成
(4月)
● ニューヨーク事務所開設
(9月)
1940
●
本社にコンピューター設置
(2月)
藤沢工場完成
(3月)
●
木工場完成
(10月)
● 神戸製鋼初の鉱石専用船
「神好丸」
進水
(10月)
●
灘浜工場全景
操業を開始した名古屋工場
●
1964
●
東海岸地区
(脇浜)
に溶接棒工場を新設、
わが国最初の生産を開始
(7月)
● 高炭素クローム鋼線材の生産開始
(わが国初)
● ピア
ノ線材の生産開始
(わが国初)
1942
●
●
アルミの生産を開始した
長府工場
(建設中)
剣菱丸
53
第一神鋼金属工業㈱を設立し、
下関工場
(現 神鋼特殊鋼管㈱)
を設置
(3月)
● 大垣工場を新設
(5月)
● 神鋼病院開設
(9月)
剣菱S
菱S
大型B&W型クランク軸を製作
(世界最大/3月)
羽田線の総アルミ製モノレールカーに、
神戸製鋼の耐食アルミ合金が使用される
(10月)
尼崎製鉄㈱を合併
(4月)
● マンモスタンカーに装着する
大型舶用プロペラを製作
(世界最大/6月)
1965
●
1966
●
社章の変遷
大久保工場を開設
(3月)
● 社章を現在の剣菱丸
( )
に変更
(6月)
●
東パキスタンの肥料工場完成
(わが国最大のプラント輸出/1月)
1962
長府工場でアルミの生産開始
(7月)
1941
1943
タイヤプレス第1号機
●
わが国最大のロールクラッシャを製作
9,
600馬力ディーゼルエンジンを製作
(世界最大)
●
神鋼フアウドラーの
ホーロータンク
浜第1高炉火入れ。
銑鋼一貫体制になる
(1月)
●
「あかつき丸」
主機に
1939
5,
000トンプレスを
設置した高砂工場の開所式
●
超大型クランク・スローを製作
(世界最大/8月)
溶接棒の生産、
月産1万トン達成
(世界1位/11月)
東パキスタンに建設した
肥料工場全景
1967
● フィ
リピンに湿式
1986
セメント工場を完成
(東南アジア最大/2月)
● 昭和天皇、
皇后両陛下が、
神戸工場をご視察
(4月)
● 秦野工場新設
(6月)
1968
1969
●
1987
超大型ズルツァー型
クランク軸を製作
(世界最大/1月)
● 加古川厚板工場完成
(4月)
● キーレスプロペラ国産第1号を製作
(9月)
●
昭和天皇、皇后両陛下を
お出迎えする従業員
大型鍛鋼製B&W型クランク軸を製作
(世界最大/3月)
真岡工場完成
(8月)
● 神戸工場に第7線材工場完成
(11月)
●
●
1970
●
●
●
西条工場完成
(7月)
加古川製鉄所第1号高炉火入れ
(8月)
1988
北京事務所開設
(1月)
ABS樹脂用としては初の
連続混練機を納入
(世界最大/3月)
高純度スパッタリングターゲット材の
量産技術確立
(1月)
● アークイオンプレーティ
ング法による
超小型薄膜コーティング装置を開発
(6月)
● 神戸市西神地区に
総合技術研究所第1期工事完成
(7月)
● 須磨海浜水族園のチタン屋根材を製作
(7月)
● 尼崎工場第1高炉を吹き止め、
銑鉄の生産を
加古川・神戸両製鉄所に集約
(9月)
● 播磨汎用圧縮機工場、
橋梁工場完成
(12月)
●
須磨海浜水族園の
チタン屋根材を製作
米国統轄会社
(Kobe Steel USA Inc.)
を設立
(4月)
小型超電導マグネットを開発
(6月)
● 微粉炭吹込み
(PCI)
設備が稼働
(9月)
● 英国研究所設立
(10月)
●
●
1971
神戸製鉄所の全平炉を休止
(4月)
大型酸素製造装置を製作
(わが国最大/4月)
● 明石工場に無人化したドリルの専門工場完成
(6月)
● 新日本製鐵㈱との共同企業体で施工した、
関門橋のメイン・ケーブル架設工事完了
(11月)
●
●
1973
●
加古川製鉄所第2号高炉火入れ
(1月)
1974
●
技術開発本部新設
(1月)
大久保工場に汎用圧縮機専用工場完成
(4月)
●
1975
1976
1977
沖縄国際海洋博会場で、
新交通システム
「海洋博KRT」
の運転開始
(7月)
● エアコン用超薄肉銅管を開発
(7月)
● 福知山工場完成
(8月)
●
加古川製鉄所
第1号高炉火入れ式
神鋼ラグビー部、
全国社会人大会と
日本選手権で初優勝
(1月)
● 日米欧、
3極体制に向けて
米国に研究所を設立
(4月)
● バイオ研究を担う筑波研究所設立
(4月)
● ダイヤモンド状炭素薄膜の合成に成功
(5月)
● USX社
(アメリカ)
との折半出資による合弁事業体
「USS/KOBE Steel Company」
を設立
(7月)
● マイコン内蔵のインテリジェント義足を
(11月)
共同開発
1989
沖縄国際海洋博覧会の
「海洋博KRT」
1990
●
南米ミノルカプラント完成
(2月)
世界最大のアルミメーカー、
アルコア社
(米国)
と提携
(9月)
● 神戸製鋼の
アルミ材が採用されたオールアルミ車体
スポーツカーホンダNSX発売
(9月)
● 世界最高温
(3,
000℃)
HIP装置
● および世界最高圧
(1万気圧)
HIP装置各1台を受注
(12月)
日本選手権で
初優勝したラグビー部
ダイヤモンド状炭素薄膜
●
●
高砂事業所に、
世界最大級の大型鋳鍛鋼工場
および超大型電気ショベル工場完成
(4月)
● 世界最大の超大型電気ショベル
「P&H2800」
1号機が完成
(9月)
●
高砂事業所の大型鋳鍛鋼工場
熱間静水圧押出法プレスを完成
(わが国初/4月)
● 新交通システム
・ポートアイランド線の
建設工事を受注
(7月)
●
1978
●
1979
● 6自由度関節型溶接ロボッ
ト
1991
加古川製鉄所、
第3号高炉に火入れ
(2月)
● カタール製鉄所、
開所式挙行
(4月)
「アークマン」
を開発
(わが国初/3月)
国際統一商標として
「KOBELCO」
を制定
(9月)
神鋼ケアライフ㈱を設立し
ケア付マンション事業に参入
(1月)
● 神戸製鉄所第3号高炉の操業で
微粉炭比182キログラムの日本記録を達成
(6月)
●
「アルミ缶バック運動」
全社でスタート
(7月)
● 明石海峡大橋のケー
ブル工事を共同受注
(8月)
南米のミノルカプラント全景
●
オールアルミカー ホンダNSX
●
1980
●
1982
●
1983
神鋼加古川病院完成
(5月)
● 日本褐炭液化㈱を設立
(8月)
コベルコ建機
(コベルコ油谷 SK07 NEWマークⅡ)
世界最大級のクローラクレーン
「P&H KOBELCO 5650」
を開発
(2月)
世界最大の熱間等方加圧装置
(HIP)
を完成
(4月)
油谷重工㈱へ経営参加
(7月)
● 超合金粉末製造設備を完成
(100トン)
(わが国初/8月)
1992
半導体を生産する
KTIセミコンダクター西脇工場が完成
(6月)
● 株式をロンドン証券取引所に上場
(10月)
● 豊橋FA
・ロボットセンターを新設
(11月)
●
1993
●
1994
●
●
砂防ダム
高砂製作所に産業機械工場を集約
(3月)
大安工場開設
(9月)
● 神鋼アルコアアルミ
(KAAL)
真岡工場稼働
(10月)
●
●
を開発
(3月)
1984 ●「ヘリウム液化冷凍システム」
圧力晶析装置
1995
わが国初の
「テレビ会議システム」
を採用
(3月)
● 神戸製鉄所の新棒鋼工場が完成
(4月)
● 世界初の高圧分離
・
精製技術
「圧力晶析法」
を工業化
(4月)
●
1985
生物研究所新設
(8月)
薄板用高速アーク溶接ロボット
「アークマンGX」
およびアーク溶接機
「センサーク」
を開発
(8月)
● 世界最大の直径60ミ
リ線材の製造に成功
(11月)
世界最高水準の超電導マグネットを開発
宝塚市立
「手塚治虫記念館」
に
カラーチタンが採用される
(4月)
●
●
●
薄板用高速アーク溶接ロボット
「アークマンGX」
神鋼ラグビー部、
日本選手権V7達成により、
神戸市よりスポーツ特別表彰を受ける
(1月)
● 阪神
・淡路大震災で
総額1,
020億円の被害を被る
(1月)
● 神戸製鉄所第3号高炉に再火入れ
(4月)
● 旧脇浜地区にWHO神戸センターを誘致
(8月)
● 東京都に
「ゆりかもめ」
開通
(11月)
● 神戸製鋼ホームページ開設
(12月)
高砂クレーングラブ船
●
大安工場
震災で被害を受けた神戸製鉄所
54
History of KOBELCO
沿革
1996
● 1月17日を
「全社地震防災の日」
に。
●
2008
●
2009
● コベルコ建機グループの全面協力で
および
「ダンシェーブ 」
1997 ●「アルミろう付ハニカムパネル」
が新幹線500系のぞみに採用
(3月)
神戸 浜エナジー&コミュニティ計画が
復興特定事業に選定される
(11月)
● 大型放射光施設
「Spring8」
の偏向電磁石ビーム
ライン、
挿入光源ビームラインを受注
(12月)
開設されたホームページ画面
●
1998
● 自動車ドアビーム用高強度冷延鋼板を開発
(1月)
●
1999
環境に配慮したクロメートフリー鋼板を開発
(8月)
社内カンパニー制導入
(4月)
新東京本社ビル
東京本社が北品川のONビルに移転統合
(5月)
● 伸銅板条分野で三菱マテリアル㈱、
三菱伸銅㈱と包括的提携
(7月)
● 環境配慮型半自動溶接ソリ
ッドワイヤ
「SEワイヤ」
を開発
(11月)
●
2001
●
2002
2010
加古川製鉄所で国内の製鉄所では初めての
ゼロエミッション
(廃棄物ゼロ)
を達成
(4月)
● 日本初のアルミ製可動屋根をもつ
「神戸ウイングスタジアム」
完成
(10月)
● ルッキーニ
・グループ
(イタリア)
と
自動車用特殊鋼線材・棒鋼で
包括的技術提携を締結
(12月)
神鋼神戸発電所1号機が営業運転を開始
(4月)
省エネ型スクリュコンプレッサ
「コベライアン」
発売
(4月)
● 地域交流施設
「 浜ガーデンバーデン」
、
「 浜スポーツゾーン」
がオープン
(4月)
● 新日本製鐵㈱、
住友金属工業㈱と
3社間提携検討委員会を設置。
新日鐵とは連携強化と相互出資、
住友金属工業とは
包括提携と相互出資で協定締結
(11月)
アルミボトル缶登場
●
2012
● コベルコ建機の五日市工場および
●
●
2003
2004
川崎重工業㈱と
破砕機合弁会社㈱アーステクニカを設立
(4月)
● ITmk3®の実証プラントが完成
(5月)
● KOBE
・JFEウェルディング㈱の設立
(10月)
● 本社の環境ビジネス部門と
神鋼パンテツク㈱を統合して
㈱神鋼環境ソリューションを設立
(10月)
●
創立100周年を迎える
(9月)
2006
●
神戸製鋼の統一営業商標
「KOBELCO」
を
グループブランドとして制定
(4月)
灘浜スポーツゾーン
灘浜サイエンススクエア
KOBELCOロゴ
55
神鋼投資有限公司
神戸本社をHAT神戸
(中央区脇浜海岸通)
に移転・竣工
(3月)
● 2013 ∼2015年度
グループ中期経営計画を策定
(5月)
2013
●
2014
●
灘浜ガーデンバーデン
●
2005
鋳鍛鋼工場
(1万トンプレス)
グローバルエンジニアリングセンター
(GEC)
が
完成
(5月)
●
神鋼ラグビー部、
ジャパンラグビートップリーグの
初代チャンピオンとなる
(1月)
● 超電導マグネッ
トで世界最高
(21.9テスラ)
の
磁場を実現
(3月)
● 神鋼神戸発電所2号機が営業運転を開始、
両機あわせて140万kWの電力供給体制となる
(4月)
● 三菱マテリアル㈱との合弁会社と
して
㈱コベルコ マテリアル銅管を設立
(4月)
● 地域交流施設
「 浜サイエンススクエア」
が
オープン
(4月)
慶興神鋼小学校
日立金属
(株)
など4社で航空機・発電プラント向け
大型鍛造品を製造する
「日本エアロフォージ㈱」
を
共同設立
(1月)
● 中国統括会社
「神鋼投資有限公司」
を設立
(1月)
● 高効率・小型バイナリー発電システム
「マイクロ
バイナリー」
を発売(9月)
●「KOBELCOの森」
森林活動への参画(11月)
2011
神戸ウイングスタジアム
神鋼神戸発電所1号機の
コントロールセンター
● メサビナゲット
・デラウェア
(アメリカ)
で
ITmk3®プロセスを採用した初の商業プラントが
アイアンナゲットの生産を開始
(1月)
● カンパニー制から事業部門制に移行し、
事業セグメントの区分を変更
(4月)
● 神戸製鋼グループ
「中長期経営ビジョン
『KOBELCO VISION G 』
∼新しい価値の創造と
グローバルな成長を目指して∼」
を策定
(4月)
● 鋳鍛鋼工場
(高砂製作所)
の生産能力を増強
(1万トンプレスの増設など)
(7月)
● SAIL
(インド国営製鉄会社)
と
包括提携契約を締結
(11月)
塗装ロボット事業を川崎重工業㈱に、
ハンドリングロボッ
ト事業を
オークラ輸送機㈱に譲渡
(4月)
●
「企業倫理綱領」
を制定
(6月)
● アルミボトル缶登場
(11月)
●
エサール・スチール
(インド鉄鋼メーカー)
と
技術支援などの包括提携契約を締結
(11月)
● インドネシア・南カリマンタンに建設していた
改質褐炭
(UBC)
大型実証設備が竣工・稼動
(12月)
四川大地震で全壊した中国四川省の小学校が再建。
「慶興神鋼小学校」
と命名される
(9月)
● 成都神鋼建設機械など成都神鋼グループの
工場移転・拡張工事が竣工
(12月)
●
2000
スクリュ式小型蒸気発電機
「M・S・E・G」
(出力100kW)
をテイエルブイと共同開発し発売
(世界初=翌年、
「スチームスター」
に改称)
(6月)
● 神戸製鉄所第3号高炉の超短期
(45日)
改修を
完了し、
火入れ
(12月)
2007
鎮魂の日、
復興元年の日
(1月)
● IPP
(電力卸供給事業)
へ参入
(3月)
中国における自動車用アルミ板材の製造・販売を
行う
「神鋼汽車 材
(天津)
有限公司」
を設立
(1月)
● 中国における自動車用冷延ハイテンの製造・
販売を行う
「鞍鋼神鋼冷延高張力自動車鋼板
有限公司」
を設立
(8月)
神戸新本社ビル
資料編
Corporate Data
神戸製鋼役員
人事
……………… 57
………………………… 62
決算概況
…………………… 63
財務
………………………… 65
株式
………………………… 66
設備投資
…………………… 67
グループ会社
……………… 68
神戸製鋼所 事業所一覧 …… 72
56
神戸製鋼役員
■取締役
(2015年6月24日現在)
役 員 名
委 嘱 業 務
代表取締役会長
黄士
佐藤 广
代表取締役社長
川崎 博也
代表取締役副社長
アルミ・銅事業部門長
1954(昭和29)年11月3日、神奈川県出身
1979(昭和54)年 3月 慶應義塾大学経済学部卒業
1979(昭和54)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2009(平成21)年 4月 執行役員
2011(平成23)年 4月 常務執行役員
2014(平成26)年 4月 専務執行役員
2014(平成26)年 6月 専務取締役
2015(平成27)年 4月 代表取締役副社長
監査部、秘書広報部、総務部、法務部、人事
労政部、経営企画部、経理部、財務部、営業
企画部、建設技術部、ラグビー部支援室、電
力事業企画推進本部、支社・支店(高砂製作
所を含む)、海外拠点(本社所管)の総括、全
社コンプライアンスの総括
1955(昭和30)年
1979(昭和54)年
1979(昭和54)年
2009(平成21)年
2011(平成23)年
2014(平成26)年
2014(平成26)年
2015(平成27)年
4月6日、神奈川県出身
3月 京都大学法学部卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
4月 専務執行役員
6月 専務取締役
4月 代表取締役副社長
全社技術開発の総括、環境防災部、ものづ
くり推進部、
IT企画部の総括、全社システム
の総括
1957(昭和32)年
1986(昭和61)年
1988(昭和63)年
2011(平成23)年
2013(平成25)年
2014(平成26)年
2015(平成27)年
5月17日、静岡県出身
3月 東北大学大学院工学研究科博士課程修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
6月 常務取締役
4月 専務取締役
エンジニアリング事業部門長
1955(昭和30)年
1978(昭和53)年
1978(昭和53)年
2009(平成21)年
2011(平成23)年
2015(平成27)年
2015(平成27)年
9月 16日、香川県出身
3月 京都大学経済学部卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
4月 専務執行役員
6月 専務取締役
溶接事業部門長
1959(昭和34)年
1984(昭和59)年
1984(昭和59)年
2012(平成24)年
2014(平成26)年
2015(平成27)年
8月 29日、大阪府出身
3月 大阪大学大学院工学研究科前期課程金属材料工学修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
6月 常務取締役
明
(東京常駐)
梅原 尚人
(東京常駐)
専務取締役
杉
康昭
(東京常駐)
専務取締役
眞部 晶 平
(東京常駐)
常務取締役
輿石 房樹
(東京常駐)
57
8月 4日、和歌山県出身
3月 京都大学大学院工学研究科修士課程機械工学専攻修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
4月 専務執行役員
6月 専務取締役
4月 代表取締役社長
1955(昭和30)年11月30日、兵庫県出身
1980(昭和55)年 3月 京都大学大学院工学研究科修士課程修了
1980(昭和55)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2008(平成20)年 4月 執行役員
2010(平成22)年 4月 常務執行役員
2012(平成24)年 4月 専務執行役員
2014(平成26)年 4月 副社長執行役員
2014(平成26)年 6月 代表取締役副社長
(東京常駐)
代表取締役副社長
1954(昭和29)年
1980(昭和55)年
1980(昭和55)年
2007(平成19)年
2010(平成22)年
2012(平成24)年
2012(平成24)年
2013(平成25)年
鉄鋼事業部門長
尾上 善則
金子
9月 25日、大分県出身
3月 九州大学大学院修士課程冶金学専攻修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
6月 取締役
4月 取締役 執行役員
6月 常務執行役員
6月 取締役 常務執行役員
6月 取締役 専務執行役員
6月 専務取締役
4月 代表取締役副社長
4月 代表取締役社長
4月 代表取締役会長
1953(昭和28)年11月11日、兵庫県出身
1977(昭和52)年 3月 大阪大学基礎工学部機械工学科卒業
1977(昭和52)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2008(平成20)年 4月 執行役員
2010(平成22)年 4月 常務執行役員
2012(平成24)年 4月 専務執行役員
2012(平成24)年 6月 専務取締役
2014(平成26)年 4月 代表取締役副社長
(東京常駐)
代表取締役副社長
1945(昭和20)年
1970(昭和45)年
1970(昭和45)年
1996(平成 8)年
1999(平成11)年
1999(平成11)年
2000(平成12)年
2002(平成14)年
2003(平成15)年
2004(平成16)年
2009(平成21)年
2013(平成25)年
機械事業部門長
楢木 一秀
代表取締役副社長
略 歴
役 員 名
取締役
委 嘱 業 務
会社法第2条第15号に定める社外取締役
1950(昭和25)年
1972(昭和47)年
1972(昭和47)年
1998(平成10)年
2000(平成12)年
2002(平成14)年
2004(平成16)年
2006(平成18)年
2008(平成20)年
2010(平成22)年
会社法第2条第15号に定める社外取締役
1946(昭和21)年 1月5日、岡山県出身
1968(昭和43)年 3月 東京大学工学部電気工学科卒業
1968(昭和43)年 4月 中部電力株式会社入社
2001(平成13)年 6月 同社 取締役
2003(平成15)年 6月 同社 常務取締役
2005(平成17)年 6月 同社 代表取締役副社長
2007(平成19)年 6月 同社 代表取締役 副社長執行役員
2009(平成21)年 6月 同社 代表取締役副社長執行役員 退任
株式会社トーエネック 代表取締役社長兼執行役員
2011(平成23)年 6月 同社 代表取締役社長 社長執行役員
2014(平成26)年 6月 同社 退任
2014(平成26)年 6月 株式会社神戸製鋼所 取締役
取締役
略 歴
ひろし
越智 洋
1月 10日、兵庫県出身
3月 東京大学法学部卒業
4月 通商産業省入省
6月 資源エネルギー庁 石炭・新エネルギー部長
6月 通商産業大臣官房総務審議官
7月 大臣官房長
6月 経済産業政策局長
7月 経済産業事務次官
7月 経済産業省退官
6月 株式会社神戸製鋼所 取締役
■監査役
(2015年6月24日現在)
役 員 名
委 嘱 業 務
監査役
1950(昭和25)年11月12日、兵庫県出身
1975(昭和50)年 3月 京都大学法学部卒業
1975(昭和50)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2004(平成16)年 4月 執行役員
2006(平成18)年 4月 常務執行役員
2009(平成21)年 4月 専務執行役員
2009(平成21)年 6月 専務取締役
2011(平成23)年 4月 代表取締役副社長
2014(平成26)年 6月 監査役
藤原 寛明
(東京常駐)
1951(昭和26)年11月19日、兵庫県出身
1976(昭和51)年 3月 大阪大学大学院工学研究科前期課程原子力工学修了
1976(平成51)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2012(平成24)年 4月 技監(役員待遇)
2014(平成26)年 6月 監査役
監査役
よしまさ
山本 敬藏
(東京常駐)
監査役
会社法第2条第16号に定める社外監査役
1944(昭和19)年10月12日、香川県出身
1967(昭和42)年 3月 京都大学法学部卒業
1969(昭和44)年 4月 検事任官
2004(平成16)年 1月 札幌高等検察庁 検事長
2005(平成17)年 4月 福岡高等検察庁 検事長
2006(平成18)年 5月 大阪高等検察庁 検事長
2007(平成19)年 7月 退官
2007(平成19)年 8月 弁護士登録
2008(平成20)年 6月 株式会社神戸製鋼所 監査役
会社法第2条第16号に定める社外監査役
1950(昭和25)年11月14日、広島県出身
1973(昭和48)年 3月 京都大学経済学部卒業
1973(昭和48)年 4月 株式会社第一勧業銀行入行
2001(平成13)年 6月 同行 執行役員
2002(平成14)年 4月 株式会社みずほコーポレート銀行 執行役員
2002(平成14)年10月 同行 常務執行役員
2005(平成17)年 4月 同行 取締役副頭取
2007(平成19)年 4月 株式会社オリエントコーポレーション 顧問
2007(平成19)年 6月 同社 代表取締役会長兼会長執行役員
2008(平成20)年 6月 第一三共株式会社 取締役
2011(平成23)年 6月 株式会社神戸製鋼所 監査役
会社法第2条第16号に定める社外監査役
1948(昭和23)年 2月 9日、兵庫県出身
1970(昭和45)年 3月 神戸大学経済学部卒業
1970(昭和45)年 4月 阪神電気鉄道株式会社入社
2002(平成14)年 6月 同社 取締役
2005(平成17)年 6月 同社 常務取締役
2006(平成18)年 6月 同社 代表取締役社長
2006(平成18)年10月 阪急阪神ホールディングス株式会社 代表取締役
2007(平成19)年 6月 朝日放送株式会社 社外取締役
2007(平成19)年 6月 山陽電気鉄道株式会社 社外取締役
2007(平成19)年 6月 神姫バス株式会社 社外取締役
2008(平成20)年 6月 株式会社阪神タイガース 代表取締役会長
2011(平成23)年 4月 阪神電気鉄道株式会社 代表取締役会長
2012(平成24)年 6月 株式会社神戸製鋼所 監査役
佐々木 茂夫
(非常勤)
監査役
沖本 隆史
(非常勤)
監査役
坂井 信也
(非常勤)
略 歴
58
■執行役員
(2015年6月24日現在)
役 員 名
専務執行役員
委 嘱 業 務
機械事業部門圧縮機事業部長
1955(昭和30)年10月 14日、長崎県出身
1981(昭和56)年 3月 佐賀大学大学院工学研究科機械工学修士課程修了
1981(昭和56)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2010(平成22)年 4月 執行役員
2012(平成24)年 4月 常務執行役員
2014(平成26)年 4月 専務執行役員
鉄鋼事業部門企画管理部、営業総括部、原
料部、資材部の担当
1955(昭和30)年11月 17日、兵庫県出身
1980(昭和55)年 3月 一橋大学商学部卒業
1980(昭和55)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2010(平成22)年 4月 執行役員
2012(平成24)年 4月 常務執行役員
2014(平成26)年 4月 専務執行役員
機械事業部門産業機械事業部長
1958(昭和33)年
1981(昭和56)年
1981(昭和56)年
2011(平成23)年
2013(平成25)年
2015(平成27)年
秘書広報部、総務部、人事労政部(除く安全
管理、QC支援)、営業企画部、建設技術部、
ラグビー部支援室、支社・支店(高砂製作所
を含む)の担当
1958(昭和33)年10月 15日、大阪府出身
1981(昭和56)年 3月 神戸大学経営学部経営学科卒業
1981(昭和56)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2011(平成23)年 4月 執行役員
2013(平成25)年 4月 常務執行役員
2015(平成27)年 4月 専務執行役員
鉄鋼事業部門線材条鋼営業部の担当、同営
業全般の担当
1957(昭和32)年
1980(昭和55)年
1980(昭和55)年
2011(平成23)年
2013(平成25)年
1月 11日、神奈川県出身
3月 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
アルミ・銅事業部門企画管理部、原料部の担
当、同アルミ板事業の担当
1957(昭和32)年
1980(昭和55)年
1980(昭和55)年
2009(平成21)年
2009(平成21)年
2012(平成24)年
2013(平成25)年
8月 30日、東京都出身
3月 自由学園最高学部卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
1月 神鋼商事株式会社へ転籍
6月 同社 執行役員
6月 同社 常務執行役員
4月 株式会社神戸製鋼所 常務執行役員
鉄鋼事業部門線材条鋼商品技術部、厚板
商品技術部、薄板商品技術部の担当
1959(昭和34)年
1982(昭和57)年
1982(昭和57)年
2011(平成23)年
2013(平成25)年
4月 28日、京都府出身
3月 京都大学工学部機械工学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
アルミ・銅事業部門技術部の担当、同鋳鍛事
業の担当
1957(昭和32)年
1981(昭和56)年
1981(昭和56)年
2012(平成24)年
2014(平成26)年
8月 14日、山口県出身
3月 名古屋大学工学部機械学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
エンジニアリング事業部門鉄構・砂防部、都
市システム部の担当、同原子力・C W D本部
の担当
1957(昭和32)年10月 19日、兵庫県出身
1983(昭和58)年 3月 京都大学大学院工学研究課程化学工学修了
1983(昭和58)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2012(平成24)年 4月 執行役員
2014(平成26)年 4月 常務執行役員
鉄鋼事業部門鋼材生産全般の担当、同加古
川製鉄所長
1958(昭和33)年12月 6日、大阪府出身
1984(昭和59)年 3月 大阪大学大学院工学研究科前期課程原子力工学修了
1984(昭和59)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2012(平成24)年 4月 執行役員
2014(平成26)年 4月 常務執行役員
大濱 敬織
(高砂常駐)
専務執行役員
宮下 幸正
(東京常駐)
専務執行役員
山口
貢
(東京常駐)
専務執行役員
森地 高文
(神戸常駐)
常務執行役員
後藤
隆
(東京常駐)
常務執行役員
加藤 宏
(東京常駐)
常務執行役員
水口
誠
(東京常駐)
常務執行役員
藤井 拓己
(東京常駐)
常務執行役員
森崎 計人
(神戸常駐)
常務執行役員
柴田 耕一朗
(加古川常駐)
59
略 歴
1月 8日、北海道出身
3月 北海道大学法学部卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
4月 常務執行役員
4月 専務執行役員
役 員 名
常務執行役員
委 嘱 業 務
技術開発本部長、新鉄源事業の支援
1959(昭和34)年10月 17日、兵庫県出身
1984(昭和59)年 3月 京都大学大学院工学研究科修士課程機械工学専攻修了
1984(昭和59)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2013(平成25)年 4月 執行役員
2015(平成27)年 4月 常務執行役員
エンジニアリング事業部門新鉄源本部長
1958(昭和33)年
1982(昭和57)年
1982(昭和57)年
2014(平成26)年
4月7日、兵庫県出身
3月 東北大学法学部卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
鉄鋼事業部門素形材企画部の担当、同鋳鍛
鋼事業部、同チタン本部、同鉄粉本部の担
当
1959(昭和34)年
1981(昭和56)年
1981(昭和56)年
2014(平成26)年
2月10日、兵庫県出身
3月 京都大学工学部機械工学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
経理部、財務部の担当
1959(昭和34)年
1982(昭和57)年
1982(昭和57)年
2014(平成26)年
7月28日、大阪府出身
3月 神戸大学経営学部商学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
電力事業企画推進本部長
1959(昭和34)年
1982(昭和57)年
1982(昭和57)年
2014(平成26)年
9月1日、滋賀県出身
3月 横浜国立大学工学部安全工学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
鉄鋼事業部門厚板営業部、薄板営業部の担当
1960(昭和35)年
1983(昭和58)年
1983(昭和58)年
2014(平成26)年
8月23日、兵庫県出身
3月 大阪大学経済学部経営学科卒業
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
環境防災部、人事労政部(安全管理、QC支
援)、ものづくり推進部、I T企画部、鉄鋼事
業部門技術総括部、システム技術部、同技
術開発センターの担当、全社システムの担
当
1961(昭和36)年
1985(昭和60)年
1990(平成 2)年
2014(平成26)年
3月28日、山口県出身
3月 大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程化学工学専攻修了
8月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
監査部の担当、全社コンプライアンスの担
当、法務部長
1957(昭和32)年11月19日、東京都出身
1981(昭和56)年 3月 北海道大学法学部卒業
1981(昭和56)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2015(平成27)年 4月 執行役員
アルミ・銅事業部門銅板事業の担当、同長府
製造所長、同技術部について担当役員を支援
1962(昭和37)年
1986(昭和61)年
1986(昭和61)年
2015(平成27)年
2月6日、富山県出身
3月 京都大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
海外拠点(本社所管)の担当、経営企画部長
1962(昭和37)年
1985(昭和60)年
1985(昭和60)年
2015(平成27)年
3月12日、兵庫県出身
3月 神戸商科大学商経学部卒
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
溶接事業部門生産センターの担当、同企画
管理部長
1962(昭和37)年
1987(昭和62)年
1987(昭和62)年
2015(平成27)年
9月 9日、兵庫県出身
3月 大阪大学大学院工学研究科金属材料工学専攻修士課程修了
4月 株式会社神戸製鋼所入社
4月 執行役員
鉄鋼事業部門IPP本部の担当、同神戸製鉄
所長
1962(昭和37)年11月12日、福岡県出身
1985(昭和60)年 3月 九州大学工学部冶金学科卒
1985(昭和60)年 4月 株式会社神戸製鋼所入社
2015(平成27)年 4月 執行役員
三宅 俊也
(西神常駐)
執行役員
石川 裕士
(東京常駐)
執行役員
松原 弘明
(神戸常駐)
執行役員
河原 一明
(東京常駐)
執行役員
北川 二郎
(神戸常駐)
執行役員
岡 欣彦
(東京常駐)
執行役員
山本 浩司
(神戸常駐)
執行役員
大久保 安
(東京常駐)
執行役員
磯野 誠昭
(長府常駐)
執行役員
勝川 四志彦
(東京常駐)
執行役員
山本
明
(東京常駐)
執行役員
宮崎 庄司
(神戸常駐)
略 歴
60
■歴代社長
61
代
氏 名
在 任 期 間
在 任 年 月
初 代
黒川 勇熊
1911(明治44)年
6月 ∼ 1915(大正 4)年
7月
4年1ヵ月
第2代
鈴木 岩治郎
1915(大正 4)年
7月 ∼ 1920(大正 9)年 12月
5年5ヵ月
第3代
伊藤 乙次郎
1920(大正 9)年 12月 ∼ 1928(昭和 3)年
3月
7年3ヵ月
第4代
永安 晋次郎
1928(昭和 3)年
3月 ∼ 1934(昭和 9)年
8月
6年5ヵ月
第5代
田宮 嘉右衛門
1934(昭和 9)年
8月 ∼ 1945(昭和20)年
9月
11年1ヵ月
第6代
浅田 長 平
1945(昭和20)年
9月 ∼ 1946(昭和21)年 12月
第7代
町永 三郎
1946(昭和21)年 12月 ∼ 1952(昭和27)年 11月
5年11ヵ月
第8代
浅田 長 平
1952(昭和27)年 11月 ∼ 1958(昭和33)年 11月
6年
第9代
外島 健吉
1958(昭和33)年 11月 ∼ 1972(昭和47)年
第10代
井上 義海
1972(昭和47)年
第11代
鈴木 博章
1974(昭和49)年 11月 ∼ 1976(昭和51)年
第12代
杉澤 英男
1976(昭和51)年
第13代
高橋 孝吉
1977(昭和52)年 10月 ∼ 1983(昭和58)年
6月
5年8ヵ月
第14代
牧
冬彦
1983(昭和58)年
6月 ∼ 1987(昭和62)年
6月
4年
第15代
亀高 素吉
1987(昭和62)年
6月 ∼ 1996(平成 8)年
6月
9年
第16代
熊本 昌弘
1996(平成 8)年
6月 ∼ 1999(平成11)年
3月
2年10ヵ月
第17代
水越 浩士
1999(平成11)年
4月 ∼ 2004(平成16)年
3月
5年
第18代
犬伏 夫
2004(平成16)年
4月 ∼ 2009(平成21)年
3月
5年
第19代
佐藤 广
黄士
2009(平成21)年
4月 ∼ 2013(平成25)年
3月
4年
第20代
川崎 博也
2013(平成25)年
4月 ∼ 5月
5月 ∼ 1974(昭和49)年 11月
9月
9月 ∼ 1977(昭和52)年 10月
1年3ヵ月
13年6ヵ月
2年6ヵ月
1年10ヵ月
1年1ヵ月
人事
■従業員数推移
(単位:人)
33,526
9,467
9,932
36,018
35,496
34,772
33,629
33,657
36,019
36,420
31,828
連結
27,067
29,068
単独
8,425
出向
4,744
2005
9,048
8,673
4,287
3,743
2006
3,353
2007
10,129
2,951
2008
9,933
2,571
2009
10,370
10,398
10,586
10,609
1,896
1,713
1,563
1,352
2,245
2010
2011
2012
2013
2014
2015
注 1) 各年とも 3 月 31 日現在。
注 2)単独ピーク時 34,978 人(1976 年)
。
注 3)出向者は神戸製鋼からグループ内外への出向者。
■採用数推移(単独)
2007
総
合
職
基
幹
職
(単位:人)
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
106
142
(155)
42
(108)
ー
新 卒
181
180
170
53
119
158
138
キャリア
99
71
9
36
70
45
35
計
280
251
179
89
189
203
173
148
(250)
ー
新 卒
207
222
226
56
178
240
217
202
246
(181)
キャリア
295
178
34
126
171
93
43
122
(169)
ー
計
502
400
260
182
349
333
260
324
(415)
ー
782
651
439
271
538
398
433
472
(665)
ー
総 計
注1)
( )内は計画。
■平均年齢推移(単独)
全従業員
(単位:歳)
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
41.6
41.3
41.0
40.6
40.4
40.2
41.3
41.1
40.4
40.7
40.4
注 1) 各年とも 3 月 31 日現在。
注 2)出向者を除く。
62
決算概況
(単位:億円)
2013年度
売 上 高
前 期 比 増 減
2014年度
増 減 率
18,246
18,868
621
3.4%
鉄
鋼
事
業
部
門
8,085
7,978
▲107
▲1.3%
溶
接
事
業
部
門
883
944
61
6.9%
銅 事 業 部 門
2,956
3,308
351
11.9%
門
1,498
1,591
93
6.2%
メ
エ ン ジ ニ アリン グ 事 業 部 門
391
490
99
25.4%
ン
神 鋼 環 境 ソリュ ー シ ョン
681
681
▲0
▲ 0.0%
機
3,182
3,110
▲72
▲2.3%
コ ベ ル コ ク レ ー ン
566
711
144
25.6%
そ
712
760
48
6.8%
▲ 710
▲707
2
ー
6,455
(35.4%)
7,154
(37.9%)
699
(2.5%)
10.8%
営 業 利 益
1,145
1,194
49
4.3%
経 常 利 益
850
1,016
166
19.6%
ア ルミ ・
セ
グ
ト
機
コ
械
ベ
事
ル
業
コ
部
建
別
の
他
の
事
業
消 去
海 外 売 上 高
(海外売上高比率)
鉄
鋼
事
業
部
門
335
287
▲47
▲14.3%
溶
接
事
業
部
門
72
102
30
42.6%
銅 事 業 部 門
151
151
0
0.1%
門
64
104
39
60.3%
メ
エ ン ジ ニ アリン グ 事 業 部 門
▲ 39
7
47
ー
ン
神 鋼 環 境 ソリュ ー シ ョン
26
30
3
15.2%
機
151
210
58
39.0%
コ ベ ル コ ク レ ー ン
32
51
19
61.5%
そ
68
70
2
3.4%
▲ 12
▲0
12
ー
701
865
163
23.3%
22.62円
23.81円
1.19円
5.2%
総 資 産
22,886
23,002
116
0.51%
純 資 産
7,346
8,517
1.171
15.9%
184.11円
213.70円
29.59円
16.1%
11.9%
12.0%
0.1%
ー
3.8%
4.4%
0.6%
ー
ア ルミ ・
セ
グ
ト
機
コ
械
ベ
事
ル
業
コ
部
建
別
の
他
の
事
消 去
当 期 純 利 益
1株 当 たり 当 期 純 利 益
業
●財務データ
1株 当 たり 純 資 産
自己資本当期純利益率
総資産経常利益率
注1) 子会社210社、関連会社58社。
注2) 海外売上高=神戸製鋼および国内連結子会社の輸出高と海外連結子会社の売上高の合計額。
63
■業績推移(連結)
売
上
(単位:億円)
高
営 業 利 益
21,324 21,772
経 常 利 益
純
利
益
20,000
19,102
18,868
18,585 18,646
18,246
16,855
16,710
16,673
15,334 15,351
15,000
14,769
14,437
13,730
13,355
13,054
12,525
12,047
12,191
11,980
10,000
2,203
1,665 1,769
1,372
915
903
975
587
0
209
▲ 52
810
500
354
▲ 226
354
▲ 48
▲ 388
845
507
889
608
512
65
1,245
1,169
▲ 135
1,194
1,145
890
1,096
137
129
175
1,579
1,006
827
500
1,832
1,160
1,064
843
2,086 2,023
460
102
220
1,016
529
337
▲ 142
▲ 285
112
865
701
▲ 181
63
17
850
605
▲ 314
▲ 269
▲ 530
▲ 924
1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005
2006 2007
2008
2009 2010 2011
2012 2013 2014(年度)
64
財務
■外部負債推移
(単位:億円,
倍)
9,547
8,234
7,209
7,422
8,559
8,377
8,454
7,698
7,133
9,076
7,872
8,101
7,481
7,464
1.65
1.24
1.19
2006
6,774
6,509
6,212
連結
5,891
2005
9,591
9,251
1.25
2007
2008
1.75
1.60
2009
1.36
1.37
2010
2011
1.11
0.88
2012
2013
2014 (年度)
注1) プロジェクトファイナンスを含む連結外部負債残高。
注2) D/Eレシオ(連結)。
■自己資本比率推移
38.9%
35.0%
単独
34.1%
33.4%
33.8%
29.7%
連結
25.6%
26.4%
25.8%
27.8%
25.6%
24.6%
23.6%
23.0%
29.2%
27.1%
23.9%
26.1%
23.0%
20.9%
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
■棚卸資産推移
2014 (年度)
(単位:億円)
4,623
4,426
4,085
4,094
3,670
3,673
連結
3,030
3,813
4,005
4,007
2,869
2,410
2,259
2,160
2,399
2,410
2,188
2,282
2,446
単独
1,797
2005
65
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014 (年度)
株式
■株式
(2015年3月31日現在)
資
金
2,5 0 9 億 3,0 0 3万3,9 0 0 円
発行済株式総数
本
36 億4,3 6 4万2,100株
株
主
数
206,818名
■株主分布
(2015年3月31日現在)
(%)
所有者別株数
政府・地方公共団体
金
関
27.52
1.94
その他国内法人
16.36
外 国 法 人 な ど
32.15
外
融
機
0.00
金 融 商品 取引業 者
人
0.00
国 内 個 人・そ の 他
国
個
22.02
(%)
所有株数別
■主要株主
(2015年3月31日現在)
株 主 名
順 位
日 本 マ ス タ ート ラ スト 信 託 銀 行( 信 託 口 )
122,896
3.37
2
日本トラスティ・サービス信 託 銀 行( 信 託 口 )
108,507
2.98
3
新
金
107,345
2.95
4
日
険
101,189
2.78
日
本
鐵
保
行
64,669
1.77
託
銀
行
52,333
1.44
F
J
銀
行
47,348
1.30
8
シービーエヌワイ - ガバメント オブ ノルウェー
47,222
1.30
9
双
日
45,016
1.24
ス テ ート スト リ ート バ ン ク ウ ェ スト
ク ラ イ ア ント - トリ ー ティー 5 0 5 2 3 4
44,435
1.22
み
6
三
菱
U
F
十万株以上
6.40
7
三
菱
東
京
一万株以上
10.30
0.15
命
信
5
千株未満
住
生
74.76
8.38
比 率
(%)
1
百万株以上
千株以上
株 数
(千 株)
10
ず
ほ
銀
J
U
注)神戸製鋼の保有する自己株式数は5,040千株。
■当社保有株式
(2015年3月31日現在)
株式数
(千 株)
銘 柄
ト
ヨ
4,032
33,800
継続的取引関係の維持・深化のため
金
67,441
20,400
業務提携の一環として
三菱U F Jフィナンシャル・グル ープ
8,704
6,473
資金調達などの円滑化のため
ル
10,491
4,238
業務提携の一環として
み ず ほ フィ ナ ン シ ャル グ ル ープ
16,161
3,411
資金調達などの円滑化のため
継続的取引関係の維持・深化のため 三
日
菱
自
動
保有目的
車
新
タ
貸借対照表計上額
(百 万 円)
鐵
マ
住
テ
リ
ア
三
菱
重
工
業
4,734
3,135
大
同
特
殊
鋼
4,274
2,299
継続的取引関係の維持・深化のため
発
515
2,083
継続的取引関係の維持・深化のため
電
源
丸
一
開
鋼
管
661
1,882
継続的取引関係の維持・深化のため
レ
947
1,778
継続的取引関係の維持・深化のため
事
669
1,619
継続的取引関係の維持・深化のため
ー
735
1,579
継続的取引関係の維持・深化のため
三 井 住 友 フィナン シャル グル ープ
337
1,550
資金調達などの円滑化のため
ス
854
1,514
継続的取引関係の維持・深化のため
組
1,845
1,439
継続的取引関係の維持・深化のため
東
プ
三
エ
ア
菱
・
ア
商
ウ
コ
ル
ォ
ニ
大
ー
タ
ッ
ク
林
鹿
島
建
設
2,421
1,351
継続的取引関係の維持・深化のため
関
西
電
力
1,176
1,348
継続的取引関係の維持・深化のため
三
井
物
産
825
1,329
継続的取引関係の維持・深化のため
西
松
建
設
2,740
1,167
継続的取引関係の維持・深化のため
条
926
1,160
継続的取引関係の維持・深化のため
所
2,247
1,069
継続的取引関係の維持・深化のため
業
546
1,057
継続的取引関係の維持・深化のため
業
9,229
1,052
継続的取引関係の維持・深化のため
品 川 リ フ ラ ク ト リ ー ズ
3,525
1,029
継続的取引関係の維持・深化のため
311
989
継続的取引関係の維持・深化のため
日
本
淀
双
日
発
製
川
電
葉
本
豊
鋼
コ
ー
子
ク
田
工
ス
通
工
商
■配当実績
(単位 : 円)
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
中間
ー
3.0
3.5
3.5
ー
1.5
1.0
ー
ー
2.0
期末
6.0
4.0
3.5
ー
1.5
1.5
ー
ー
4.0
2.0
年度
6.0
7.0
7.0
3.5
1.5
3.0
1.0
ー
4.0
4.0
66
設備投資
■設備投資
(単位:億円)
2013
年度
2014
年度
1,014
1,035
鉄 鋼 事 業 部 門
625
548
溶 接 事 業 部 門
14
19
ア ルミ ・銅事 業 部門
128
184
機 械 事 業 部 門
44
36
エンジニアリング事業部門
3
2
工 事 ベ ー ス( 連 結 )
■設備投資推移(工事ベース)
(単位:億円)
1,505
1,336
1,287
1,146
1,180
962
連結
923
1,149
957
1,035
1,014
960
913
853
神 鋼 環 境ソリューション
6
27
機
146
145
コ ベ ル コクレ ー ン
12
12
そ
他
26
47
消 去 ま た は 全 社
10
11
工 事 ベ ー ス( 単 独 )
670
633
支 払 ベ ー ス( 連 結 )
954
953
減 価 償 却 費( 連 結 )
829
898
721
コ ベ
ル コ 建
の
670
633
622
単独
585
549
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
■主要設備投資計画
2012
2013
2014
(年度)
(単位:億円)
事 業 所
工 事 名
金 額
工 期
加 古 川 製 鉄 所 およ び 神 戸 製 鉄 所
上工程設備の加古川製鉄所への集約に伴う設備増
強・物流設備他
655
2014 年 2 月 ∼ 17 年11 月
加
古
アルミ・銅
神
鋼
機
械
高
建
機
コベルコ コンストラクション マシナリー (USA)
鉄
鋼
鉄
所
第 3 高炉改修
192
2014 年 2 月 ∼ 16 年12 月
車 然
材
自動車パネル材製造工場の建設
760 ※ 1
2013 年 9 月 ∼ 16 年 4 月
所
回転機工場の設備増強
81
2015 年 2 月 ∼ 17 年 4 月
建設機械工場の建設
41 ※ 2
2014 年12 月 ∼ 15 年12 月
川
製
汽
砂
製
作
※1)人民元表示(百万元)
※2)USドル表記(百万USドル)
■最近の主要設備投資(工事完了済み)
事 業 所
加
鉄
古
川
工 事 名
製
鉄
金 額
工 期
第2高炉改修
400
2004 年 9 月 ∼ 07 年 5 月
発電用ボイラ更新
845
2009 年10 月 ∼ 14 年12 月
新溶銑処理工場の建設
300
2011 年 9 月 ∼ 14 年 4 月
所
第3高炉改修
100
2007 年11 月 ∼ 07 年12 月
P
溶解鋳造ライン・鍛造プレスの増設
所
鋼
神
戸
製
アルミ・銅
米
国
K
建
機
広 島
本
本
社
神
鉄
A
社・ 本
戸
※1)USドル表記(百万USドル)
67
(単位:億円)
A
社 工 場
本
社
建設機械工場の建設
神戸新本社ビルの建設
66.3 ※ 1
2013 年 4 月 ∼ 14 年 8 月
115
2011 年 6 月 ∼ 12 年 5 月
60
2011 年 7 月 ∼ 13 年 2 月
グループ 会 社
(★印=上場企業、連=連結子会社、持=持分法適用会社、資本金=百万円未満切り捨て、2015年6月現在)
社
名
本社所在地/電話/FAX
代表者
資 本 金
設立年月
議決権比率
主要事業内容
注
鉄鋼事業部門
㈱大阪チタニウムテクノロジーズ 〒 660-8533 兵庫県尼崎市東浜町 1
関 勇一
Tel (06) 6413-9911/Fax (06) 6413-4343
(東証1部上場)
関 西 熱 化 学 ㈱ 〒 661-0976 兵庫県尼崎市潮江 1-2-6 尼崎フロントビル 朝 比 栄 一
Tel (06) 4300-5300/Fax (06) 6491-9680
KSサミットスチール㈱ 〒 135-0042 東京都江東区木場 5-5-2 CN-1ビル
隅田 進
和
鐵
鋼
㈱ 〒 490-1445 愛知県海部郡飛島村金岡 7
原 泰生
〒 657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町 4-5-22
髙木 唯夫
佐藤 孝彦
(東証2部上場)
林 光雄
藤井 晃二
連
405 1961 - 7 レベラー加工、スリット加工、鋼板の溶断加工・ 持
販売、線材保管業
150 1962 - 4 各種プラント・機械の設計・製作・据付、配管 連
および保全工事
3,500 1949 - 9 土木・建築用製品の製造・販売
連
8,062 1954 - 3 線材二次製品の製造・販売および各種構造物 ★
35.9%
東 和彦
Tel (047) 327-4111/Fax (047) 327-8463
神 鋼 神 戸 発 電 ㈱ 〒 657-0863 兵庫県神戸市灘区灘浜東町 2
持
96.8%
Tel (06) 6411-1051/Fax (06) 6411-1056
神 鋼 鋼 板 加 工 ㈱ 〒 272-0002 千葉県市川市二俣新町 17
320 1964 - 8 薄鋼板の剪断加工・販売
100.0%
Tel (06) 6418-2621/Fax (06) 6418-6701
神 鋼 鋼 線 工 業 ㈱ 〒 660-0091 兵庫県尼崎市中浜町 10-1
254 1951 - 5 薄鋼板の切断加工
40.27%
&メンテナンス Tel (078) 803-2901/Fax (078) 803-2909
神 鋼 建 材 工 業 ㈱ 〒 660-0086 兵庫県尼崎市丸島町 46
販売
80.0%
Tel (0567) 55-1700/Fax (0567) 55-1718
㈱神鋼エンジニアリング
持
22.0%
Tel (072) 241-3464/Fax (072) 245-6585
三
販売
6,000 1956 - 8 コークス類その他各種化学工業品の製造・ 持
24.0%
Tel (03) 5621-8065/Fax (03) 5621-8067
堺 鋼 板 工 業 ㈱ 〒 592-8332 大阪府堺市西区石津西町 15
8,739 1952-11 スポンジチタン・多結晶シリコンなどの製造・ ★
23.9%
の建設工事の請負
100 1970 - 5 厚鋼板の溶断加工およびその製品販売
持
連
51.0%
三 木 尚司
神戸製鋼神戸製鉄所ウエストセンター
3,000 2001 - 8 電力卸供給
連
100.0%
Tel (078) 882-8036/Fax (078) 882-8037
神 鋼 ス ラ グ 製 品 ㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-1 峯
隆夫
IHDセンタービル
90 1998 - 3 鉄鋼スラグ製品販売、鉄鋼副生品販売、産廃処 連
100.0%
理処分事務代行、土木建設資材販売他
Tel (078) 261-5656/Fax (078) 261-5650
神 鋼 特 殊 鋼 管 ㈱ 〒 752-0953 山口県下関市長府港町 13-1
和田 啓 一
Tel (083) 246-3781/Fax (083) 245-1092
神
鋼
物
流
㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2-2-4 岩 佐 道 秀
Tel (078) 262-3800/Fax (078) 262-3809
神
鋼 ボ
ル ト ㈱ 〒 272-0002 千葉県市川市二俣新町 17
セ ラ テ ク ノ 〒 673-0037 兵庫県明石市貴崎 5-11-70
工藤 寛
加藤 豊次
高木
功
岡野正之
日 本 高 周 波 鋼 業 ㈱ 〒 101-0032 東京都千代田区岩本町 1-10-5 TMMビル 河 瀬 昌博
Tel (03) 5687-6023/Fax (03) 5687-6047
440 1999-10 耐火煉瓦・各種不定型耐火物・焼石灰の製造・ 持
販売
450 2001 - 4 鋼索・鋼線・鋼撚線の製造・販売
持
42.1%
Tel (086) 523-0135/Fax (086)523-0137
(東証1部上場)
465 1970 - 3 建築・建設機械用などの各種ボルトの製造・販売 連
49.0%
Tel (072) 432-9251/Fax (072) 432-2339
日本 エ アロフォー ジ ㈱ 〒 713-8103 岡山県倉敷市玉島乙島字新湊 8264-7
倉庫、工場構内諸作業請負
100.0%
Tel (078) 923-8678/Fax (078) 923-8397
㈱テザックワイヤロープ 〒 597-8501 大阪府貝塚市二色中町 11-1
連
2,479 1954-10 港湾運送、内航海運、通関、貨物自動車運送、 連
97.68%
Tel (047) 328-6551/Fax (047) 328-6558
㈱
4,250 1996 - 1 ステンレス鋼管、精密鋼管の製造・販売
100.0%
1,850 2011 - 1 大型鍛造品の製造・販売
持
40.5%
15,669 1950 - 5 特殊鋼鋼材の製造・販売
★
51.85%
連
68
(★印=上場企業、連=連結子会社、持=持分法適用会社、資本金=百万円未満切り捨て、2015年6月現在)
社
名
本社所在地/電話/FAX
代 表 者
資本金
設立年月
議決権比率
主要事業内容
注
溶接事業部門
エ ヌ ア イ ウ エ ル ㈱ 〒 532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島 4丁目6-17
新大阪シールビル5階
Tel (06) 6302-7701/Fax (06) 6302-7720
日向 喜久弥
44 1961-12
100.0%
溶接材料および溶接関連機器の販売
連
㈱コベルコ
〒 141-8688 東京都品川区北品川 5-9-12
溶接ソリューション Tel (03) 5739-5315/Fax (03) 5739-5352
三浦 精二郎
40 2012 - 4
64.2%
溶接材料・溶接機器の売買、
仲介および輸出入業
連
コベルコロボットサービス㈱ 〒 251-8551 神奈川県藤沢市宮前 100-1 神戸製鋼藤沢事業所内 永 田 学
50 1996 - 1
Tel (0466) 20-3318/Fax (0466) 20-3040
100.0%
産業ロボット・溶接電源・機器の保守保全、
同機器の定
期点検、
補修・改造工事、
部品販売および据付・調整
連
溶接材料、
溶接機械器具の販売
連
㈱
J
K
W 〒 111-0051 東京都台東区蔵前 2-17-4 JFE蔵前ビル
Tel (03) 3864-3731/Fax (03) 3864-3738
小澤 康 治
80 1954 - 3
80.0%
神 鋼 ア ク テ ッ ク ㈱ 〒 541-8557 大阪府大阪市中央区北浜 2-6-18
淀屋橋スクエアビル
Tel (06) 6206-7605/Fax (06) 6206-7609
山内 仁
100 1987 - 4 高機能脱臭フィルター・厨房排気用脱臭フィ
ルター の 製 造・開 発・販 売 および 脱 臭 機 の
99.5%
販売他
神 鋼 溶 接 サ ー ビ ス ㈱ 〒 251-8551 神奈川県藤沢市宮前 100-1
神戸製鋼藤沢事業所内
Tel (0466) 20-3222/Fax (0466) 20-3238
中野 利 彦
75 1995-10
100.0%
溶 接に関 する試 験・分 析・検 査・受 託 研 究 、 連
溶接技術に関する教育指導・コンサルティング
業務
㈱
ト 〒 221-0014 神奈川県横浜市神奈川区入江 1-30-8
Tel (045) 430-3832/Fax (045) 401-4871
桝田 謙 吾
100 1961 - 7
100.0%
溶接材料およびケミカル品の販売
阪 神 溶 接 機 材 ㈱ 〒 709-2105 岡山県岡山市北区御津伊田 1028-12
Tel (0867) 24-4181/Fax (0867) 24-4340
山本 英 樹
タ
セ
300 1959 - 2 自動溶接用フラックスの製造
75.0%
連
連
連
アルミ・銅事業部門
㈱コベルコ マテリアル 銅 管 〒 163-0704 東京都新宿区西新宿 2-7-1
小田急第一生命ビル
Tel (03) 5326-8312/Fax (03) 5326-8348
益野 裕
6,000
55.0%
2004 - 4
空調用銅管、建 築・給 湯用銅管などの製 造
販売
連
神 鋼 ア ル ミ 線 材 ㈱ 〒 593-8315 大阪府堺市西区菱木2丁 2153-1
Tel (072) 271-1481/Fax (072) 271-1486
杉 下 幸男
200
98.8%
1942 - 7
アルミ合金線・棒およびアルミ線棒加工品の
製造・販売
連
神鋼関門総合サービス㈱ 〒 752-0953 山口県下関市長府港町 14-1
神戸製鋼長府製造所内
Tel (083) 246-1268 / Fax (083) 246-1323
岡野 康 司
10
100.0%
2010 - 4
長府製造所および関門地区向けのサービス
業務
連
神鋼大安総合サービス㈱ 〒 511-0284 三重県いなべ市大安町梅戸 1100-1
神戸製鋼大安工場内
Tel (0594) 77-0430/Fax (0594) 77-2250
沼部 裕次
10
100.0%
1993 - 3
警備、保安、清掃、緑化
連
神 鋼 ノ ー ス ㈱ 〒 315-8523 茨城県かすみがうら市上稲吉 1758-1 遠山 茂 幸
400
100.0%
Tel (0299) 59-4111/Fax (0299) 59-4597
1963 - 5
各種アルミ加工品の製造・販売
連
神 鋼 フ ァ ブ テ ッ ク ㈱ 〒 752-0953 山口県下関市長府港町 14-1
神戸製鋼長府製造所内
Tel (083) 246-0210/Fax (083) 246-1471
井上 勝 彦
100
100.0%
1986-12
アルミ押出製品、加工品などの生産
連
神 鋼 メタルプロダクツ ㈱ 〒 800-0007 福岡県北九州市門司区小森江 2-2-1 原口 一 彦
Tel (093) 381-1331/Fax (093) 381-3833
200
90.0%
1955 - 5
銅管・加工品・複合材などの製造・販売、復水管
の製造
連
土井 正人
10
100.0%
1993 - 2
警備、保安、清掃、緑化
連
神 鋼 リ ー ド ミ ッ ク ㈱ 〒 800-0007 福岡県北九州市門司区小森江 2-2-1 貝 賀 史幸
Tel (093) 381-1337/Fax (093) 381-3352
450
75.0%
1984 - 4
電子部品、半導体、集積回路部品の製造・販
売およびめっき加工・販売
連
豊 通 非 鉄 セ ン タ ー ㈱ 〒 446-0004 愛知県安城市尾崎町大縄 1
Tel (0566) 96-3411/Fax (0566) 98-7300
200
35.0%
1998-10
アルミ板材のスリット加工
持
神鋼真岡総合サービス㈱ 〒 321-4367 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘 15
神戸製鋼真岡製造所内
Tel (0285) 82-8860/Fax (0285) 83-7686
69
山中 諭
(★印=上場企業、連=連結子会社、持=持分法適用会社、資本金=百万円未満切り捨て、2015年6月現在)
社
名
本社所在地/電話/FAX
資本金
設立年月
議決権比率
代 表 者
主要事業内容
注
機械事業部門
コベルコ・コンプレッサ㈱ 〒 141-0032 東京都品川区大崎 1-6-4 新大崎勧業ビル 中 山 嘉 清
450 1997 - 7 空気圧縮機・冷凍機の販売・サービス
Tel (03) 5496-0011/Fax (03) 5496-0019
100.0%
連
連
シ ン ワ ㈱ 〒 674-0063 兵庫県明石市大久保八木 597
Tel (078) 936-8513/Fax (078) 935-9560
原口 文 徳
神 鋼 検 査 サ ー ビ ス ㈱ 〒 676-8670 兵庫県高砂市荒井町新浜 2-3-1
神戸製鋼高砂製作所総合事務所2階
Tel (079) 445-9046/Fax (079) 445-7267
後藤 正宏
50 1986-11 非破壊検査、一般試験検査、検査装置の開発・ 連
製造販売、材料調査、各種技術サービス・
100.0%
コンサルティング、代行検査、計量器校正
神
㈱ 〒 503-8505 岐阜県大垣市本今町 1682-2
Tel (0584) 89-3121/Fax (0584) 87-0020
米谷 剛人
388 1950 - 1 内燃機関、変速機、試験機などの製造・販売
100.0%
鋼 テ ク ノ ㈱ 〒 676-8670 兵庫県高砂市荒井町新浜 2-3-1
神戸製鋼高砂製作所内
Tel (079) 443-4131/Fax (079) 443-4133
鈴木 日出夫
100 1985 - 8 機械・設備の設計・製造・販売、技術計算・
連
コンサルティング・保守・サービス
100.0%
神鋼エア・ウォーター・
〒 657-0845 兵庫県神戸市灘区岩屋中町 4-2-7
クライオプラント㈱ Tel (078) 261-7251/Fax (078) 261-7259
森本 智志
90 2004 - 3 空気分離装置の設計・調達・製作・施工・ 連
販売および施工管理、試運転調整ならびに
40.0%
メンテナンス・運転業務
神 鋼 エ ア ー テ ッ ク ㈱ 〒 657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通2-3-16
Tel (078) 261 6550/Fax (078) 261 6553
山形 昌弘
90 1987 - 4 オンサイト方式によるガス販売およびガス 持
発生装置の販売・保守サービス
49.0%
コベルコ
神
鋼
造
機
140 1960 -10 物流サービス事業
70.0%
連
エンジニアリング事業部門
㈱インダストリアルサービス・ 〒 657-0845 兵庫県神戸市灘区岩屋中町 4-2-7
インターナショナル Tel (078) 261-7300 / Fax (078) 261-7315
坂口 尚志
30 1991 - 4 製鉄プラント、一般産業プラント用機器・予備品・消 連
100.0%
耗品の調達・販売・輸出入、プロジェクトマネジメント
サービス、調達・検査サービス、製鉄プラント操業指導
A
稲 田
裕
20 2001 - 7 原子力関連施設および遺棄化学兵器処理施 連
設などに関するエンジニアリング業
100.0%
T
S
C
㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2-2-4
Tel (078) 261-7034 / Fax (078) 261-7550
神 戸 熱 供 給 ㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区海岸通 1-5-1
IHD センタービル
Tel (078) 261-6025 / Fax (078) 261-6026
和田本 章
200 1996 - 6 熱供給事業
51.0%
連
トランスニュークリア㈱ 〒 105-0004 東京都港区新橋 1-18-16 日本生命新橋ビル 谷 内 広 明
Tel (03) 3508-2201 / Fax (03) 3508-2282
80 1984 - 4 エンジニアリング、輸送、輸送・貯蔵容器の 持
製造・販売
47.5%
森崎 計人
300 2007-11 神戸市立医療センター中央市民病院の維持管 連
理業務、運営業務(病院経営、診療行為は除く)
60.0%
〒 650-0047 神戸市中央区港島南町 2-1-1
㈱神戸メディカルケア
パートナーズ Tel (078) 303-0310 / Fax (078) 303-0330
その他の事業
神戸ウイングスタジアム㈱ 〒 652-0855 兵庫県神戸市兵庫区御崎町 1-2-2
Tel (078) 652-5656 / Fax (078) 652-5651
安積 英樹
180 2001-10 ノエビアスタジアムの運営管理、駐車場の運営 連
管理、スポーツクラブの運営管理、園地管理
60.0%
㈱国際健康開発
〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-1 田 中 順
179 1995-11 オフィスビルの賃貸・管理、建築工事など 連
の設計・施工・管理および請負、展示場・
センタービル Tel (078) 261-9808 / Fax (078) 261-9531
51.45%
貸会議室など各種会場の経営・管理
㈱ コ ベ ル コ 科 研 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-1 宮 脇 新 也
300 1979 - 6 各種材料の分析・試験、構造物の評価および 連
ターゲット材、半導体・FPD などの検査
IHD センタービル
100.0%
装置の製造、販売
Tel (078) 272-5915 / Fax (078) 265-3622
コ ベ ル コ ク レ ー ン ㈱ 〒 141-8626 東京都品川区東五反田 2-17-1
オーバルコート大崎マークウエスト
Tel (03) 5789-2130 / Fax (03) 5789-3372
塚本 晃彦
6,380 2004 - 4 建設機械の製造・販売
100.0%
連
70
(★印=上場企業、連=連結子会社、持=持分法適用会社、資本金=百万円未満切り捨て、2015年6月現在)
社
名
本社所在地/電話/FAX
コ ベ ル コ 建 機 ㈱ 〒 141-8626 東京都品川区東五反田 2-17-1
代 表 者
藤 岡 純
オーバルコート大崎マークウエスト
資 本 金
設立年月
議決権比率
主要事業内容
16,000 1999-10 建設機械の製造・販売
注
連
96.0%
Tel (03) 5789-2111 / Fax (03) 5789-2131
コ ベ ル コ シ ス テ ム ㈱ 〒 657-0845 兵庫県神戸市灘区岩屋中町 4-2-7
川瀬 俊 治
シマブンビル
400 1987 - 7 IT ソリューション / サービスの企画・設計・ 持
49.0%
開発から運用・保守
Tel (078) 261-7500 / Fax (078) 261-7520
㈱コベルコパーソネル 〒 650-0033 兵庫県神戸市中央区江戸町 95
古家 義文
井門神戸ビル
80 1995 - 7 人材派遣、人材紹介、アウトソーシング
持
20.0%
Tel (078) 392-5102 / Fax (078) 392-8085
コベルコ
〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2-2-4
ビジネスサポート㈱ Tel (078) 261-6370 / Fax (078) 261-6380
コベルコフィナンシャル
〒141-8688 東京都品川区北品川 5-9-12
センター㈱ Tel (03) 5739-6098 / Fax (03) 5739-6998
ジャパン
〒 651-2271 兵庫県神戸市西区高塚台 1-5-5
スーパーコンダクタ
正 岡 泉
80 2002 - 7 オ フ ィ ス 関 連 サ ー ビ ス、 P R サ ー ビ ス、 連
100.0%
河 原 一明
25 2000 - 6 金銭貸借、出納、債権の売買等の金融業務
宮武 孝之
400 2002 - 4 超電導線材の製造・販売、超電導マグネッ 連
100.0%
テクノロジー㈱ Tel (078) 991-9445 / Fax (078) 991-9446
〒 651-0072 兵庫県神戸市中央区脇浜町 1-4-78
ソ リ ュ ー シ ョ ン Tel (078) 232-8018 / Fax (078) 232-8051
連
100.0%
神戸製鋼神戸総合技術研究所内
㈱神鋼環 境
旅行業、人事給与
トシステムの製造・販売、超電導応用シス
テムの製造・販売
粕 谷 強
6,020 1954 ‐ 6 各種環境プラントの設計・製作・建設・保 ★
79.99%
守点検、各種産業用機器装置の設計・製作・ 連
保守点検
(東証 2 部上場)
神 鋼 ケ ア ラ イ フ ㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-1
花岡 正 浩
IHD センタービル
400 1991 - 1 有料老人ホームの企画・運営、在宅介護サー 連
85.0%
ビスの企画・運営
Tel (078) 261-6665 / Fax (078) 261-6662
神 鋼 機 器 工 業 ㈱ 〒 682-0014 鳥取県倉吉市海田東町 112
小林 信彦
Tel (0858) 26-8111 / Fax (0858) 48-1077
神
鋼
商
事
㈱ 〒 541-8557 大阪府大阪市中央区北浜 2-6-18
山口 育 广
黄
淀屋橋スクエア
(東証1部上場)
300 1950 - 1 高圧ガス容器などのプレス加工品・製缶品 連
83.0%
の製造・販売
5,650 1946-11 鉄鋼・非鉄金属、機械などの売買および ★
35.1%
輸出入
持
Tel (06) 6206-7010 / Fax (06) 6206-7018
㈱神鋼ヒューマン・
〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 1-5-1 角田 秀 夫
30 1985-12 人材育成コンサルティング、教育研修の実 連
クリエイト IHD センタービル
施、教材の製作・販売
100.0%
Tel (078) 222-8800 / Fax (078) 261-6331
神 鋼 不 動 産 ㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2-2-4
公文 康進
Tel (078) 261-2121 / Fax (078) 261-2140
神 鋼 リ ー ス ㈱ 〒 651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2-2-4
佐 川 豊
Tel (078) 261-6641 / Fax (078) 261-6644
神 鋼 リ サ ー チ ㈱ 〒 135-0016 東京都江東区東陽 4-10-4
3,037 2005-10 不動産分譲、仲介、リフォーム、不動産賃貸 連
100.0%
743 1987 - 7 産業機器・事務機器・その他動産のリース・ 持
20.0%
黒坂 俊雄
東陽町SHビル
50 1973 - 4 特許・技術情報など検索、産業・市場・技術 連
100.0%
Tel (06) 6489-1407 / Fax (06) 6489-1425
71
などの調査、技術情報の売買斡旋・登録、技
術広報他
Tel (03) 5634-8201 / Fax (03) 5634-8237
㈱ ツ イ ン フ ー ズ 〒 660-0833 兵庫県尼崎市南初島町 12-12
割賦販売
大井 敬一
100 1987-10 冷蔵倉庫業、港湾運送業、通関業など
50.0%
持
神戸製鋼所 事業所一覧
本 社・支 社・支 店
神
東
大
名
北
東
新
北
四
中
戸 本
京 本
阪 支
古屋支
海道支
北 支
潟 支
陸 支
国 支
国 支
社
社
社
社
店
店
店
店
店
店
九 州 支 店
沖 縄 支 店
高砂製作所
〒 651-8585
〒 141-8688
〒 541-8536
〒 451-0045
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通 2 丁目 2-4
東京都品川区北品川 5 丁目 9-12(ON ビル)
大阪府大阪市中央区備後町 4 丁目 1-3(御堂筋三井ビル)
愛知県名古屋市西区名駅 2 丁目 27-8(名古屋プライムセントラルタワー)
〒 060-0004 北海道札幌市中央区北四条西 5 丁目 1-3(日本生命北門館ビル)
〒 980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町 1 丁目 2-25(仙台 NS ビル)
〒 950-0087 新潟県新潟市中央区東大通 2 丁目 4-10(日本生命新潟ビル)
〒 930-0858 富山県富山市牛島町 18-7(アーバンプレイス)
〒 760-0017 香川県高松市番町 1 丁目 6-8(高松興銀ビル)
〒 730-0036 広島県広島市中区袋町 4-25(明治安田生命広島ビル )
〒 812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街 1-1(新幹線博多ビル)
〒9 0 0 - 0 0 0 6 沖 縄県那覇市おもろまち1 丁目 3 -3(
1 那覇新 都 心メディアビル西棟)
〒 676-8670 兵庫県高砂市荒井町新浜 2 丁目 3-1
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
(078)261-5111
(03)5739-6000
(06)6206-6111
(052)584-6111
(011)261-9331
(022)261-8811
(025)245-8681
(076)441-4226
(087)823-7222
(082)258-5301
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
(078)261-4123
(03)5739-6903
(06)6206-6101
(052)584-6105
(011)251-2533
(022)261-0762
(025)243-1645
(076)442-4088
(087)823-7333
(082)258-5309
Tel (092)431-2211
Tel (098)866-4923
Tel (079)445-7111
Fax (092)432-4002
Fax (098)869-6185
Fax (079)445-7231
Tel (078)992-5600
Fax (078)992-5532
研究所
神戸総合技術研究所 〒 651-2271 兵庫県神戸市西区高塚台 1 丁目 5-5
製 鉄 所・工 場
神
藤
茨
西
戸製鉄
沢 工
木 工
条 工
所
場
場
場
〒 675-0137
〒 675-0023
〒 657-0863
〒 251-8551
〒 567-0879
〒 739-0024
福
真
長
大
播
知山工
岡製造
府製造
安 工
磨 工
場
所
所
場
場
〒 620-0853
〒 321-4367
〒 752-0953
〒 511-0284
〒 675-0155
加 古川製 鉄 所
技術開発センター
兵庫県加古川市金沢町 1
兵庫県加古川市尾上町池田 2222-1
兵庫県神戸市灘区灘浜東町 2
神奈川県藤沢市宮前 100-1 大阪府茨木市東宇野辺町 2-19 広島県東広島市西条町御薗宇 6400-1
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
(079)436-1111
(079)427-5000
(078)882-8030
(0466)20-3111
(072)621-2111
(082)423-3311
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
(079)436-1400
(079)427-5072
(078)882-8290
(0466)20-3115
(072)621-2015
(082)420-0038
京都府福知山市長田野町 3 丁目 36
栃木県真岡市鬼怒ヶ丘 15 山口県下関市長府港町 14-1 三重県いなべ市大安町梅戸 1100
兵庫県加古郡播磨町新島 41
Tel
Tel
Tel
Tel
Tel
(0773)27-2131
(0285)82-4111
(083)246-1211
(0594)77-0330
(079)436-2101
Fax
Fax
Fax
Fax
Fax
(0773)27-6358
(0285)84-0231
(083)246-1271
(0594)77-2249
(079)436-2199
海 外 統 括 会 社・事 務 所
N E W YO R K
DETROIT
DÜSSELDORF
SING APOR E
HONG KONG
BANGKOK
B E I J I N G
SHANGHAI
Kobe Steel USA Inc.
(米国統括会社 ニューヨーク本社)
535 Madison Avenue, 5th Floor, New York, NY 10022, U.S.A.
Kobe Steel USA Inc.
(米国統括会社 デトロイト支社)
19575 Victor Parkway, Suite 250 Livonia, MI 48152, U.S.A.
デュッセルドルフ事務所
Berliner Allee 55, 40212 Düsseldorf, Germany
Kobe Steel Asia Pte. Ltd.
(シンガポール本社)
72 Anson Road, #11-01A Anson House, Singapore 079911,
Republic of Singapore
Kobe Steel Asia Pte. Ltd.
(香港事務所)
Room 1604, MassMutual Tower, 38 Gloucester Road, Wanchai,
Hong Kong
バンコク事務所
10th Floor, Sathorn Thani Tower ll, 92/23 North Sathorn Road,
Khwaeng Silom,
Khet Bangrak, Bangkok 10500, Kingdom of Thailand
北京事務所
中華人民共和国北京市朝陽區東三環北路 3 号
幸 福大 厦A座 10 05 室(郵政 編号 100027)
神鋼投資有限公司
(中国統括会社・投資性公司)
中華人民共和国上海市淮海中路 300 号
香港 新 世界大 厦 3701 室(郵政 編号 200021)
Tel +1-212-751-9400
Fax +1-212-355-5564
Tel +1-734-462-7757
Fax +1-734-462-7758
Tel +49-211-7792-0412
Fax +49-211-7792-0450
Tel +65-6221-6177
Fax +65-6225-6631
Tel +852-2865-0040
Fax +852-2520-6347
Tel +66-2636-8971∼8974
Fax +66-2636-8675
Tel +86-10-6461-8491∼8493
Fax +86-10-6461-8490
Tel +86-21-6415-4977
Fax +86-21-6415-9409
72
http://www.kobelco.co.jp/
発行 株式会社神戸製鋼所
発
株式会社神
鋼所 秘書広報部広報グループ
秘書
部広報グル
本冊子は、
は、ベジタブルオイルインクおよび環境に配慮した用紙を使用しています。
ベジタブルオイ
イ
イル
環境に配慮した用
用
用紙
います。
150723000
1
3000 PR-N
PR-NK