地域イノベーション戦略支援プログラム 平成 27 年度 水曜測定会 ■「ものづくり」に必要な先端機器の実習 先端分析機器は、 「ものづくり」現場の課題を 解決するための強力な武器となります。水曜測 定会では、様々な分析機器で“何がわかるか?” や“何ができるのか?”を実際に操作していた 先端分析機器を用いた実習 だきながら、実践的な分析技術や評価能力を養 期間:7/1(水)~9/9(水)内 基礎講座: 15:00~17:00 実習講座:希望時間に開始、20 時までに終了 (但し、8/12、8/19、8/26 は除く) 場 所 : 福 井 大 学 産 学 官 連 携 本 部 、「ふ く い 産 学官共同研究拠点」およびオープン R&D ファシリティ っていきます。 例えば・・・ 原材料の少しの違いを明らかにする 製品の品質を左右する材料の化学構造 不良品の原因物質をみつける ■内容 ○基礎講座:同じに見える二種の試料を様々な分析機器で評価してみる(定員:各回 5 名ほど) ①原材料の違いを明らかにする!(WDX:蛍光 X 線分光) ②原材料の違いを明らかにする!(XRD:X 線回折) ③製品に付着した汚れを突き止める!(FT-IR:赤外線分光 ④大きさ 0.0005mm の世界で調べる!(SEM/EDS:電子顕微鏡 と ラマン分光) と AES:オージェ電子分光) 鉄さびには“赤さび”と“黒さび”があります。また、身近にある“食品用ラップフィルム” こちらも、実は様々な種類があります。これら、身近にある同じように見えて実は違うモノを 最新の分析装置を使って様々な視点から分析しその違いを詳しく見ていきます。基礎講座では、 鉄さびや食品用ラップフィルムを例として様々な機器で“何がわかるのか?”と“測定装置の 基本操作”に重点をおいて解説していきます。 ○実習講座:分析コンサルタント (定員:1 回 1 社限定 3 名程度、研究開発・生産業務に携わっておられる方) 「ものづくりの現場で扱う試料の知りた い情報の調べ方」について分析のコンサル タントを行います。お持ちいただいた試料 企業の開発担当 「材料中の微量な 成分を分析できない」 相談 水曜測定会 実習講座 の分析・評価方法を相談して決め、ふくい 産学官共同研究拠点の最新機器で試料を分 「効果的な分析方法がある」 析します。試料の作製から分析機器による 最新機器で試料を分析 解析・評価手法を実践的に習得し、先端材 料を用いた製品の研究開発に必要な知識と 解析能力を養います。 課題解決・解析能力の習得 【分析コンサルタントの例】 ■使用機器 29000 4500 Intensity (a.u.) 25000 3500 Intensity (a.u.) LiCoO 2 CuO 27000 23000 2500 21000 1500 19000 500 17000 Co 試料の微細な領域を観察する。 元素の分布を調べることも可能。 試料 2 :SiO 2 >95wt% -500 15000 Field emission 走査型電子顕微鏡 (Carl Zeiss 社、ULTRA plus) 試料 1: SiO 2 >95wt% X 30 線回折装置 50 2θ (Bruker AXS、D8 ADVANCE) 10 試料に含まれる化合物の種類 を調べる。 波数 (cm-1) 顕微ラマン分光測定装置 (堀場製作所、LabRAM HR800) 試料中成分の化学構造を調べる。 (組成は近いが構造が異なる(上図)) その他にも様々な ・イオンビーム加工・表面分析装置“FIB”(SII、XVision 200TB)、 分析機器を整備 ・昇温脱離ガス質量分析装置“TPD-MS”(リガク、TPD typeR 200amu) ・雰囲気制御高温 X 線回折装置“XRD”(リガク、Ultima IV/RX)、 ・粉体性能評価装置“パウダーレオメーター”(シスメックス、Freeman FT-4) ・三次元ナノ組織可視化装置“ラミノ CT”(東芝、TOSMICRON-SH6160nIN) ・顕微フーリエ変換赤外分光装置“FT-IR”(Thermofisher scientific、Nicolet6700/Continuµm) ■申込締切 各開催週の月曜日・午後 4 時までにお申込み下さい。 ■申込方法 受講をご希望の方は社内で取りまとめの上、所属・氏名・講座名・希望日・希望装置名等を ふくい産学官共同研究拠点管理室までメール又は電話・FAX でご連絡ください。希望者が多数 の場合には調整させていただく場合がありますので、予めご了承ください。参加費は無料です。 メール:[email protected] 電 話:0776−27−9795(長谷川、前田) FAX:0776−27−9795 ■お問い合わせ先 その他ご相談等がございましたら、上記メール又は電話でお問い合わせください。 ■水曜測定会 予定表 日程 時間 講座 備考 7 月 1 日(水) 15:00~17:00 基礎講座① 7 月 8 日(水) 15:00~17:00 基礎講座② 7 月 15 日(水) 15:00~17:00 基礎講座③ 試料の前処理など、この講座で扱う機器 7 月 22 日(水) 15:00~17:00 基礎講座④ 以外に操作法を習得したいと要望される 7 月 29 日(水) 希望する時間 実習講座 機器があれば検討いたしますのでその旨 8 月 5 日(水) 希望する時間 実習講座 備考欄に追記ください。 9 月 2 日(水) 希望する時間 実習講座 9 月 9 日(水) 希望する時間 実習講座 平成 27 年度 水曜測定会 希望講座名 貴 社 参加申込書 基礎講座( ①・②・③・④ ) ・ 実習講座 ※希望を選択 名 所 属 氏 名 氏 名 かな: 参 加 かな: 者 かな: 所 属 かな: 連絡担当者 電 話 番 号 実 習 講 座 希 望 日 時 年 月 e - m a i l 日 時 実 習 講 座 希望装置名 試 料 概 要 備 考 ご記入の上、e-mail または FAX でお申し込み下さい。 e-mail:[email protected] F A X:0776-27-9795 分 ~ 時 分
© Copyright 2024 ExpyDoc