公開セミナー「これからの時代に求められる省エネ建築」 -山口県に相応しいパッシブデザイン- 2014 年(平成 26 年)12 月 13 日付の日本経済新聞トップに「省エネ建築 義務に」と 題して以下の記事が掲載されました。 「国土交通省は、多くの人が利用する大型店やホテル、病院などの施設から出る温暖化ガス を減らすため、省エネ基準を満たさない建築の着工を段階的に規制する。床面積が 2000 ㎡ 以上の場合、2017 年度から着工を原則認めない方針だ。これまで建築主の自主的な取り組 みを促してきたが、建築物の二酸化炭素(CO₂)排出量は増加の一途をたどっている。規制 強化に転じ、温暖化ガスの排出規制を急ぐ。 」 先ずは 2017 年度以降に床面積が 2000 ㎡以上の病院や福祉施設、ホテル、飲食店を対象 とし、2013 年に施行された新しい省エネ基準(平成 25 年省エネルギー基準)への適合を義 務付けられ、2019 年度以降には床面積が 300 ㎡以上の建築物まで対象が広げられる予定で す。尚、2020 年義務化予定の一般住宅については、建築コストが 5%程度上がるため住宅 市場に深刻な影響を与えるとして、当面見送られる方針のようです。 (同記事 引用) このような情勢下で、建築の設計・施工の関係者は、省エネ建築のあるべき姿と今後の展 開を的確に把握することが急務です。そこで、この分野の第一人者で、パッシブデザインの 先駆者である神戸芸術工科大学・小玉祐一郎教授をお招きして、 「これからの時代に求めら れる省エネ建築のあり様」を語っていただき、併せて「山口県に相応しいパッシブデザイン 手法」をご教授いただくことを企画しました。また、パネルディスカッションとしては、先 生を囲んで講演会参加者全員で「伝統的木造住宅はどこへ向かうか」について大いに議論し ていただきます。 ○講演会スケジュール 13:30 開会 挨拶 13:40 「これからの時代に求められる省エネ建築」 ~ ―山口県に相応しいパッシブデザインー 15:10 神戸芸術工科大学 小玉祐一郎教授 15:10 ~ 15:30 休 憩 パネルディスカッション「日本の木造住宅はどこへ向かうのか」 15:30 パネリスト ~ 三村 夏彦(㈲堀設計事務所代表取締役) 16:30 水沼 信(県産業技術センター グループリーダー) 司会・進行 16:30 小玉 祐一郎(神戸芸術工科大学教授) 閉会 岩田 真次(㈱グリーンデザインオフィス代表取締役)
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