MTJAPAN会員向け海外進出支援サービス:2015年パンフレット

2015 年度 新規加入手続きのご案内
製造物責任法
(以下「PL法」)
は、
「製造業者等
(*1)
」
が引き渡した
「製造物
(*2)
」の欠陥によって生じた対人・対物事故、財産権侵害等に対する賠償責任を規定した法
律です。通常の不法行為制度において、被害者は
「過失」、
「損害の発生」
および「過失と損害との間の因果関係」
を証明する責任を負いますが、
PL法では
「過失」の立証
を
「欠陥」の立証に変更している点に特徴があります。
不法行為責任または製造物責任による賠償請求にあたり証明されるべき要件
「製造業者等」
「販売・サービス業者等」
×
●
●
●
過 失
欠 陥
損害の発生
因果関係
●
×
●
●
(*1)
「製造業者等」
・
・
・PL法では、製造業者、加工業者、輸入業者、製造者として表示をした者などを
「製造業者等」
と規定しています。
(*2)
「製造物」
・
・
・PL法では、製造または加工された動産を
「製造物」
と規定しています。
したがって、無形エネルギー、
ソフトウェア、不動産などは
「製造物」
に該当しません。
項 目
一般の国内PL保険
②財物損壊
補償範囲
①∼④を
「拡大損害」
と
いいます。
●
●
●
●
●
●
●
×
×
×
①身体障害
③欠陥に起因する財産権侵害
④欠陥に起因する純粋精神被害
⑤欠陥に起因して①∼④と同時に発生したitself
(*)
損壊
被保険者が製造・加工業者の場合
賠償責任の
種類
一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会の
PL法対応国内PL保険
製造物責任または債務不履行
不法行為責任または債務不履行
被保険者が販売・工事・サービス業者の場合
*itself:生産物自体、
もしくは仕事の目的物のうち事故の原因となった作業が加えられた財物自体を指します。
ご注意事項
(海外PL保険についての主な事項です。国内PL保険に関してのご注意事項
は、
ご加入手続き時にご説明を申し上げます。)
◆もし事故が起きたときは
保険事故または保険事故の原因となる偶然な事故が発生したときは、遅滞
なく、事故発生の日時・場所、被害者の住所・氏名、事故状況、受けた損害
賠償請求の内容その他の必要事項について、書面で代理店または引受保
険会社にご連絡ください。
ご連絡が遅れた場合には、保険金をお支払いでき
ない場合がありますのでご注意ください。
保険金請求権については時効
(3年)
がありますのでご注意ください。
◆ご加入の際のご注意
〈告知事項〉
加入依頼書等に★または☆が付された事項は、
ご契約に関する重要な事
項
(告知事項)
です。
これらが事実と異なる場合やこれらに事実を記載しな
い場合は、
ご契約が無効となります。
*引受保険会社の代理店には、告知受領権があります。
〈通知事項〉
ご加入後に加入依頼書等に☆が付された事項
(通知事項)
に内容の変更
が生じた場合は、
すみやかにご契約の代理店または引受保険会社にご連絡
ください。
ご連絡がない場合は、
保険金をお支払いできないことがあります。
ま
た、
変更の内容によってご契約を解除することがあります。
〈他の保険契約等がある場合〉
この保険契約と重複する保険契約がある場合については保険約款の内容によります。
〈責任開始期〉
保険責任は、保険期間
(あるいは中途加入補償開始日)
の初日の午前0時
から開始します。
〈加入者証〉
ご加入後、
1か月経過しても加入者証が届かない場合は、
引受保険会社に
お問い合わせください。
〈代理店の業務〉
代理店は、
引受保険会社との委託契約に基づき、保険契約の締結、契約の
管理業務等の代理業務を行っております。
したがいまして、
引受保険会社代理
店と有効に成立したご契約は、
引受保険会社と直接締結されたものとなります。
〈保険会社破綻時の取扱い〉
引受保険会社の経営が破綻した場合等には、保険金、返れい金等の支払
いが一定期間凍結されたり、金額が削減されることがあります。
なお、
引受保険会社の経営が破綻し、
ご契約者が個人、
「小規模法人」
(破
綻時に常時使用する従業員等の数が20人以下の日本法人、外国法人
(*)
)
またはマンション管理組合である場合には、
この保険は
「損害保険契約
者保護機構」の補償対象となり、
保険金、
返れい金等は原則として80%
(破
綻保険会社の支払停止から3か月間が経過するまでに発生した保険事故に
係る保険金については100%)
まで補償されます。
(※)
ご契約者が個人等以外の者である保険契約であっても、
その被保険
者である個人等がその保険料を実質的に負担すべきこととされているもの
のうち、
その被保険者に係る部分については、
上記補償の対象となります。
(*)
外国法人については、
日本における営業所等が締結した契約に限ります。
〈ご加入者と被保険者が異なる場合〉
ご加入者と被保険者が異なる場合は、
このご案内の内容を被保険者にご
説明いただきますようお願い申し上げます。
(一社)日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)会員会社の皆様へ
MTJAPANの
MTJAPANの制度だから充実した補償
海外進出支援サービス制度
海外PL保険 [英文生産物賠償責任保険]
国内PL保険[製造物責任法対応特約付帯生産物賠償責任保険]
海外展開に伴うリスク等に対する団体賠償責任保険制度ご加入のおすすめ
保険期間
海 外 P L 保 険:平成27年3月31日午前0時∼平成28年3月31日午前0時
募集期間
(日)
∼平成27年2月27日
(金)
平成27年2月1日
国 内 P L 保 険:平成27年3月31日午後4時∼平成28年3月31日午後4時
●中途加入は毎月受付中
お申込月の翌月1日(海外PL保険は午前0時、国内PL保険は午後4時)の補償開始でご加入いただけます。
ご加入方法
加入をご検討いただける場合、
まずは裏面の取扱代理店へご連絡ください。
各保険の商品内容・お手続き詳細のご説明と、お見積りのご提示をさせていただきます。
海外PL保険・国内PL保険のご加入にあたっては
「加入依頼書」
に必要事項をご記入・ご捺印の上、
取扱代理店にご提出ください。
このご案内書や別途お渡しするパンフレット等には、
ご契約上の大切なことがらが記載されていますので、
ご一読の上、保険期間終了時まで保管してご利用ください。
保険期間中に、本制度の加入対象者でなくなった場合は、脱退の手続きをいただく必要がありますが、終期までは補償を継続することが可能なケースがありますので、詳
細は下記記載のお問合せ先までお問い合わせください。
加入内容変更をいただいてから1ケ月以内に保険金請求のご連絡をいただいた場合には、念のため、代理店担当者に、
その旨をお伝えいただきますようお願いいたします。
海外PL保険、国内PL保険は、一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会を保険契約者とし、
その会員会社等を被保険者とする賠償責任保険の団体契約です。保険
証券を請求する権利、保険契約を解約する権利等は保険契約者が有します。
商品の詳細については、各商品パンフレットまたは企画書等を必ずご覧ください。
このご案内書は、
海外PL保険、
国内PL保険
(PL法対応契約)
の概要についてご紹介したものです。詳細は団体契約者にお渡ししています普通保険約款、
および特約により
ますが、
保険約款等の内容の確認を希望される方は取扱代理店または引受保険会社までご請求ください。
なお、
ご不明な点等がある場合には、
取扱代理店または引受保険会
社までお問い合わせください。
一般社団法人日本損害保険協会 そんぽADRセンター(指定紛争解決機関)
東京海上日動火災保険
(株)
は、
保険業法に基づく金融庁長官の指定を受けた指定紛争解決機関である一般社団法人日本損害保険協会と手続実施基本契約を締結し
ています。東京海上日動火災保険
(株)
との間で問題を解決できない場合には、
同協会に解決の申し立てを行うことができます。詳しくは、
同協会のホームページをご覧ください。
(http://www.sonpo.or.jp/)
0570−022808〈通話料有料〉
PHS・IP電話からは03-4332-5241をご利用ください。 受付時間:平日午前9時15分∼午後5時
(土・日・祝日・年末年始はお休みとさせていただきます。)
お問い合わせ先
〈取扱代理店〉
〈引受保険会社〉
東京海上日動火災保険株式会社
〈担当課〉
[平成27年3月31日
(火)
まで]広域法人部 法人第三課
[平成27年4月 1日
(水)
から]広域法人部 法人第二課
*組織名称が変更となります。住所、電話番号は変更ございません。
〒102-8014 東京都千代田区三番町6-4
TEL.03-3515-4153
引受保険会社
東京海上日動火災保険株式会社
Tokio Marine&Nichido Fire Insurance Co.,Ltd
14-T-11324 平成27年1月作成
海外PL保険補償内容
●保険金のお支払いの対象とならない主な場合
一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会の海外PL保険は、会員
が直接または間接に輸出
(製造)
または販売した製品
(生産物)
により、
海外の消費者・ユーザーなど他人に人的・物的損害を与えた場合の会
員が支払責任を負う法律上の損害賠償金の負担に備える保険である
と同時に、
それらの事故が実際には製品に起因するものでないにもか
かわらず、言いがかり的に製品が原因との損害賠償を請求された場合
の応訴や訴えを退けるための交渉等の防御を行うこともできる保険で
す。財務的なバックアップになることはもちろん、事故発生時のアドバイ
スや事故予防サービスをご利用いただき、会員の企業防衛に役立たせ
ることができます。
1
貴社製品によって日本国外で発生した対人・対物事故について、
貴社に対して損害賠償請求がなされた場合に次の保険金を支払います。
2
引受保険会社
(東京海上日動)
が
損害賠償金
弁護士報酬・訴訟費用等の所定の費用
訴訟対応や示談代行等を行い貴社をサポート
生産物回収費用
(リコール費用)
の補償
3 (※)
支払限度額
(1回収/ 保険期間中)
は、上記❶の補償の外枠でUS50,000ドル
(約500万円)
を限度とします。
●対象製品とトラブル例
輸出した貴社製品による事故で賠償請求
国内取引先から輸出された製品が
海外で賠償責任
輸出先国の裁判所から訴状が…
現在の国内PL保険では
補償の対象外だった!
ケース
1
取引先が海外でPL訴訟に…
原材料を納入しているため
訴訟に巻き込まれる!
海外輸出先
ケース
2
取引先から間接的に
輸出された製品
貴社が直接輸出した
貴社製品
国内取引のみであっても
国内納入先
貴社
海外で訴えられる可能性があります!
!
●保険金をお支払いする場合
貴社が製造または販売した製品(以下「貴社製品」といいます。)によって日本国外(保険適用地域)において生じた他人の身体の障害または財
物の損壊について、保険期間中に被保険者に対して損害賠償請求がなされた場合に保険金を支払います。
法律上の損害賠償金 および弁護士報酬・訴訟費用等の
2 の費用を含みます)
所定の費用( を 支払限度額の範囲で補償 します。
1 お支払する保険金
このほか、生産物回収費用(リコール費用)
も補償対象です。
(※)
(※)
自動セットされている生産物回収費用担保特約において補償対象となります。
2 事故時のサポート
引受保険会社
(東京海上日動)
が 被保険者の防御(応訴・示談代行等)
を行います※。
(※)
現地の法令等により禁止・制限されている国・地域を除きます。
ただし、損害賠償請求の原因となった他人の身体の障害または財物の損壊が、保険契約時に約定された遡及日以降に発生したことが条件になります。
①貴社製品自体の損壊
②貴社製品のリコール
(回収・検査・修繕・交換・使用不能)
※
③汚染物質の排出・流出等
④申告書に記載されていないジョイント・ベンチャーの事業運営
⑤核物質の危険な特性
⑥戦争
⑦地震・噴火・津波
⑧罰金・制裁金・懲罰的賠償金等
⑨アスベスト
⑩契約によって加重された責任
⑪被保険者が意図または予期していた身体障害・財物損壊
等
(※)
②については、貴社製品の欠陥等により、他人の身体の障害または財物
(貴社製品を除きます。)
の物理的損壊を発生させ、
または発生させると
合理的に予測される貴社製品またはこれを含む製品の回収に要する特定の費用
(リコール費用)
に限り、
自動セットされている生産物回収費用
担保特約において補償対象となります。
1.
保険契約者、申込人および被保険者
⑬核物質の危険な特性に起因する身体の障害または財物の損壊
保険契約者:一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会
⑭地震、噴火、高潮または津波
※この保険は、一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会が保険契約者となる団体契
⑮懲罰的損害賠償金
約です。
⑯アスベスト等に起因する身体の障害または財物の損壊
申 込 人:一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会の会員会社に限ります。
⑰航空機、ロケットまたは人工衛星(それらの部品を含む)に起因する身体の障害または財
記名被保険者:一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会の会員会社に限ります。
物の損壊 など
(また、記名被保険者の役員・株主・従業員は、記名被保険者の営業活動の
5.
保険金の支払基準
範囲に限り、被保険者に含まれます。)
損害賠償請求ベース(Claims made basis)
とします。損害賠償請求の原因である身体
追加被保険者:①追加被保険者の範囲
障害または財物損壊が遡及日(RetroactiveDate:最初に加入された海外PL保険の始
記名被保険者が製造または販売した輸出生産物に起因して日本国外で
期日)以降に発生したもので、保険期間内に被保険者(記名被保険者・追加被保険者)が
生じた事故について損害賠償請求を受けるおそれがある会社を、次のい
損害賠償請求された場合に限り、保険金のお支払い対象になります。
ずれかに該当する会社に限り、追加被保険者とすることができます。
※遡及日について
ア.
記名被保険者と人的・資本的関係がある会社(子会社・関連会社)
遡及日(Retroactive Date)は、最初に加入した保険の開始日になります。この日以降に
イ.
記名被保険者の下請製造会社、部品製造会社
生じた事故を保険の対象とするものですが、保険会社を変更したり、保険契約を更新しな
ウ.
記名被保険者が製造・輸出する生産物の販売会社・輸出商社
かった場合などは、原則として再加入した日が遡及日になります。保険会社を変更する場
エ.
申込人と取引関係にある相手方で、その取引に関する契約により記
合には遡及日を遡るための割増保険料が必要となる場合がありますので引受保険会社ま
名被保険者が付保する保険の追加被保険者とすることを要求してい
でご相談ください。
る会社
6.
保険期間(Policy Period)
なお、追加被保険者については加入依頼書等の所定欄への記入が必
平成27年3月31日午前0時から平成28年3月31日午前0時までの1年間(毎月中途加入
要になります。
が可能です。その際はお申込月の翌月1日の午前0時の補償開始になります。)
②上記①のうち、海外所在の製造および販売会社(*)
7.
保険適用地域(Coverage Territory)
(*)所定の条件により追加被保険者とすることができます。
原則として、①「日本を除く全世界(World Wide)」としますが、②「日本・アメリカ合衆国
※記名被保険者および追加被保険者を総じて「被保険者(この保険契約による補償を受
(含む準州)
・カナダを除く全世界」とすることも可能です。なお保険適用地域の詳細につ
けられる方)」といいます。
いては保険約款の定めによりますため詳細はご加入時にご説明を申し上げます。ご不明な
2.
保険の対象となる製品
点はお問い合わせください。
①記名被保険者が製造・販売する輸出向け医療機器及び付属関連機器
8.
支払限度額(Limits of Insurance)
②上記①に該当する中古機械製品
身体障害事故・財物損壊事故共通(合算)の限度額(Combined Single Limit=CSL)に
③上記①②についてのOEM
(Original Equipment Manufacturer)製品
なります。
④上記①②についてのグレー・マーケット製品(被保険者が知らないまま、第三者によって
加入タイプは以下の通りになります。
輸出される製品)
加入タイプ
支払限度額
(1事故かつ保険期間中通算)
⑤上記①②についての間接輸出品(部品・原材料メーカーである被保険者が国内の完成
品メーカーに販売した生産物(部品・原材料)が当該完成品メーカーの製造した完成品
US$100万
Ⅰ型
に組み込まれて輸出されるもの)
US$200万
Ⅱ型
3.
保険金が支払われる主な場合
上記2.の輸出製品に起因して日本国外(保険適用地域)で発生した他人の身体の障害
US$300万
Ⅲ型
(BI:Bodily Injury)
または他人の財物の損壊(PD:Property Damage)について、保険
US$500万
Ⅳ型
期間中に被保険者に対して損害賠償請求がなされた場合に、
①引受保険会社(東京海上日動)が被保険者の防御(応訴・示談交渉等)
を行う
(現地法令
個別設定
フリー
等で行えない場合があります)
とともに、
②法律上の損害賠償金および弁護士報酬・訴訟費用等の所定の費用(①の費用を含みま
9.
保険金支払時における免責金額(Deductible)
す)
を支払限度額の範囲で補償します。
なし
ただし、損害賠償請求の原因となった他人の身体の障害または他人の財物の損壊が、
※特約付帯の有無等により別途支払限度額や免責金額・縮小支払割合等が設定されるも
保険契約時に約定された遡及日(Retroactive Date)以降に発生したことが条件にな
のもございます。詳細はご加入時にご案内を申し上げます。
ります。
10.
保険料算出
4.
保険金がお支払いされない主な場合(Exclusions)
保険契約締結時に把握可能な最近の会計年度の確定した売上高に基づいて保険料を算
①予期または意図された身体の障害または財物の損壊
出します。保険期間終了後の保険料の精算は行いません。
②契約・約定により加重された賠償責任
なお、ご申告いただいた年間売上高が把握可能な最近の会計年度等の年間売上高に不
③アルコール飲料の提供者として負担する酒類に関する所定の賠償責任
足していた場合には、その不足する割合により保険金を削減することになりますのでご注
④被保険者が自らの従業員に対して負担する労働者災害補償法・失業補償法等に基づく
意ください。
賠償責任
※「間接輸出品」の取扱い
⑤被保険者の従業員またはその配偶者等が業務上被った身体の障害に起因する賠償
「間接輸出品」
(部品・原材料メーカーである被保険者が国内の完成品メーカーに販売
責任
した生産物(部品・原材料)が当該完成品メーカーの製造した完成品に組み込まれて輸
⑥戦争、革命または暴動
出されるもの)は、自動的に補償の対象になりますので、この部分の売上高を別途ご申
⑦被保険者が所有、賃借または占有する財物の損壊
告いただく必要はございません。
⑧製品自体の損壊
※「グレー・マーケット製品」の取扱い
⑨「不完全財物」
(部品の交換や作業のやり直し等によって修復可能な財物)の損壊
「グレー・マーケット製品」
(被保険者が知らないまま、第三者によって輸出される製品)
⑩製品の不具合や納入遅延・不履行による使用不能損害(製品の突発的・偶然な物理的損
は、自動的に補償の対象になりますので、この部分の売上高を別途ご申告いただく必要
壊に起因して生じる他の有体物の使用不能損害を除きます)
はございません。
⑪製品や不完全財物のリコール等の損害やそれらの経費等に対する損害賠償金(生産物 11.
保険料のお支払い
回収費用担保特約を付帯した場合は、一部復活担保されます)
一時払になります。
⑫汚染物質の排出等に起因する賠償責任、検査・浄化費等
※特約固有のものもございます。詳細はご加入時にご案内を申し上げます。
損害賠償請求ベースについて
遡及日(初めて本制度に加入された年の始期日)
より前に発生した事故による損害賠償請求については、補償の対象外となります。
遡及日
初年度
!
次年度
他人の身体の障害または
財物の損壊の発生
①
!
初年度保険契約の対象
被害者からの
損害賠償の請求
②
!
○次年度保険契約の対象
③
!
×対象外
国内PL保険
(PL法対応国内PL保険)
補償内容
PL法対応国内PL保険
(製造物責任法対応特約付帯生産物賠償責
任保険(国内))
は、会員会社が製造・販売した医療機器(生産物)
や
仕事の結果に起因して生じた対人・対物事故に加えて、欠陥
(*)
に起
因する財産権侵害、精神的被害またはこれらの拡大損害と同時に発
生した
「生産物自体」
もしくは
「仕事の目的物のうち、拡大損害が発生
する原因となった作業が加えられた財物自体」の損壊による賠償責任
まで補償範囲を拡大した保険です。財務的なバックアップだけでなく、
事故発生時のアドバイスや事故予防サービスをご利用いただき、会員
会社の企業防衛に役立たせることができます。
(部材供給問題に対応
する保険です。)
(*)
「 欠陥」
とは、生産物または仕事の目的物が通常有すべき安全性
を欠いていることをいいます。