2015年3月議会読み原稿最終

2015年3月議会一般質問読み原稿
無会派の大森幸平です。通告に従い一般質問をおこないます。
1、佐渡市の温泉施設再公募結果等について
(1)温泉だけで黒字を出すことは厳しい現実がある。募集するにあたり
佐渡市の条件は
(2)温泉等施設の再公募結果について
(3)公募時の具体的提案は
(4)市民健康増進・福祉・子育て支援・地域づくり観点から市民温泉利
用促進事業とは
(5)市民健康増進・福祉・子育て支援・地域づくり観点で担当課は温泉
を利用した事業実施するのか
2,農業問題について
農業は,生命維持に不可欠な食料等を供給するとともに,地域経済や文
化を支えている極めて重要な産業である。しかるに,農業は,生産基盤の
脆弱化や貿易自由化等によって,輸入農産物が増加する一方で国内生産が
縮小し,更なる農 業生産基盤の脆弱化を招くという状況という厳しい状
況が続いており,農業従事者 の高齢化が進んでいる。
政府は、戸別所得補償制度や米政策の見直しを決定した。具体的な見直
しの内容とし て,
①平成30年度に生産目標数量の配分を中止する
②平成26年度から定額交付金を 10a 当たり 7,500 円に半減する
③平成26年度から米価変動補填交付金を廃止する
④ 非主食用米(例えば飼料用米)等の転作作物 に対する交付金(
「水田
活用直接支払交付金」)を拡充し,収量に応じて 10a 当たり最 大
105,000 円を交付する
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⑤用水路管理や農村環境改善を支援する「日本型直接支払制度」
(
「農地
維持支払い」
,
「資源向上支払い」
)を「農地・水保全管理支払交付金」を
組み替えて新設する等である。 政府が決定した見直しの内容は,自民党
が掲げた政権公約(
「戸別所得補償」から「農地を農地として維持する支
援策」への振替拡充)とおおむね一致している
わが国は貿易立国として進んできた結果、農産物の平均関税率が 12%と、
世界で最も開かれた食料純輸入国となり食料自給率は 39%まで低下した。
内閣府の調査では、国民のじつに 90%以上という 圧倒的多数が食料自給
率向上を望んでいる。今、世界ではグローバル化のなかで飢餓・貧困、食
料・農地争奪が増大している。食料の安定確保とあわせて環境や国土保全
という多面的機能をもつ国民共有の財産である農業・農村をどうとらえ、
地球やこの国の形のあり方をどう考えるかが問われている。
(1)ナラシ対策について
①26年度産対策の内容及び実施時期について
②ナラシ対策の条件変更により認定農業者の申請が急増しないか
③市の基本構想と認定農業者になる条件等について
④農業者への説明会はあるのか
⑤ホームページから資料取得ができるか
(2)農林水産業・地域活力想像プランについて
①米の生産調整に協力していない農家がある佐渡市の現状は
②飼料米取組み方針は
③生産数量目標の取組みについて
(3)交付金等について
民主党政権時代より多く予算付けしているというが佐渡市の実態は
(4)農家の所得保障政策の必要性について
(5)食糧自給率の向上が農業政策の基本であると考える
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3、非正規雇者は
3、非正規雇者は全労働者の4割に達成と佐渡市の実態について
今日、非正規雇用労働者が増え続けています。2014 年 3 月時点で、全雇
用労働者数 5541 万人のうち、1964 万人(うち 1332 万人が女性)が非正規
雇用労働者になっています。ほぼ3人に1人の割合です。非正規雇用労働
者は相対的に賃金水準が低く(正規の 62%)
、雇用期間が定められていて
不安定な状況にあります。社会保険が適用される人も半分程度です。
特に問題なのは、主たる生計維持者が非正規雇用の場合、本人・家族が
生活苦に陥るケースが多いことです。とりわけシングルマザー・シングル
ファザー家庭の場合はこのケースが多く見られます。また、非正規雇用労
働者は職業能力を高めるチャンスも少なく、正規雇用に結びつくことが困
難になっていますし、雇用が不安定なため、結婚、子育てなど将来設計を
立てるにも困難な状況に置かれています。
(1)非正規労働者が増加した原因どうとらえているか。
(2)非正規労働者の1980万人。平均年収は200万円以下といわれ
ているが、非正規労働者の増加が行政に与える影響はあるか
(3)ワーキングプアとは
(4)佐渡市の臨時職員はどのくらいいるか。日額・時給はいくらか
(5)過去5年間の臨時職員雇用状況は
(6)保育職場の実態について
(7)佐渡市が低賃金で働く労働者を多く採用していることで結果として
佐渡全体の賃金を引き下げていることをどう考えるか。
4,佐渡おこしチャレンジ事業廃止
4,佐渡おこしチャレンジ事業廃止及び今後の取り組み
廃止及び今後の取り組みについて
及び今後の取り組みについて
この事業は地域を活性化するため地域住民が中心となり、
「先代が残
してくれた集落環境や郷土芸能を見つめ直し、それを活かすことで住民
一人ひとりが希望と誇りを持って暮らせる地域づくりを実現する。
」等
のため実施されてきたと存じますが、なぜ廃止するのか、今後この種事
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業をどう発展させていくのか市長の見解を求めます。
5、地方創生について
戦後、日本は、東京に人を集めることで経済成長を遂げてきた。東京の
経済成長が日本全体の経済成長を支えてきた。しかし、東京への人口集中
が国の想定を上回って高水準を維持し続けたため、少子高齢化が進む現在、
地方都市の持続性が低下するという問題を生んでいる。特に若者や女性の
地方からの流出は深刻で、歯止めをかけることが喫緊の課題だ。
一方で、2001 年以降、東京への人口の一極集中が加速しているにも関わ
らず、日本経済は衰退している。東京中心の経済成長モデルは限界とも言
え、今後は、地域経済を自立させること、地方が成長する活力を取り戻す
ことが重要になる。
東京一極集中の流れを止めるとして
(1)地方の雇用創出
(2)地方への移住
(3)若い世代の結婚・出産・子育ての希望の実現
(4)時代にあった地域づくり
の 4 点を基本目標に据え、特に地方に「しごと」をつくることで、地方
への「ひと」の流れをつくる好循環をうむとの道筋を提示。地方での若者
向けの雇用を、事業開始の初年度に 2 万人、以降毎年 2 万人ずつ引き上げ
て、5 年後に年 10 万人、5 年間で計 30 万人の雇用を生み出すという数値
目標を掲げた。
地方移住については、いまは年間 47 万人に上る地方から東京圏への転
入者を、段階的に減らし、2020 年の時点で年間 6 万人減らす一方、年間
37 万人の東京圏から地方への転出者は 2020 年に年間 4 万人増やし、転出
入を同一水準にすることで、一極集中の流れを止めるとした。2015 年度は
自治体が地方版総合戦略の策定期間とし、2016 年度から本格的な地方創生
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を実行する。
そこで以下について市長の見解を求めます
(1)佐渡市が新交付金での取り組む内容について
①地域消費喚起・生活支援型 ②地方創生先行型
(2)2014 年度補正予算で佐渡市が取り組む施策と予算規模について
(3)東京等に一極集中する都市化現象の原因をどうとらえているか
(4)地方人口を増やす起爆剤として東京等から地方へ人の流れを変える
というが実現可能と考えますか。
(5)希望出生率なる目標を掲げるだけで子供がたくさん生まれると考え
ますか
(6)佐渡市における安定した雇用を創出するための施策は何か
(7)佐渡市が若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるため実施
する施策は何か
(8)新交付金「地域消費喚起・生活支援型」
「地方創生先行型」は景気
回復の実感がないとの地方の声に応える狙いがあり新年度予算案を
待たずに、前倒しで経済対策に盛り込んでおり、歴代内閣がこの時期
に実施してきた地方統一選を見通した対策でありバラマキとのとの
見方があるが市長の見解を求める。
6,今年度の退職者数と佐渡市将来ビジョンについて
(1)平成 25 年度と平成 26 年度の退職者数及び退職予定数は
(2)平成 31 年度の職員数を平成 25 年度より 103 人削減し 1,176 人
とするとなっているが平成 27 年 4 月 1 日の職員数の予定は
(3)支所・サービスセンターの業務の見直しはどうなったか
(4)両津病院の看護師補充及び3F 病棟休止解除の見込みは
(5)一本査定による削減を70億円と想定していたが見通しに変化は
ありますか
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(6) 佐渡市の平成27年度当初予算454億円は類似団体と比較し
ても大型予算である。消防、市立病院を維持していることを考慮
すれば職員を一定程度確保することは重要である。
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