宝塚市立中央図書館平成 27 年度読書週間行事 第1回 11月1日(日) 川上弘美の世界 ~『神様』『神様 2011』と 『センセイの鞄』を中心に~ 第2回 11月7日(土) 村上春樹の世界 ~『バースデイ・ガール』と 二つの短編集を中心に~ 時間はいずれも 13:00~15:30 講師:藤本 場 所:宝塚市立中央図書館 2 階集会室 対 象:中学生以上 先着各 70 名(保育はありません) 参加費:無料 申込み:平成 27 年 10 月 1 日(木)から 10:00~18:00 電話または窓口にて(定員になり次第締め切り) 宝塚市立中央図書館まで 0797-84-6121 英二さん 《講師紹介》 元県立川西高等学校宝塚良元校教諭。高山智津 子・文学と絵本研究所所員。主な著作は『物語のか なた-上橋菜穂子の世界』 『人気のひみつ、魅力のあ りか-21世紀こども文学論』 『児童文学の境界へ- 梨木香歩の世界』『聞かしてぇ~な仕事の話』など。 市民のための現代文学講座 第1回 平成27年11月1日(日) 13:00~15:30 川上弘美の世界 -「神様」「神様 2011」と「センセイの鞄」を中心に- 前半は、デビュー作「神様」 (1994 発表。高校国語教科書に採られています)を通して、川上弘美の出 発点を確かめます。次に《原発震災を描く最初の小説》と言われる「神様 2011」を検討します。「神様」 はもともとどのような小説だったのか、書き直しによって、その小説世界がどう変貌したか。参加者と一緒 に考えてみたいと思います。 後半は谷崎潤一郎賞受賞の『センセイの鞄』(2001)を、選評、SF、俳句、内田百閒などさまざまな 角度から補助線を引いて読み解いてみます。 第2回 平成27年11月7日(土) 13:00~15:30 村上春樹の世界 -「バースデイ・ガール」と二つの短編集を中心に- 前半は、村上春樹翻訳ライブラリー『バースデイ・ストーリーズ』 (2002)に収められた短編「バ ースデイ・ガール」 (中学国語教科書に採られています)を、参加者の意見も聞きながら、具体的に読み解 いていく予定です。 後半はその前後に書かれている二つの短編集、 『神の子どもたちはみな踊る』 (神戸の大地震と地下鉄サリ ン事件を念頭に、『地震のあとで』というタイトルで 1999 年に雑誌に連載)と『東京奇譚集』(2005) に目を向け、村上春樹の小説世界の特徴を探りたいと思います。 市民のための現代文学講座申込用紙 受付日: 受付時間: 受付者: 電話・カウンター 枠内をご記入ください 〇で囲んでください 受講希望日 第1回(11月1日) ・ 第2回(11月7日) ふりがな お名前 お電話番号 ご住所 キャンセルされる場合は、必ず中央図書館までご連絡ください。(0797-84-6121)
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