せいよ せいよ せいよ せいよ

平成 27 年 6 月 12 日発行
事務だより
第 27 号
事務だよりせいよ
せいよ
第 27 号
H27.6.12 発行
愛教研西予支部
西予支部事務職員部
事務職員部
給与条例一部改正についての主な内容
1
給料表の見直し
愛媛県では、国の人事院勧告において実施される俸給表等の見直しに
愛媛県では、国の人事院勧告において実施される俸給表等 の見直しに準じて、
準じて、
(行政職の平均改定率△2.38
(行政職の平均改定率△2.38%)
すべての給料表が減額改定されました。
新給料表は、平成 27 年4月1日から適用されます。
ただし、新給料表による給料月額が平成 27 年3月 31 日時点の給料月額を下回
ただし、新給料表による給料月額が平成
る場合は、3年間(H27~29 年度)に限り
年度)に限り『現給保障差額』
が給料として支給さ
『現給保障差額』が給料として支給さ
れます。(※教職調整額を含む)
なお、平成 27 年3月 31 日時点の保障となるため、3月 25 日で発令が切れてい
る講師や養護助教諭等は、残念ながら現給保障差額の対象となりません。
『 現給保障 』って何?
給料表の引下げによって生じる減額分の激変緩和のため、
平成 27 年度から 3年間、
新給料表
新給料表による
による給料月額が
給料月額が平成 26 年度末
年度末時点の給料月額
時点の給料月額を下回ることのないよう、
を下回ることのないよう、
差額を給料として支給するものです。
なお、3年の現給保障の間に、昇格や昇給により平成 26 年度末時点の 額を上回る
場合は、上回った額が支給されます。
≪参考(イメージ)例:中小教給料表
イメージ)例:中小教給料表
〔改定前の旧給料月額(A)〕
(A)H27 年 3 月 31 日
2-100 の場合≫
旧給料月額 380,127 円
〔改定後の新給料月額(B)〕
(B)H27 年 4 月 1 日
新給料月額
371,100 円
差額
〔 現給保障差額(A-B) 〕
※
平成 30 年3月 31 日まで支給
現給保障差額は、
「給料」として支給されるため、期末勤勉手当等の各種手当
の算定基礎になる給料月額には、現給保障差額も含まれます。
1
平成 27 年 6 月 12 日発行
事務だよりせいよ
第 27 号
一部の級について号給が増設され、最高号給が8号給上がりました。
号給の頭打ちにより昇給がストップしていた方にも、昇給の機会が確保される
こととなりました。
(中小教2級・特2級、行政職5級・6級)
〔中小教給料表: 最高号給〕
・2級 (旧) 2-149
・特2級(旧)特2-109
2
→
→
(新) 2-157
(新)特2-117
諸手当の見直し
〔支給額の引上げ〕
『教育職員の特殊勤務手当に関する条例 第6条の3 第2項』
『教育職員の特殊勤務手当の支給等に関する規則 第5条 第1項及び第2項』
・修学旅行、自然の家引率業務
3,400 円
→
(新)4,250 円
・対外運動競技等指導業務
3,400 円
→
(新)4,250 円
・部活動指導業務
2,400 円
→
(新)3,000 円
〔率の引上げ〕 『教育職員の給与に関する条例 第 17 条の3 第2項』
・「・・・最高号給の給料月額の 100 分の 16 を超えない範囲内・・・」
↓
・「・・・最高号給の給料月額の 100 分の 17.5 を超えない範囲内・・・」
上記管理職手当の条例改正を受け、
『教育職員の管理職手当に関する規則』の改正も行
われています。詳しくは、以下のとおりです。
<中学校・小学校教育職員給料表>
職務の級
区 分
4 級
3 級
管 理 職 手 当
2 種
64,800 →
(新)69,500
3 種
55,600 →
(新)57,900
3 種
51,800 →
(新)54,000
4 種
43,200 → 43,200
〔支給額の引上げ〕
『職員の給与に関する条例 第 10 条の2第2項』
『単身赴任手当に関する規則 第4条第3項 』
単身赴任手当の支給額を3年間かけて段階的に引上げます。
・『
単身赴任手当
・基礎額・・・月額
』
=
基礎額
23,000円
+
→
加算額
30,000円
(平成 27 年度は、26,000円)
・加算限度額・・・月額
45,000円
2
→
58,000円
平成 27 年 6 月 12 日発行
第 27 号
事務だよりせいよ
仕事と家庭の両立を支援するための時差出勤
仕事と家庭の両立を支援するための 時差出勤
西予市教育委員会では、
西予市教育委員会では、仕事と家庭の両立を支援するため、教職員個人の特別な事情を考慮し、
仕事と家庭の両立を支援するため、教職員個人の特別な事情を考慮し、
職務に支障のない範囲内において、希望する時刻の出勤を設定する「時差出勤制度」を平成 27 年5
月1日から実施することになりました。
・小学校第3学年修了前
第3学年修了前の子を養育する
の子を養育する教職員
対象職員
・放課後等デイサービスを行う事業等の場所に子を送迎する教職員
・家族の介護を行う教職員
・その他学校長が適当と認める特別な事業がある教職員
勤務形態
期間
申請方法
始業時刻の1時間前(7
始業時刻の1時間前(7:00)から始業時刻の1時間後(9
)から始業時刻の1時間後( 9:00)までの
間に、始業時刻を基準とした 10 分毎の単位で希望する時刻の出勤
4週間単位
時差出勤の開始を希望する週の1週間前までに「時差出勤開始申出書」
を学校長に提出する。
例えば…
A 教諭には、
教諭には、5歳の息子がい
5歳の息子がいます。自宅から学校までの通勤時間は 30 分。
保育所は、自宅の近くですが、保育所の開所時間は 7時 45 分。
子どもを保育所に預けてから学校へ出勤することが昨年度まではできませんでした
子どもを保育所に預けてから学校へ出勤することが昨年度まではできませんでした。
。
そこで、時差出勤を活用してみることにしました。
保育所 7:45 預け
終業時刻 16:50
始業時刻 8:20
通勤 30 分
通勤 30 分
保育所 17:
7:20 迎え
正規の
正規の始業時刻より
始業時刻より 20 分遅れで勤務開始 、終業時刻は 20 分遅れの 16 時 50 分となります。
バタバタと忙しい朝ですが、少しでも余裕をもって家族と過ごせるこの制度!
仕事と家庭の両立に一翼を担う制度
仕事と家庭の両立に一翼を担う 制度となれば良いですね。
Column コラム
平成 27 年6月1日より道路交通法が改正されました。ルールとしては信号
無視、通行区分違反、酒酔い運転、携帯電話を使用しながら
無視、通行区分違反、酒酔い運転、携帯電話を使用しながらや、傘を差して運
や、傘を差して運
転する安全運転義務違反など以前と変わりない、 当たり前のことではありま
り前のことではありま
す。
一番大きく変わったところは、違反した際の警察の対処。一定の危険な違反
行為をして2回以上摘発された自転車運転者は、講習手数料 5,700 円を支払って講習を受けな
ければいけなくなったこと。しかも、上記「安全講習」の受講に応じない場合は、略式起訴と
なり、5万円以下の「罰金」がかせられるというもの。( 14 歳以上対象)
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平成 27 年 6 月 12 日発行
事務だよりせいよ
第 27 号
今後の西予市の共同実施について
西予市共同事務室長会
【 これまでの経緯 】
西予市の学校事務の共同実施は、平成 19 年度に宇和地域で分散方式によって始まり、平成 21 年度
からは、市内5地域すべて集中配置方式での実施となり、前年度末で7年が経過しました。この間、
各地域の運営委員会、共同事務室室長会及び共同事務室連絡協議会で、望ましい共同実施のあり方に
ついて協議を重ね、業務担当者会による取組や各共同事務室の実践を通して、その具現化を図ってき
ました。
それにより、現在の西予市内のどの共同実施地域においても、効率的で精度の高い学校事務の実践
がなされ、構成校との信頼関係が深まっています。
学校事務を取り巻く環境は近年、急激な変化を遂げ、業務の複雑多様化、事務職員の年齢構成の偏
り、多様な任用形態等により、安定して業務を遂行し、信頼のおける事務処理体制を構築するために
学校事務の共同実施が不可欠となっています。
西予市の小学校の再編計画に合わせて、今後の学校事務の共同実施のあり方を、平成 24 年度から室
長会、各支部の共同事務室運営委員会や西予市共同実施連絡協議会において協議してきましたが、そ
れぞれの支部の実情や思いがあり、統一した方向性の結論は未だに出ていません。
【 現在 ~ 今後 】
来年度には城川地域の小学校統廃合が実施され、西予市の学校数は 21 校から 18 校となります。
<28 年度のイメージ>
明
共同事務室
構成する学校
浜
宇
野村・城川
和
6校
2校
8校
明浜小
多田小・中川小
石城小・宇和町小
皆田小・明間小
田之筋小・宇和中
明浜中
野村小・大野ヶ原小
惣川小 城川小(仮称)
城川中・ 野村中
三
瓶
2校
三瓶小
三瓶中
組織的、系統的な事務処理を行うことにより高水準の事務機能を維持し、共同実施地域内の学校教
職員の事務負担軽減を図り、教育条件の整備を支援していくためには、事務長、事務係長を含む適正
規模の集中配置型の共同事務室で、事務室の規模や人員に左右されない安定した共同事務室運営が必
要不可欠だと思われます。
そこで、野村・城川地域では、3年をかけて共同事務室統合に向けて協議を重ね、
「来年度、共同事
務室を統合し集中型共同事務室を維持する」ことが両運営委員会で決定され、今年度の西予市共同実
施連絡協議会に諮ることになっています。
また、それぞれの地域の運営委員会においても事務室適正運営についての話し合いがなされており
ますので、室長会では、すべての構成校に同質の支援を行うためには、各支部の諸事情もありますが、
西予市全体を見据えた共同実施の方向性や共同事務室の在り方について、早急に、各関係諸機関や教
職員の皆さんに提案するべく組織案の作成を進めています。
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