研究課題【非 CBF 急性骨髄性白血病に対する同種造血幹細胞移植に おいて移植前大量シタラビン療法の有効性に関する検討】に関する 患者さんへのお知らせ 京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科および神戸市立医療センター中央市 民病院 血液内科では、日本国内で 2005 年 1 月から 2014 年 12 月の期間に急性 骨髄性白血病の第一寛解期に同種造血幹細胞移植を施行された 15 歳から 70 歳 の方を対象に、移植前大量シタラビン療法が移植治療成績に与える影響を解析 する研究を行います。 大量シタラビン療法は、急性骨髄性白血病に対して寛解導入化学療法後に行う 地固め療法において施行する治療方法です。急性骨髄性白血病に対する抗腫瘍 効果が高い一方で治療毒性も強い治療です。しかし、同種造血幹細胞移植の移 植前において大量シタラビン療法が移植の予後を改善させるかどうかはまだは っきり分かっていません。 情報収集する項目としては、年齢、性別、核型、治療内容、治療効果、各種 検査結果、合併症の有無、移植後の臨床経過)が挙げられます。すでに診療に おいて実施された検査結果を用いるため、追加の検査はありません。患者さん から得られた検体(血液や細胞)そのものを用いた研究は含まれません。研究 成果は学会、論文にて公表を行います。データは匿名化され、個人情報は保護 されます。研究計画書および研究の方法に関する資料をご希望の場合は、研究 責任者にご連絡頂ければ、他の研究対象患者さんの個人情報および本研究に関 する知的財産の保護等に支障がない範囲内で公表致します。情報を本研究のた めに使用されたくない方は、あらかじめご連絡いただければ解析対象から除外 いたします。このような場合でも治療において不利益を被ることはございませ ん。ただし、既にどなたの情報かわからないように匿名化されていて除外不可 能な場合には、ご希望に添えないこともあります。 研究の主たる責任者及び連絡先は、京都大学医学部附属病院 血液・腫瘍内 科 近藤忠一、電話番号 075-751-3152 です。また病院にも連絡窓口を設けてお ります。連絡先は、京都大学医学部附属病院 総務課 研究推進掛 075-751-4899 [email protected] です。
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