私の世界に響く声 - 自由と平和のための京大有志の会

「自由と平和のための京大有志の会」による NF ( 学園祭 ) 企画
私の世界に響く声
ー私の世界を形作る「考えること」「表現すること」ー
「誰かに伝え、共に生きるために。
闇の中をもがきながら組み立てた、私たちの過去と現在」
をコンセプトに、社会の混迷や暴力を可視化しながらも、
そこに一筋の光を見出そうとするような作品 (主に映像や写真、音楽など)を鑑賞し、
その作者や有識者を交えてのシンポジウムを開催します。
- Guest 瀬々敬久さん ( 映画監督 ) 、関谷滋さん ( 元ベ平連 ) 、比嘉真人さん ( 映像作家 )
- 2015 / 11 / 22 ゲストによるトーク : 12:00 ~ 16:00
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映像上映・展示企画 : 9:00 より終日
( 詳しい日程は裏面をご参照ください。 )
- 京都大学文学部 第二講義室 -
自由と平和のための京大有志の会 : http://www.kyotounivfreedom.com/ facebook ・ Twitter もご覧ください。
他人や社会と積極的に関わっている人たち。
集団の中で意見を言って、私よりは存在感がある、目立っている友達。
そんな人達をぼーっと見つめる。 ーー大変そう。自分とは縁遠い。
「世界と繋がる」「社会と関わる」って、結局何? そんなん自分にとって意味ある?
それでも、「どうせ大して変わらないのに」って思いながら、
何故か耳の奥に残る、「世界を変える」のキャッチコピー。
かつて、インドを非暴力不服従で独立に導いたガンジーは、以下の様な言葉を残しました。
「あなたがすることの殆どが無意味であるが、それでもあなたはそれをしなくてはならない。
そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、
世界によって自分が変えられないようにするためである。」
12 : 00 ~ 比嘉真人
さん
13 : 00 ~ 関谷滋
さん
映像作家。東京にてTVドラマ制作スタッフを経て、 2007
元JATEC(反戦脱走米兵援助日本技術委員会)・ベ平連
年沖縄県北部の大自然に魅かれて東村高江へ移住。当時より
(「ベトナムに平和を!」市民連合)活動家。
米軍ヘリパッド建設に揺れる高江地区の現状を撮影発信、上
1948 年新潟県生まれ。 1967 年 7 月に、東京のベ平連事務所に顔を
映会活動を行う。 2013 年より「久高オデッセイ第三部風
出すようになり、 1968 年 1 月から脱走兵援助活動に携わる。 1968
章」制作、今年 6 月完成。
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年 4 月、立命館大学入学を機に、京都に移り、鶴見俊輔さんの要
*
講演開始直前に「やんばるからのメッセージ ( 10分版 ) 」
を、午前中と全講演終了後に「やんばるからのメッセージ」
全編をそれぞれ上映いたします。基地と隣りあわせながらも
美しい自然と人々の暮らしを見に来て下さい。
15 : 15 ~ 瀬々敬久
さん
1960 年、大分県生まれ。 80 年、京都大学文学部入学。映画
部に所属し西部講堂での上映活動に携わる一方、自主映画を
製作。卒業後は上京し、助監督を経て 89 年『課外授業 暴
請で脱走兵援助活動に専念、奔走する。 1998 年 5 月には、その
体験、資料等をまとめた共編著書『となりに脱走兵がいた時代-
ジャテック、ある市民運動の記録』が出版される。
* * * 今回は、 13:00 ~「 Do Not Kill 」 ( ベトナムの平和を実
現するために活動した日本・世界の市民についてまとめた映像 )
上映と共にご講演くださいます。
映像上映 : 10:00 ~ やんばるからのメッセージ 1
10:30 ~ やんばるからのメッセージ 2
16:15 ~ Do Not Kill , 17:30 ~ やんばるからのメッセージ 2
写真展 : 沖縄の自然と暮らし ( 終日 )
行』で監督デビュー。 90 年代はピンク映画、 00 年代からは
、映画、テレビ、ビデオ、ドキュメンタリー等、様々なジャ
ンルで作品を発表している。近年では『ヘヴンズ ストー
リー』( 10 )がベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞と
NETPAC賞をダブル受賞。翌年、同作で芸術選奨を受け
る。『アントキノイノチ』( 11 )がモントリオール世界映
画祭でイノベーションアワードを受賞。最近作は『ストレイ
ヤーズ・クロニクル』( 15 )。来年公開予定に『 64 -ロク
ヨン-前編/後編』。現在、大正アナキストと女相撲の力士
たちの交流を描いた映画『菊とギロチン』を画策中。
参加申し込みは不要です。盛りだくさんのプログラムとなっておりますが、適宜休憩を挟みます。お待ちしております!