広島県立黒瀬高等学校【毎日の生活から】部門２年中田彩葉さん分野②「わたしの描いた夢」題名：社会福祉士になるためには私の夢は、社会福祉士になることです。社会福祉士はソーシャルワーカーの国家資格であり、医療や福祉に関する相談業務等の仕事をする福祉系三大国家資格の一つです。私がなぜこの仕事を選んだのかというと、施設で利用者一人ひとりに優しく的確なサポートをしておられる姿を実際に見たからです。初めて見た時は、どういう職種の方でどのような仕事をするのか全く知りませんでした。気になって調べてみると社会福祉士という仕事を見つけました。始めは、「利用者の相談を聴いて助言する」だけの楽な仕事だと思っていました。しかし、調べていくうちにその考えは間違っていることが分かりました。社会福祉士は、利用者の相談に乗るだけでなく、利用者家族とのお話しする機会があり、介護を行う上での悩み等の助言も行わなければならない仕事だということを知りました。利用者やその家族の思いを第一に考え幸福（しあわせ）に過ごせるように正しい情報を伝え、相談者のニーズに応えられるようにしていきたいと思いました。そんな社会福祉士という夢を叶えるために今は、介護や福祉の事を学んでいます。社会福祉士は法律などの難しいことを覚えておかなければならないので苦手な分野でも頑張っています。また、相談業務は信頼関係を得ないと出来ない仕事なため利用者とどのようにコミュニケーションを図ると信頼関係に繋がるのか、利用者と接する時は毎回考えています。私が社会福祉士として現場に就くときには、入所している高齢者も多く、沢山の相談業務が待っていると予想しています。ですが、自分がこの仕事をしたいと決めたからには最後までやり遂げたいと思います。今は学ぶことが多く、嫌なことや辛いこともあるけれど、夢を実現するために一生懸命頑張っていきたいです。そしていつか、信頼され、幸福（しあわせ）を届けられる社会福祉士になりたいです。