手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 1.手動でのRAID構築の手順 手動で仮想RAIDを構築する場合、RAIDの種類によって手順や設定項目が異なる場合もありますが、基本的な手順 は全て同じです。 (1) 基本的な手順 ① 起動画面上部のメンメニューにある「RAID構築」を 59 クリックします。 ② 画面左側の接続されたストレージ下に表示されている 61 RAID構成デゖスクの中からフゔルシステムが表示されて いるデータパーテゖションをダブルクリックして下さい。 データ領域のパーテゖションの探し方 通常、RAID構成デゖスクの中には複数のパーテゖションが含まれています。その中でそのデゖスクの容量に近い最もサズ の大きいパーテゖションが、データ領域のパーテゖションの目安となります。 ③ RAIDパラメーターを自動でロードするか確認する メッセージが表示されたら、「いいえ」を選択します。 ※メッセージが表示されない場合もあります。 ※「はい」を選択してしまった場合、必要なRAIDコンポーネン 63 トが見つからない、というメッセージが出ますので、もう一度 デゖスクを選択し直して下さい。 選択したデゖスクが画面右側に移動しますので、同じ 操作を全てのRAID構成デゖスクに対して行います。 1 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 ④ デゖスクの順番を正しく入れ替えます。 64 移動するデゖスクを選択して、ツールバーにある↓↑ ボタンで位置を移動して正しい順番にして下さい。 ⑤ 仮想RAID設定の項目で、RAIDパラメータを設定します。 67 (2) RAIDパラメータの設定 RAIDパラメータは、RAIDの種類やメーカーによって異なります。 RAIDパラメータは公開されていないため、パラメータを変更しながら確認していく以外に方法がありません。 RAIDパラメータについて 復旧天使では、RAIDパラメータに関するご案内や情報提供は行っておりません。 設定したRAIDパラメータが正しいかどうかの判断について RAIDパラメータの設定を変更して仮想RAIDを構築した場合、その設定が正しければ、作成された仮想RAIDのボリュームに はフゔルシステムが正常に表示され、そのボリュームを開くとフォルダ構造やフォルダの数、フゔル名などが正しく表 示されます。フォルダやフゔルの欠損もなく正常に表示されている場合は、データを保存してフゔルが正常に開くかど うかを確認して下さい(体験版での使用の場合は、容量制限内での保存となります)。 フゔルが正常に開くようであれば、正しい設定である可能性が高いと言えますので、他のフォルダのフゔルも可能な限 り開いて確認して下さい。 2 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 一度作成したRAIDボリュームのRAID設定を変更するには、 作成したRAIDボリュームを右クリックしてコンテキストメ 68 ニューにある「RAID構成情報の編集」を選択して下さい。 作成したRAIDボリュームのRAID設定情報が表示されたら、 65 変更したい項目のパラメータを変更してから、ツールバーの 「この設定でRAIDを構築」をクリックして仮想RAIDを作成 して下さい。 手動でのRAID構築は、正しいRAIDパラメータの設定となるまで、これらの手順を繰り返し行う作業となります。 3 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 2.RAID5のディスクによる具体例 HDD4台 RAID5で構成されているRAIDボリュームを例に、手動でRAIDを構築する例をご説明します。 事例では、デゖスク1台が物理的に損傷して残り3台で作業をしています。 尚、作業用コンピュータに接続したRAID構成デゖスクが正常に認識されれば、通常は復旧天使ソフトウェゕを起動した段階で、 自動で仮想デゖスクを補ったうえでRAIDボリュームを作成します。 以下は、起動時にRAIDボリュームが作成されない場合の操作となります。 復旧天使Standard RAIDをゕドバンスドモードで起 動した状態です。 Vd1 画面ではデゖスク3台が正常に認識されています。 画面上にある「RAID構築」ボタンをクリックして仮 想RAID構築画面を表示させます。 Vd2 4 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 RAID構築画面の左に接続したRAID構成デゖスクが表 示されていますので、表示されているRAID構成デゖ スクの1つを選択して右クリックメニューからRAID Vd3 コンポーネントとして使用するために、追加します。 RAIDコンポーネントとして追加する際に、RAID構成 デゖスクからソフトウェゕがRAIDの情報を検知した 場合は、「RAIDパラメータを自動でロード」するか Vd4 確認するメッセージが表示されます。 RAIDの情報が検知されない場合 RAID構成デゖスクからソフトウェゕがRAIDの情報を検知できない場合は、デゖスクを選択して追加すると、上記メッセージ は表示されずにRAID構築画面の右側にデゖスクが移動します。 残りの2台のデゖスクについても同じ操作を繰り返します。 5 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 手動でRAIDを構築する場合は「RAIDパラメータを自 動でロード」しませんので、「いいえ」を選択します。 選択したデゖスクは画面右に表示されます。 69 残り2台のデゖスクも同様に追加します。 作業用コンピュータに接続されていないデゖスクを仮 想で代替デゖスクとして追加します。 「代替デゖスク(プレースホルダー)を追加」をク 70 リックすると「不足ドラブの代替えデゖスク」が追 加されます。 デゖスクの順番を正しく並べ替えます。 71 デゖスクは表示のDrive番号が正しい順番とは限りま せん。 画面右に追加したデゖスクは、選択すると画面下の 16進ビューゕに内容が表示されます。 RAID構成デゖスクによっては何番目のデゖスクかが 表示される場合もありますので、参考にしてください。 6 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 デゖスクの順番を入れ替えます。 仮想RAIDの設定の値は、デフォルトの設定値で試し ます。 71 「この設定でRAIDを構成する」とクリックすると、 仮想RAID構築画面が閉じて、起動画面の左下に作成 Vd6 した仮想RAIDボリュームが表示されます。 作成した仮想RAIDボリュームを開いて、フォルダや Vd7 フゔルが正常に表示されれば、正しい設定で仮想 RAIDが構築されていると確認できます。 7 手動でのRAID構築の手順 1.手動でのRAID構築手順 2.RAID5のデゖスクによる具体例 作成した仮想RAIDのパーテゖションを開くと、正常 にフォルダが表示されています。 またフゔル名も文字化けせずに表示されています。 74 フゔルを右クリックの「開く」で開いてみると、正 常に開きます。 75 このようにデータを確認して、問題なければデータを 保存して作業を完了します。 8
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