守りたい、伝えたい日本の伝統、文化、風習 【日本文化再発見講座】 文房四宝~ 文房四宝~紙と墨( 紙と墨(硯)~(3回) 前年の「筆」に続いて「紙と墨(硯)」を取り上げます。豊かな自然に恵まれたわが国ではその昔、全国各地で紙作り(和紙)が盛んに行われ、長い 歴史と伝統を誇ります。昨秋、その「日本の和紙」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいところです。また、煤と膠と少量の香 料を混ぜて固めた墨も歴史は古く、伝統製法を現在に引き継ぎます。一口に紙、墨といえども原料の違いによって特性・特徴は異なり、その違いは 表現に無限の広がりと豊かさをもたらします。 今回の講座では、紙と墨の性質を知り、日本画鑑賞における役立つ、通なポイントを各分野で活躍するプロフェッショナルな講師陣をお招きし 開講します。どうぞご期待ください。 第1回 5月30日(土) /14:00~15:30 紙と墨の魅力を知ろう 講 話】 紙と墨の魅力を知ろう! を知ろう!【講 「墨と紙と日本の絵画史―その響きあう魅力」 講 師:徳島県立近代美術館 企画交流室長 森 芳功 氏 日本には、絵画史と並行して墨や紙をめぐる人々の歴史がありました。いい墨、いい紙をつくろうとする 職人たちと、いい墨、紙を求める画家たちの響きあう関係が、日本絵画史の底流にあったのです。作品鑑 賞を楽しむ視点も広がりますので、その歴史を、墨と紙に惹かれた人たちのエピソードを交えつつご紹介 したいと思います。 第2回 6月13日(土) /13:30~15:30 紙と墨の表現を楽しもう!【体 と墨の表現を楽しもう!【体 験】 講 師:日本画家 森山 知己 氏 紙の特性・特徴、墨の性質や色を知りながら表現を楽しみます。 第3回 6月28(日) /13:30~15:30 紙を作ろう! 紙を作ろう!【体験( 【体験(バスツアー予定 バスツアー予定) 予定)】 講 師:上田手漉和紙工房(津山市) 清らかな水が流れ、原料となる上質な三椏が採れる岡山県北・津山上横野地区。この地で長く和紙作りに 携わる上田手漉和紙工房のご協力をいただき、手漉き和紙作りについてのお話をうかがい、作業を見学し、 自分だけの手漉き和紙づくり体験も行います。 お申込み・お問合せ 華鴒大塚美術館 募 集:第1回 30名(要申込) /第2・3回 各10名(要申込・先着順) 〒715-0024 岡山県井原市高屋町 3-11-5 参加費:第1回 聴講無料(但し団体入館料が必要です。) TEL 0866-67-2225・FAX 0866-67-0200 第2回 1000円 /第3回 6000円(予定 ※体験・昼食・バス代など含む) ※お申し込みの際には、お名前、ご連絡先、 参加希望コースをお伝えください。 持ち物:第2回 筆(あれば)、タオル(筆を拭くなど)2枚 /第3回 タオルなど 場 所:第1・2回 華鴒大塚美術館内 /第3回 津山市・上田手漉和紙工房(※お申込時詳細をお伝えします。) ツアー行程 8:45 美術館発 → 11:00~11:50 長法寺(見頃をむかえる紫陽花を楽しみます) 長法寺 → 12:00~13:00 昼食 → 13:30~15:30 上野手漉和紙工房(いよいよ体験です) → 17:30 頃美術館帰着 美術館帰着 ※スケジュール・参加費に 上野手漉和紙工房 ※スケジュール・参加費に変更の場合 ・参加費に変更の場合がございます。 変更の場合がございます。
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