コンクリート工学Ⅰ演習問題解答(11月4日提出)

コンクリート工学Ⅰ 演習問題
2015/11/04
1. b = 40cm, h = 70cm, d = 64cm, As = 5 − D 25 ( SD 295) の単鉄筋長方形断面について,
以下を求めよ。
1)曲げひび割れ発生モーメント。
2)鉄筋が降伏するときのモーメント。
3)曲げ破壊モーメント。
なお、fc’=30N/mm2,fbt(曲げひび割れ強度)=4.5N/mm2,fy=295N/mm2,Ec=30kN/mm2,
Es=210kN/mm2,As=25.33cm2 とする。
2.有効スパン 8m の単純ばりに永久荷重(死荷重)と変動荷重 wr = 30kN / m が作用する
3
とき、終局状態に対する安全性を検討せよ。この部材の単位容積質量は 24kN / m であ
る。なお、断面は問題1と同じとする。
3.図に示す複鉄筋長方形断面の曲げ耐力を求めよ。
ヒント:圧縮鉄筋も降伏
していると仮定しよう
d ′ = 3cm
b = 40cm, h = 70cm, d = 64cm, d ′ = 3cm,
As = 5 − D25 (SD295), As = 2 − D16 ( SD295)
'
f c' = 30 N / mm 2 , f y = 295 N / mm 2 ,
As = 25.33cm 2 , As' = 3.97cm 2
4.図に示す単鉄筋 T 形断面の曲げ耐力を求めよ。
中立軸がフランジ内と仮定しよ
う(x≦t)
b
t
b = 100cm, t = 15cm, bw = 45cm, d = 85cm,
As = 10 − D29 (SD390),
d
f c' = 30 N / mm 2 , f y = 390 N / mm 2 ,
As = 64.24cm 2
bw
5.問題4で示した単鉄筋 T 形断面について、鉄筋量 As = 10 − D35 ( SD390) に変えたと
きの曲げ耐力を算定せよ。なお、 As = 95.66cm とする。
2
これができれば完璧だ