阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館の指定管理者募集要項

阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館の指定管理者募集要項
阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館の運営及び維持管理を効果的かつ効率的に
行うため,地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項及び阿久根市公
の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例(平成16年阿久根市条例第26号。以
下「指定手続等条例」といいます。)第2条の規定により,次のとおり指定管理者を募集し
ます。
1
指定管理者募集施設の概要及び募集団体数
⑴
募集施設の概要
施設名称
阿久根市立図書館
所在地
阿久根市高松町2番地
構造規模
鉄筋コンクリート造3階建
延床面積
489.84㎡
建物見取図
【資料1】のとおり
⑵
阿久根市立郷土資料館
265.22㎡
募集指定管理者数
募集する施設数は2ですが,一体的に管理し両施設を効果的に運営していくことに
より,利用者へのサービス向上が図られるとの観点から,募集指定管理者数は両施設
で1団体(又はグループ)とします。
2
管理運営の基準
⑴
施設の性格
市民の教育の振興と文化の発展に寄与するための図書館と,本市の歴史,芸術,民
俗,産業等に関する資料を収集・保管・展示して教育的配慮のもとに市民その他一般
の利用に供する郷土資料館であり,民間事業者の経営努力や創意工夫により,利用者
数の一層の増加を図り幅広い教育振興を目指すことが期待される施設です。
⑵
施設の利用
主に次の条例及び規則に基づいた利用になります。
①
阿久根市立図書館の設置及び管理に関する条例(昭和33年阿久根市条例第22
号。以下「図書館設置条例」といいます。)【資料2】
②
阿久根市立郷土資料館の設置及び管理に関する条例(昭和60年阿久根市条例第
24号。以下「郷土資料館設置条例」といいます。)【資料3】
③
阿久根市立図書館の設置及び管理に関する条例施行規則(平成17年阿久根市教
育委員会規則第1号。以下「図書館設置規則」といいます。)【資料4】
④
阿久根市立郷土資料館の設置及び管理に関する条例施行規則(平成17年阿久根
市教育委員会規則第2号。以下「郷土資料館設置規則」といいます。)【資料5】
⑶
休館日
1
①
毎週月曜日(祝日に当たる場合は,翌日以降の最初の休日でない日)
②
年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)
③
図書館設置条例第7条第2項で定める日
⑷
開館時間
①
午前9時から午後7時まで。ただし,開館時間には始業及び終業の作業に要する
時間は,含まれていません。
②
⑸
図書館設置条例第6条第2項の規定により開館時間を変更した場合は,その時間
図書の貸出しについて
図書館設置規則の規定によります。
⑹
施設管理運営に伴う人員確保及び資格について
施設の管理運営を行うため,次の要件を満たしてください。
①
図書司書の資格を有する者を開館中常時配置すること。
②
阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館の施設の性格を考慮し,最大限の効
果が発揮され,かつ,利用者への利便性等を損なうことがないような職員数を配置
すること。
③
浄化槽及び消防設備関係については,維持管理及び点検業務等が伴うため専門の
知識を有する者を配置すること。ただし,専門業者に委託する場合を除く。
④
⑺
管理運営業務には,すべて阿久根市内に居住する者を配置すること。
個人情報保護について
指定管理者には,阿久根市個人情報保護条例(平成15年阿久根市条例第32号)
第6条及び第7条の規定により,施設の管理運営を行うに当たって保有する個人情報
の取扱いに関して市と同等の責務が課せられるほか,後日,市と締結する協定におい
て,市から利用者に関する個人情報の開示の要求等があった場合には,これに応じな
ければならない義務が課せられます。
⑻
情報公開について
指定管理者には,阿久根市情報公開条例(平成13年阿久根市条例第15号)第2
6条の規定により,公文書公開の努力義務が課せられるほか,後日,市と締結する協
定において,市から管理運営業務に関する文書等の提出の要求があった場合には,こ
れに応じなければならない義務が課せられます。
⑼
再委託について
指定管理者は指定を受けて実施する管理運営業務のすべてを第三者に再委託するこ
とはできません。ただし,一部の業務については,市との協議の上,再委託すること
も可能です。
3
業務の内容
⑴
図書館設置条例第5条及び郷土資料館設置条例第5条に定める業務
⑵
阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館業務確認書【資料6】に定める業務
2
4
選定基準等
指定管理者の候補者の選定は,指定手続等条例第4条により,阿久根市公の施設の指
定管理者検討委員会(以下「検討委員会」といいます。)において,次の基準に照らし申
請内容を総合的に審査し候補者を選定します。
なお,検討委員会において申請団体に対して申請内容についての聞き取り調査を実施
する場合があります。また,選定結果についてはすべての申請者に対して通知するとと
もに,申請団体の名称及び総合得点を公表します。
<主な選定基準>
①
公の施設の運営が市民の平等な利用を確保することができるものであること。
②
公の施設の効用を最大限に発揮するものであること。
③
公の施設の適切な管理及び管理に係る経費の縮減が図られるものであること。
④
公の施設の管理を安定して行う人員,資産その他の経営の規模及び能力を有して
おり,又は確保できる見込みがあること。
5
市が支払う管理運営費用について
指定を予定している5年間の管理運営費用は,申請団体の提出した収支予算書(第3
号様式
別紙)に記載された金額を参考に,市の予算の範囲内で,市と指定管理者の間
で協議し締結する協定書に定めます。指定期間中の増額は原則として認められませんの
で,留意の上,事業計画と収支予算を立案してください。
また,管理運営費用は会計年度(4月1日から翌年の3月31日)ごとに指定管理者
の請求に基づき支払います。ただし,支払の時期,方法等は協定書に定めます。
6
利用料金について
阿久根市立図書館及び阿久根市立郷土資料館の指定管理者については,地方自治法(昭
和22年法律第67号)第244条の2の規定による利用料金制の導入はしません。
7
指定予定期間
平成28年4月1日から平成33年3月31日まで(5年間)
8
応募資格
⑴
法人その他の団体(以下「団体」という。)で,募集施設の運営管理を行う上で人的
及び物的管理能力を有している団体とします。
なお,複数の団体により構成されるグループ(以下「グループ」という。)による応
募もできます。その場合には,代表団体を定めてください。それ以外の団体は構成団
体とします。また,グループによる応募の構成団体は,単独での応募や他のグループ
による応募の構成団体となり応募することはできません。
⑵
団体(グループによる応募の構成団体を含む。)又はその代表者が次の事項に該当し
ないこと。
3
①
法律行為を行う能力を有しないもの
②
破産者で復権を得ないもの
③
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第2項(同項を準
用する場合も含む。)の規定により,本市における一般競争入札等の参加を制限され
ているもの
④
地方自治法第244条の2第11項の規定による指定の取消しを受けたことがあ
るもの
⑤
国税及び地方税を滞納しているもの
⑥
会社更生法,民事再生法等に基づく更生又は再生手続きを行っているもの
⑦
暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号)第2
条第2項に規定する暴力団及びその利益となる活動を行っているもの
⑶
阿久根市内に事務所又は事業所を有する団体(グループによる応募の場合は,代表
団体)であること。ただし,指定管理者としての指定議案を議会において可決後,
協定書を締結するまでに事務所又は事業所を開設することを確約する団体(グルー
プによる応募の場合は,代表団体)も可とします。
9
提出書類
⑴
指定申請書(第1号様式
別紙)
⑵
前記8の応募資格を有していることを証する書類(次の表の区分による。グループ
による募集の場合は構成団体のすべてについて提出すること。)
応募資格
法人の場合
書類の内容
8⑴
・法人の登記事項証明あるいは登記簿謄本及び印
鑑証明(応募受付期間中に交付されたもの)
・団体の定款,寄附行為又はこれに相当する書類
非法人の場合
・団体の規約,構成員名簿等これらに類する書類
及び印鑑証明(応募受付期間中に交付されたも
の)
法人の場合
不要
8⑵①及び② 非法人の場合
・市町村が発行する代表者の身分証明書(応募受
付期間中に交付されたもの)
8⑵③及び④
・該当しない旨を記載した申立書(任意様式)
8⑵⑤
納税義務がある場合 ・納税証明書(応募受付期間中に交付されたもの)
納税義務がない場合 ・その旨を記載した申立書(任意様式)
8⑵⑥
・該当しない旨を記載した申立書(任意様式)
8⑵⑦
・該当しない旨を記載した申立書(任意様式)
・上記8⑴の書類のうち,事務所又は事業所の所
8⑶
在地が確認できるもの,若しくは事務所等開設の
確約書(任意様式)
⑶
指定管理者としての事業計画書(第2号様式
⑷
管理に係る収支予算書(第3号様式
別紙)
4
別紙)
⑸
応募団体の経営状況を説明する次の書類(グループによる応募の場合はすべての構
成団体について提出すること。)
①
団体の過去3事業年度分の収支(損益)計算書又はこれらに相当する書類(財産
的取引活動をしていない団体については,その旨の申立書(任意様式))
②
過去3事業年度分の貸借対照表及び財産目録又はこれらに相当する書類(資産,
負債及び財産等のない団体については,その旨の申立書(任意様式))
③
現事業年度若しくは翌事業年度の収支予算書又はこれらに相当する書類
④
団体の過去3事業年度分の事業(営業)報告書又はこれらに相当する書類(事業
活動等の実績がない団体については,その旨の申立書(任意様式))
⑹
応募団体の活動内容を記載した書類(グループによる応募の場合は,すべての構成
団体について提出すること。)
⑺
グループによる応募の場合は,グループ構成及び構成団体のそれぞれの役割,責任
分担を記載した書類(任意様式)
⑻
その他
①
提出書類は,やむを得ない場合を除き,日本工業規格A列4番のサイズとしてく
ださい。
10
11
⑴
②
追加資料の提出を求める場合があります。
③
提出された書類に虚偽又は不正があった場合は失格とします。
④
提出された書類の内容を変更することはできません。
⑤
提出された書類は返却しません。
⑥
応募に関して必要となる費用は応募者の負担とします。
この要項に関する参考資料
資料1
建物見取図
資料2
図書館設置条例
資料3
郷土資料館設置条例
資料4
図書館設置規則
資料5
郷土資料館設置規則
資料6
業務確認書
募集要項の配布及び応募受付期間等
期間
平成27年9月7日(月)から平成27年10月8日(木)まで
ただし,土曜日,日曜日,祝日を除きます。
⑵
時間
午前8時30分から午後5時15分まで
⑶
場所
阿久根市教育委員会
12
⑴
生涯学習課
募集に関する問い合わせ及び応募書類の提出先等
募集に関する問い合わせ及び応募書類の提出先
5
〒899-1628
阿久根市塩鶴町二丁目2番地
阿久根市教育委員会
電話番号
0996-72-1051(又は1052)
ファクス
0996-72-3688
電子メール
⑵
生涯学習課
[email protected]
応募書類の提出部数及び方法
提出部数は,正本(証明書等はコピー不可)1部と副本(証明書等はコピー可)
10部とします。提出方法は,郵送又は持参によることとします。
⑶
応募書類の提出期限
①
提出期限
平成27年10月8日(木)
※
②
受付時間
提出書類の事前確認を受けて提出してください。
午前8時30分から午後5時15分まで(ただし,土曜日,日曜日,
祝日を除きます。)
③
提出方法
持参又は郵送(郵送の場合は10月8日(木)午後5時15分までに
必着のこと。)
④
⑷
提 出 先
上記⑴に記載
募集要項に関する質問及び回答について
質問書(任意様式)により,平成27年10月2日(金)までに,持参,郵送,フ
ァクス又は電子メールで問い合わせてください。電話や口頭による質問は受け付けま
せん。
なお,質問に対する回答は,随時,ファクス又は電子メールで行います。
13
⑴
その他
指定管理者の候補者との協議
指定管理者の候補者を選定した後,候補者と施設の管理運営に係る細目的事項等の
確認のための協議を行います。
⑵
指定管理者の候補者の取消し等
指定管理者の候補者が,指定についての議会の議決を経るまでに,指定管理者に指
定することが著しく不適当と認められる事情が生じた時は,指定管理者の候補者とし
ないことがあります。その場合おいて,指定管理者の候補者であったものが管理運営
の準備に支出した費用については,市は一切補償しないものとします。
なお,議会の議決が得られなかった場合においても,同様とします。
⑶
協定の締結等
候補者は,議会の議決を経て指定管理者と指定された後,市と協定を締結し協定書
を交わすこととなります。
なお,協定書は,指定期間を通じての基本的事項を定めた「包括協定」と,年度ご
との業務に係る事項を定めた「年度別協定」を作成します。
【包括協定に記載する主な事項】
6
①
業務に関する基本的な事項
②
市が支払うべき経費に関する基本的な事項
③
業務を行うに当たって保有する個人情報の保護に関する事項
④
事業報告等に関する事項
⑤
指定の取消し及び管理運営業務の停止に関する事項
⑥
リスクの管理・責任分担等に関する事項
⑦
その他指定期間を通して共通する確認すべき事項
【年度別協定に記載する主な事項】
⑷
①
当該年度の管理運営業務に関すること。
②
当該年度に市が支払うべき経費に関する事項
③
その他当該年度の管理運営業務に関して確認すべき事項
事務の引継ぎ等
指定管理者の指定が議決された後,指定期間前に,指定管理者は一定期間当該施設
にて研修並びに事務及び事業の引継ぎを行うこととします。また,指定期間満了後や
指定管理者の交代等においての引継ぎも同様とします。なお,引継ぎに要する費用は,
すべて指定管理者(指定管理者の交代による次の指定期間前は,新たな指定管理者)
の負担とします。
⑸
⑹
事業報告・業務報告等
①
指定手続等条例第8条に基づき,事業報告書を提出していただきます。
②
指定手続等条例第9条に基づき,業務報告の聴取等を行うことがあります。
指定の取消し等
指定手続等条例第10条に基づき,指定の取消し等を行う場合があります。
⑺
リスク(責任)分担について
詳細は協定を締結する際に定めますが,おおむね次の事項を参考としてください。
7
種
類
応募
議会の議決が得られなか
った等,協定が締結でき
なかった場合
協定は締結できたが協定
を破棄せざるを得ない場
合
内
容
応募に関して必要となる費用
応募に関して負担した費用及び生じた損害
負担者
指 定
市
管理者
○
○
管理運営の準備のために負担した費用及び生じた損害
○
応募に関して負担した費用及び生じた損害
○
管理運営の準備のために負担した費用及び生じた損害
○
市が協定内容を不履行
指定管理者が業務及び協定内容を不履行
指定管理者側の要因による運営費用の増
市側の要因による運営費用の増
運営費の上昇
施設の管理運営に関する法令等の変更による経費の増
人件費,物品費等物価及び金利の変動に伴う経費の増
地域との協調
周辺地域・住民及び施設 施設管理,運営業務内容に対する住民及び施設利用者から
利用者への対応
の反対,訴訟,要望への対応
上記以外
指定管理者の責めに帰すべき事由による個人情報の漏え
情報の安全管理
いや犯罪発生等
施設管理,運営に影響を及ぼす法令変更
法令の変更
指定管理者に影響を及ぼす法令変更
施設管理,運営に影響を及ぼす税制変更
税制度の変更
一般的な税制変更
政治,行政的理由から,施設管理,運営業務の継続に支障
政治,行政的理由による
が生じた場合,又は業務内容の変更を余儀なくされた場合
事業変更
の経費及び当該事情による増加経費の負担
不可抗力(暴風,豪雨,洪水,地震,落盤,火災,争乱,
暴動その他の市又は指定管理者のいずれの責めにも帰す
不可抗力
ことのできない自然的又は人為的な現象)に伴う,施設,
設備の修復による経費の増
仕様書等市が責任を持つ書類の誤りによるもの
書類の誤り
事業計画書等指定管理者が提案した内容の誤りによるも
の
経年劣化によるもの(1件10万円未満のもの)
〃
(上記以外)
指定管理者の管理上における瑕疵及び指定管理者の責め
に帰すべき事由による施設・設備の損傷
施設・設備の損傷
上記以外による施設・設備の損傷
第三者の行為から生じたもので相手方が特定できないも
の(1件10万円未満のもの)
〃
(上記以外)
指定管理者としての注意義務を怠ったことによるもの
第3者の行為から生じたもので相手方が特定できないも
資料等の損傷
の(小規模なもの)
〃
(上記以外)
債務不履行
8
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○