平成22年度第2回資料館学芸委員会

平成27年度 第1回資料館学芸委員会
平成 27 年7月 15 日(水)
開催日時
開会時刻 午前9時 30 分
閉会時刻 午前 11 時 30 分
開催場所
丸亀市立資料館 2 階会議室
出席者
出
席
学芸委員 遠藤
亮委員長
吉田 智彦副委員長
国越 孝子委員
田中 健二委員
吉久 由紀子委員
事務局
教育長
中野 レイ子
教育部長 竹本 忠司
総務課長 高橋 俊郎
資料館長
関野 真樹
香川 章栄
大北 知美
議
題
(1) 平成 26 年度資料館事業報告について
(2) 平成 27 年度資料館事業について
(3) 資料館耐震補強工事について
(4) その他
傍聴者
無
発言者
発 言 要 旨
(開
会)
(教育長より学芸委員委嘱状の交付)
教育長
(あいさつ)丸亀市合併 10 周年記念ということで、資料館が中心とな
り『丸亀の文化財』が発刊され、好評を得ている。一般の方々がこの冊
子を読むと行ってみたい、見てみたいと思える内容になっている。丸亀
にはこれだけ多くの宝物があるのかと感心するとともに、これらの宝物
を適切に管理・保存し、次世代に受け継いでいく責任の重さを感じてい
る。これからも委員の方々には丸亀の文化財や資料館の運営に関して忌
憚のないご意見をいただきたい。
(委員、事務局の紹介)
(委員長及び副委員長の互選、委員長遠藤委員、副委員長吉田委員に選任)
遠藤委員長
(あいさつ)10 年来、本島高坊山の石切丁場の調査を進めてきたが、
昨年丸亀市の指定文化財になった。指定に際して、総務課文化財保護担
当や資料館など関係者に尽力いただいたことを感謝したい。
資料館長
本日の出席委員は 5 名であり、委員の過半数を超えているので丸亀市
立資料館条例施行規則第 7 条の規定により、本委員会が成立する。それ
では議事に移りたい。
遠藤委員長
それでは審議に入りたい。議題第 1 号「平成 26 年度資料館事業報告」
について事務局に説明をお願いしたい。
資料館長
(展覧会について)
1 階企画展示室では、「サムライの魂
日本刀の世界展」、「讃岐の前
期古墳展~快天山古墳の時代~」、
「花嫁のれん展」の 3 本の企画展を開
催し、年間入場者数は 17,626 人で、昨年より約 7,000 人増加した。
「サムライの魂 日本刀の世界展」は、当館が所蔵する青江刀、金刀
比羅宮所蔵の奉納刀など、(公財)日本美術刀剣保存協会及び日本美術
刀剣保存協会四国讃岐支部の協力により、刀剣、刀装具、甲冑の名品を
一堂に展示し、入場者数は 6,491 人であった。
「讃岐の前期古墳展」は、徳島文理大学の大久保教授に指導を仰ぎ、
快天山古墳を中心とした県内の古墳時代前期の古墳について紹介し、入
場者数は 4,429 人であった。
「花嫁のれん展」は、七尾市親善都市交流 40 周年を記念して、文化
観光課と連携し、石川県内の花嫁のれんを展示し、入場者数は 4,254 人
であった。
2 階常設展示室では、昨年度より引き続き常設展示として「生駒・山
﨑・京極の歴史と文化展」を開催した。お城まつり時には、京極家新収
蔵展として京極家から寄贈された資料のうち、修復の完了した資料を展
示し、入場者は 2,130 人であった。年間入館者数は 15,442 人で、昨年
度より 1,398 人増加した。
2 階ギャラリーは、稼働日数 16 日、入場者数 1,561 人であった。
資料館全体での入館者数の合計は 34,844 人、前年度比 6,613 人の増
加となった。入館者数が増加した要因は、他団体や大学などと連携し、
市民の関心の高いテーマを取り上げたこと、郷土に関係した資料の展示
を行なったことにあると考えられる。他に、長年の懸案事項であった冊
子『丸亀の文化財』の作成に従事し、15 年ぶりに刊行できた。
ロビー展示については、文化財保護担当「丸亀市内遺跡発掘調査出土
遺物展」等の展示を実施し、市内外の遺跡のPRに努めた。
(講演・講座について)
講演・講座は、日本美術刀剣保存協会四国讃岐支部による刀剣勉強会
や、徳島文理大学の大久保教授による「快天山古墳と 4 世紀の讃岐」と
題した歴史講演会を開催した。
(収蔵資料について)
収蔵資料は、総計 241 点増加し平成 26 年度末で 33,218 点となった。
新収蔵資料の中で主なものは、東京都の京極家より購入した「二尊旗」
である。この資料は室町時代より京極家の家宝として伝来し、ニッカリ
青江や烏帽子とともに徳川将軍に披露した貴重な資料である。
(レファレンスについて)
資料の閲覧、写真貸出・撮影・館外資料貸出等特別利用は 65 件、問
い合わせに対する回答(郷土の歴史や考古等)は 140 件、合計 205 件で
あった。レファレンスの内容も多岐にわたり、時間もかかることから少
ない人員で苦慮している。
遠藤委員長
議題第 1 号について質問はないか。
遠藤委員長
入場者数が増加しており喜ばしいことである。資料館側では苦労があ
ったと思うが、企画にあたりどのような工夫をしたのか。
事務局
企画展のテーマとした刀剣については、オンラインゲームでもとりあ
げられるなど、近年若年層を取り込みブームとなっている。また、快天
山古墳を取り上げた展覧会は、文化財保護担当が資料館に移ってきたこ
とにより実施できたテーマである。久しく考古分野の展覧会を行なって
いなかったことや、郷土の史跡であることが、市民の入館者を伸ばした
と考えられる。花嫁のれん展は、色彩豊かなのれんと婚礼という女性に
関心の高いテーマであったため、女性客に大変喜ばれた。様々な年齢層
や男性、女性向きの展覧会を折りまぜたことが、全体として入館者の増
加につながったと思われる。
遠藤委員長
先日文化財保護協会で広島県の三次市に研修にいったのだが、そこの
学芸員に丸亀はよい刀(ニッカリ青江)を所有していますね、といわれ
話題にのぼった。
教育長
市役所の方にもひまわり通信を通して、学生から夏休みにニッカリ青
江の展示はないか、と問い合わせが何件かあり、刀剣ブームを感じる。
遠藤委員長
展覧会の企画を工夫していることがよく分かった。加えて、展覧会の
チラシ・ポスター見ると、とてもデザイン性が高く、近年良くなってき
ている。
教育長
資料館に行ってよかったという声もよく耳にし、口コミで遠方から来
る人も増えているように思える。
遠藤委員長
同世代の話の中で、美術館と資料館とが対照的にとりあげられること
がある。美術館には何年も行っていないが、資料館にはよく足を運ぶと
いわれる。資料館は高齢者の市民の身近な存在になっている。
教育長
それは美術館のどのようなことが影響しているのか。
遠藤委員長
美術館は個性的な展覧会が多く、専門家には高い評価を得ているが、
逆に気軽に市民が足を運べる内容の展覧会が少なく、市民との結びつき
が弱いように思う。
遠藤委員長
他に意見はないか。ないようなので、議題第 2 号「平成 27 年度資料
館事業」についての審議に移りたい。
資料館長
(展覧会について)
平成 27 年度企画展は、
5 月 2 日から 6 月 14 日まで「丸亀六代藩主
京
極高朗展」を開催した。これは、お城まつりの関連行事京極高朗公墓前
祭にあわせたもので、高朗の功績を顕彰する展覧会で、入場者数は 3,114
人であった。
現在開催中の「土肥大作と勤皇の志士展」であるが、幕末の丸亀藩士
で、尊皇攘夷の志士として活躍した土肥大作に焦点をあてた内容となっ
ている。平成 24 年度に、土肥家の子孫の方より寄贈を受けた資料を中
心に展示しており、初公開の資料が多い。
次に、10 月 10 日から 11 月 29 日まで「丸亀市合併 10 周年記念 京
極家の家宝展」を開催する。本年は丸亀市が合併して 10 年目にあたる
ことから、これを記念して、昨年度購入した二尊旗を初公開する。二尊
旗は経年劣化により傷みがあるので元興寺文化財研究所に依頼し、修復
をしている。修復後、ニッカリ青江などとともに将軍の要請により披露
した京極家の家宝を展示する予定である。
同じく 10 月 10 日から 11 月 29 日まで、「讃岐のやきもの 源内焼の
名品展」を同時開催する。平賀源内記念館やさぬき市の源内焼所蔵者の
方々の協力により、源内焼の世界を紹介する。初公開の源内焼もあり見
応えのある展示になると思う。
最後に、平成 28 年 1 月 16 日から 2 月 7 日まで、金輪寺の仏像修復記
念「手島の文化財展」を開催する。今年度、住友財団の助成金により、
手島金輪寺の市指定文化財の仏像 3 点を修復し、修復後に手島に残る文
化財とともに公開する予定である。
(講演・講座について)
8 月 8 日に英明高等学校教諭の田山泰三氏による、歴史講演会「土肥
大作と勤皇の志士と漢詩」を開催する。また 11 月 1 日に、平賀源内記
念館館長 砂山長三郎氏ほかによる歴史講演会「平賀源内と源内焼(仮
題)
」を行なう予定である。
遠藤委員長
議題第 2 号について意見はないか。
田中委員
企画展を開催するときに、できれば関連したテーマで専門家の講演を
行なってほしい。展覧会を見るだけでなく、関心の高い人は話も聞いて
みたいと思う。資料館の講演会場はどれくらいの人数を収容できるの
か。
資料館長
現在講演会は 2 階ギャラリーで行なっているのだが、60 人ぐらい聴
講できる。城フェスタなど大きな行事の時は、椅子を借りてきて対応し
ている。
田中委員
できれば 200 人ぐらい入れる場所が望ましい。展示をしている建物内
で講演会ができれば一番よいのだが、収容人数の関係上、他の施設で行
なってもよいのではないか。
教育長
展覧会を行なっている場所で、講演会をするのが望ましいのか。アイ
レックスとか市民会館を借りたらどうか。
資料館長
資料館としては講演会を聴講してもらい、その後で展覧会を一緒に鑑
賞してほしい。市の他機関の会場を使用することも検討したい。
遠藤委員長
私も以前より講演会や展示解説を展覧会ごとに行なってほしいとお
願いしてきた。現在も館の方で講演会を開催しているが、より充実させ
てほしい。会場については、収容人数の関係から、他の施設を借りなけ
ればならないときは、市の方でも費用については便宜を図ってもらいた
い。
資料館長
他の施設での講演会の開催も検討していきたいが、資料館でも椅子の
補充や、マイク、プロジェクターなど必要な備品の予算化を要求し、会
場の充実を図りたい。
遠藤委員長
展覧会を見に来た人に、展示の見所だけでも伝えたら印象に残る。展
示解説は、担当の学芸員だけでなく、市民の中から説明できる人材を募
ることを考えたらどうか。
田中委員
香川県立ミュージアムをはじめ博物館や美術館では、市民ボランティ
アが講習を受けて、展覧会の説明をしているところもある。文化財保護
協会の会員など歴史に関心のある団体などに声を掛け、展示説明をして
もらうボランティアを養成したらどうか。
遠藤委員長
ギャラリートークの人材を募集し、養成して、精選する、最初は手間
がかかり館も大変だろうが、そのうちに広がっていく。
館長に意見をお願いしたい。
資料館長
昨年まで丸亀城観光案内のボランティアの事務を資料館の臨時職員
が行なっていたのだが、事務量も多く、資料館業務との兼任が難しい状
況であった。ギャラリートークのためのボランティアを養成するとなれ
ば、人員確保を検討する必要がある。委員の方々の意見をふまえて、今
後の課題としたい。
遠藤委員長
ギャラリートーク、講演会については今後検討して、多様に取り組ん
でもらいたい。
遠藤委員長
議題第 3 号「資料館耐震補強工事について」、事務局より説明をお願
いする。
資料館長
市の方針として、資料館は現施設の耐震補強工事を行ったうえで、利
便性の向上を図り使用を継続することになった。
平成 27、28 年度に、主体・設備の設計を行い、平成 28、29 年度に耐
震補強工事・監理業務を実施する予定となっている。EV 設置、内部改
修の実施を要望する予定であるが、市役所等他の施設の建設計画もあ
り、財政的には大変厳しい状況である。
耐震補強工事に加え、資料館の環境整備の向上を図るため、エレベー
ターの設置や、1階企画展示室の壁・床面の改修、収蔵庫の耐震補強、
扉の耐火仕様、屋根・外壁の改修、空調等改修などをあわせて要望して
いきたいと考えている。エレベーターについては、車いすに対応した小
型エレベーターの設置を考えており、資料館は高齢の利用者が多いこと
から実現できるように努めたい。
また、工事に伴い移転や休館の必要性が生じてくる。次回学芸委員会
で、工事の内容の詳細や、一時的に移転する場所、休館期間について周
知したい。
今後、他の資料館や美術館を視察し先進事例を学び、よりよい資料館
の環境整備ができるよう努めていきたい。
遠藤委員長
議題題 3 号について意見はないか。
田中委員
メインは耐震補強工事ということだが、高齢者の利用が多いというこ
とで、手すりとすべりにくいフラットな床の施工を考えてほしい。
資料館長
検討したい。
遠藤委員長
鎌田共済会郷土博物館も同じような問題を抱えているとおもうが、ど
のような状況なのか。
吉久委員
鎌田共済会郷土博物館は古い建物で館内の各所に段差がある。現在の
ところ、車椅子の来館者については、玄関は階段があるため、裏から入
館してもらっており、不便をかけている。国の登録文化財であるため、
耐震についても外観を損ねる工事や大規模な改修は、経費もかかり現在
のところ難しい。
遠藤委員長
資料館を運営している立場から、耐震補強工事について意見はない
か。
事務局
増加しつづける資料に対して、収蔵庫の容量が不足しており、収蔵庫
内の耐震設備も不十分である。資料の保護や適切な管理を行なっていく
ために、耐震・耐火仕様に改修するなど対処してほしい。
一階展示室は展示ケース室の床面や壁が経年劣化で汚れが目立つ。ま
た、現在は展示室の壁・ケースが固定されており、展示資料の大きさや
数に合わせた展示や、変化に富んだ展示構成が組めない。可動式の壁を
設置するなどすれば、柔軟に展示資料に合わせた展示ができるようにな
り、来館者にも見やすくなると思う。
吉久委員
以前この資料館に勤めていたときに、不便を感じていた部分である。
資料館にとって、収蔵庫と展示室の問題は重要なことであるので、耐震
工事にあわせてぜひ改修も行なってほしい。
遠藤委員長
吉田委員、何か意見はないか。
吉田委員
バリアフリー化を図り、安全に安心して来館者に利用してもらえるよ
うに要望する。
国越委員
エレベーターの設置は決まっているのか。
教育長
決まっている。
遠藤委員長
エレベーターの場所や仕様はどのようになるのか。
資料館長
小型エレベーターの設置を考えており、1 階ロビーを入って右側の機
織り機を置いている辺りが 1 階の昇降口となり、会議室が 2 階の昇降口
になる予定である。
国越委員
資料や荷物は運べないのか。
資料館長
計画当初は、屋外に外付するエレベーターを考えていたのだが、文化
庁に相談したところ掘削を伴うため難しいとの回答があった。館内設置
となると構造上の問題もあり、車椅子一台と介添人が入れるくらいの小
型エレベーターで対処するしかない。このエレベーターである程度の荷
物は運ぶことができるが、大型の荷物は階段から運ばなければならな
い。
田中委員
丸亀城内が史跡に指定されているために、いろいろと規制される。本
当は館内だけでなく、館外の舗装もフラットにするなど、駐車場から資
料館までの動線全てを見直す必要があるのではないか。
遠藤委員長
今後いろいろと検討を重ねて、もう少し改善してほしい。
教育長
できれば、資料館は収蔵庫や会議室の拡張など大規模な改築を要望し
たかったのであるが、丸亀市の所有するいろいろな建物が一度に改築や
建替が必要になったため、優先順位をつけながら調整したところ、耐震
補強工事と改修での対応となった。委員の方々の意見を参考に、改善で
きるところは対処したい。
遠藤委員長
第 3 号議題について他に意見はないか。それではその他として何か意
見はないか。
遠藤委員長
丸亀市の都市計画をみると、マスタープランに基づいて整備を行って
いるのかと疑問を抱く。城下町を見ると古い建物や、昔の町家が姿を消
している。反対に、ゆめタウンの周囲の新興住宅地は、新しい家が急速
に建ち、緑地の確保や排水設備などはできているのか疑問に思う。
資料館の整備についても、将来このようにしていきたいというビジョ
ンがみえてこない。例をあげると、館の西側に市内各所から集めた石造
物があるのだが、混然と置かれている。これから新しい石造物を受け入
れるスペースがない。金毘羅街道関係の石造物はこの区画にというよう
に、系統立てて場所を決め整理する必要がある。
収蔵庫についてもすでに収容能力を超えており、問題を抱えている。
以前資料館の近くに城下町の景観に合った土蔵があったのだが、壊して
しまった。この土蔵を収蔵庫として利用すれば、場所も資料館に近いし、
城下町の面影を残す建物の有効活用ができたのではないか。
また、近々丸亀城の石垣修理が始まると聞いている。石垣の修理をす
ると、再利用できない石がたくさんでてくるのだが、それをどうするの
か気になる。今も石垣の残石が、城内や資料館の裏に置かれている。丸
亀城の一番の見所は石垣であるので、これらの石を利用して、資料館の
周辺に石積みを復元した野外展示を考えたらどうか。
資料館も将来を見据えたマスタープランを持ち、それに基づいた整備
を行ってほしい。
教育長
丸亀市は都市計画について、マスタープランを策定している。しかし、
文化財を保存していく視点が足りなかったように思う。
金沢城をはじめ他の城を見に行くと、本丸に着くまでに石垣の積み方
のモデルや説明板を設置しているところもあり、城の構造がよく分かっ
た。石垣の野外展示は良い案であると思う。
遠藤委員長
現在は観光客のほとんどは、大手門から入り天守に登って帰ってい
る。石垣のモデルを大手門から資料館までの間に作り、天守、石垣、資
料館と見学してもらえるように動線を整えると、丸亀城についてより理
解が深まると思う。
田中委員
以前の石垣修理の研究結果として、丸亀城の時代ごと石積は分かって
いる。生駒時代、山﨑時代、京極時代別に石積のモデルを野外展示でき
たらおもしろい。県外からの観光客に是非みせてあげたい。
熊本城に行くと石垣について見所を書いた説明板を設置している。説
明があれば、見方もわかるので、現物を使った石垣のモデルが望ましい
が、説明板で対応することもできる。
遠藤委員長
できるだけいろいろな方向性から考えた上で、マスタープランを策定
してほしい。
資料館長
丸亀城の管理計画を見直す時期になっている。整備計画の中に組み込
むように、話を進めたい。
遠藤委員長
他に意見はないか。
資料館長
意見がないようなので、最後に現在開催中の展覧会の説明を担当より
行う。
事務局
「土肥大作と勤皇の志士」展の概要を説明。