平成27年度 第2回聴覚センター指定管理者運営委員会協議の概要 1 日 時:平成27年7月19日(日) 開会:15時30分 閉会:17時15分 2 場 所:岡山県聴覚障害者センター研修室 3 出席委員:岡山県聴覚障害者福祉協会 中西 厚美、 羽原 裕子、佐藤 浩行、東 岡山県難聴者協会 森 俊己、妹尾 克己 久示 4 会議に出席した者 岡山県聴覚障害者センター 所長 芦田 和正 5 情報保障:岡山県聴覚障害者センター職員 2 名、岡山県要約筆記団体連絡会 2 名 6 報告事項 (1) 平成27年5月・6月の月例報告 (2) 平成27年6月までの各種事業の実施状況と計画 (委員) :生活支援グッズの貸出件数が0だが、借りる方法が良く分からなかったり、PR が不足 しているのではないか。また、家に持って帰ることが出来るのか、貸出の期間はあるの か。 (所長) :生活支援グッズについては、貸出の促進を目的としたものではない。センターの厳しい 予算の中から少しずつ買いそろえたものだ。せっかくの備品であるので、貸出規程を整 備し、希望の方に貸し出しする制度を作った。貸し出し期間は2週間。家に持って帰っ てもらっても良い。 (委員) :生活支援グッズについては、センターから借用し、瀬戸内市内で開催されたイベントで 展示した。もう少し品揃えがあった方が良い。 (委員) :きらめきプラザ1階の福祉機器展示コーナーと協同で実施したらどうか。 (所長) :1階の展示コーナーとは趣旨が異なる。センターのグッズは限られた予算で整備した備 品。指定管理業務でもなく、予算措置もない。センターが独自に実施している。充実す ることは困難。 (委員) :福祉機器も毎年新しい機器が販売される。その都度購入することは無駄になる。販売業 者にお願いして展示してもらう方法もある。 (委員) :ライブラリーの貸出件数が減っている。心配だ。今後考えていく必要がある。センター の自主制作ビデオは購入することは出来ないのか。 (所長) :ライブラリーの利用が減少しているのは全国的な傾向で、苦慮している。原因は、テレ ビ放映にほとんど字幕が挿入されたこと、レンタルビデオショップが多く出来たこと、 ネット配信で字幕付き映像が多く視聴できることなどかと思っている。東京の聴力障害 者情報文化センターから配布されるビデオは NHK のスペシャル番組や既に放映された ドラマなどが多い。センターとしては、積極的な自主制作映像の作成や県立図書館など の所蔵する郷土資料委字幕を挿入するなど、独自の取り組みを進め、利用の促進を図り たい。 DVD の購入については、今年から知事の承認を得て譲渡規程を整備し、希望者に販売 することを可能にした。 (委員) :最近は聾学校の寄宿舎火災を取り上げた DVD が好評だが、他にもあるのか。 (所長) :岡山後楽園の四季を紹介したもの、岡山名物のさわらや備前焼、岡山市内を走る電車の の MOMO などを紹介した DVD、また、童画の桃太郎など多彩である。 (3)平成27年度全国聴覚障害者情報提供施設協議会総会 7 協議事項 (1) 平成26年度岡山県聴覚障害者センター中期目標の評価 (委員) :評価結果を公開することは良いことだ。利用者のアンケート結果の満足度の割合が下が っている。何が原因か。 (所長) :センターも開所以来10年。徐々に新鮮さがなくなってきた。これも一因かと思う。 (委員) :目標が高すぎたのでは、視覚センターはどうなっている。 (所長) :目標の設定は過去5年間の平均数値を参考にしながら設定した。決して実現不可能な数 値ではない。視覚センターにこのような中期目標があるかどうかは知らない。聴覚セン ター独自の設定である。 (委員) :自立支援拠点活動支援事業の盛り上がりが欠ける。雰囲気づくりが必要。ろう協と難聴 者協会が別々に実施しているからではないか。一緒に出来ないか。また、健聴者も参加 出来るようにしてはどうか。 (所長) :元々は生活訓練事業としてろう者と難聴者の事業は別れていた。平成19年に一緒にな って今の事業名になった。皆さん方の希望もあり予算額を折半にして別々に事業を実施 してきた。 皆さん方が了解されるなら一緒に実施することも健聴者を参加させることも可能だ。 ただ、予算の制約もある。年度当初の事業計画を提出する時点で、情報保障費など積算し て提出してほしい。 (委員) :健聴者を事業に加えることは事業の趣旨に会わない。 (委員) :○○さんはなぜ、そんな提案をするのか。 (委員) :参加者が少ない。 (委員) :難聴者協会はろう協の事業に参加するか。 (委員) :問題ない。難聴者協会の会報に載せるため、情報交換が必要。また、事業には要約筆記 者がいる。予算措置してくれれば、参加する難聴者もいる。 (2) 平成27年度岡山県聴覚障害者センター運営会議委員 (所長) :○○市手話サークル連絡協議会は特定地域の代表であり、今回の任命から外したい。 (委員) :運営会議委員は県レベルのメンバーが入るべきであり、市町村レベルは省くべきである。 (委員) :今は、県のサークル連絡協議会がなくなったが、復活すれば入れてほしい。 (所長) :メンバーが当事者と支援者に偏りすぎている。学識経験者の中から耳鼻咽喉科の医者を 入れてもいいかと思う。 (委員) :医者を入れることは賛成。他は良いのか。 (所長):○○学校関係者が多すぎる。PTA など全く関係ない。社会福祉協議会、身体障害者連 合会などが候補かと思う。 (委員) :社会福祉協議会は候補か。 (所長):今回はとりあえず、1名の変更にして、その他は次回検討したい。医者の候補として、 ○○先生、✕✕先生などを考えているが。 (委員) :○○先生は担当が替わっている。今年の担当は「△△先生」 。 (委員) :なんの担当か。 (委員) :不明。 (所長) :○○先生でお諮りしたい。 (委員) :了承。 8 その他 (1) 平成27年度第1回聴覚障害者センター運営委員会協議の概要 (2) 平成27年度のびのびこどもひろば 9 次回運営委員会等日程 日 時:平成27年9月19日(土)14:30~ 聴覚センター運営委員会 場 所:聴覚センター研修室
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