原発出前授業~福島は今どうなっているのか~

日本聖公会北海道教区
人権について考え祈る集い
原発出前授業~福島は今どうなっているのか~
日時
2015 年 10 月 9 日(金)19:00~
場所
札幌キリスト教会
講師
川原茂雄氏(札幌学院大学教授)
2011 年 3 月 11 日の東日本大震災は巨大地震や大津波だけでなく、東京電力福島第 1 原子力発電所
の水蒸気爆発とそれによる大量の放射性物質の放出、拡散、被曝という未曾有の大惨事となりました。
それから既に 4 年半の時間が経過しましたが、現地は事故の収束どころか、メルトダウンした核燃料が
どうなっているのかも分からず手も付けられない危険な状態が続いています。そんな中で、政府や県、
自治体は除染も十分とは言えない原発周辺地域への住民の帰還を促しています。29 年前のウクライナ・
チェルノブイリ原発事故の経験からすれば、被曝の本当に深刻な被害が現れてくるのはこれからとの懸
念が残されたままになっています。川原先生のお話を聞き、しっかり考え、これからの行動に結び付け
るための学びと被害の中で困難な生活を余儀なくされている多くの方々のために祈りましょう。是非ご
参加ください。
講師紹介:川原茂雄(かわはら
しげお)氏
元道立琴似工業高等学校教諭(地歴
公民科担
当)1980 年 社会科教諭としての赴任地下川町
で起きた「高レベル放射性廃棄物問題」をきっか
けに原発と放射能の問題に取り組み、高校、
「現代
社会」の授業の中で取り上げる。2011 年 3 月 11
日の福島第一原発事故後の 5 月から市民に向け
「原発出前授業」を始める。
「分かりやすく面白い」
と出前の注文が各地から殺到、2014 年まで 300
回を超えた。9 月より札幌学院大学教授。
著書:
「高校教諭かわはら先生の原発出前授業」①,
②,③
明石書店刊、
「原発と教育」
原
発と放射能をどう教えるのか 海象社刊
<パブリック・ビューイング>(ネットでライブ講演を視聴できます)
尚、当日、講演会に参加出来ない方は、Ustream-Official Site を介して講演の状況をライブで視聴
す る 事 が 出 来 ま す 。 WEB で “ ustream 日 本 語 ” を 検 索 し 、 キ ー ワ ー ド 入 力 欄 に
senkatsu8181 と打ち込めばライブ画像を受信できます。こちらも是非ご利用の上、共に学び
にご参加ください。
(講演中のみの送信です)
また、後日、各教会に DVD を配布予定です。
主催:日本聖公会北海道教区 宣教活動推進部 「教会と社会」Gr.
お問い合わせ:飯野司祭(北見聖ヤコブ教会)☎0157(23)6586