Vol.5 2008.1 ピケストニュース 管路品質評価システム協会 〒105-8450 東京都港区虎ノ門 2 丁目 3-17 虎ノ門 2 丁目タワー積水化学工業株式会社内 Tel.03-5511-0034 http://www.pqest.org/ Pipeline Quality Evaluation System Thinking-Association いつわり 偽ない評価システムとしての地位を確立しよう! 平成 20 年の新春を迎えるにあた 会長 鎌田 敏郎 り、謹んでご挨拶を申し上げます。 年頭のご挨拶 本会会員の皆様にとりまして本年 も良い年でありますよう心から祈 念申し上げます。 さて、昨年、我が国では、食品 偽装、年金記録や政治活動費の虚偽報告、官庁の裏金工作、 米艦への給油量問題やゴルフ接待疑惑、耐震偽装、人材派 遣会社の偽装請負や英会話学校での偽装問題など、世間を 欺く団体や人物による話題がマスコミを賑わせました。 当協会の定量的管路診断は、 「管路の品質を客観的に公正 な立場から適確に評価するシステム」であることモットー としており、あくまでも上記のような「偽」を寄せ付けな いシステムであることに価値があると信じております。 我々の創造する管路診断システムに対して、世間から、 より一層の高い評価が得られ、アセットマネジメントに役立つツールとして期待される地位を確保 できるよう、今後も皆様のご協力をよろしくお願いします。 2 月からホームページへの PR バナー掲載が可能に 技術・積算資料を活用した 事業展開に期待 新年明けましておめでとうございます。 明けましておめでとうございます。 先が見えない社会経済の中、平成 20 年度下 運営委員会では今、コンサルタントの会員の 水道予算も前年比減少という厳しい状況にあ 方からご依頼がありました、協会運営上の懸案 ります。しかし、20 年度より下水道長寿命化 解決や、農業集落排水関係のデモ依頼への対応 支援制度の創設により計画策定費用が補助対 を行っています。 象となり、国策として管渠を含め下水道施設の 健全化を目指しております。 またホームページ上で、各委員会を開催し、 逐次会員サロンページでご報告できるシステ これに相応し、技術委員会では技術資料並び ムの構築や、会員各社の PR バナーを掲載でき に積算資料作成に現在取り組んでおり、これら るよう、コンテンツ製作会社と協議中で、2月 を活用した事業展開が図られることを期待し 中には実現いたします。 ております。 本年もどうぞよろしくお願いいたします 技術委員長 庄司俊成 運営委員長 後藤 清 平成 19 年度末に検査仕様書まとめ ――――品確協との共同実験が大詰 本協会では日本管路更生工法品質確保協会様と共同で、衝撃弾性 波検査法、超音波検査法を更生管を診断する標準工法とすることを 目指して検証を進めています。平成 19 年度末までに検査仕様書を まとめる予定です。 平成 19 年中に、更生管の種類が検査結果に与える影響について調べる ため、SPR 更生管、熱硬化工法による更生管、光硬化工法による更生管を 実験場のようす 用いて検証を行いました。実験は当協会会員の株式会社湘南合成樹脂製作 所・茨城柿岡工場で行い、見学会も開催しました。 実験の結果、SPR 更生管については、材齢の違いによって生じる打撃反力の変化を、衝撃弾性波検査法でと らえられることが分かりました。また、熱・光硬化工法による樹脂の未硬化についても、衝撃弾性波検査法、 超音波検査法で見つけられることが分かり、更生管診断法としての機能と性能を持つことが確認されました。 すでに検査仕様書の目次と概要は決まり、平成 19 年度中の発行を目指して作業を進めているところです。 管路診断法として衝撃弾性波検査法が指定されました ――――北海道東川町の管渠改築基本設計、ヒューム管 5km を診断 北海道上川郡東川町の特定環境保全公共下水道(西部処理区)管渠改築基本設計業務におきまして、 当協会の衝撃弾性波検査法が管路診断法として指定されました。 発注者である東川町都市建設課上下水道係によりますと、近年は道路拡幅などにより管路の埋設条件が施工当 初と変わってきており、机上での構造計算結果だけでは対応できない路線が全幹線の6割を占める状況になって いるということです。そこで、条件の変化でどの程度劣 化が進んでいるかを定量的に診断し、国庫補助事業とし て採択されるよう衝撃弾性波検査法が採用されました。 管路診断を行うのは5km(φ350HP:L=2.5km、φ250HP: L=2.5km)です。 平成19年12月には東川町におきまして、衝撃弾性波検査 法について説明会を開催いたしました。東川町から2名、 旭川市から4名、滝川市から1名、コンサルタントから2名、 ゼネコンから2名、合計11名の皆様が参加してくださいま した。今回の実績をもとに北海道地域への普及拡大につな がるものと期待されます。 説明会には 11 名の方が参加してくださいました 明けましておめでとうございます 事務局便り 会員の皆様におかれましては、晴れやかに 2008 年をお迎えになら れたことと存じます。 今年の干支である「子」には、種子に新しい生命が芽吹くという意味があるそうです。 PQEST にとっても生命力あふれる 1 年となるよう、新年にあたり事務局も気を引き締めなおしたところです。 皆様におかれましても昨年に引き続きまして、当協会活動へのご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げま す。2008 年の皆様のご多幸とご健勝をお祈りいたします。 <会長>鎌田敏郎(国立大学法人大阪大学)<会員>株式会社青山組、株式会社アクア美保、芦森工業株式会社、足立建設工業株式会社、 株式会社エスアンドエムテクニカルサービス、エスジーシー下水道センター株式会社、エフアールピーサポートサービス株式会社、株式会 社遠藤設計事務所、鵬技術コンサルタント株式会社、管修リサーチ株式会社、窪田建設株式会社、小林土木株式会社、株式会社島根サニタ リ、株式会社湘南合成樹脂製作所、株式会社新日、積水化学工業株式会社、東亜グラウト工業株式会社、東洋建設株式会社、東洋地工株式 会社、有限会社日本機工、日本水工設計株式会社、株式会社日本水工コンサルタント、日本ノーディッグテクノロジー株式会社、八晃産業 株式会社、フォレストコンサルタント株式会社、藤野興業株式会社、株式会社フジヤマ、ペンタフ株式会社、丸伸企業株式会社、株式会社 みなと、株式会社ヤマウチ (50音順番)
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