平成 26 年度新生児先天性代謝異常検査 及び新生児聴覚検査医師等研修実施要領 1 目 的 タンデムマス・スクリーニングの対象疾患はすべて極めて希な疾患(希少疾患)であ るが、生後まもなくから状態が悪化する重症型や学童期以降に症状があらわれる軽症型 まで多様であり、疾患の病態を理解した上での精密なスクリーニング検査が求められる。 発見患児の乳幼児期突然死や発達障害を防止するためには、すでに示されている治療指 針を基に全国の医療関係者が経験を共有して対応する必要がある。 また、新生児の聴力障害は、障害児を早期に発見して適切な支援を行うことで、言 語の獲得が順調に伸び、ひいては聴覚障害児の将来の社会参加につながることから、 新生児期の聴覚スクリーニング検査の実施の推進は重要である。 そこで、タンデムマス・スクリーニング対象疾患、及び聴力スクリーニング検査から 治療、療育の一連の過程を理解し関係者が共有することにより、重症化予防及び適切 な支援の強化を図る。 2 実施主体 兵庫県・兵庫県医師会 3 対象者 産科医師、小児科医師、耳鼻科医師、助産師、看護師、保健師、臨床検査技師、 教員、療育施設職員 等 4 日 時 平成 27 年3月 14 日(土) 13 時 30 分~17 時 00 分(受付 13 時~) 5 場 所 兵庫県医師会館2階大会議室 6 内容・講師 内 容 講 師 時 間 13:30~ 兵庫医科大学小児科学教室 主任教授 竹島 泰弘 氏 神戸大学大学院医学研究科総合 臨床教育育成学分野 特命教授 森田 宏紀 氏 13:35~ (50 分) 開 会 新生児先天性代謝異常疾患の理解と治療 及び保健指導について 新生児聴覚スクリーニング検査について ~産婦人科医の立場から~ 14:25~ (35 分) 休 憩 15:00~ 新生児聴覚スクリーニング検査について 県立こども病院耳鼻咽喉科部長 15:10~ ~耳鼻科医の立場から~ 大津 雅秀 氏 (35 分) 県立こども病院副院長 新生児聴覚スクリーニング検査について 15:45~ 兼周産期センター長兼新生児科 ~小児科医の立場から~ (35 分) 部長 中尾 秀人 氏 新生児聴覚スクリーニング検査について 神戸市立ひばり学園 16:20~ ~療育の立場から~ 言語療法士 志水 るみ 氏 (35 分) 閉 会 17:00 7 参加費 無料 8 申し込み 別添申込書により、2月 20 日(金)までに下記へ FAX により申し込む 〔申込先〕兵庫県健康増進課山下宛 FAX 078-362-3913 9 その他 日医生涯教育講座認定単位 3単位(カリキュラムコード:1・2・11・15・38・72) <研修会場> 兵庫県医師会館 2階大会議室 三宮駅より、南東に徒歩約 6 分
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