糖尿病・代謝・内分泌内科 後期研修医コース 指導医: 内科総括部長(コース責任者) :荒木 厚 (日本糖尿病学会専門医・指導医、日本 老年病学会専門医、指導医、病態栄養学会専門医、日本内科学会認定内科医・研 修指導医) 糖尿病・代謝・内分泌内科医長:千葉 優子 (日本糖尿病学会専門医・指導医、 日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指 導医、日本内科学会総合内科専門医・研修指導医) 糖尿病・代謝・内分泌内科医長:田村嘉章 (日本糖尿病学会専門医・指導医、日 本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門 医・研修指導医、日本老年医学会専門医・指導医) 臨床研究推進センター部長:森 聖二郎(日本糖尿病学会専門医・指導医、日本老 年医学会専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医・研修指導医) 目標とする専門医資格: 日本糖尿病学会専門医、日本内分泌学会専門医、日本老年医学会専門医、日本 病態栄養学会専門医、日本内科学会認定内科医・総合内科専門医 研修概要: 糖尿病・代謝・内分泌内科は常勤医 7 名、シニアレジデント 1 名、非常勤医 2 名が病棟 または外来の診療に当たっています。 9 階西病棟の 26 床で年間約 500 名の入院患者を担 当し、その内 8 割が糖尿病となっています。シニアレジデントは約 7~10 名の入院患者を 担当し週1~2コマの糖尿病・代謝・内分泌内科の外来を担当します。 2 型糖尿病だけでなく、1 型糖尿病、低血糖、高血糖高浸透圧症候群、糖尿病性ケトアシ ドーシス、骨粗鬆症、甲状腺疾患などの多彩な症例を経験できます。新病院になってから、 若い患者さんも多く経験できることができるようになりました。妊娠糖尿病も 3~4 年次で 他の病院で研修が可能です。救急患者も多いので、自然と総合内科的な実力もついていき ます。 当科は約 40 年間、一貫として高齢者糖尿病や骨粗鬆症を研究してきました。アカデミッ クな雰囲気が特徴であり、症例報告や臨床研究の学会発表が盛んで、シニアレジデントは、 1年次は糖尿病学会や老年医学会の地方会、2 年次~4 年次では糖尿病学会総会での発表を 行います。希望があればさらに進んだ臨床研究を行うことができます。 認知症や社会的問題などを伴った高齢糖尿病患者に対しても臨床カンファレンス(週1 回) 、多職種チームによる退院支援カンファレンス(週2回)などにより、適切な薬剤の選 択法と在宅での療養を考慮した糖尿病治療を学びます。それにより、CGM(持続血糖モニ ター)や経口薬やインスリンの使い方などの高度なスキルも身につけることができます。 シニアレジデントには単に標準的な医療を身に着けるだけではなく、世界の最新の知識 を取り入れながら、絶えず工夫しながら、未来の医療を創造できるような医師になってほ しいと願っています。当科で研修し「糖尿病を通して高齢者の全身を診ることができる医 師になる」ことは、これからの超高齢化社会で診療していく上で大きな糧になると信じて います。 年間ローテーションスケジュール(例) 年次/月 4 月~6 月 7 月~9 月 10 月~12 月 1年次 糖尿病・代謝・ 糖尿病・代謝・ 総合内科 糖尿病・代謝・ 内分泌内科 内分泌内科 内分泌内科 1 月~3 月 2年次 糖尿病・代謝・内分泌内科 3年次 糖尿病・代謝・内分泌内科 4年次 糖尿病・代謝・ 糖尿病・代謝・ 妊 娠 糖 尿 病 研 糖尿病・代謝・ 内分泌内科 内分泌内科 修 ( 他 の 病 院 内分泌内科 で) 研修修了後の進路: 都内大学病院との連携も行っており、後期研修終了後、大学(東京大学、東京医 科歯科大学など)の医局へ入局したり、大学院へ進学したりすることもできます。 後期研修修了後、研修成績が優秀な医師は、希望すれば当院常勤医師として採用す ることも可能です。
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