一般財団法人 国際開発機構 Foundation for Advanced Studies on International Development 2015年度 社会調査法研修2 「社会調査の基本と実践的調査手法」 国内・海外で活動する地域社会を把握して 地域にあった活動や事業を行なうために 必須とされる社会調査の基本を学び 実践力を高めよう。 国際開発協力と日本国内の地域開発、地域振興をつなぐ共通する視点のひとつに、 社会福祉があります。本研修では、この分野で研究と実践を結び付けながら、地域の 課題解決に携わっている山口麻衣氏を講師に迎え、社会調査の基本と実践的な調査 手法(質的調査手法に重点)を集中的に学びます。 ■日時: 2015年10月2日(金)、3日(土)、4日(日) 9:00~16:30 ※2日(金)のみ終了時間が17:00になります。 ■講師: 山口麻衣氏/ ルーテル学院大学 総合人間学部 准教授 人間福祉心理学科 地域福祉開発コース 副主任 ■場所: FASIDセミナールーム(東京都港区麻布台) ■対象: 国内・海外で活躍する地域社会を把握し、地域にあった実践活動を行なう ために、社会調査の基本や基礎を学びたい人。例えば、社会開発、地域振 興、教育、福祉などの各分野で活躍している人や、将来、社会調査を実施 したいと考えている人。また、調査法の基礎固めをしたい・復習したい人。 ■参加費: 21,000円、FASIDの統計学入門(9/23-25)を併せて受講される方は、2講座 40,000円。法人賛助会員・FASIDフレンズは18,900円、2講座受講の方は、 37,800円(消費税込み)。 ■定員: 25名程度 (先着順。なお、定員になり次第締め切らせていただきます。 また、応募人数が少ない場合、実施を見送る場合があります。) 内容詳細(予定) 日時 10/2(金) ※都合により、若干変更される可能性があります。 形式 内容 社会調査の基礎 9:0017:00 講義 社会調査の概要(目的・意義・課題、歴史、法律、調査の種類など)、社会調査における倫理・個 人情報保護、調査デザインとリサーチクエスチョン、社会調査の多様な方法(量的調査法の概要、 質的調査法の概要、ミックス法の概要など) 10/3(土) 講義/ 演習 実践的調査の多様なアプローチ 講義/ 演習 地域実践における質的調査手法の活用 9:0016:30 10/4(日) 9:0016:30 地域実践における調査手法の活用(アクションリサーチ・参加型調査、ニーズ調査、プログラム評 価等における調査の活用など)、調査デザインと調査の活用法を事例から学ぶ(演習) 質的調査の手法(インタビュー、フィールドワーク・観察法、ドキュメントの分析など)、実践的調査 における質的分析手法を学ぶ(演習) 講師プロフィール、応募方法詳細は、次ページをご覧下さい。 講師プロフィール 山口麻衣氏/ ルーテル学院大学総合人間学部准教授 地域福祉開発コース副主任 南カリフォルニア大学老年学スクール修了。老年学修士(MSG)。上智大学文学研究科 社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。社会福祉士。専門社会調査士。 一般社団法人日本ケアラー連盟理事をつとめ、介護者支援の実践にかかわりながら、 ライフコースの視点から高齢者ケアや地域ケアに関する研究をしている。三鷹市社会福 祉協議会理事。市や社協の地域福祉計画策定の委員としても携わってきた。近著(共 著)には、地域の実践者と試行錯誤した事例とともに、“課題解決型”調査法を分かりや すく解説した『地域の〈実践〉を変える社会福祉調査入門』(春秋社、2013年)などがある。 応募方法詳細 ■応募方法: 下記のオンライン応募フォームよりご応募下さい。 https://form.fasid.or.jp/contact/applicationform_srm/index.php 営業日3日以内に、応募者ご本人にメールにて受講料の支払い方法などについてご連絡します。 ■お問い合わせ先: 一般財団法人 国際開発機構(FASID) 人材開発事業部 担当:池部 電話:03-6809-1996 / Email: [email protected] 住所:〒106-0041 東京都港区麻布台2-4-5 メソニック39MTビル6F http://www.fasid.or.jp ■研修会場: 一般財団法人 国際開発機構(FASID) セミナールーム 東京メトロ日比谷線 神谷町駅 1番出口より徒歩6分 都営大江戸線 赤羽橋駅 赤羽橋口より徒歩7分 都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩10分 赤羽橋口出口 関連研修のご案内 ■統計学入門: 2015年9月23日(祝)、24日(木)、25日(金)9:00-16:30 保健、福祉、教育、社会開発、地域振興など、国内外を問わず、地域社会の発展や課題解決に取り 組んでいる実務者を対象とした研修です。地域の現状分析やプロジェクト・プログラム評価をする際に 必要な手法を学びながら、統計調査、統計分析の基礎的知識を身につけます。国際開発協力分野で 活躍する柴沼晃氏(東京大学大学院医学系研究科助教)を講師にお迎えし、調査の設計からデータ入 力、データ分析・読み取りまでの一連の流れを、実際に実施された調査事例を基に学びます。詳細に ついては、FASIDウエッブサイトhttp://www.fasid.or.jpをご覧下さい。 一般財団法人 国際開発機構(FASID)について 一般財団法人 国際開発機構(FASID)は、その前身である財団法人国際開発高等教育機構として、 外務省・文部省(当時)共管により1990年に設立され、以来25年にわたり一貫して、国際開発協力に 関わる人材育成事業、及び開発援助の効果的効率的な実施のための調査研究事業を実施していま す。これまで行政官、援助実施機関、開発コンサルタント、NGO、大学関係者(教員及び大学・大学院 生)、民間企業社員などを対象に、多種多様な人材育成事業を実施してきました。受講生総数は延べ 33,000人を数えています。
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