ETC - 古野電気

２０１６年（平成２８年）２月期第１四半期
決算説明資料
古野電気株式会社
開示：２０１５年７月１４日（火）
注意事項：
本資料に記載されている内容は、公表時点で入手可能な情報に基づく当社の経営陣による将来の予測であり、潜
在的なリスクや不確定要素を含んだものです。そのためさまざまな要素により、記載された見通しと異なる結果とな
り得ることをご承知おきください。
なお、当資料の数値表記は、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注記表に
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記載の金額は、表示単位未満を切り捨てて表示し、比率その他の数値は、四捨五入により表示しております。
２０１６年２月期第１四半期連結決算概況
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22
舶用事業の概況
舶用事業・連結売上高（累計・地域別）
左軸：売上高、右軸：営業利益（億円）
200
150
日本
欧州
その他
北米
アジア
営業利益
13
40
9
35
65
4
日本：売上高 48億円（前年同期並み）
36
25
100
38
15
17
42
0
20
47
40
50
21
11
48
48
2015年2月期
第1四半期
2016年2月期
第1四半期
0
2014年2月期
第1四半期
全地域で増収。商船・漁業向けが好調
30
47
20
売上高 189億円（前年同期比＋13％）
セグメント損益 14億円（＋3.4億円）
15
商船・漁業向け増収。ECDIS、大型ソナーが寄与
北米：売上高 21億円（＋2.5%）
為替影響除くと実質減。漁業向け減収
欧州：売上高 47億円（＋18%）
増収拡大。商船（既存船）向け堅調
10
5
アジア：売上高 65億円（＋37%）
増収拡大。商船（新造船）向け・漁業向け堅調
0
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3
産業用事業の概況
産業用事業・連結売上高（累計・製品群別）
左軸：売上高、右軸：営業利益（億円）
40
35
医療機器
ＧＰＳ機器
営業利益
30
25
20
30
ＩＴＳ機器
その他
25
6
15
6
4
10
5
15
0
10
5
-5
5
0
10
12
9
医療機器：売上高 12億円（＋26%）
生化学自動分析装置、大型が増収牽引
ＩＴＳ機器：売上高 9億円（▲16%）
ＥＴＣ車載器がOEM、自社機いずれも低調
9
11
7
医療機器が増収もITS機器やGPS機器は減収
20
6
4
売上高 30億円（前年同期比 ▲6％）
セグメント損益 0.1億円（▲0.3億円）
0
0
ＧＰＳ機器：売上高 4億円（▲34%）
カーナビ向け増収も、周波数発生装置等が不調
その他：売上高 6億円（▲10%）
-5
-10
2014年2月期
第1四半期
2015年2月期
第1四半期
2016年2月期
第1四半期
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4
連結売上高の増減分析
（単位：億円）
為替影響
＋5.7
【舶用事業】
230
220
その他地域
▲3.8
210
日本
＋0.0
200
190
北米
▲2.7
欧州
＋8.9
204
アジア
＋13.5
産業用
事業
その他
▲0.2
225
180
2015年2月期
第1四半期
舶用事業＋22億円
日本：商船・漁業向け増収
北米：漁業・プレジャー向け減収
欧州：商船・プレジャー向け増収
アジア：商船・漁業向け増収
為替影響＋5.7億円
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2016年2月期
第1四半期
産業用事業 ▲1.9億円
ITS機器やGPS機器が減収
その他＋1.8億円
※ 為替感応度（2015年2月期実績値）
【ドル】売上高1.5億円、営業利益0.8億円
【ユーロ】売上高1.2億円、営業利益0.3億円
5
連結営業損益の増減分析
（単位：億円）
25
研究開発費
の増加
▲2.1
20
15
売上増
＋6.9
10
減価償却
費の増加
▲0.7
5
12
のれん
償却費の
増加
▲0.3
その他
販売管理費
の増加
▲3.7
為替影響
＋3.2
15
0
2016年2月期
第1四半期
2015年2月期
第1四半期
【改善】＋10億円
売上増＋6.9億円
為替影響＋3.2億円
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【悪化】 ▲7億円
研究開発費の増加 ▲2.1億円
減価償却費の増加 ▲0.7億円
のれん償却の増加 ▲0.3億円
その他販売管理費の増加 ▲3.7億円
6
トピックス
防災・監視ソリューション（気象レーダー関連事業）
北海道・稚内空港に気象レーダーを設置
稚内市周辺の気象観測実証実験を開始
稚内空港の冬季就航率改善や異常気象による
影響軽減を目的に４月３日から稚内市周辺を観測
稚内空港ビルの屋上に設置した実験試験局
「都市域における局所的集中豪雨に対する雨水管理技術実証事業」
国土交通省の平成27年度下水道革新的技術実証事業（B-DASHプロジェクト）に採択
当社を含む共同研究体８者（右図）が、
福井市と富山市で実証事業を実施
当社製の高性能Xバンド小型ドップラ
気象レーダー３基で構成する「都市域
レーダシステム」による積乱雲の早期
探知など３つの革新技術を組み合わせ、
浸水被害の縮減効果を実証する
ウェブサイト⇒
http://www.furuno.com/jp/systems/meteorological-monitoring/
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7
トピックス
ETC車載器の民間利用でシーイーシーと協業
クラウド型ETC利用車両認識サービス「CaoThrough」（カオ・スルー）を提供開始
高速道路の通行などで全国に広く普及しているETCの車両認識機能を、クラウド形態の
サーバと顧客情報管理システムをパッケージ化して提供するソリューションサービス
ブランド名は、「クルマと人が様々な場所に行くことのできる便利なサービス」という意味
今後は、複数施設の管理一元化、サイネージ表示やカメラ監視などに加えて、
利用者の携帯電話・スマート
フォンなど情報端末へのメール
配信などを組み合わせた各種
ソリューションサービスの共同
開発・顧客提案活動を推進
「CaoThrough」（カオ・スルー）のシステム概念図
ウェブサイト⇒ http://www.furuno.com/jp/dsrc/case/cloud/
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補足．フルノグループの事業概要
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フルノの概要
古野電気は1948年に世界で初めて魚群探知機の実用化に成功して以来、舶用電子機器分野において、
その独自の超音波技術と電子技術をもとに数々の世界初・日本初の商品を提供し続けてきました。
そして今日、世界80カ国以上に販売拠点を有し、世界規模の舶用電子機器総合メーカーとして確固たる
地位とブランドを築いてきました。
2015年2月28日現在
社名
古野電気株式会社
本社所在地
兵庫県西宮市
設立
1951年 (昭和26年)
事業内容
舶用電子機器および産業用電子
機器などの製造・販売
資本金
7,534 百万円
代表者
古野幸男
上場取引所
東京証券取引所市場第一部
（証券コード：6814）
ＩＲ情報サイト⇒
製品情報サイト⇒
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http://www.furuno.co.jp/ir/
http://www.furuno.com/
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フルノの事業領域
■1948年 ■1952年
■1959年
■1986年
ｿﾅｰ
魚群探知機
潮流計
世界初
魚群探知機の
実用化に成功
無線機器
漁業用
無線機を開発
船舶用
ﾚｰﾀﾞｰを開発
GPS航法装置
を開発
ﾚｰﾀﾞｰ
GPS(GNSS)
受信機
衛星通信装置
GPSﾌﾟﾛｯﾀ
GPS(GNSS)
周波数発生器
AIS
統合航海ｼｽﾃﾑ
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無
線
通
信
装
置
超音波骨密度測定装置
舶
用
事
業
航
海
機
器
Ｇ
Ｐ
Ｓ
機
地盤変位観測ｼｽﾃﾑ器
無線LAN
ETC車載器 DSRC路側ｱﾝﾃﾅ無線ﾊﾝﾃﾞｨﾀｰﾐﾅﾙｱｸｾｽﾎﾟｲﾝﾄ
生化学自動分析装置
漁
労
機
器
Ｉ
Ｔ
Ｓ
・
そ
の
他
医
療
機
器
産
業
用
事
業
・そ
の
他
11
社会・航海を支えるフルノの商品
衛星通信装置
船舶自動
識別装置(AIS)
気象観測
システム
GPS(GNSS)
基準周波数発生器
地盤変位観測
システム
無線ハンディ
ターミナル
レーダー
航海情報記録
装置(VDR)
GPS プロッタ
魚群探知機
・ソナー
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海底地形
探査装置
カーナビ用
GPS受信機
超音波骨密度
測定装置
生化学自動
分析装置
ETC車載器
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【ご参考】舶用事業の推定市場シェア
市場規模は、2014年の各社売上データに基づく当社推定による試算値
商船向け
プレジャーボート向け
漁業向け
8％
17％
45％
市場規模
1,900億円
市場規模
1,100億円
市場規模
600億円
総合舶用電子機器メーカーとして、世界シェアトップ
（世界市場 4,100億円のうち、シェア17％占める）
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