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鳥取学生赤十字奉仕団が「ネイチャーゲーム研修会」を開催
5月9日(土)、鳥取学生赤十字奉仕団(委員長 福政泰斗、団員数 57 名)が鳥取県立鳥取砂
丘こどもの国(鳥取市浜坂 1157-1)において、「ネイチャーゲーム研修会」を開催しました。
この研修は、毎年夏に県内の小学生を招待して当団と日本赤十字社鳥取県支部が行う「ゆうゆう
キャンプ」に向けて「自然に触れるプログラム」を学びたいという団員の強い思いから、「とっと
り砂丘ネイチャーゲームの会」様の協力を得て実現したものです。
当日は「とっとり砂丘ネイチャーゲームの会」様より 岡垣祐子様(ネイチャーゲームインスト
ラクター)、松田弘志様(ネイチャーゲームリーダー)のお二人をお招きし、実技研修を中心とし
た「ネイチャーゲーム入門講座」をしていただきました。
「ネイチャーゲーム」が初めての団員たちでしたが、実際にネイチャーゲーム研修体験が始まる
と普段は何気なく見ている草木や生き物に目が行き、自然の魅力に引き込まれていました。
参加した団員からは、「感性を大切にすること、自然を五感で感じることを大切に、子どもたち
に伝えていきたいと思います。」
「想像力を高めることができ、新しい発見がたくさんありました。」
「自然の素晴らしさをあらためて知ることができました。」などの感想が寄せられ、研修後は、夏
のゆうゆうキャンプに向けての意気込みを語り合っていました。
ご協力をいただきました講師様をはじめ、「とっとり砂丘ネイチャーゲームの会」のみなさまに
心より感謝とお礼を申し上げます。
【ネイチャーゲームとは】
ネイチャーゲームは、1979 年にアメリカのナチュラリスト、ジョゼフ・コーネルにより発表された活動です。
「見
る」
「聞く」
「触る」
「嗅ぐ」など私たち一人一人が持っている感覚を使って自然を楽しむことで、自然への親しみ
を育みます。ネイチャーゲームには、日本で考案されたものも含めて 160 種類以上の活動があり、四季折々に子
どもと大人が一緒に、また一人でも自然とふれあうことができます。
(ネイチャーゲーム入門講座テキスト/日本シェアリングネイチャー教会発行より)
■ 実技研修「ノーズ」体験
「ヒントから生きものを探っていくことで、子どもたちの興味をかきたてる」アクティビティ
で、生き物のヒントを聞いて何の生き物なのか集中して考えました。
○団員の声○
想像力を働かせてさまざまな生き物について考えることができました。また、その生き物の知ら
なかった特徴を学ぶことができました。
■ 実技研修「カモフラージュ」体験
「道のわきに目立たないように置かれた人工物を注意深く探すことで観察力を養う」アクティ
ビティで、姿勢を低くして観察したり、様々な方向に視線を向けたりしながら観察しました。
○団員の声○
「すぐに見つかるだろう」と思っていましたが、全然見つけられなくて悔しかったです。自然の
すごさを改めて知ることができました。
■ 実技研修「フィールドビンゴ」体験
「さまざまな感覚を使い、ビンゴゲーム形式で自然を楽しく探検することで、身近な自然を再
発見する」アクティビティで、実際に草花に手を触れて、体で自然を感じました。
○団員の声○
自然とじっくりとふれあい、子どもの頃に戻ったように楽しめました。
■ 講和「ネイチャーゲームとは」
ネイチャーゲームとは何かについてご講和をいただき、体験したアクティビティをふりかえり
ながらネイチャーゲームについて考えました。
○団員の声○
子どもの感性を大切に、ともに五感を使って自然を感じていきたいと思います。
【講師】
とっとり砂丘
とっとり砂丘
ネイチャーゲームの会
ネイチャーゲームの会
インストラクター
ネイチャーゲームリーダー
岡垣 祐子 様
松田 弘志 様
ありがとうございました。
記事:鳥取学生赤十字奉仕団