だい こんにちは ごう 第40号 しゃ かい ふく し ほう じん いち よう かい ジョイント 発行:社会福祉法人一羊会 ち い き せいかつ し え ん 地域生活支援センター「ジョイント」 じゅうしょ せみ こえ き つ と おお つか ちょう TEL:0798-23-6865 です! あいだ にしのみや し 住 所: 西 宮市津門大塚 町 1-47 FAX:0798-31-5708 おも き ぎ き こうよう ついこの 間 まで蝉 の声 が聞こえていたように思 っていたのですが、気がつけば木々が紅 葉 しはじめ、 あさばん ひ こ かん きせつ 朝 晩 の冷え込みが感 じられる季節となってきました。 なか こんかい よ とど 今回の「こんにちはジョイントです」は「ジョイントブログ」の中 から選りすぐりをお届けします。 で ようす く ジョイントでは、ガイドさんとのお出 かけの様子 やホームでのみんなの暮 らしぶり、 しょくいん ひ び おも にちじょう しょうかい こんかい 職 員 の日々の想いなど、ジョイントでの 日 常 をブログにてご 紹 介 しています。今回はそ なか なかま いどう ふた しょうかい の中から「仲間」と「移動カフェ」の二つをご 紹 介 します! な か ま 「仲間」5/23 き ょ う とつぜん じゃ ま なかむら 突然お邪魔します!ジョイントの中村です ち い き かつどう し え ん がいしゅつ よ う す しょう か い 今日 は地域 活動 支援 センター「であい」の外出 の様子 をちょっとだけご紹介します。 も かた す こと であいは、しょうがいをお持ちの方が、おしゃべりをしたり、くつろいだり、好きな事をし ふ だん し つない おお す たりするサロンのようなところです。普段は、室内で過ごすことが多いのですが、 つき か い が い しゅつ 月に1回外 出 をしています。 お う こ んかい じ ど う ぶ つ え ん が い しゅつ い く も ぞら した お う じ ど う ぶつえん つ 今回の外 出 は、王子動物園に行ってきました。 曇り空の下、王子動物園に着いてみると…、 こ ひと づ ど う ぶつえん もうお子さん連ればかりでエライ人でした。そりゃそうでしょう動物園ですもん。 お う じ ど う ぶつえん ぼく ちい ころ い とき 「王子動物園って、僕が小さい頃に行った時のままです」 く び なが さくら は た 「キリンの首長~い」-「桜の葉っぱ食べてますけど…」 た 「ペンギンがエサ食べてる~」-「かわいいね~」 ぬ え く ろ し ろ 「パンダを塗り絵にすると白と黒!」-「エッ!?そのままですけど…」 はんたい い い 「カバを反対に言うと?」-「言わんでよろしい」 ね しゅう だ ん さ い み ん 「カンガルーみんな寝てる~」-「集団催眠みたいですね」 みなさん、その場その場で気づいたことをたくさんしゃべってくださいます。 ば だい じ ば き こ かた ひと り が い しゅつ ひとたち おお これが大事なんです。であいに来られる方は、みなさん一人で外 出 できる人達が多いで ば き かん はな なか ま いっ し ょ す。でも、その場で気づいたこと、感じたことを話すには、仲間と一緒じゃないとできない 1 ですよね。 なかむ ら やす ひ と ひ す り おも たの いっし ょ ほう なか あんし ん 中村、休みの日はわりと一人で過ごしたいと思う方ですが、一緒に楽しんだり、安心できたりする仲 ま よ い ち に ち かん 間がいるって良いなと感じた一日でした。 い どう た ん き にゅうしょ た ん と う く ろ いわ もう 「移動カフェ♪」7/20 こんにちは!短期入所担当の黒岩と申します! こんかい た ん き にゅうしょ い ど う ばめん 今回、短期入所の場面に“移動カフェ”がやってまいりましたー(^○^)♪ い ど う ほうじんない しょくいん か く で む 移動カフェとは・・・法人内の職員が、各ホームに出向きます。 お いっしょ そして、 い つく の 一緒に美味しいコーヒーを作って飲んでみよう! たの き か く というとても楽しそうな企画であります(笑) い ど う か ふ ぇ た ん き にゅうしょ ば め ん その移動カフェが、短期入所の場面にも!ということなのです! り よ う し ゃ す て き ひょうじょう み みなさま しょう か い 利用者さんの素敵な♡表情が見れましたので、皆様にもご紹介します まめ (*^_^*) い まずは、コーヒーミルに豆を入れて~ まめ い まわ すこ ちから い ガリガリ、ゴリゴリ‼ みな じょうず まわ 豆を入れて回すと、少し 力 が要りますが皆さんとても上手に回しておられ す て き ひょうじょう ました♪この素敵な表情・・・♡ す て き え が お うし ほ そ み しょくいん おも え が お そしてこの素敵な笑顔に…後ろにいる細見職員も思わずにっこり!笑顔の れ ん さ 連鎖でございます!(笑) まめ な か み み い まめ こなごな 豆をひいて、中身を見てみると・・・あらー!さっき入れた、豆がこんな粉々に!! ひ しんせん まめ かお 挽きたて、ほやほやの新鮮な豆は、とってもいい香りがしていましたよ(^O^) ひ まめ ゆ そそ ぷん ま そそ うれ 挽いた豆にお湯を注ぎ、4分待ちます・・・コップに注ぐときも、どことなく嬉しそうな ひょうじょう り よ う し ゃ いっしょ そそ 表情 をされていました。利用者さんと一緒にコーヒーを注いでいるのが、 い ど う か ん だ しょくいん 移動カフェのマスター 神田職員です(笑) そそ あと お い か し いっしょ つた それぞれコップに注いだ後、美味しいお菓子と一緒に・・・そして、ここでお伝えできな ざんねん す て き ようがく なが いのが残念ですが、BGM には素敵な洋楽なんかも流して、 ふ ん い き かも だ みな いっしょ じ か ん す カフェの雰囲気を醸し出しながら…皆さんと一緒に、ゆったりとした時間を過ごすこと ができました~(^.^) 2 なに り よ う し ゃ あら ひょうじょう しょくいん い ち ど う うれ 何より、利用者さんの新たな表情をみれたことが職員一同、とても嬉しいことでした! り よ う し ゃ お うち い が い ば し ょ しゅくはく ふ あ ん きんちょう さまざま おも おも 利用者さんも、お家以外の場所で宿泊することへの不安、緊張など、様々な思いがあるかと思います。 なか すこ あんしん す ば し ょ じ か ん みな いっしょ す そんな中で、少しでも安心して過ごせる場所になるようにと、またこんな時間を皆さんと一緒に過ごせた かん らなぁと感じています! こんかい ふた き じ しょうかい ほか みりょくてき ないよう 今回は二つの記事をご 紹 介しましたが、他にも魅力的な内容をたくさん しょうかい らん ご 紹 介 しています!ぜひご覧ください! ジョイントブログQRコード⇒ 倉石先生より「子育てとユーモア」、「子育てにユーモアは必要か?」、「子育てと自立」 と、3 回にわたって子育てに関するお話を身近なことを交えながら分かりやすくご紹介い ただきましたが、今回が最終回となります。前の 3 回と合わせて是非ご一読ください! 連載エッセイ第 4 回(最終回)『子育てと自立』 く ら い し て 武庫川女子大学 心理・社会福祉学科教授 つ や 倉石哲也 自立には、「一人でできるようになること」と「できないことを人に頼ることができるようにな ること」の二つの力が必要だと前回お話をしました。今回は「できることをやろう とすること」と「できないことを頼ること」についてもう少し考えてみます。 【幼児性楽観主義】 子どもは楽しいことをやろうとします。楽しくなければやめます。楽しいことを 沢山経験することは、できないことを沢山経験するよりも大切です。なぜでしょう? できないことを沢山経験すると、できない意識が強くなり自尊感情を低めてしまうことになりま す。逆に楽しいこと、好きなことをやっていると人間の気持ちはわくわ くします。わくわくすることがイメージを膨らませ、やってみようとい う気持ちを高めます。 【手を借りることを教える】 頼れるようになることは簡単なことではありません。頼んだらやってもらえるという安心感がな ければ頼むことはできないでしょう。 前回は大人の手の貸し方を紹介しました。今回は子どもの側の手の借り方です。できないことを 3 できるようにすることと同じくらいに、できないときに人に頼る方法を知っておくことは大事です。 一人で抱え込んでしまいパニックになり、結果的に人の助けを借りるならば、パニックになる前に 上手に人の手を借りたほうがお互いのためですね。大人の手の借り方を学ぶ、手を貸してもらう方 法を学ぶことは子どもにとって重要なように思います。 【大人が気づき支える】 子どもは大人が期待するような「上手な頼み方」や「甘え方」 を知っているわけでもありませんし、習ったからといってでき るとも限りません。習ってできる子とできない子を比較するこ とは子どもを苦しめることにもなりかねません。 大人は頼み方や甘え方を教えるだけでなく、子ども達の頼りたい、甘えたいという「サイン」を 理解し、気づくことが大切になってきます。サインは子どもによってまちまちです。私が出会った 強くんは、困ると周りにいる友達の身体をバチバチと手で叩く癖がありました。友達は逃げるので、 傍から見ていると強くんが友達を追いまわしているように見えるので、大人は強くんを叱ってしま います。ある時、大学生が「どうしたー?強くん」と優しく声をかけると、強くんは「あんな、あ んな、あんな、あんな・・・」と一生懸命困ったことを話そうとしました(でも説明はできない)。 強くんの気持ちを読み取った大学生は「最初に座りたいところに別の人が座っていたんやね」と理 解を示し、次から新しい場面になる前に、強くんの手を引いて、「リーダーをトントンしてね」と 助けを求める手段があることを予め教えておきました。そうすると強くんは友達を叩くことなく、 リーダーのところに来るようになったのです。 子どもに困った場面での頼み方や甘え方を一方的に教えるのではなく、大人の側が読み取る、理 解する姿勢こそが、子どもが周りの世界に安心(信頼)し、自立を促していくことにつながるので はないかと私は思うのです。 「こんにちは じかい とし あ おく ジョイントです!」、いかがでしたでしょうか。次回は年明けにお送りします! がつ にち にち ちてき しゃ ようせい こ う ざ かいさい ❁ジョイントでは11月14日・23日に知的しょうがい者ガイドヘルパー養成講座を開催 こ う ざ しゅうりょうご かつどう か の う おうぼ じょうけん します。講座 終 了 後 、ジョイントにて活 動 可能なことが応募の 条 件 となります。 いちようかい あんない けいさい らん 一 羊 会 ホームページにご案 内 を掲 載 していますので、ぜひご覧 ください! 一羊会HP・QRコード 4
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