第10章

より軽 量なイン ドア・
プレー ンの製作
「
夕
ま1)
乳進
Gc3じ 7麗 畢
:夕
7戸
颯聖」
フィルムをシワ貼 りt′ た
=
ここではパルサを使 つて作る本 格的な イン ドア・ プレーン Push Eを 紹介 します バ レ
・
ー コー ト 1面 の広さがあれば十分 に飛行 を楽 しむ ことができ ,自 立安定の とてもよい
飛ば しやすい飛行機です
オ リジナルの Push‐ Eは 1999年 に」ack Reid氏 が設計 したもので ,KP‐ 00と い うモ
ー タに U80と い うプロペ ラを取 り付 け .50mAhの ニカ ド電池 1セ ルを組み合わせて飛
131イ ン ドア ・ フリー・ フライ ト機です 主翼の面積が 2 3dm2で 全備重量が約 12gほ ど
にな ります 翼面荷重 を計算 してみると 52g/dm2に な ります イ ン ドア プ レー ンを
ゆつた り飛行 させるのに必要な翼面荷重は ,5g/dm2前 後が目安にな ります
今回は赤外線 による リモー ト・ コン トロール装置を搭載するので ,重 量の増カロに見合 う
分だけ飛行機を大き くしなければな りません 搭載装置の重量増カロ
分を考慮 して ,オ リジ
ナル サイズから 16%ほ ど大き くして作ることに しま した
第 lo章
より軽量なイン ドア プレーンの製作
C'10.1
ベラと
ータと
モ
プロ
電
池の
選
択
[速 図 面 を描 い て 材 料 を L/Jり liし ま した (Push
Eの 設 計 図 は後述 )オ リ ジナ ルで は翼端 が テ ーパ ー
にな ってい ますが ,「 作 を容 易 にす るため ,対 :形 翼 に しま した
1翼 の 前i積 は 3
3dm2に な ります
107を 参 照 くだ さい i:翼 の 後 に プ ロペ ラが つ い た プ ッ シ ャ・ タ イ プで す
ー
パ
ー
タ
KP 00モ
は ヮ にお い て 11し 分 な い の で す が ,U80プ ロペ ラをモ ー タの 軸 にセ ッ トして , リチ
完 成 した 機 体 は 写 真
ュー ム 電 池 1セ ルで「1す と lAを 超 え る電 流 が 流 れ て しま い ます
8m m,長
KP 00モ ー タは 外 径 10mm,高
さ
さ 15mmの モ ー タで す が ,こ のサ イ ズの モ ー タは 内 部 の コ イ ルllt抗 値 が 辻 う もの が た くさん
あ ります
同 じサ イ ズの 100Ч で 11っ た ,コ イ ル抵 抗 値 が 26Ω の ジ ャ ン ク
モ ー タを使 う こ とに しま
した (写 真 101)
写 真 102の よ うに ,U80プ ロペ ラを ジャ ンク
モ ー タの 軸 にセ ッ トして,140mAhの リチ ュー ム
ポ リマ 電 池 で [1し た ところ ,初 期 で プ ロペ ラの [1転 数が 7800回 転 ,088Aの 消 費電流 で した
力 は 10gほ どに な ります
モ ー タとプ ロペ ラ を合 わせ て約 5gの 重さで す
リマ 1[池 が 約 4gに な ります
140mAhの
静 止lll
リチ ュー ム
ポ
飛 行 中 は半 分 ぐ らいの パ ワー です か ら電 池 に もそ れ ほ ど無理 はか か りま
せん
モ ー タ とプ ロペ ラ と電池 です で に 9gと な ります が ,10gの 静 l
せばせ ます
Л
lll:力
が あ れ ば 20gぐ らい の 飛 行機 が
で きれ ば 余 裕 をみ て 15gぐ らい で 仕 Lげ た い ところです
残 りの 6gで 飛 行 機 と受 イ
)i機 と
マ グネ ッ ト ア クチ ュエ ー タ2組 を作 らなけれ ば な りませ ん
モ ー タの スペ ックが わか って い な い場 合 な ど,回 転 数 な ど特性 を測 定で きる ように して お くと,最 適
のモ ー タを 見つ け る こ とが で きます
図 101に コ ア レス
モ ー タの特 性 例 を示 します が ,大 雑 把 な ‖安 と して ,無 負荷 1転 数 の 11分 程 Fx
「
の 回転 数 で 使 う と,消 費 IL流 も少 な くて大 きな静 lL推 力 を作 り‖:す こ とが で きます
そ の ため に はギ ヤ をltっ て減 速 します
た とえば ,11,1荷 い1転 数が 6万 卜
1転 のモ ー タで は ,プ ロペ ラ
写真 101 KP‐ 00モ ー タ左 と 10o円 の ジ ャン ク モ ー タ
770
写 真 102 U‐ 80プ ロベ ラ とジ ャンク・ モ ー タ
U80プ ロベ ラ はユニ オ ンモデ ル社 か ら発 売 されてい る直径
80mmの プロベ ラで 約 100円 で販売 されている とてもしな
やかなプロベ ラて折 れに くく o79と 軽量 プロベ ラの軸穴 は
lmmの シャフ トにセ ッ トで きるよ うに作 られてい て、 ジ ャン
ク モータの出力軸 も ,mmな のでぴ ったり圧入 することがで
きる プ ッシャと して使用 するのでプロベ ラの表面 をモータに
向 けて取 り付 ける
〇〇〇〇〇 〇OOヽ剣 〇〇〇①一
〇〇〇N一
∈9]
攘錮
一
,
0〇一
0倒一
マニ 疾印
﹁ 1
00 ヾ倒
×3 ︺
Rョ
P,0一
〇〇一
〇∞
﹃
ダ﹄柵a
N一
図 10 1 4mmコ ア レス・ モー タの特性例
回 はある4mmコ アレス モータの特性 を示 した
レ
",:1 31VI
13V時 の特性だが、多 くのモータは無負荷回転数の半分の回転数付近に最大出力点
3島 美
颯彗
]幾:晋 雰
習
:7可 ]ワ冒
豊
讐
翌恕 ぜ
舌J」
I::Li:]會 i:':雪 :i:1:][::ililittili湧
転数で使 うように、ギヤ比 とプロベ ラのサイズを選択する
"菅
`J
を負荷 に して モー タの最大 回転 数 を 3万 回転程度 に 設定 します .ギ ヤの減速比 を 911と す る と,最 大
3 300rpmほ どで lる プ ロベ ラを選 択す ればよいことに な ります この よ うにモ ー タの 最大出カポ イ ン
『
トを見極めるためには回転 計が不可欠 です (コ ラム 写真 10.A)
電流計 と組み合わせればか な り詳細 にモー タの特性 を調べ ることがで きますが ,同 時に供給電川:,消
費電力 を表示で きる メー タがあるとい っそ う便利です .筆 者が利‖lし て い るデ イジタル・ メー タを写真
103に 示 します
プ ロペ ラの 静止 Jff力 は,プ ロペ ラ直径 の 3乗 に比 例 し,卜 1転 数 の 2来 に比例 します .静 止推 力 を r
(g),プ ロベ ラの 直径 をつ(イ ンチ ),プ ロベ ラの ビッチ をP(イ ンチ ),プ ロペ ラの「 1転 数 をR(rpm),
プ ロペ ラ係数 をκ とすると
,
7=(D■
10)3× (P■
10)X(R■ 1000)2× κ
で 静止推 力 を計算 す る こ とが で きます .
今 回使 月lす る U_80プ ロベ ラ と ジ ャ ン ク・ モ ー タの判lみ 合 わせ で は ,プ ロペ ラト
1転 数 崚 )が 7800rpm
で ,プ ロペ ラ直 径 D‐ 315イ ンチ ,プ ロペ ラ・ ピ ッチ P=2イ ンチ ,プ ロベ ラ係 数 κ=27か ら
,
7=(315■ 10)3X(2■ 10)X(7800■ 1000)2X27‐ 103(g)
と静 lL推 力が計 算 で き ます .プ ロペ ラ直径 とプ ロペ ラ・ ピ ッチ が わか って い るプ ロペ ラを推 力llll定 器 に
セ ッ トして ,あ る │]転 数 の 時 の 静止推 力 を 度読 な 取 ってお けば ,プ ロペ ラ係 数 (κ )を 導 き出す こ とが
で きるの で ,そ の値 を記 録 してお い て ,モ ー タ・ユ ニ ッ トの推 力 を調べ る と きに,プ ロペ ラの 回転 数 を
,7,
より軽量なイン ドア プレーンの製作
第 10章
写真 10 3 Astro Micro‐ Meter
アメリカのAsiro F ghtか ら発売 されている 供給電圧 消費電流.消 費電力 積算電力を同時に表示する便利なディツタル メータ
電流 は10mAか ら15Aま で 電圧 は40Vか ら159Vま で,電 力は01Wか ら225Wま で 積算電力は2o00mAhま で測定できる 内部
にはPCが 使われている 供給電圧が40Vか らなので イン ドア プレーンに使用するリチューム電池 1セ ルでは 定格電圧が37V
なので使 えない そこで内部に50mAhの ニカ ド電池を4本 組み込んで,デ ィジタル・ メータの動作電圧 に満 たないときは内部から
48Vの 電圧 を供給できるように改造 してある
読 み 11る だ け で ,そ の モ ー タ
ユ ニ ッ トの 静 lLIF力 を 算 ││す る こ と力
き ます
'で
rl作 のプロペ ラでお よその ビッチ しかわか らない場 合で も,ビ ッチは静 lI:‖ :力 に比例するので ,そ の
「力を導 きHlす こ とがで きます
誤差 はプ ロペ ラ係数に吸収 され,正 確 な静止‖
プ ロベ ラ係数 は以 ドの式
で算 11で きます
コラム 回転計と静止推カ
モー タとプ ロベ ラの組 みイ
ヽわせ を選択す るの
に
い転 │卜 があ る と大変 ll利 です
い 1転 数 が 高 くな るrl向 が あ りま
タほ ど無
す
月ヽさなモー
`1イ のペ ー ジャ モ ー タで は 37Vの
外径 4nln〕
、 ポ リマ
リチ ュー ′
万 11転 以 111り ます
'L池
で 11す と
l分 11に 6
1秒 間で 1lX)O
ll転 も,1
この よ うな高速 11■ :の モー タは
るのです
ー タの 中1に
rl:ス
モ
プ ロベ ラをセ ットして ,1す と極
端 に 11転 数が 774ち て しまい
ころで 11す こ とになるの で
人変効率の思 い と
ほ とん ど■
にな
'‖
りません
す る直
今い14■
:度
の モー タに な
``10mm■
rl接 モー タの
‖1に プ ロペ ラをセ ッ トして
とか■
にな
ります
ただ し効 +は 大変忠
も何
ると
'‖
'‖
く 取 り‖│せ るJF力 の制 に消 lriじ 流が 大 き くな
って しまい ます
,72
写 真 10A デ イジ タル 回転 計
2枚 ブレー ド 3散 ブレー ド.4枚 ブレー ドの プロベ ラの回転致
を7pl定 することがで きる プロベ ラが回転 したときの 、 ブレー
トか らの反射光の変イヒをフォ ト センサで読み取 っている 体
育館 などの暗 い場所 とか プロベ ラか らの反射 が少 ない場合に
は回転数 を読 み取 ることができない その ような場合に備 えて
赤タト
線 をプロペラに向 けて照射 し、その反射光で回転数 を読み
取 れるように改造 した 小型の回転計 に しては 10rpmと 優 れた
分解能 をもっていて 最大で 99990rpmま で測定で き,7pl定 し
た回転数 をホール ドする機能 もある
測定する対象に対 して非接触 で測定できるので 小 さなモータ
でも正確 に測定することができる
κ ‐7■
,■ 10)`÷
(′
(′
)■ 10)÷
(R■
10(,o)」
た と え ば ,静 111「 力 (7)‐ 13(g),プ ロベ ラ 直 径
(R)‐
3400(rpm)と
(′
,)‐ 5(イ ンチ ),ビ ッチ
(P)=3(イ ンチ ).卜 1転 数
すると
κ =13■ (5■ 10)'■
,
(13■
10)■ (3400■ 1000)」
=30
とな り,プ ロペ ラ係 数が 30と 導 き出せ ます
ff r o.a
受信機 とマグネ ッ ト 0ア クチ ュエー タ
ドライバ を内,歳 した コンボ′
■信
受信機には スピー ド コン トロー ラとマ グネッ ト アクチ ュエー タ
この受イ
:;機 はマ グ ネ ッ ト ア クチュエー タの コ イル を ドラ イブす るために FETを ltっ
てい ます FETを ltう ことでマ グネッ ト アクチ ュエー タに 100Ω 以 ドの コ イルが llえ るようにな り
コ イルの 巻 き数を減 らせ ることか ら軽 くて強力なマ グネッ ト アクチュエー タをllう ことがで きます。
機 をltい ます
,
ここで は,0 05mn3の マ グネ ッ ト ヮイヤ を400)1巻 い た60Ω の コ イル をイ
吏うことに しま した
グネ ッ トにはrl径 3[nm.高 さ3mmの もの を4tい ます
マ
最初 に 6011の コ イル とマ グ ネッ トを組み合わせ たマ グネ ッ ト アクチ ュエー タをltっ て,■ 直ナ
t興
を組み 立て ました (写 真 104)飛 行機 に搭載 したJJJ合 に トル クが 足 りるか どうか確 認す るためです
,i機 に接 続 して送イ
受イ
,i機 の ラダー をイiい っぱい に
tl」
って, ラダー に 手をあててその トルクf7F認 してみ ま
した II:し 分 な い トル クが あ り,1ミ 行 機 に組 み 込 んで も大 丈人だ とlllイ
行
機の
製作
C'10.3 飛
`:し
ま した
Push Eは lllll体 が 2本 あ ります (写 真 106参 照 )組 ふ 立て川nIF・ で悩 み ま したが ,3分 制 で 作 っ た 1翼
の 中 央部分 に ,llll体 を接 杵 してか ら L反 チ
1の つ く翼 端 部分 を接 清 しま した この 飛行 機 は L翼 の 後半
求付
近 にモー タをIrtり 付 け るため , ■心 位 1社 が 後 に な って しまい ます
位 Fiを 合 わせ る よ うに します
電 池 を111体 の 先端 に取 り付 けて rT′ し、
剰[み 立て に は瞬 問接 着 却lを ltっ て い ます
途 中で 何 度 も lT心 の確 認 を したのです が
ど う して もおりιが 重 くな って しまい ま した
仕 方な く最初
に対1み 立て た バ ルサ の 重rJt翼 を,湘 1い バ ル サ 体 で 作 っ た 枠 組 み の II tt lt翼 に 変 更 し ま した (写 真
107)
2ミ クロ ンの フ ィルム (人 手につい ては付録 Eを 参‖
(1)を シワに して 典 に‖iり ま した
と, フ ィルムの張力が弱 いので ,利 ‖い材 llで 囃lみ
1'て
シワ貯 りにす る
て も典がゆが まず ,全 体 にね じれが出ません な
かなか よい 方法 です
完成 した様 rを 写真 107に
/1.し
ます
接杵斉」にはいろいろあ りますが ,フ ィルムの接 41に は 3ヽ 1の スプ レーの り77が 人 ■'‖ :も よ く,イ 史い
やす いで しょう (写 真 108)
1じ
池 は 肺1体 の 長方形の111い 部分 にベ ル クロ テー プで貼 り付 けるよ うに してあ ります ([池 を ll後
,73
第 10章
よ り軽量 なイン ドア・ プ レー ンの製作
写真 104 マ グネ ッ ト・アクチュエ ータのテス ト
写真 105 切 り出 した材料 か らの組み立 ての途 中
写真 106 Push‐ Eの 生 地 完成
軽 くするために胴体 を大 きくくり抜 いた 主翼中央 は途中の リ
ラと同 じ形状 に肖りってあ り 胴体 の水平線 に対 して2度 の迎角
をつ けてある モー タは主翼後縁の下の胴体 に取 り付 けたが、
飛行機 が完成 してから水平線 と並 行に取 り付 けて接着する プ
ロベ ラのサイズより胴体 を高 くしてあるので、着陸の時にプロ
ベ ラが床 に当た らない 2枚 の垂直尾翼 とエレベー タは 翼 に
フィルムを貼 ってから取 り付 ける
写 真 10 7 Push‐ Eの 完成
壼心 を合 わtjる ために胴体の ノーズ を延長 して、電池 を前のほ
うに積めるように した また.U80プ ロベ ラはプラスチ ック製
なので 同 じサイズのプロベ ラを軽いパルサ材 で作 り直 して重
心 を合わせた ラターは片方 だけが動 くように してあるが,操
縦性 にはまった く問題 はない マ グネッ ト アクチュエータの
ケ ーブルは 左右の胴体の内側 を通 って 主■前縁 から受信機
に配線 した
lJlす ることで Tt心 位
に移」
「
1の
で きます
微調整力`
側 山iか ら見た様 rを 写真 1011に 示 します
Push Eの 完 llk
tt htは
144gと・ 1初 の 予想 よ り軒 くで きました 翼 lirir重 も44g/d m2と
llIし
分ない軽
さです
の ヒンジ (iIIll喉 続 部分 )に は 50ミ クロ ンの フ ィルム を剰‖く切 って使 い ました IT ri尾 翼 も水平
尾翼 も lmm厚 の パ ルサ板 を使 い,そ の 中央 にカ ミツリの 刃で ス リッ トを人れて ヒンジを7Yし 込み ,瞬
‖l接 店剤 で Pl定 しました マ グ ネ ッ ト アクチ ュエ ー タは ヒンジの 弾力 で ニュー トラル を保持 します
rlJ典
1010,写 真 10_11).
スペ ックを表 101に 4tし ます
(写 真
774
表 101 Push‐ Eの スペ ック
型
/ij.i
n
コ
3チ
酬l社翌t
翼
iイ
iF 141●
ヤネルカ:夕 際 ■11機
()1)51nmマ グネッ ト ワイヤ4()()11巻 きα)02個
:l72nrn,
3'nn/tx3mnr-"ti.
Ilnrnrxlonrrr
2..
絣
dnl」
“
1ヽ
i性 先成 1■
イ
1'
/ l-21I{
r 2 t- t
1033g
I
03Ir
{A
蠣瑞戸¬ 導
1127g
全備 [1[
写真 108 ス プ レーの リ
写 真 10 9
Push‐ Eの 側 面
写真 lolo 垂 直尾翼 に取 り付 けたマ グネ ッ ト・ ア クチ ュ
エー タ
写真 1011
エー タ
水平尾翼 に取 り付 けたマ グネ ッ ト ア クチ ュ
$ r o.+ 7=.( j.
モー タにプ ロペ ラを ll結 する方式 は,モ ー タの効率力
'と
て も悪 いの ですが ,構 造がJ"純 でプ ロペ ラが
い った ときの「
「 が とて も1鷺 かです
重心位 置は L翼 典弦 の 前縁か ら50%の ll Fiで 素時 らしい操縦IL能 を発揮 して い ます (写 真 1012参 H71).
ーリ
ー
脱
の
式ド
追
カ
ロ
C'10.5 着
翼 山ir.r重 が 44g/dm2に なると,Л ミんでいる飛行機 を手で受け止めることがで きるほ どゆっ くりと飛
行 します しか し地 11か ら離陸で きた り,着 陸できた りした ら楽 しい に違 いあ りません そ こで店脱で
775
第 10章
よ り軽 量 な イ ン ドア
プ レー ンの 製作
写真 1013 着脱式の ドーリー
1012 Push―
Push Eの
Eの 飛
写真
写真 1012
飛行
`テ
きる ドー リー を作 ってみ ま した (写 真 1013)
前輪 は 直径 10ml■ の バ ルサ 製 で ,後 輪 が /1径
の 11は 07n]nlの カー ボ ン
ロ ッ ドで作 って あ
30mmで す ll輪 は「
1)ま
す
│11に
」lJく よ うに しま した
後輪
バ ルサ の 11輪 の 中 り
こには 両 1‖ にれ‖強 の ため の il
い l14を 張 リイ
ミばす こ と
」けてあ ります J11体 に扶 み 込 むだ け な ので , ドー リー をlRり 付 け て も外 して もЛ
が で き ます
完 成 した ドー リー は 05gで
ξ行 重町
tは 15gに な りま した (写
ドー リー を装 右 した と きの 月
真 1014)
ドー リー を装 着 した Ptis卜 Eは ます ます 飛ばす のが 楽 し くな りま した 床 か らの期F陸 は もちろ んの こ
と,飛 行 中 の タ ッチ .ア ン ド ゴー な ど「 在です ラ ダー とエ レベ ー タが コ ン トロー ルで きます が ,通
常 の 旋 [1で はエ レベ ー タを操 作 しな くて もラ ダー だ けで 1分 飛行す る こ とが で き ます
つ ず つ lkり 付
受イ
)i機 は 導体 ll漁 iに 画籠iテ ー プで貼 り付 け ,赤 外線 受 光素 チは,ll l体 を秋 んで左 イiに
け ま した (写 真 1015)1[池 の lLI「 が 308V以 下にlltド した ら発 光 ダ イオ ー ドの 点 減 で 力 らせ て くれ
る,バ ツテ リ モ ニ タもあ とか ら迫 lJ lし ま した
計回
C'10.6 Push‐ Eの 設
イ ン ドア
PDF形
プ レー ン仲 ‖
月の 石 川 さん が I)tlsll
式 の ス1山 iを 収 め て あ ります
方はぜ ひ :イ に作 って くだ さい
lう
の 1羊 剤‖文1面 を描 い て くれ ま した
イ
」録 の ('D― ROMに
作 る │卜 画 の あ る
Ⅸ llの 間覧 には ア ク ロバ ッ ト リ
ドー リー は 05gほ どの i htに しか な らな い の で
格段 に飛ばす の が 面 │'く な ります
ーダが必要です Adobcの サイトhし tp://WWW
‖し
adobe co jp/か らダウンロー ドして利り
て くだ さい
■ ま とめ
イ ン ドア
プ レー ンはで きるだけ中
f∴ に作 ることが 人 です
L7」
常 に典籠il
l■
を意i代 して,全 体 の 重 ht
た りの 市け (g)を Fl,)し ます この翼 山iイ tiを │「 算す る ことで お
「
よその飛行 スピー ドがわか ります イン ドア プ レー ンでは 5g dinJ■ :'■ の 典的ill重 が つ の ‖安 にな
ります この 翼 iri重 以 ドになる と飛行 スピー ドがゅっ くりで驚 くほ ど操 縦 しやす くな ります
だけで な く.Ir位 翼 山iri(l
,76
“
d n12)あ
写真 1014
ドー リー を装着 した Push‐ E
写真 1015 受信機 と赤外線 受光素子
表 102
CD‐ ROMリ
フ ォル ダ名
f
igure
スト
774tt71
Push― E■ 6 PDF
PuSh― E16a PDF
puSh‐ E■ 6de PDF
lan
sh-e. ram
飛
収鉄内容
のiた ‖ 劇(ィ JI保 ‖1氏 による
)
`i機 の展開図 (ィ 川 Hllヽ による
飛行機
保
ドーリーの設計Ⅸl(イ ロ 保‖り
氏 による
,
)
オリツナル フリー フライト:メ 1面 i(J′ lck Reid氏 による
pu、
hI:の フ ラ イ ト(617Mハ イ ト 1分 21秒
'
)
なるべ く少な くす るためには,バ ラ ンスの よい飛行機作 りが大切です で きるだけ申
性い材
料 を1史 うよ うに心力ヽナます と くに重 い金属 類 の使用 は最小限にとどめ ます むやみな補 Jjiは ■ くなる
翼 11荷
Flを
ばか りで,飛 行性能は決 してよ くな りません 無風 の体育館で飛ばすのですか ら,空 中で 自分「 I身 を支
え られるだけの 強度があればよいのです ¨
本 の CD ROM収 録内容 を表 102に 示 します
'れ
(*)運 送‖│に は本体 にダメージをあたえないように保管箱などを川l意 するように 1:夫
しましょう
'77
第 10章
より軽量なイン ドア プレーンの製作
イ ン ドア ・ プ レ ー ン の 軽 量 化
能 な 興り│モ 岸な イン ドア プ レー ンを作 ってみた い とい う思 いか ら製作 したの力',写 真 10Aの イ ン ドア プ レ
コラム
1∫
ー ンです
典臨 122mmと Cl)サ イズとほぼ 11じ で
PIC12C509Aを ltっ て作
,́た 赤外線受信機 を搭 載 してい ます
078の リチ ュー′、 ポ リマlL池 をll lと して全備 ■ ltは 178gと IЧ「 2枚 に も満 たない 重さです 動 力用 のモー
2rr ttの
少 ない電池 で すが ,飛 行時
タには直径 l nl nlの 中
1 ltな ベー ジャ モー タをllっ て い ます 20m Ahと 非常 に
間は 8分 を越 え ます
IIf htな
イ ン ドア
プ レー ンを作 るの は決 してや さし くあ りませ ん
20mAhの
リチ ューム
ポ リマ1じ 池 をltう に
青報
は容 1ヽ に ,こ イ
トった洒Iイ ヤiじ 流で 飛行す るこ とが で きるか どうか ,綿 密 な:「 算 を必 要 とし ます イ ンター ネ ッ トで↑
です
を探す と80nlAほ どのlL流 な らlLえ そ うな ことがわか ります 短時 IJな ら loOin Aま で流せ そ う
イいの は 軟筆 I十 点で は ri径 4mmの ペ ー ジャ モー タ(047g)で す で きるだけ
人 手で きるモー タで 番や
'Hl,電
コ
ル
イ
高い 3011の モー タを選択 します それで も無 l l rplで 20∼ 30:nAを 消 llし ます 受
えるには
lllttl11の
流 を抑
ユ ニ フト 赤外線 受 li
信機 とマ グネ ッ ト ア クチ ュエー タに も電 力 を供給 しなければ な りませ ん 電池 モー タ
機 ,マ グ ネ ッ ト ア クチ ュエー タ,機 体 ,プ ロペ ラな どの機材 F景 を11算 します 全 lll i景 を2gと 想定 し 飛行
に必 要 な推 力 を経験 か ら約 12gと ,1}算 します ここで ,モ ー タ ユ ニ ツトの ギヤ比 とブ ロベ ラ サ イ ズか ら 12g
のIIl力 を80mAほ どの消費電流で作 り‖1す ことがで きれ ば、 ほぼ 1ミ 行機 は完成 した も同然 です
つ つ搭 載機材 をllf:止 化 に ll意 しなが ら作 つて い き ます I'IC 12C509人 をltつ た赤外線
の
で軽 くで きま した プ ロベ ラも軽 ttな パ ルサ か ら lllり だ します
は
015gま
受 f,1機 努力 末
r,rl iを
い
す 丈人に作 れば iく な つて しまい ます 飛行
われ
るのは 機体 の適 切な強
もっ とも難 し と思
'1で
マグ
支え られ るだけ の強 度があれば よいのですが ,こ の あた りの 11作 は経験 をつ まない となかなか つ かめ ませ ん
あ とはで きる限 り
作 るに越 したこ とはあ りませ ん このあた り
ネ ッ ト ア クチ ュエー タも必 要最小 ■度の トル クが 確保 で きれば
'1く
も 数多 くの イン ドア プ レー ンを作 らない となかなかわか つて きませ ん 軽 itな イン ドア プ レー ンを作 るには
いか にむだなところ をな くすか にかか っている とい って 1,過 :で はあ りませ ん
ξば してみ てわか るのです が ,写 真 10Aの イ ン ドア プ レー ン もまだ まだ機体 の 強度 が あ りす ぎます
作 って Л
ので
.:機 ももっ と軽量化で きます マ グネ ツ ト ア クチ ユエ ー タの トル クももっ と少 な くて よさそ うな
赤外級受イ
1く で きるで しよう
まだ中
写真 10A 筆 者 の最軽 量 イ ン ドア・ プ レーン LS‐ 1(全 備重量 178g)
,78
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