(農経)農業経営学科1年生が校外学習を行いました

農業経営学科1年生が校外学習を行いました
12 月 2 日(水)に農業経営学科1年生 16 名が、スガノ農機株式会社茨城工場とタキイ種苗
株式会社茨城研究農場を訪問し、作業機の製造工程や種苗育種の取り組み状況等について学習
しました。
スガノ農機訪問は、農機メーカー等との連携協定事業の一環
として実施した8月の「排水対策農業機械操作実演会」で協力
して頂いたことをきっかけに行ったもので、会社の事業説明後
に工場を見学し、プラウ板の滑りをよくする技術、溶接工程、
塗装工程、焼き付け工程、プレス工程等、各部署の職員から説
明を受けました。焼き入れ強度の体感アトラクションなどに挑
戦する学生もおり、製品に対する技術を実感することが出来ま
土の館前で集合写真
した。
加えて、製造工程における安全確保や製品の精度向上への意
識付けを高めるための工夫が、工場内随所に見られ参考になる
との感想も聞かれました。最後に「土の博物館
土の館」の見
学も有り、トラクター、プラウの歴史を学ぶことも出来ました。
タキイ種苗では、種子販売の世界情勢や遺伝子マーカーを利
用した育種の現状などについて説明を受けた後、展示農場で栽
スガノ農機株式会社説明
培されている野菜を見学しました。
ほ場にはリコピンの多いニンジン、アントシアンを含むミズナ
等機能性色素の含有率を高めた品種や、葉柄がしなやかで折れ
にくいホウレンソウ、青みが薄い青首大根など市場ニーズに合
わせて改良された新品種が並び、学生は自分の家で栽培してい
る品種も含めて品種の特性について積極的に質問している姿
が見られました。
タキイ種苗株式会社説明
土地利用型農業を志す学生にとって土づくり並びに種苗生
産は基本であり、今回の校外学習は今後の授業や栽培試験にも
大いに参考になるものとなりました。
ほ場説明