欠損部位と手術術式(部分欠損症例)

TSKインプラント
インプラント治療
インプラント治療プロトコール
治療プロトコールの
プロトコールの目的
1.適切な
適切な診断
2.根拠に
根拠に基づいた治療
づいた治療コンセプト
治療コンセプト
予知性の
予知性の高い治療結果
開催日
欠損部位と手術術式(部分欠損症例)
所属
氏名
Total Solution Fukuokaインプラント塾
インプラント塾(TSF)
ご相談希望の具体的内容
上下顎全部部分単独歯欠損症例
患者年齢・性:
主 訴:
初診日:
既往歴:
現病歴:
現 症:
臨床診断:
治療計画:
ご相談時の治療進行状況(Stage 1,2,3,4)
Stage 1
Stage 2
Stage 3
Stage 4
社会的要因1(問題あり、なし)
社会的要因2(問題あり、なし)
患者予約が
は選択しない
患者予約が難しい場合
しい場合には
場合には頻繁
には頻繁の
頻繁のアポが
アポが必要となる
必要となる骨移植
となる骨移植や
骨移植やGBRは
選択しない
BPの
の服用(
服用(あり、
あり、なし)
なし)
ASA PS?
?
全身の
全身の健康では
健康では手術禁忌
では手術禁忌の
手術禁忌の患者を
患者を見いだす!
いだす!
患者のASA PS – 1,2,3,4
全身の健康
問診がもっとも
問診がもっとも大切
がもっとも大切!
大切!
口腔内写真
写真貼り付け
歯牙および歯列弓
写真貼り付け
歯周組織
PD≧4mm :
BOP
:
チャート貼り付け
%
%
欠損補綴難易度(宮地の難易度:書き込んでください)
1.Guiding teeth
2. Premature contact
3. TMD
欠損補綴の難易度(宮地の咬合三角)
咬合欠損レベル
咬合欠陥レベル
咬合消失レベル
咬合崩壊レベル
咬合三角:
咬合三角:
①歯数と
歯数と咬合支持数を
咬合支持数を変数とした
変数とした散布図
とした散布図
②横軸の
横軸の歯数では
歯数では智歯
では智歯を
智歯を除き、上下顎の
上下顎の健全歯列の
健全歯列の28歯
28歯から無歯顎
から無歯顎の
無歯顎の0歯まで範囲
まで範囲
③咬合支持崩壊の
咬合支持崩壊の確認
④後方支持(
後方支持(臼歯部)
臼歯部)と前方ガイド
前方ガイド(
ガイド(前歯部)
前歯部)の診査と
診査と配置の
配置のバランスの
バランスの診査
⑤患者説明への
患者説明へのレベル
へのレベルと
レベルとリスク説明
リスク説明
ご相談時の治療難易度(狭義、広義)
パノラマ
写真貼り付け
デンタル
写真貼り付け
CT画像診断
写真貼り付け
CT 画像診断埋入予定部位の
埋入予定部位の骨密度分類(
骨密度分類(Lekholm & Zarb)
type I
11
12
13
14
15
16
17
21
22
23
24
25
26
27
31
32
33
34
35
36
37
41
42
43
44
45
46
47
type II
type III
type IV
縦軸の
縦軸の項目の
項目の各治療難易度に
各治療難易度に○印を記載(
記載(臼歯部遊離端欠損)
臼歯部遊離端欠損)
S
A
C
縦軸の
縦軸の項目の
項目の各治療難易度に
各治療難易度に○印を記載(
記載(臼歯部単独歯欠損)
臼歯部単独歯欠損)
S
A
C
縦軸の
縦軸の項目の
項目の各治療難易度に
各治療難易度に○印を記載(
記載(前歯部単独歯欠損
前歯部単独歯欠損)
単独歯欠損)
S
A
C
縦軸の
縦軸の項目の
項目の各治療難易度に
各治療難易度に○印を記載(
記載(前歯部複数歯欠損)
前歯部複数歯欠損)
S
A
C
埋入トルク値と負荷開始時期
Staged, Early, or Immediately ?
Immediate Function
Immediate Restoration
即時負荷(
以上)
)
即時修復(
以上)
即時負荷(45Ncm以上
以上
即時修復(35Ncm以上
以上
Staged Approach
通常荷重(35Ncm以下
以下)
通常荷重
以下)
骨の治癒能力と
治癒能力とインプラント適応
インプラント適応
BHP-
Bone Healing Potential, Frank Renour
骨密度
治療計画確認
1.補綴様式:固定性/可撤性
2.荷重様式:通常荷重/即時負荷
3.埋入本数(上顎 本、下顎 本)
4.治療難易度SAC分類(上顎 、下顎 )
5. 埋入部位の骨密度・治癒能・初期固定性
6.術者の治療技量(1,2,3)
参考資料1. インプラント治療のリスクファクターとSAC分類
参考資料2. 治療難易度と治療技量(坪井、2011)
Straightfoward (S)
Advanced (A)
Complex (C)
治療技量1
○
△
×
治療技量2
○
○
△
治療技量3
○
○
○
治療技量1
埋入本数50本以下(△、×の治療法と
なる場合は専門医に依頼する)
治療技量2
50本以上
治療技量3
300本以上で骨移植や再生治療に習熟
参考資料3
研究目的:
研究目的:上顎臼歯部における早期負荷、即時荷重の評価(成功率、
生存率、辺縁骨変化)
材料方法:
材料方法:システマティックレビュー
結
果:早期荷重(12編)、即時荷重(6編)
結
論:上顎臼歯部における即時荷重は一定の環境では可能であ
るが科学的には証明されない。成功率は術者の技量に依存される。
ただし、初期固定とインプラント表面特性が関連しているようだ。
参考資料4
研究目的:
研究目的:下顎臼歯部における早期負荷、即時荷重の評価(成功率、生存率、辺縁
骨変化)
材料方法:
材料方法:システマティックレビュー
結
果:早期荷重(8編)、即時荷重(9編)、早期と即時の比較(2編)
無作為臨床試験(5件)、前向き研究(14件)
結
論:下顎臼歯部におけるラフサーフェイスインプラントの即時荷重は実行可能
な代替治療として証明される。ただし症例選択・除外基準には一貫性がない。
参考資料4
審美領域即時修復の7条件が必要
下記の
下記の条件を
条件を全て満たすか?
たすか?
1.適切な
適切な長径(
長径(8mm ≦)、幅径
)、幅径(
幅径(4mm以上
4mm以上)
以上)インプラントの
インプラントの埋入が
埋入が可能
でかつ初期固定
でかつ初期固定が
初期固定が得られるか?
られるか?
2.中心位、
中心位、下顎側方運動時に
下顎側方運動時に機能的接触が
機能的接触が忌避できるか
忌避できるか?
できるか?
3.6週間の
週間の治癒期間中に
治癒期間中に上部構造を
上部構造を外さないでいられるか?
さないでいられるか?
4.6週間の
週間の治癒期間中に
治癒期間中に継続した
継続した咀嚼口腔衛生指導
した咀嚼口腔衛生指導が
咀嚼口腔衛生指導が可能か
可能か?
5.暫間上部構造は
暫間上部構造はスクリュー固定
スクリュー固定にできるか
固定にできるか?
にできるか?
6.異常な
異常な咬合習癖の
咬合習癖の患者には
患者には習癖矯正装置
には習癖矯正装置の
習癖矯正装置の装着が
装着が可能か
可能か?
7.埋入部位の
埋入部位の骨量が
骨量が十分か
十分か? もしくは再生治療
もしくは再生治療がわずかであるか
再生治療がわずかであるか?
がわずかであるか?
参考資料5
抜歯後埋入インプラントの時期分類と軟組織変化
参考資料6
抜歯部位へのインプラント埋入の審美的リスク評価
参考文献1
参考文献2