[α 更新 資料 5] 1 住宅毒確の地鑑 の■要性 について Ql: 木 士 住宅の基礎に構造ltrが なぜ必要ですか (1)住 宅基 礎 と言え ども建築基準法 (施行令第 38条 )に 則 った設 計施工が必 要です。 建 築基礎 には 上の建物 の荷 重 を地盤 に伝 え る働 きが必 要です。い くら丈夫な建物 で も足 元 (基礎)が 弱 けれ ば 不足 の事 故が発生 します。家が傾 いた り、基礎 にひび割れが入 つた り、不同沈 下 しな いよ う にす るには建物の荷重 を考慮 し、基礎 の構造 計算 を行 い建物 の荷重 を安全 に地盤 に伝 えな け11ばな り ませ ん。ヒ 物、基礎、地盤 は 一体 の物 と考 え、基礎 の構造 計算 を行 う必 要があ ります。 (2)建 築基準法施行令第 38条 (基礎 ) 建築の基礎 は 建 物 に作用す る荷 重及 び外 力を安全 に地盤 に安 全 に伝 え、かつ 、地盤 の沈 下 また は変 形 に対 して構造ml力上安 全な もの としなけれ ばな らな い。 不同沈下 ;地盤を更正する 「土」は単一の性質なく複雑であるため、 地盤の沈 下は均一には起 こ りにくく、より弱い方へ傾 いて いきます。 このよ うな不均等な沈下現 象を 「 不 司沈下」 と言います。 Q2:な ぜ地盤日査が必要 ですか (l)地盤 調査 は必ず 行 う必 要があ ります。建物 は基礎 で支え られ 、基礎 を支えて いるのが 地盤 です。 い くら基 礎 を丈夫 に造 って も地盤が弱 くて は どう しよ うもあ りませ ん。地盤 を構成す る上 の性 質はそ の水 分 量や ltE積 過程等 によ り様 々で あ り均 一な性 質で はあ りません。 (2)地 盤調査 の 目的 ・,・ 地盤が建物 を安全 に 支持す るための方法 を調 べ る ことです 。敷地地盤 の 地耐 力 の確認 と上 質 (粘性土 、砂 質土 等)を 確 認す る ことによ り、道切な地盤 の地耐 力 にふ ざわ しぃ 基 礎形式 (ベタ基 礎、布基礎 、杭基礎等)を 選択 でき ます。 (3)地 盤調査 を しな いまま軟弱な地盤 の上に住宅 を建てて しまった場合 、上部 建物 に対す る必 要地 耐 力が敷地地盤 の地耐 力を超 えて いる と不同沈下等 の トラブルの原 因 にな ります。 又、盛土 と地 山の混 ざって いる地盤 に跨 って 家 を建てた場合 、適切な対 策を と らず施 工す る と不 同 沈 下が 生 じます。地盤調査結 果によっては、地盤 改 良が必 要 にな ります。 (4)不 同沈下 の原 因 とされ る盛土地盤、腐植 土層等の有無 を地形図 、近隣 の状況 か ら把握す る こと も重 要です。 Q3:基 礎設計の流れ は どの よ うにな っていますか こ建設計 ,ロ ー チャー ト 載再磁農工法 ・桂棋改良工去 1れ ェ志 2 04:地 耐 力について説明 して下 さい (l)地 冊力 とは地盤 が どの程度 の建物荷重 まで受 け る事が出来 るかの強 さをいいます。 (2)一 般 に言われて いる地耐 力何 kNと い うのは 、多 くの場合 、許容 支持 力 の ことを示 して い ます。 ところが本 当の意 味で の許容地耐力 とい うのは、締害支持力 ■沖暮沈下工 の両方 の 条件 を満た さな け れ ばな りませ ん。地耐 力は通常単位面積 当た り (kN/ば )で 表 します。 (3)木 造住宅 の地盤 の許容支持 力 の算定は、ス ウエー デ ン式サ ウ ンデ イ ング試験 (SwS試 験)等 の 結 果よ り算定 します ので地盤調査 を行 う必要があ ります。 Q5:lt暮 支持 力の算定は どの よ うに行 いますか 地盤 の判定 (地盤 の許容応 力度 の算定) (1)地 盤 の 支持 力 (地盤 の許容応 力度 の算定)の 判定 式は 告 示第 1113号 (法律)に 従 って算定 します。基 礎 二法 (基礎補 強工法)の 選定 に 当た って、その敷地 に建設 され る建物 の荷重 に対 し地盤 が これ を支え る許容地耐 力が あるか どうか を判定す る必 要があ ります。 ― 一 地 盤 容 地 許 耐 力 ¬ [:暑 ::3曾 :]十 及岳 骨 皆岳 骨 』 告示第 1113号第 2で は、長期 (短期)に 生ずる力に対する地盤 の計容応力度を定める場合について 許容支持方式が示されて います。 (1)式 標準貫入試験、土質試験 等 によ り評価 qa=1/8oc a CNc+1■ β γ lBNIttiq 1 2Dnぐ o (長期) (2)式 平板載荷試験より評価 qa=q併 1/SN γ 2Df(長 (3)式 ス ウエ ー デ ン式サ ウ ンデ イ ン グ試 験 qa=30+0 6Nsw(長 期) 期) (SWS試 験)よ り評価 告示第 1113号 には示 されて いませ んが、慣用 式 と して qa=30Wsw+0 6Nsw(長 る場合があ ります。 期)が 用 い られ ・木 造住宅 の基礎 の構造計算は、ほ とん ど (三)式 の SWS試 験結果 による算定 式が用 い られ て い ます。 (2)管 轄行攻庁指導 によ り許容地耐 力が決定 されて いる場合が あ ります。 (例、江戸川 区役所 30k Wぶ ) □ 地 盤 の支持 力 につ いて 廿曇 〈kN'II) . 。 締 まった 上 とゆ るい上 ①締まった土 (例 関 東 ローム)で 載荷試験を行 うと荷重―沈下 官宮 ︶ 卜想 ︿ 曲線は、図Aの ようにな り、初め沈下量は荷重の増加 に比例 して 進 行 し沈 下曲線 の勾配はゆるく沈下量は小さい。 と ころ が荷 重 が あ る点 に沈 下 量 は 急 激 に増 大 し荷 重 を支 え らオlな くなる。このときの荷重が支持力の限度であって、これを極限支持力といい ます。 3 これ を単 位 面積 当た り ( k N / 1 n ) で 表 した もの を極 限 支持 力度 といい ます 。 ② 一方、ゆるい土 (例、ゆるい砂、砂 質粘■)の 荷重―沈下曲線は 図Bの ように勾配は初めから急で A曲 線 のような降伏性状を示 さないので極眼支持力は沈下電で 判別 します。平板載荷試験では載荷板 (直径 30cm)の 直径 lo% 3cmを 超える場合の市量を極限支持 力 としています。 ③長期荷重のための許容 支持力度は、極限支持力度に対 して安全率 3を とります。短期荷重に対 し て安全率 15を とります。 長期許容支持力度=極 限支持力度/3 短期許容支持 力度 =極 限支持力度/15=長 期許容支持力度 ×2 06:辞 暮沈下工について脱明 して下さい ① SWS試 験結果のみでは、沈下量の計算式は告示、子 旨針等 に提案 されていません。 ② 木 造住宅においては、不撹舌し 試料 (敷地の乱されていない試料)を 採取 して圧密試験 を行 い沈下 量を算定することが望ましいがコス ト的に難 しい。 ③ 従って、一般に沈下量の計算は余 り行われず、下記の条件か ら沈下状況を推定 して、基礎I法 を 選定 しています。・・・地形、土質種類、許容地耐力、既存建物、プロック塀の沈下状 況 ひ び 割れ状況、近際のN値 、Nsw,wswの 値等を検討する。 ④ 盛 上の場合 (特に擁 壁がある場合)不 同沈下の可能性があるので、状況によっては細径鋼管 杭寺 の検討が必要です。 ⑤ 沈 下量の大きい土質種類は:粘性上 (シル ト)層 でとくに腐植土層が大きい。 ③ 木 造住宅の許容沈下量 (単 位 cm)の 一例 文 献 1)に よると 布基礎、ペ タ基礎 ・ ・ 標準値 2 5cm 最 大値 5 0cm と しています。 G7:即 時沈下と圧宙沈下について説 明 して下 さい 即時沈下 ・。・一般に砂質上の場合 の沈下で、砂 質土は透水性が 高く 荷 重をかけた 途端 にi中 の水 が移動 し、沈下はすぐに終了する。 これを即時沈下と言 います。 即時沈下は建物が建設して最中に発生し、完成する頃に終了するとされています。 圧密沈 下 ・・一 般に粘性上の場合の沈下で、粘性土は透水性が低 く、 含水比が高いので荷重がかか つた場合 ゆっくりと土 中の水が移動 し、 沈下 も時間をかけて進行する。これを圧密沈 下と言います。 粘性上は、透水性の違 いや粘土層の厚さの違 いがあリー律に沈下 しないので、 圧密沈下は不同沈下 を引き起 こす ことになります。住宅等で年数を経ての地盤沈下問題は、ほと んどが、この圧密沈下に よるものとされています。 Q8:地 ■年代から兄た増合、地出の酎力はどのよ うに考えま すか 地質年代から見ると地層は ① 今 ∼ 1万年 沖 積層 … 軟らかい上 (新しい土) ② l万年∼200万 年 洪 積層 … 安定した上 (古い上) ③ 200万 年∼ 3紀層以前 … 回結した上■岩 (もつと古い土) 第 4 (1)沖 積 層 流水 によって運 ばれて きた土砂等 が堆積 した地層で飲 弱地盤 とな って います。 低 い地 域 に堆積 し、河川等 の影響 を受 け、水分 を含 んだ上 であ り、堆積 す るとの種 類 は、砂 シル ト、粘 上、顔植 土等です。圧縮性 の大 きい沖積層 の厚 い地盤では、地盤 沈 下等 の障害を生 じゃす い。 沖積 層 は、現在以 上の重みを受けたことがなく、比較 的緩 い状態 にあり、強度も低 いいわゆる軟弱層 を形成 しています。 (2)洪 積屑 上の種類 は、流水 によって運 ばれて きた土砂 の他 に風 によって運 ば'1た土 も多 く、ロー ムはそ の代表 とな って います。 洪積 世 の時代 は、火 山活動が活発な時 期で火山 の噴煙 (灰、砂 礫 等)は 風 によ って運 ばれ 、降下 し 堆積 す る。洪積膚は、一度かなりの厚さに堆積 し、その後 、侵食を受 けて薄くなつたため 、過 去に大 きな上の 室みで沖 し付 けられて密な状態 になつてお り、比較 的大きな強度をもつています。 強度特 性 は 1万 年以上前に堆宿 した上であることか ら、先行圧 密や年代効果 によ り安定 して います。 例 えば、関東 コー ム等 は、標 準貫入試験 ではN値 3程 度で も、100kN/rn程 度 の地耐 力があ る とされ て います。 地形 の種類 としては、台地、段丘 、丘陵地等 は洪積 層 です。 Qg:住 宅の基礎 に加わる荷■ について出 明 して下 さい 下記 の よ うに示 されて います。 長期荷 重 ・ ・常時作用す る荷重 で建 物 自重 、家具 の 重量、多雪地域 の 雪荷重 、土圧 、水庄 短期荷重 ・6● 地震、風荷重、雪荷重 (多雪地域以外) (注)木 造住宅 の場合 、3階 建で搭状 の場合 を除 き、短期荷 重で基礎が決定 され る ことは少な く、 ほ とん ど長期荷重で決定 され て います。 □ SE檎 法 の躯体 の概算 自重 (基礎 自重含 む) 一 般住宅 の 2階 140∼ 170kN/rl 建 一般住宅の 3階 建 210∼ 250kN/高 多雪住宅 の 3階 建 250∼ 290k NIぶ Q10:木 造住宅の場合、どのような地畿田査方法があ りますか 文 献 2) 1 ]メ ン ト 調査名 スエ ーァ ン式 スクリウーホイン トを取 り付けたロッ トの頭部に 100に gま での荷底を サ ウ ンデイ ン 加えて責入を測 り 黄入が止まった らハン ドルに回転を加えて地中に ます。 グ試験 ね じ込み lrnの ね じ込むのに必要な半回転を測定 する方法。(Ns■ l 告示第 1347,に 地盤付容は (SWS式 試 調査内容 Ntt Ns,を測定 木道化宅に最 も使用さヤ て い 力度の適用式青り 験) 木道住宅の基礎の地盤細査 は ほとんどこの方法が用 い 試験基準 ちヤ1ています。 」ISA1221 。呼 2 “ … コ エ を '半m式 , ハ ンマー で 75■1● 回 の高 さか ら自由落下させ 標準貫入試験 635=05k gの JISA1219 30cE打ち込むのに要する打撃回数 (N出 )を 測定する。 コス トが高く住宅r F T き ではあ りませんがl l 況によ り使用 さl l る場合があ ります. 告 示第 1 3 4 7 号に適用式有 り ヽ レ■‐ 1直lJo輸 │ 3 平 板載 荷試 験 直径 30● ■の街板 に荷重 を段階的 に殺市 し沈下■ を測定す る ことで地 状況 によ り使 用 され る 場 合 JGS1521 窪支持 力を測定す る。 があ ります。 告示第 1347号 に適用武 有 り 4 表面波探査 〈 試験基準 無) 起優撃で人目的に弾性波を発生させ 地盤の振動速度を計測 して地綾 道成地 大 型分謹地筆広範囲 速度を求める方法。 に地盤 を把握 した い場 合には 告示窮 1347号 に適用式はtE菓されていません。 吉力な方法とさⅢて いる。 6 01い 地盤改 良には どんな方法が あ りますか 文 献 2) (1)目 的 ・・ 地 盤 の鉛 直支持 力の増 強、不同沈 下 の 防止、水平抵抗 力 の増強 、液状化抵 抗等 を行 うことによ り 常 時 の鉛 直荷重 (建物重量)及 び地震 力 に対 し、改 良地盤 上の 建物 が 有害な変 形 (沈 下等)を 生 じさせな いことです。 (2)地 盤改 良の種類 ・… 木造 2,3階の軟弱地盤 に対 す る対策 工法 は、一般 に柱状 改良、表 層改良 、 細径鋼管杭 による地盤 改良 (RES,Pェ 法)、杭 工法 (細径鋼管杭)等 が用 い られて います。 調査方法は原則として SWS試 験 細 径何管杭は標準貫入試験 工 法 内 容 工 l_t 表 層改良 技術審査証明の有無 表層の主その ものを固化材で 改民厚 2 D 】 以内 セ メン ト系回化材 〈 fF 版状に固めて しまう 加最 原 ■ 1ln3 1こ対 して loo∼ 150 kg)で 改 良す る 改 無 し 良上の 一軸E締 強度は 500 k N lll程 度 柱 状改 良 上その ものを園化材で杭の 航径 600mm 改 ように固めて しまう セ メン トミル ク ヽ馬 =60% 注 真長 2∼8m tt術害査 証明は地能改 員会社 入重は 3に 対 して 250∼ 300k g 原± 111、 改良体の 一 F28=500∼ によ り取 得 して いる I法 と無 い工法があ ります 的E摘 強度 個別認定工法 1001 k W ll RES P工 法 責や 力 30kN nの 地盛 を細径 ttB径 銅管 ( 0 4 8 6 ■l l l l ) を 回転E 入 する。 技術零査証明は大 成建設が取 (地盤改 良) 鋼督で稀強する ことによ り 改良長 7 ■、 以内6 標 準布選健幅 4 5 0 m m 支持力を 50kN Hlま で支持 力 の場合 配 ほ間隔は 4 5 5 m m シ を増 加 させ か つ沈 下 を低減 ベタ基には , 0 0 、7 0 0 m m ビ ッチ 得 しています。 ングル す る。 杭 工法 (細径鋼管杭) 銅管杭 を支持層まで 鋼管杭 (ゆ891∼ ゆ2674)を 回転ほ入 技術薯査証明又は大車認定は 回転E 入 する。 する。 地確改 良会社 によ り娘得 して いる工法 と無い工とがあ りま す。 Q12 砂 地盤の液状化現象 についてい明 して下さい 文 献 3) (1) 液 状化現象 ・・ 水 で飽和 したゆるい砂層が、地震などの強い振 動 ・衝撃を受け (問険水圧 が上昇してせん断抵抗を失い)液 状 となることが砂地盤の液状化現象です。 (2)液 状化の検討範囲 ・ ・沖積層のゆるい砂地盤で地下水位が浅い場合 に、地震時の液状化の検 討が必要です。木造住宅 のように軽量な構造物では、地表面から5m程 度検討 してお けば十分 として います。地下水位が地表面か ら5m以 深 の場合は、検討を省略 してよいとしてぃます。 (3)液 状化地盤の被 害例 ・・ 1983年 日本海中部地震の木造住宅の液状化 による被害調査例では、 地下水位が 3m以 浅で、N値 が lo以 下 の砂地盤に発生 したとされています。 (4)液 状化対策例 ①杭先瑞位置が地表面から 10m程 度 の位置までの杭 を打つ。 ②基礎底面下の表層上を建築物全体にわたって 2m程 度の厚 さに地盤改良を行 う。 蒔 ほ 憩 ス の 上舟 如市め去怠のじ {嵩 艦妄宮のほ 力= ° じな寒 告品選皆F 出 l 終 械斗ヤ }{奎 張 小 化 現 と の メカ ‐ ズ ム 013 住 宅性能表示日度で 「 と砲 ・地盤 に阻す る事項」が あ りますが内暮 を出 明 して下 さい 文 献 4) □基本 的な考え方 ・・・「 基礎 ・地盤 に関す る事項」 は、住宅の性能そ の もの を評価 ・表示 す る もの で はあ りませ んが、消費者 の判断 の際 に参考 とな る情報 を提供す る 目的で採用 され た項 目です。 (1)地 盤 又は杭 の 許容支持 力等及びそ の設定方法 表示事項 は、下記 の通 りです。 □地 盤 の許容支持 力 [ □杭 の 許容支持 力 [ kN/市 l kN/本 l │スウエーデン式サウンデイング試験、標準貫入試験等 □地盤 調査方法等 [ 地盤 改良を実施 した (又はす る予 定)場 合 には、改 良後 の調査方法 (必ず しも地盤 の 再測定 を し 要 な い)が 明 らか となって いる必 要がある と して いる。 (2)基 礎 の構造方法及び形 式等 □直接 基礎 構 造方法 〔 □ 杭基礎 杭 種 l 杭径 [ lRC造 等 形 式t l独 立基礎、布基礎 、ベ タ基 礎等 l支 持杭 、摩擦杭等 、既 製杭 、場所打杭等 単 位 c ml 杭 長 [ 単 位m〕 (3)地 盤及び抗 の許容支持 力は、長 期 (常時作用す る荷重 に対す る許容 支持 力等)の 数値 を 指定 さ れ た単位 で表示す る ことと して いる。 014 フ ラツ ト35(公 ,肛 券化支援住宅)の 「 木走住宅工事仕様書J平 成 17年 改訂 (金田版) (畳俸 住 宅金融公庫)が 発行されていますが 「 地盤関係」について内害を脱 明 して下さい 「 地盤関係Jの 主な内容は下記の通 りとなっています。 (1)地 盤調査の必要性及び方法 建築予定敷地の地盤調査を行い許容地耐力を確認 し、構造的に安全な基礎の設計を行 う必要がある としている。 ・主 な地盤調査方法として 「 スウェーデン式サウンデイング試験」が簡便に許容地耐力を確認でき るとしている。その他の方法として標準貫入試験等を明示 している。 ・基 礎の構造 告示第 1347号に則 り 「 地盤に対応 した基礎の種類」について明示 している。 地盤の長期 に生ずる力に対する許容応力度 基 礎 の種 類 20kN/111未満 基 礎 ぐいを用 いた構 造 20kN/mrlt 30k N/m*ffi ベ タ基礎又は基礎 ぐいを用いた構造 30k N/耐 以上 布基礎、ベタ基礎又は基礎ぐいを用 いた構造 8 ・本 仕様 書で は、基礎 ぐいを用 いた構 造、ベ タ基礎 を採用す る場合 にあた っては 建 設地 の状況や 可 能 条件 を個 別 に把握 し 構 造 計算等 によって基礎 の 形状 、鉄筋 の配 置方法等 を決定 し、その 仕様 を特 記す る ことと して います。 G158f暮 亀田力 20∼38kH/甫未満 の地盤の基礎はどの ように考えますか (1)告 示第 1347号 では 20∼30k N/ ベ タ基礎又は基礎 ぐいを用いた構造」としてい 未満の場合 「 ます (2)ペ タ基礎で計画す る場合 30k N/nl未 満の地盤は沈下量が大きくなると考えられるで 許 容沈 下量の検討が必要です。許容沈下量より大きい場合は、杭基礎とな ります。 許容沈下量 :G7 参 照 (3)20∼ 30k N/市 未満でベ タ基礎にす る場合 には、原則 として地盤種類は台地、段丘 丘 陵地等 圧密沈下のおそれ のない地盤が望ましいと考えます。又、接地度のバ ランスの考慮が必 要です。 Q16 不 同沈下は、どのよ うな地盤で起 こ りやすいのですか 文 献 6) 木造住宅の地盤における トラブルの多 くは不同沈下が原因とされています。 (1)自 然に形成された軟弱地盤 (a)軟 弱な地盤上に荷重の不均等な建物荷重 (部分 2階 )の場合、大き い側の沈下量が大きくなる。 (b)建 物が性質 の異なる基礎地盤 に跨って い る場 合 、あ る いは 下部 の硬 質層 (地山)が 傾斜 して いる場合 には 、上部の軟弱 層の分 布 範囲や層厚 の違 いか ら、不同沈 下が発生 しやす い。 (2)人 為的 に形成 された軟弱地盤 (a)造 成、盛上の精 度 の悪 い造成地 広範囲な埋土地盤では各所 で埋上 の厚 さが 不均 一で あるため、埋上 自体 の沈下 と建物 荷重 によ って 不同沈 下が発 生 しやす い。 (b)擁 壁が あ る場合 、盛土 と在来地盤が混 ざっ て いて 、擁 壁 の埋戻 し上が 不完全な場 合、不同沈 下 とな る (c)建 物 の 下 に建設 廃材 、 ゴミ、 ガラ等 が埋め られ て い る場合、 不同沈 下 とな る。 (3)近 隣 の影響による不同沈下 付近一帯が軟弱地盤の場合、建物の近隣で過大な盛上が実施されると、その荷重で周辺地犠が沈下 する。 (4)傾 斜 した支持 層 に対 し、杭 長 を調整 しなか った場 合 杭長 を一 律 の長 さ (L=4m)に したため一部 の杭 が支持 層 の深度変化 に対応 して いな い ことか ら不同沈下 とな った。 不両Nヽ 017・ Q18の 不 同沈下が起 こ りやす い地 盤 に対す る基礎の相強方法 は どの よ うな方法が あ ります か 不同沈下 に対す る防止対策 は、地 質状況 、地域 状況 に異な ると考え られ るので、下 記 に対策案 の 一例 を示す ので 参考 として 下 さい。 (1) 人 為 的 に形成 され た軟頭地盤 (a)糠 壁が ある場合 、盛土 と在 来地盤が混 ざって いて 、擁壁の理戻 し上が 不完全な場 合、不 同沈 下 とな る。 (対策案) (対策案)2m以 上の擁壁は、「 建築険査済Jの 計可の受領の確認を行い、柱状 改良、鋼管抗等によ り 支持層まで打設する。 10 (b)建 物 の 下 に建設廃材 、 ゴミ、 ガラ等 が埋 め られ て いる場合、不同沈 下 とな る (対策案) (対策案)地 盤調査結果か ら、建設廃材 、ゴ ミ、ガ ラ等 の種類 、平面的な広が り、層厚 の確 認 を行 い 例 えば、埋設物が浅 い場合 は撤去す る。又深 い場合 は施 工 (貫入)が 可能で ある ことを確 認 し、鋼 管杭 等 を打設す る。 (2)近 隣 の影響 によ る不同沈 下 付 近 一帯が軟弱地盤 の場合 、 建物 の 近隣で過大な盛上が実 施 され る と、 そ の荷重 で周辺地盤 が沈 下 る。 (対策案 )盛 土 を予測 して柱状改 良、鋼管杭等 を打 設す る ことは 現実 的 に難 しい。 出来れ ば、軟弱地盤で ある ことか ら不同沈下対策 と して柱状改 良、 鋼管杭 、 RES P工 法等 を支持層 まで打設す る ことが 望 ま しい。 同沈 下 となった。 、 . 一 抽 輛 (3)傾 斜 した支持 層に対 し、杭長 を調 整 しなか った場合 杭 長 を一 律 の長 さ (L=4m)に したため 一部 の杭が 支持層 の深度変化 に対応 して いな いことか ら不 (対策案) (対策案)地盤 調査結果か ら支持層 の深度変化 を確 認 し、 柱状改 良、 鋼管杭等 を支持層 まで打 設す る。 ││ □ 以 下 の不同沈下が予測 される地盤については、最適な対策二を選定することは難 しい。 従って、十分な地盤調査を行 い、支持杭等、その他複数の補強案を検討 し、専門家 と打合わせの上、 最適な補強方法を選定することが重要である。 (1)自 然に形成 され た軟弱地盤 軟弱 な地盤 上に荷 室の 不均等 な建物荷 重 (部分 2階 )の 場合 大 きい側 の沈 下量が大 き くな る。 (2)人 為的 に形成 された軟弱地盤 (a)建 物 が性質 の異な る基 礎地盤 に跨 って い る場合 、あ る いは,下 部 の硬 質盾 (地山)が 傾斜 して い る場合 には、上部 の 軟弱層 の分 布範 囲や 層厚 の違 いか ら、不同沈 下が発生 しやす い。 (b)造 成、盛上の精度の悪 い造成地 広範囲な埋土地盤 では各所 で埋土の厚 さが 不均 一で あるた め、理上 自体 の沈 下 と建物荷重 によ って 不 同沈 下が発 生 しやす い。 (参考文献) 1)建 築技術 「 住宅基礎の設計ガイ ドブック」 「 住宅基礎に生 じやすい現象 と対策」 2)建 築技術 200504 「 住宅の地盤調査と評価 ・補強方法を知るJ 3)日 本建築学会 「 小規模 建築物基礎設計の手引き」 S631 4)日 本住宅性能表示基準 ・評価方法基準 技 術解説 2001 監修 国 土交通省住宅 局住宅生産課 5)フ ラット35(公 庫証券化支援住宅)の 「 木造住宅工事 仕様書J平 成 17年改訂 (全国版) (監修 住 宅金融公庫) ームベー ジ 6)ジ オテ ックlRlホ 7)伸 アーステク ト 資 料
© Copyright 2024 ExpyDoc