第 85 号 (平成 27 年 9 月 1 日発行) 隅田川 2 平 成 27 年 度 関 東 ・ 東 海 地 区 漁 業 信 用 基 金 協 会 協 議 会 の 開 催 に つ い て 全国遠洋沖合漁業信用基金協会 〒135-0034 東京都江東区永代2-31-1 (いちご永代ビル 8 階) 電 話 03-5646-2658 URL: http://www.zenkikin.jp 標記会議は、茨城・栃木~三重・和歌山の太平洋側の県域の基金協会及び当協会をメン バーとして、水産庁、信用基金、中央会の臨席を得て毎年秋に開催され、保証制度等を巡 る情勢等について意見交換しております。 本 年 度 は 当 協 会 が 10 年 振 り に 幹 事 協 会 と な り 、下 記 の 通 り 開 催 す る 予 定 で す の で 、宜 し くお願い致します。 1 着任挨拶(理事長:斉藤 彰) 記 平成27年6月25日開催の通常総会および理事会におきまして,柴嵜理事長の後 任として理事長に選任されました。全力を尽くしますので,よろしくお願いい たします。 14:00~ 開催日時 平成27年10月15日(木) 開催場所 ホテル ルポール麹町(千代田区平河町2-4-3 Tel 03-3265-5361) 3F アメジスト さて,東日本大震災の発生から 4 年が経過いたしました。この間の被災地の 議事予定 皆様の懸命のご努力の成果は,目に見える形となって着実に積み上がってきて (1)中央情勢及び連絡指導事項等について(水産庁・信用基金・中央会) (2)協議事項について(各協会の要望・提案事項、次回開催協会) います。心からの敬意を表する次第です。 参加予定 水産庁、農林漁業信用基金、漁業信用基金中央会、茨城県協会、栃木県協会、 千葉県協会、東京都協会、神奈川県協会、静岡県協会、三重県協会、 しかしながら,被害の甚大さから,復旧・復興までの道程は今もって長いものと認識されます。 和歌山県協会、当協会 当会といたしましては,できるだけ多くの者が長期にわたり支援の手を差し伸べ続けることが復旧・復 興への進捗の加速につながるとの思いをもって,漁業者等緊急保証対策事業を中心に期待される役割を発 揮してまいる所存です。 また,会員漁業者の経営環境につきましては,基調としては引き続き厳しい状況にあります。しかしな がら,その一方で,燃油価格の落着き,ミナミマグロ,大西洋クロマグロの漁獲量増枠等,いくつかの明 3 当協会の役員の変更について 平 成 27 年 6 月 25 日 に 開 催 さ れ た 平 成 27 年 度 通 常 総 会 に お い て 一 部 役 員 の 補 充 選 任 が 行 わ れ 、 6 月 26 日 付 け で 以 下 の 新 役 員 が 選 任 さ れ ま し た 。 な お 、 通 常 総 会 会 日 に 行 わ れ た 平 成 27 年 度 第 二 回 理 事 会 に お い て 、 斉 藤 彰 理 事 が 新 理 事 長 に 互 選 さ れ ま し た 。 るい材料も見られます。 当会といたしましては,この機を捉えて,できるだけ多くの漁業者の着実な経営向上,代船建造の活発 化等が実現できるように,きめ細かい対応を行っていくことが期待されているものと認識しています。 以上のような情勢認識のもとで,活動してまいりました平成 26 年度の業務実績につきましては,保証残 高 152 億円(前期比 2 億円減)を確保し, 求償権残高を 230 億円(同 42 億円減)まで圧縮いたしました。 また, 収支面では,引当金負担が増加するなかでも当期利益 20 百万円を計上し,財務面でも引き続き内部留保 16 億円の水準を確保しています。 理事長 理 事 理 事 理 事 斉藤 鈴木 成子 城島 彰 敬幸 隆英 正彦 専 任 鈴 幸 漁 業 ( 株 )代 表 取 締 役 北部太平洋まき網漁連 代表理事会長 日本遠洋旋網漁協 専務理事 なお、以下の役員が退任致しました。 退任(6 退任(6 退任(6 退任(7 月 月 月 月 10 25 25 31 日付) 日付) 日付) 日付) 理 事 理事長 理 事 代表監事 八島 柴嵜 川本 濵﨑 弘樹 幸男 省自 義文 そしてまた,平成 27 年度の事業運営におきましては,①被災漁業者への十全な保証対応,②代船建造・ 取得,大規模リニューアルの支援,③経営の効率化,④関係団体との抜本的省エネ対策への取組み,を方 針とし,業界に貢献してまいる所存であります。 当協会は本年 11 月に設立 60 年を迎えます。これもひとえに、ご自身が数々の試練に直面され、これを 乗り越えてきた業界、関係機関の皆様方の支えによるものであり、感謝の気持ちで一杯でございます。 今年の夏は台風による大雨や梅雨 明け後の猛暑など厳しい季節が 続 き ま し た 。 当 協 会 も 11 月 5 日 で 創 立 60 周 年 を 迎 え ま す が 、 そ の 前 に 10 年 振 り に 幹 事 協 会 が 回 っ て きた関東・東海地区のブロック会議もあり、結構 秋も忙しくなりそうです。 編集後記 現在、当協会に身を置く私どもとしては、当協会の使命である「遠洋・沖合漁業の発展に資する金融円滑 化の後押し」を将来にわたって十全に果たすべく、強い気概をもって業務に邁進してまいりますので、今 後とも、ご指導、ご理解賜りますよう、重ねてお願い申し上げます。 残 暑 の折 、くれぐれもご自 愛 の程 お祈 り申 し上 げます。 一 房 を摘 み残 しおく葡 萄 かな (山 田 六 甲 ) 平 成 27 年 暮 夏
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