医局説明会スライド - 鹿児島大学医学部

2015年9月19日
医局説明会
ご参加いただき誠に
ありがとうございます。
血液・膠原病内科♪
血液・膠原病内科教室の目標
血液・膠原病内科の専門診療を地域へ
安定・安全に提供し、患者さんの幸せに
貢献すること
» 平成16年1月に有馬教授が、感染宿主応答研究分
野の教授として就任。(平成27年3月ご退官)
» 平成21年 鹿児島大学病院血液・膠原病内科の診
療科長に就任。
» 平成24年4月 血液膠原病内科の一本化
(臨床・教育・研究)
» 平成27年11月
石塚教授が着任予定。
1. 患者対象年齢が若いです。
扶養家族、幼い子供を抱え、必死で病気と闘うことをお手伝いします。
2.最初から手遅れの血液・膠原病疾患はほとんどありません。
3.全身の臓器が対象 ⇒ とことん内科です。
診断から治療、終末期まで先発完投で患者さんと向き合います。
4.チーム医療が非常に大切です。
さまざまな科・職種と連携し、内科医としての基礎力・専門力を養い
ます。(特に移植治療)
5.最先端の治療と向き合います。
超大量抗癌剤治療、移植療法、細胞療法、免疫療法、抗体療法、放射
線抗体療法、分子標的療法、サイトカイン療法など、医学の進歩を実
臨床ですぐに実感することができます。
院内(診療科)
松下 格司 (特例准教授);緩和医療センター長
鈴木 紳介(特任助教);臨床腫瘍講座
秋元 正樹 (助教);膠原病内科チーフ
濱田 平一郎(輸血部特任助教);血液、輸血
井上 大栄(助教);血液、造血幹細胞移植
吉満 誠(准教授);血液、造血幹細胞移植
鎌田 勇平 (医員); 血液、造血幹細胞移植
藤野 聡司 (医員);血液、造血幹細胞移植
有馬 直佑 (医員);血液、造血幹細胞移植
益田 加奈子(医員、後期研修医); 膠原病
島 晃大(医員、後期研修医); 血液内科
有馬 麻美子(研修登録医、移植コーディネーター)
大学院生(研究科)、技術補佐員
八幡 美保(博士課程)、黒木 綾子、濱田 彩
鈴木
松下・前川
緩和医療
センター
臨床腫
瘍学
(膠原病担当)
秋元・益田
血液内科・膠原病内科
輸血・細胞
療法部
濱田
(血液担当)
吉満・井上・鎌田
藤野・有馬(直)・島・有馬(麻)
院外(出張先)
川田
林田
中村
新居
田淵
英明 ;
真衣子;
大輔 ;
亮彦 ;
智久 ;
鹿児島市立病院 内科
鹿児島市立病院 内科
慈愛会 今村病院 血液内科
鹿児島医療センター
血液内科
慈愛会 今村病院 血液内科
» 鹿児島医療センター
» 今村病院
» 鹿児島赤十字病院
» 鹿屋医療センター
» 鹿児島市立病院
※
血液内科
血液内科
リウマチ科
血液内科
血液・膠原病内科
すべて鹿児島市内もしくは近辺の病院です。
» 平成20年
» 平成21年
» 平成22年
» 平成23年
» 平成24年
» 平成25年
» 平成26年
» 平成27年
2
1
1
2
0
1
1
1
名
名
名
名
名
名
名
名
院内医局員
(12名)
内科認定医
9名
総合内科専門医
3名
血液専門医
7名
血液指導医
4名
リウマチ専門医
3名
がん薬物療法専門医
1名
臨床遺伝専門医
1名
造血細胞移植認定医
1名
1. 8階西病棟を中心に、病床数26床(無菌室3床)。
平均して20-30床の間で稼動中。
2. 病棟医長以下、5名の病棟医体制。
3. 膠原病、白血病、リンパ腫、骨髄腫、各種貧血、
血小板減少症、凝固異常症、不明熱。
4. 同種・自家幹細胞移植治療も積極的に行っていま
す。
5. 膠原病には、診断、新規の生物製剤導入を中心と
した治療。多臓器にまたがる膠原病疾患の治療と
合併症管理を行っています。
6. 新病棟(B)の最上階に無菌病棟整備予定です!
※地域枠後期研修医のプランについては
後ほどご説明します。
 4月より診療開始、12か月間の大学病院勤務を予定
します。
 後期研修医+上級医1-2名ごとの指導体制となります。
⇒ カンファレンス・回診時のプレゼンテーション
の指導
⇒ 骨髄検査・骨髄生検・髄液検査・髄腔内注射・
CVカテ挿入・皮膚生検・小唾液腺生検など
手技の指導
⇒ 骨髄スライドの染色・cytospin作成から、そ
の評価の仕方などの指導
 今村病院(外勤)で週に1回午後マンツーマン
で手技指導(骨髄穿刺、骨髄生検、髄液採取、
髄腔内化学療法、胸腔穿刺、腹腔穿刺、中心静
脈ライン留置、骨髄像評価)を行います。
 膠原病内科希望者は日赤病院(外勤)でのリウ
マチ外来にて、関節エコー、バイオ製剤導入な
どの経験を積んでいきます。
 各種学会発表も積極的に行っています。
(必ず、上級医が一緒に作成・指導します)
 他科内科ローテーションも場合により検討しま
す。(地域枠後期研修医では学外で行います)
けつ・こう、けつ・こう、
けつ・こう、けつ・こう、、、
血・膠
月
火
水
8:30出勤-
8:30出勤-
8:30-17:30
患者状態ラウンド
採血結果
化学療法開始指示
輸血、抗生剤、補助療
法指示
患者状態ラウンド
採血結果
化学療法開始指示
輸血、抗生剤、補助療
法指示
患者状態ラウンド
採血結果
化学療法開始指示
輸血、抗生剤、補助療
法指示
検査指示
検査指示
検査指示
入院患者受け入れ
入院患者受け入れ
入院患者受け入れ
検査(骨髄検査など) 15時 カンファ
17時 回診
18-19時帰宅
18時30分 医局会
20時帰宅
(今村病院外勤)
午後は指導医のもと各
種手技の習得
木
金
土・日
8:30出勤-
8:30出勤-
患者状態ラウンド
採血結果
化学療法開始指示
輸血、抗生剤、補助療
法指示
患者状態ラウンド
基本的に週末当番が対
採血結果
応します。
化学療法開始指示
輸血、抗生剤、補助療
法指示
月に1回
検査指示
18時~18時の24時
間外勤当直
入院患者受け入れ
(希望者のみ)
検査指示
入院患者受け入れ
検査(骨髄検査など) 検査(骨髄検査など)
18-20時帰宅
18時から外勤当直
 分担が必要な仕事はグループ全員で協力して行っ
ています。
 全てが患者さんのために必要なこと、血液膠原病
内科医として習得すべきことに集中してもらいま
す。
 責任と機動力のある指導医が常にマンツーマン指
導を行います。
» 大学病棟勤務
医員待遇(時間外は月40時間つきます)
» 外勤
週1日(午前、午後、当直)+週1回(午前)+
月1日(週末)(1日)
» 月に1~2日血液・膠原病内科の週末当番を担当
⇒ 最初は慣れないので最初の約2か月間は指導医と一
緒にします。
» 収入
内勤+外勤です。詳しくはお尋ね下さい
» 長期休暇;1週間休み、年2回
» 新婚旅行; 2週間休み、一生で一回程度まで
1年目(卒後3年目)
大学病院病棟で勤務(後期研修)
希望者には大学内科系研修
2年目(卒後4年目)
出張病院で勤務(後期研修)
大学院入学可能
3年目(卒後5年目)
出張病院で 血液もしくは膠原病の専門研修
関連病院での内科全般研修も可能
国内留学(国立がんセンター 等)
4年目(卒後6年目)
大学病院病棟医もしくは、関連病院勤務
国内留学
5年目(卒後7年目) 血液内科専門医
リウマチ専門医受験
大学病院病棟医もしくは、関連病院勤務
学位取得・国内留学
» 垂水中央病院
» 鹿屋医療センター
» 薩南病院
など
※ なるべく、血液・膠原病疾患が経験のできる施設を選択。
でもせっかくの地域枠。内科(循環
器内科、消化器内科、呼吸器内科、
腎臓内科、神経内科)の勉強をする
チャンスです。
卒後3年目-4年目
血液・膠原病内科(大学病院、鹿児島医療センター)
卒後5年目-6年目
垂水中央病院など(血液内科外来+循環器内科研修)
卒後7年目-8年目 大学病院、国内留学
卒後9年目-10年目 鹿屋医療センター
(一人で診療、判断する機会)
卒後11年目-
血液内科
大学病院他、希望に沿って対応
仕事(ワーク)と私生活(ワーク以外のライフ)
のバランス・
・
・
実際は??
仕事
私生活
仕事と私生活のバランスが取れる
⇒仕事だけに偏らないように十分に
配慮します。
いつでも相談をできる環境です。
 血液・膠原病分野には発症機序が不明であっ
たり、標準治療法を模索していたりする疾患
がまだまだあります。
 他の科と比較し、私たちの分野は基礎と臨床
が非常に近いのが特徴です。
 近年、血液・膠原病内科の治療法はめまぐる
しく進歩しています。
»
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»
»
初の細胞療法(輸血)
初の抗がん剤治療
初のサイトカイン療法(G -C S F , E P O )
初の免疫療法
初の同種移植療法(骨髄移植)
初の抗体療法(リツキシマブ)
初の分子標的療法(グリベック)
初の遺伝子治療(アデノシンデアミナーゼ欠損症)
医学の進歩のフロントランナーとしての役割
 現代の医学で明らかになっている医療サービ
スを安全に、迅速に患者に届けるトレーニング
期間です。
 内科認定医や血液専門医、リウマチ専門医の
取得はそのレーニングの一環です。
 レジデント研修期間に自分の興味・関心のある
こと(探求してみたい事)を見つけよう!
血液・膠原病内科での研修の特徴をさらにまとめると・・・
基本的な臨床力向上のみならず、難治性疾患
の治療法エビデンスを確立するために、探求
する能力、それを臨床応用する能力の向上を
目指したトレーニングを受けられます。
当科の課題;成人T細胞白血病リンパ腫への挑戦!
1.0
MST(M)
95%CI (M)
Acute
(n=897)
8.3
7.5 – 8.8
Lymphoma (n=355) 10.6
9.2 – 11.7
Chronic
(n=172)
30.2
24.0 – 39.0
Smoldering (n=74)
36.7
23.0 – 71.4
( P< .0001 ; χ2=141.8, 3df; log-rank )
0.9
0.8
全生存率
0.7
0.6
0.5
くすぶり型
0.4
0.3
リンパ腫型
0.2
慢性型
急性型
0.1
0.0
0
1
2
3
4
5
診断からの生存期間
6
7
8
9
当科で行われている研究の一覧
» 成人T細胞白血病リンパ腫への新規治療法の開発
˃ 医師主導治験(石塚班)によりA T L へのニボルマブ(抗P D -1抗体)投与
が世界で初めて始まります!
˃ 高齢者へのモガムリズマブ併用C H O P 療法の第Ⅱ相臨床試験が始まり
ます(石塚班)
˃ 日本臨床腫瘍グループ(J C O G )によるインターフェロン+ジドブジン療
法の事務局です。
» 難治性膠原病への新規治療法の臨床応用
» 遺伝子治療 キメラ抗原受容体T 細胞療法
(H 2 5 -2 7 文科省科研費 吉満)
» 難治性疾患への臨床研究 (H 2 7 . 多発性骨髄腫A M E D 分担研究
吉満)
大学院への入学と研究の開始
卒後5 年目~6 年目での入学を目標に、3 -4 年間
の研究期間
大学院入学 ⇒ 興味に応じて以下を選択
˃ 臨床研究の遂行(医学博士)
˃ 基礎研究の習得(医学博士)
˃ 希望に応じて海外留学
血液・膠原病内科での研究の特徴
日本全国・世界と競うことができます。
海外の学会を楽しむことができます。
世界で誰も知らない事実を知った時の興奮
を味わえます。
世界中に友人ができます。
(分野を超えて!)
最後にひと言・・・
(にしては長いでス。。。)
ラボの培養室
⇒
患者検体を処理したり、
基礎研究を行います。
⇐
8西カンファレンス
ルーム
寝てはいけません!!
Prof.
Dr. Fj
医○長
学外の先生方も多数
いらっしゃいます。
ご清聴ありがとうございました。