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状
→況
に
応
じ
て
リリース Ver.2
外からエネルギーを取り込んで、燃料とする外燃機関エンジンとしては、蒸気エンジンやスタ
ーリングエンジンが有名ですが、このエンジンもそれらの仲間と言えます。シリンダーの先にシ
ャッターがあるのが、このエンジンの特徴です。これが開閉することで、炎に接した熱い空気を
直接取り込込みます。シリンダーの中の空気は急速に冷却され、空気が縮む、すなわち真空状態
が生まれます。これがピストンを動かしています。
エンジンはユニットとして着脱が可能です。車や汽車、船などを自作するような方なら直接搭
載搭載してパワーソースとしても使えます。主な部品は90%が金属(アルミダイキャスト)製
で、見た目も美しく、インテリアとしての価値観も十分です。燃料タンク(燃料には燃料用アル
コールを使用)は可動式なので炎の位置が変えられ、それによって出力も調整できます。また、
ハンドルでタイヤの舵取り、クランクレバーで無段変速のギヤチェンジも可能です。
自分で組み立て動かすことで熱力学の基礎がわかります。組み立ては約2時間。特別な工具は
不要です。
(ただし、アルコールランプに使う燃料用アルコールは付いていません。
)
<仕上がりサイズ等>
W約130×D約180
×H約100mm
重量約660g
<価格>15,540円(税込・本体価格14,800円)
<組み立て所要時間>約3時間※ドライバーは付属しています。特別な道具は不要です。
2007年・6月28日発売予定
<商品構成>組み立てキット(部品、ドライバー他)A5判マニ
ュアル*別途必要品:燃料用アルコール(別売)
★真空エンジンのひみつ★
このエンジンは、外部に熱源を持つ外燃機関の一種。シリンダーの中で、吸い込んだ熱が冷やされ、真空状態を作り出すことで、ピストンを動かしている。ま
ハンドル
ユニバーサル
ジョイント
金属製の高精度なフライホイールを使用。フライホイール
効果で、エンジンの性能を最大限引き出します。
フライホイール ●エンジンには、高精度フライホイールを採用
●エンジン部分は、着脱
可能なユニット化
フライホール、クランク、ピス
トンといったエンジン部分はユ
ニット化しているため、着脱す
ることができます。船や機関車
と言った自分で作った乗り物等
に搭載することも可能です。
燃料タンク
前輪にサスペンション機構を採用。どんな路面にもし
っかりくいつくので、駆動輪である後輪が浮きません。
●路面を選ばないサスペンション機構
サスペンション
バルブ
シリンダー
冷却ファン
た、バルブの開閉は、クランク機構によってピストンと連動している。さらにフライホイール効果を加えることで、安定した回転が得られるようになっている。
クラッチレバー
●無段変速フルオート
マチック
運転席には、実際にギヤチ
ェンジができるクラッチレ
バーも付属しています。ギ
ヤは無断変速のフルオート
マチック。トルク優先の低
速からスピード優先の高速
まで、自由に調整すること
ができます。前進・後退も
レバー操作だけでできます。
ベンチシート
クランク
ユニット
●ステアリング機構でハンドル操作も可能
ギミックのハンドルでも実際に機能させることができるよう、ユニバーサ
ルジョイントでつないだステアリング機構を付けました。ハンドルを切る
ことで進行方向が変えられます。
真空エンジンの原理
このエンジンは、外部に熱源
を持つ外燃機関の一種。シ
リンダーの中で、吸い 込ん
だ熱が冷やされ、真空状態
を作り出すことで、ピストン
を動かしている。また、バル
ブの開閉は、クランク機構に
よってピストンと連動してい
る。さらにフライホイール効
果を加えることで、安定した
回転が得られるようになっ
ている。
①バルブが開く。ピストンが
クランクユニット側に移動
するので、熱せられた空気
がシリンダー内部に吸い込
まれる。
冷却ファン
フライホイール
バルブ
ピストン
燃料タンク
クランク
ユニット
バルブロッド
①
冷却ファンが
シリンダーを冷やす。
②ピストンがギリギリまでク
ランクユニット側に移動する
と(これを「下死点」と呼ぶ)、
バルブが閉じ、シリンダー内
部の空気の冷却が始まる。
②
③冷却された空気が収縮し、
真空状態に向かう。ピストン
が吸われてバルブ側に移動
する。
③
④ピストンがギリギリまでバ
ルブ側に移動すると(これ
を「上死点」と呼ぶ)バルブ
が開く。シリンダー内部の収
縮された空気が排出される
と同時に、①の状態に戻る。
④