プロトコル:(詳細は通知本文ご参照) 厚生労働省 通知食安発 0816 第 2

プロトコル:(詳細は通知本文ご参照)
厚生労働省 通知食安発 0816 第 2 号 総アフラトキシンの試験法
厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課
AflatestWB(VICAM 社製)、UVCRBox(明新ジャパン製)、PHRED(Aura Industriest 社製)使用できると記載あり
香辛料(唐辛子、パプリカ等)や加工食品
香辛料、カカオ豆や加工食品
多機能カラムでは精製が不十分な試料
多機能カラムでは精製が不十分な試料
試料50gを用意
試料50gを用意
←
塩化ナトリウム5g
←
メタノール:水(4:1)
←
*上澄が2層に分離する食品おいては
200mL
200mL
ブレンド5分または振動
←
←
アセトニトリル:水(9:1)
アセトニトリル:水:メタノール(6:4:1)
→
濾過(Whatman No.4)または遠心分離
→
ろ液 10.0mLを取る
ろ液 10.0mLを取る
(上澄液)
(上澄液)
水で希釈
2∼4%(W/V)Tween20 で希釈
←
全量50mLとするよく混合後
→
ガラスフィルターで濾過
希釈試料10.0mLをカラムに
希釈試料10.0mLをカラムに
注入する(試料0.5g相当)
注入する(試料0.5g相当)
AflaTestWB(VICAM社)
AflaTestWB(VICAM社)
1−2滴/秒で流出
1−2滴/秒で流出
洗
浄
洗 浄
10mL の水で洗浄3回
抗体強化型
10mL 以上の PBS-0.01%(W/V)Tween20
及び 10mL の水で洗浄3回
溶
出
溶
←
アセトニトリル1mL後、
出
→
(5分間放置する)
PR 法を選定の場合は、
再度アセトニトリル1mL×2回
←
窒素気流を用いて行う
溶媒を除去
AflatestWB-SR
ホワイトペッパー
ブラックペッパー
ガラムマサラ
スターアニス
ターメリック
ナツメグ
カカオ豆
ココア等
非常に良い結果が
認められています。
事前に UVCR BOX 又は PHRED を HPLC と接続
→
し、回収した溶出液(1:1)に水を加え、混合しま
溶媒を除去
す。この混合液の 20∼100μL を HPLC に注入し
ます。
TFA法、PR法など
の方法を選んで測定
HPLCによる分析
またはLCMSによる分析
溶出後、再度アセトニトリル及び窒素気流の手
間が不要です。
* VICAM社がPR法をお薦めしています。
この方法により、
1、 アフラトキシンのロスが最低限に抑え
メタノール:水抽出
2、 有毒溶媒も使用しない
水希釈、水洗浄:ナッツ類、ハスの実、ハトムギ、乾燥イチジク、生コーヒー豆
3、 経費及び時間が節約できる
水希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:トウガラシ、パプリカ
4、 誘導体化の手順を行うことがない
2%(W/V)と Tween20 希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:ターメリック
2%(W/V)と Tween20 希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:コーショウ
アセトニトリル:メタノール:水抽出
PBS−0.01%(W/V)Tween20 希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:カカオ豆、チョコレート
2%(W/V)と Tween20 希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:綿実、ゴマ
4%(W/V)と Tween20 希釈、PBS−0.01%(W/V)と Tween20 及び水洗浄:ナツメグ
* 食安発 0816 第 2 号Ⅱの妥当性評価の方法についてはVICAM社のインストラクション・マニュアルでご確認ください。
* 香辛料等での低回収率の改善をお求めになる方にはアフラテストWB−SRをお薦め致します。