平成 18 年度米国派遣事業報告∼ Johnson Space Center∼ 群馬県立高崎高等学校 2 学年 SSH ロボット製作班(E 班) 私たちはこの夏、県の米国派遣事業でアメリカに 11 日間滞在してきました。今回は様々な体験の中から最初 に訪れた Johnson Space Center(以下 JSC とする)について簡単に説明したいと思います。 1 日目 ○ 午前の部 ①久留靖史さん(JAXA ヒューストン駐在員事務所所属)による「宇宙開発という仕事」 ②館内自由見学・昼食・買い物 ○ 午後の部 ①施設内ツアー(NBL Tour・View Firm) ②古川 聡さん(JAXA 宇宙飛行士)による「宇宙飛行士の訓練」 ③STS-121 ミッション報告会中継鑑賞 ④Dr. Gary Lofgren さん(NASA 研究員)による「The Apollo Lunar Samples and What have we learned」 2日目 ○ JSCトラムツアー……JSC 内の主要な施設を見学した。主な場所は次の通り。 ①Mission Control Center ②Mock-Up and Integration Lab ③Saturn V Rocket Center ○ 午後の講義……三人の方々に講義をして頂いた。主な内容は次の通り。 ①伊藤元雄さん(NASA 研究員)による「隕石に残された記憶=地球外物質に太 陽系の起源を求めて」 ②松本利松さん(ヒューストン名誉市民)による「南極について」 ③能勢之彦さん(ヒューストンメディカルセンター)による「未来に向けた心臓血管病への新たな挑戦」 感想 米国派遣が始まってすぐだったので多少の緊張や軽い時差ぼけがあったが、充実したスケジュールであった ため、全体としてよいスタートを切ることができた。また、宇宙開発の最先端に触れるという貴重な体験をし、宇 宙の神秘により興味が沸いた。日本人の研究者の方も多く働いていたので、私たちも夢を持ち、努力すれば NASA でだって働けると思い、やる気がわいた。 最後に、今回の米国派遣を支えてくださった多くの方々に感謝したいと思う。 -5-
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