2015 年 6 月 時事問題 21 1. アメリカがサウジアラビアを抜き、2014 年の原油産出量第一位となった。これまでの油田からではなく地下 深くの泥岩(シェール)層から原油を採掘するシェールオイルの技術が 2000 年代初頭に確立されたため。 2. 道路交通法が改正され 75 歳以上のドライバーには医師の診断が義務付けられた。また、自転車の交通ルー ルが変わる。 『危険行為』と定められた行為で 3 年間に 2 回摘発されると有料講習が義務付けられる。酒酔 い運転、車道の右側運転、信号無視などが危険行為に当たる。 3. 6 月 11 日に噴火警戒レベルが2に引き上げらた長野県と群馬県の県境にある浅間山が 16 日に 小規模噴火を起こした。 4. 6月7日・8日、ドイツ南部のエルマウ城で2日間にわたる主要国首脳会議(サミット、G7)が開幕した。 5. 6月6日、来年 2016 年に日本で開かれる主要国首脳会議(サミット、G7)の あ ご 開催地が三重県志摩市に決定。近隣は伊勢神宮や英虞湾のリアス海岸が有名。 6. 6月4日、選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる公職選挙法改正案が 衆院本会議で、全会一致で可決した。 7. 6月4日、大韓民国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染者数が拡大している。また、8日には、世界保 健機関(WHO)の調査団が韓国に入り感染拡大の調査を始めた。 8. 6月1日、日本年金機構は、外部からのウイルスメールによる不正アクセスで、基礎年金番号や氏名、生年 月日、住所の情報が、およそ125万件、外部に流出したと発表しました。全国民に 12 桁の番号が割り振 られ年金や税金の管理をするマイナンバー制度についても個人情報流出の危険性が指摘されている。 9. 6月1日、中華人民共和国の湖北省の長江で450人余りの乗客乗員をのせたクルーズ船が転覆し、4日現 在で、生存者は14人、死者が65人、残りが行方不明となっている。 10. 5月30日、小笠原諸島西方沖でマグニチュード8.1の地震が発生。この地震で関東地方で は最大震度5強~4を観測し、また日本の全都道府県で震度1以上の揺れが観測された(これ は観測史上初のこと)。 11.5月29日、鹿児島県の口永良部島(くちのえらぶじま)で爆発的噴火がおこり、 噴煙は標高9000メートルまでに達し、また火砕流が発生した。この噴火によ り、噴火警戒レベルが全国で初めて最高の「5」に引き上げられ、全島民が避難 した。 12. 5月27日、原子力規制委員会は、鹿児島県にある九州電力川内(せんだい)原子力発電所の 1、2 号機の再 稼働の前提となる審査で、事故時の対応手順などを定めた「保安規定」を認可した。 13. 5月17日、大阪市で、大阪市を廃止し、5つの特別区を新設する「大阪都構想」への賛否を問う住民投票 の投開票がおこなわれたが、反対多数で否決された。 14.5月14日、政府は臨時閣議で、自衛隊の役割や活動範囲を強化・拡大する安全 保障法制関連法案(安保法制)を閣議決定したが、集団的自衛権の行使について 違憲か合憲か議論が分かれている。 15. 5月13日、改正文部科学省設置法が成立し、10月に文部科学省の外局として「スポーツ庁」が発足する ことになった。 16. 5月6日、4月から火山性の地震が増えている神奈川県の箱根山で、気象庁は、小規模な水蒸 気噴火の可能性があるとして、噴火警戒レベルを1から2に引き上げた。 17.5月5日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)世界遺産委員会の諮問機関「イコモ ス」は、長崎県の軍艦島や福岡県の八幡製鉄所、山口県の松下村塾、長崎県のグ ラバー園の中にある、旧グラバー住宅、静岡県の韮山反射炉などを含む、「明治 日本の産業革命遺産」を世界遺産に登録するよう勧告したが、「一部の施設では 朝鮮人の強制労働があった」として韓国が反発している。 18. 4月25日、ネパールでマグニチュード7.8の大きな地震が起こった。この地震で、カトマンズでは建物 の倒壊などで大きな被害が出ており、また、エベレストでは大規模な雪崩が発生し、被害が拡大している。 19. 4月22日~23日、インドネシアのジャカルタで、アジア・アフリカ会議が開かれた。 20. 4月22日、チリ南部のカルブコ火山が、1972年以来43年ぶりに噴火した。噴煙はおよそ1万5千メ ートル(15キロ)の高さに達し、火山灰は約2000キロ離れたアルゼンチンの首都ブエノスアイレスに まで到達した。 21. 4月11日、アメリカ合衆国のバラク・オバマ大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長が、パ ナマで国交正常化に向けて初の首脳会談を行った。
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